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野球部への取材 その2

■2年 須川瑛太(17)の視点 「個別に取材ですか?」 「ええ、どこか空き教室でもいいのでお借りできると嬉しいのですが」 練習前、俺たちを取材に来ているカツラギさんって人と監督が話してるのが聞こえた。個別で取材ってすげえよな。 俺への取材があれば誌面にはでっかく『ファーストの須川くん。チームの中でもきらりと光るスーパープレイ連発』なんて書かれたりしてさ、しかもそれをどっかのスカウトが見ちゃって『君をドラフト1位で取りたいんだ』なーんて言われるかもしれない。やべーなあ。俺に取材のご指名がかからないかなあ。 「須川、なにぼけっとしてんだよ」 「いてっ…」 頭叩かれて振り向いたら、鬼の形相でキャプテンが俺を見ていた。その奥には、みんなが練習を始める前の挨拶をするためグラウンドに並んでいた。 「す、すみません!!」と頭を下げて、慌ててみんなの列に並んだ。 -- …なんでか知らないけど、呼ばれたのは山田だった。なんで俺じゃねえんだよ。クソが。 あいつなんて補欠なのに(俺もだけど)。あんなやつ取材するより俺の方がよっぽどいい記事になるのに。 しかも山田のやつ、呼ばれてちょっとは喜んだりすりゃあいいのに、いつもとなんも変わらない感じで「あ、はい。わかりました」ってカツラギさんについて行った。別にそんなの慣れてますよってイキってんのかよ。 「須川、予備のボール入れてる用具庫の鍵しらない?」 「え?今日の担当って山田だったと思いますよ。だから多分鍵持ってるの山田です」 「あいつ取材かなんか行ったよな」 「そうすね」 「…ちょっと聞いてこい」 「は?俺すか?」 「ダッシュ!」 「…は、はい!」 しまいにはこんなパシリに使われてんだもんな。やってらんねー。 監督に聞いたら取材してんのは三階の端にある空き教室だって。なんでこんな遠くなんだよ。人目につかないようになんかやってんのか。 ばんばんばーんと階段を2段飛ばしくらいして一気に三階についた。空き教室はー…ここか。覗こうと思ったけど、ここだけ磨りガラスだから中で何やってんのかわかんねえな。 盗み聞きしてやろうとドアに近づいたとき、ガラッと開いて山田が出てきた。 「うぉっ…びびったぁ…」 「これ?」 すっと出された手には『用具庫』と書かれたプレートのついた鍵があった。 いや、そうなんだけど。たしかに求めていたのはその鍵なんだけど。俺が教室前に着くや否や、まるで待ってたみたいに出てきてびっくりした。 「…あ、うん。…まだかかりそうなのか?」 「そうだね。監督には長くなりそうって桂木さんから伝えてあるみたいだから。終わったら戻るよ」 山田は俺をみていないような気がした。いや、俺の方を見てはいるんだけど、俺の顔を見ていない。俺の顔の奥を見てるっていうか。 てか取材をお願いされていたときもそうだったけど、なんか今日の山田はおかしい。おとなしい。常日頃騒がしいやつではないけど、ここまでおとなしくもない。 「大丈夫か?疲れてんの?」 心配で一応声をかける。山田は目だけを動かして俺を見た。 「…別に。用事はこれだけ?」 「まあ…そうだけど。……てか取材とかマジで羨ましいんだけど」 ちょっと中が見えたから覗いた。椅子にカツラギって人が座ってる。てか机とかねえし、山田の椅子もねえのか。これほんとに取材なのかよ。 じろじろと見てたらカツラギさんがこっちを見て目があった。 「…っんぅ……!?」 思わず変な声が出た。睨んでたってわけじゃないんだけど、目があった瞬間に背筋がゾクゾクぅっとなった。俺とあの人はかなりの離れていたのに、今の一瞬だけ俺の目の前にいたような感じがした。 「そろそろ戻らないと」 「…ご、ごめん。鍵、サンキューな……」 山田は後ろ手にドアを閉めた。強めに閉めた音にビクッとした。無駄なパシリ食らったことや、なんか澄ましていた山田について愚痴ってやろうかと思ってたんだけど…頭ん中がカツラギさんのあの視線に占領されてしまっていて気持ち悪かった。 俺はダッシュでグラウンドまで戻った。 * ■桂木葵の視点 およそ30分ほど前… 私はわざわざこんなにも遠い教室を選んでまで、山田くんを堪能しようと考えていました。昨日の練習後の彼とは違う味を楽しめると思っていましたから。 彼が姿勢を変えたとき、後ろポケットから鍵が落ちました。ひょいと拾い上げ見てみると、用具庫と書かれたプレートがついていました。 「山田くん、この鍵はなんの鍵ですか?」 「…その鍵は用具庫の鍵です。今日は私が担当なので所持していました」 さらに詳しく聞くと、練習に必要な道具が入っている用具庫だと言うじゃないですか。これはきっと誰かが取りに来るかもしれないですね。事をいたしている途中で邪魔が入られたらいやですし。 「しばらく待てば誰か来るでしょう。やりたいことは、それが済んでからにします」 「はい、かしこまりました」 数十分後、遠くの方から少し大きめの声の愚痴と足音が聞こえました。「山田のやろー」とか言ってるので、鍵を取りに来た部員と見て間違い無いでしょう。 私は山田くんにやってきた部員に鍵を渡すよう命令し、椅子に座り待っていました。 磨りガラス越しに人影が見え、山田くんはすぐにドアを開けました。すぐにポケットから鍵を取り出し、その部員に差し出しました。 何回かの会話のやり取りの後、その部員は山田くんのわきから覗くように私を見てきたのです。飛んで火に入る夏の虫…とでも言いましょうかね。自分から射程圏内に入ってきてくれるとは。 私は彼の目を強く睨みつけました。 まあ、予備催眠のようなものだと思ってください。私は彼の目を睨みつけ、頭に擦り込ませておきました。これで今後彼への施しはスムーズに済むでしょう。 山田くんがドアを閉めたあと、彼が走り去っていく音が聞こえました。 さ、これで心置きなく楽しめる。"やりたいこと"をやるときは、いつもみたいにかしこまる必要はない。 「さ、邪魔はいなくなったので始めましょうか」 「はい、桂木様」 彼はドアを閉めたときのポーズのまま動かない。どこを見つめているわけでもなく、ぼうっとしている。私の指示がない限り彼は動けない人形のようなもの。 動かない彼の元に歩み寄り、くいと顎に手をやり顔を上げる。そしてゆっくりと唇を重ねる。 くちゅ…くちゅ…。 ちょうどいい塩梅に力の抜けた彼の口に舌をねじ込む。舌を絡め強く吸い付き、唾液を味わう。 これくらいの年頃にはいい刺激になっているのか、時よりびくっと体が震えている。 私は右手で彼の股間を触った。身体に走った刺激はここにも伝わっていたようで、大きくテントを張っていた。 「ぷは……」 彼の口元は私の唾液でてらてらと光っている。このままでも興奮はするのですが、私の大事な人形なので綺麗にしてあげないと。ハンカチを取り出し、綺麗に拭いてあげた。 さて…と、今日は私も楽しみたいので、ひとまず彼を肩に乗せ担ぎ、椅子に座らせる。動かない彼を見ながら、着ていたジャージを脱ぐ。 こんな教室の真ん中で、裸に近いような格好になるのは凄し恥ずかしかったが、今は性欲の方が勝っている。 自慢をするわけではないが、体つきには多少の自信はある。口が悪くなり申し訳ないが、あの監督さんの弛んだ身体よりは、遥かに鍛え上げているつもりだ。 「山田くん、フェラはご存知ですか?」 「はい、知っています」 「今日はあなたに私の性器をフェラしてもらいます」 「はい、わかりました」 「あなたがどうやられたら気持ちいいのか。考えながらやってみてください」 「はい、桂木様」 椅子から立ち上がり、私の前に膝をつきます。彼の顔がちょうど股間の位置に来る。 無表情のまま、彼は私の股間を両手で揉み始める。童顔な彼に似合わない少々男らしい骨張った手は滑らかに動き、私の性器を刺激している。 下から優しく玉を揉んだり、勃起し始めた性器をパンツ越しに扱いたり。 彼の頭の中では、これが気持ちの良いこととなんだろう。彼の気持ちいいようにと言ったのですが、私からも少し指示を出そう。 「パンツ越しに舐めてごらん」 「はい」 優しく手を添えたまま、口を大きく開け舌を出し勃起した性器に添い舐め始める。じわっと沁みるような暖かさが伝わる。鼻息を荒くしながら一心不乱に性器にむしゃぶりつく。 より興奮が増し、鈴口からはカウパーが出てくる。私は彼の頭を押し、乱暴に頭を離した。 それでも鼻息を荒くしまた私の性器に顔を近づけ始めたので「待て」と命令を出す。 「はい」と返事の後、蕩けていた顔はスッと無表情となり動きを止めた。 パンツを下げ勃起した性器を曝け出す。私自身もとても興奮していたので、数回自分で扱いてみただけでも、かなりいい刺激が感じられた。 「さ、舐めていいですよ」と彼の前にずいと出す。「ありがとうございます」そう言って下から舐め上げるようにしゃぶりついた。熱で垂れた玉を優しく下から支えて、舌を這わせたり、咥えて何度かピストンしたり。 数日前までは、みんなと一緒に汗を流していたこの子も、今ではすっかりと私のいう通りに動く駒であり、性処理を行う奴隷のようになっている。そのギャップというか、見え隠れする矛盾のようなものが、私を刺激してくれる。 「…さ、そろそろ出ますよ。全部こぼさず飲むように」 「…わかいまひ…んぐぅっ!?」 彼の頭を両手で掴み、ぐいと思い切り喉奥まで押し付けてやる。息が詰まり苦しそうな顔になる。射精までの残り数ストロークを行い、彼の口の中に思い切りぶちまける。 …びゅるるるっ……びゅるっ… 「……〜〜っ……っう……ぶふっ……」 顔が赤くなり、黒目はぐるんと上を向く。身体はびくびくと震えている。口内射精というよりは、喉に直接流し込んでいる状態に近いか。 私は目を閉じて、射精の快感と、彼の口から漏れる声に浸りながら、溜まった精液を出し切った。 ずるりと口から性器を抜く。彼の口から精液が糸を引いている。 「…ん…ぐぅ………」 飛びそうな意識を保ちながら、ごくりと溜まっていた残りの精液を飲みこむ。 ふー…ふー…と鼻息が荒い彼の顔を優しく撫でる。涙目になりながらも、全てを受け止めてくれたのかと思うと、とても愛おしい。 「落ち着くのは、私のこれを綺麗にしてからにしてくださいね」 「…は…はい…。……んぐぅ」 大きく口を開けて精液まみれになった性器を咥える彼の頭を優しく撫でてあげた。 ✳︎ ■2年 須川瑛太(17)の視点 あれから山田が練習に戻ってきたのは昼近くだった。戻ってきたらおちょくってバカにしてやろうって思ってたんだけど、あのときのカツラギさんの目をみてしまった俺は、そんなことできなかったし、山田に話しかけることすらできなかった。 別に怒られたりしたわけじゃない。だからカツラギさんや、山田に怯える必要はない。でも、俺の頭にはあのときのカツラギさんの目が、目つきが、がっつりと焼き付いてしまっている。次はお前だよって感じで、マークしてきたような…そんな目だった。 「須川、おまえやる気あんのかよ」 「す…すみません…」 「おまえもういい。玉拾いしてろ」 「…はい」 あの取材の人が来てからピリピリしているキャプテン。タイミング悪く、俺の練習態度が悪く見えたようで、しっかりと罰が与えられた。 -- 練習が終わる。俺はひたすらに球拾いをして、もうくたくただった。 「おっつかれー。明日はしっかりやれよな」 同学年のやつにおちょくられても、返す気力すらなかった。 「…明日も個別に取材を行っても問題ないでしょうか」 「ええ、いいですよ」 嫌な声が聞こえる。朝は俺を取材してくれなんて思ってたけど、今は絶対に嫌だ。 「須川くんでしたっけ。ファーストの」 「ああ、そうですね」 カチャリ…とあの人に首輪をつけられたような感覚がした。もう逃げられないですよと言われているような気がした。 俺は慌てて道具をしまい、ダッシュで帰った。 自転車で15分くらい。家に着いた。 「…はぁ…はぁ…はぁ……」 めっちゃ息が苦しい。こんなに急いで漕いで帰ったのは初めてだよ。 「…た…ただいま」 「おかえり。なんだ、そんな息切らして」 父さんが出迎える。慌てて帰ってきたことは適当に嘘をついて誤魔化す。母さんはと聞いたら買い物に出かけてるらしかった。 とりあえず家まで来れば安心だと、俺はユニフォームを洗濯機に入れて、風呂に入った。 (あー……明日休もっかな…) 湯船で頭まで沈んでぶくぶくと明日のことを考えてた。 -- …だけど、結局答えは出ないまま風呂から上がった。 スウェットを着て脱衣所のドアを開けると、そこには見たくもない人がいた。 「やあ、須川くん」 カツラギさんだった。不気味なくらいな笑顔で俺を見ている。 「…なんで…いるんですか……?」 「いや、明日君を取材しようと思っていたんですよ。で、帰りに話しかけようと思ったらもう帰ってたみたいなので。監督さんから家の住所を聞きましてね、お邪魔させていただいたんですよ」 「瑛太、おまえ取材とかすごいな。なんでも全国発売の雑誌らしいじゃないか」 カツラギさんの向かい側、俺には背を向ける感じで座っている父さんは、そのことを嬉しそうに話している。 「お父さんともいろいろと話させてもらいました。取材に対してとてもご理解いただいて」 「…そう…ですか…。………」 「どうしたんですか?体調が悪いとか?」 「…いえ…そういうわけでは…」 「そういえば、今日山田くんの取材のときに鍵を受け取りに来ていたのって…」 「…お、俺です。練習で必要だったので」 この人は全部知ってるくせに聞いてるんだ。 「やっぱり。ちらっと目が合いましたもんね」 「…そ…すね…」 せっかく風呂に入ったのに、身体はまた嫌な汗をかいている。 「……」 「瑛太」 父さんが立ち上がって俺に歩み寄る。 「…なに?俺、部屋行っててもいい?」 「何言ってるんだよ、せっかく桂木さんが来てくれてるのに」 なんだか父さんの雰囲気がいつもと違うように感じる。まるで違う人と接してるみたいな。 「ほら」と腕を掴まれた。その掴む力はあまりに強く痛い。俺は振り払おうとしたが父さんは離してくれない。 「父さん離してよ。俺部屋に戻るから」 「きちんと話をしないと」 今日山田から鍵を受け取ったときのことを思い出した。父さんから感じる違和感は、あのときの山田の表情や視線と同じだった。 「お願いだから離してって!」 俺はとにかくその場から逃げたくて思いに腕を振り払おうとしていた。 「まあまあお父さん。彼も気づいてそうですから、そろそろ茶番はやめにして捕まえちゃってください」 「せっかくおまえのため……はい、かしこまりました。桂木様」 俺がカツラギの言葉を理解するよりも早く、父さんは俺を引き寄せ羽交締めにした。さっきよりも強く力を込めて。 「…父さん!離して!!父さん!!!」 もがく俺を見てカツラギは嬉しそうに俺の元へ歩いてくる。 「無理ですよ。あなたのお父さんはもう私の奴隷なんですから。ね?」 「はい、私は桂木様の奴隷です」 父さんが返すその言葉に泣きそうになったが、それ以上に怒りが込み上げた。 「…っぐ……。…やめろぉ!!クソがぁ!マジでぶっ殺す!!死ね!!死ね!!」 正気を保てなくなり口からはマシンガンのように罵倒する言葉が出た。でもカツラギは変わらぬ笑顔で俺を見ていた。 「言っときますけどね、あなたにはあのとき、目があった時点で、すでに私の催眠に侵されていたんですよ?だから、いくら暴れようが、ここから逃げようが…無駄なんですよ。素直に私の言う通りにするのが最良の選択だと思いますけどね」 「うるせえんだよ!!詐欺師!!」 言葉の最後にカツラギの顔に向かって唾を吐いてやった。 「………。なるほど…少し余裕を見せすぎましたかね。こんな素敵なお返しをしてくれるとは」 ポケットから出したハンカチを取り出し顔を拭いたあと、俺の顔の前に指をかざす。 「…しばらくは楽しませてもらいましょうか…。もとの君には戻れなくなるくらいに…」 その指が俺の目と目の間に触れた瞬間、力が抜け視界が暗くなり、俺は深い深い海底に沈んだ。

野球部への取材 その2

Comments

コメントありがとうございます! 追い詰めて追い詰めて堕とす描写がとても好きで、今回も濃ゆい感じに詰め込んでみました!自分でも気に入ってるところなので、感想をいただけてとても嬉しいです!! 桂木さんはひたすらに冷酷なので、奴隷扱いや人形扱いは徹底的にやってもらおうかなーと考えております! つづきも楽しみにしていただけると嬉しいです〜!!

ささもと

ひとつひとつの支配がそのまま須川くんの恐怖と抵抗、そして須川くん陥落の期待をいや増しに増す展開になっているのがすごすぎる…!!😭 堕ちきった山田とお父さんの奴隷ぶり!桂木の人形扱い!ぐうしこでした!!!🔥

ギニョール


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