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紛争学園 学園試合~アラトVSカイチ~ 7 完


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 下級年 シャワールーム。



 シャァァァァァ……


「ふぅ」


 一人分のスペースの個室にて。頭から湯を浴びつつ、カイチが息を吐く。


 勝敗の結果によっては、この時間は全く味わいが異なってくるというもの。

 試合の後の汗を疲労とともに流しつつ……、勝利の爽快感に浸るこの孤独な時間は、何にも代えがたいものだった。


 アラトに勝った。アラトが策に溺れたような形だったが、やはり実力が近い相手にあそこまで完勝するのは気持ちがいい。 


 ……そう。アラトも今ここにいる。



 カシャン!!


「…………」


 自分の個室のカーテンが開かれるも、カイチはたいして驚かなかった。


 アラトと顔を突き合せたとき、ただ何も言わずに、笑みを浮かべてやった。アラトに対するメッセージには十分だったろう。



「カイチ……、煽ってんだろ、テメェ……!!」


「ふん」


 まだ、闘争心が冷めない。性欲も然り。ちょうどよく試合を終えた互いが揃ったのだ。


 例え、暴れることが許されないような場所でも。拳を握ればそこがリングになる。戦意をむき出しにして身構えるアラトに、カイチはただ悠然と迎え撃った。



 ドゴォッ!! グボオォッ!!


「がぁぁっ!!」


 筋肉質で大柄といえる青年二人が身を寄せて密着し、カーテンを閉ざした個室に、一歩分すらも逃げ場などない。ガードも回避も許されない、正真正銘の殴り合い。


 壁際に抑え込まれたアラトは、ただカイチの拳を腹筋で呑み込んでいる。敗北のダメージを抱えたままカイチを急襲したアラトだが、やはり無謀だった。



「お前があんまり未練がましそうにしてっから、喧嘩買ってやったんだろ?」


 グリュ……グリュ……ッ!!


「ぐぉ……がぁぁぁ……」


 アラトの腹深くまで拳をねじ込みつつ、その耳元で、低い声色でささやく。奥歯を噛みしめた隙間からこぼれるアラトの呻きは、流しっぱなしのシャワーの音でかき消された。


「ふは、ぎちぎちのシャワー室での喧嘩ってのもいいな。相手を殴り潰す以外に、退路がねぇ感じで」


「はぁ……はぁ……」


「なぁ、アラト。お前もこのデスマッチを愉しんでるか? 

 俺のを舐めながら「殴らないでください」つって謝るなら、許してやるぜ?」


「ざけ、んなぁぁ……っ!」


「ふっ……」


 ドゴオオオォォォッ!!


 カイチの甘言を振り払い、アラトが唸る。直後、互いの拳が互いの腹に突き刺さる。


「がぁぁっ!! ぶぇぇ……」


「……はは」


 カイチは余裕で、アラトは壁に背をもたげた。苦しげな表情からも、痛み分けにすらなっていないのは明白だ。


「アラト。オラ、触ってみろよ……、もう腹筋の質が違ぇんだよ……なぁ?」


 カイチはアラトに迫り、互いの腹筋を重ねるようにアラトを抱き寄せる。湯が溝を伝って、密着していく二人の腹筋の間を湿らせる。

 アラトの手を掴み、自らの腹筋に触れさせて、恥辱に歪むライバルの表情を愉しんだ。



 カイチの腹筋を殴り返しても、カイチは笑みを浮かべたままで怯まない。カイチにとってダメージとなるような威力を、今のアラトにはもう捻り出せなかった。


 したがって。……互いの熱い吐息が混じるような距離で回避も許されない中追い込まれ、ただカイチに抑えられ、殴られる羽目になる。

 照明で艶めくシャワーを浴びながら、全裸で肉薄しつつの一方的な暴力は、さながら性行為の前戯のようで……、二人の性器もとっくに勃起しきっている。



「息遣い、なかなかエロいぜ、アラト」


「る、せぇぇ……っ!」


「俺がただ、お前をタイマンに誘うわけねぇよな?」


 カイチが、目に見えてアラトを挑発したのは……、試合の終わりにアラトを犯し損ねたのも理由の一つだった。


 腹を潰され、鍛えられた肉体を乱れた呼吸とともに上下させるさまは、うら若く性的な好奇心をくすぐるには十分だった。



「やっぱ、さっきのぶん、ヤらせてもらおうか」


 ズリュ……グリュッ!!


「がぁぁ……んぁぁぁぁ……っ!!」


 逃げ場のない個室にて、ふらつくアラトを凌辱するのはカイチにとっていとも容易かった。アラトの片方の腿を持ち上げ、晒された秘部に性器をねじ込む。



「さっきボコってやったくせに。もう俺にリベンジか? まぁ、襲撃してくるだろうとは思ってたぜ」


「んがぁぁぁっ! ぁあああああああっ!!」


「こんな逃げ場もねぇ狭い場所に乗り込んできて、俺の何倍もダメージを抱えた体でよ。お前に勝ち目は100%ねぇぞ?」




 ライバルの性器の感触に下半身を支配されてなおも、その目から闘志は消えない。獣じみた感情に火が付いたアラトにとって、もはやカイチからの挿入さえも喧嘩の一環となっていた。


「ここまで来て、また俺にタイマン挑んでんだ。覚悟はできてるんだろうなぁ? またボコってやるよ♪」


「ふーっ! ふーっ! る、せぇぇ……っ! く、そ……こいや、オラァ……っ!!」


 ゴッ! ガッ!!


 気を抜いたなら、カイチの太く熱い性器による刺激に屈してしまう。雌雄をはっきりと線引きされてしまう……、それを必死に耐えつつ、アラトは眼前のカイチの腹筋を殴りつけるも、やはりカイチには通じない。


「ま、だ……まだ……っ! 俺、は……負けてねぇ……っ!!」


 ビクッ! ビクッ!


「あ、がぁぁぁ……っ! んぁぁ……、今度、こそ……テメェをぶっ倒す……っ!」


 グボオオオォォォッ!!


「がぁぁぁああああっ!」


「……はっ! 俺に犯されてるくせに、勝ち目があると思ってんのか? あぁ?」


 腰を動かしつつ、カイチがアラトの腹筋を殴り返す。その威力で腹筋が陥没し、体内におけるカイチの性器の締め上げが強くなった。


「悔しかったら殴り返してみろよ!? できねぇよなぁっ! ケツに喧嘩相手のチンポ加えこんだままだと、よっ!!」


 ズリュッ! グリュッ!!!


「んがぁっ! がぁあああああっ!!」


「はぁ……はぁ……、オラオラオラァッ!!

 どうした!? 俺に勝つんじゃ、ねぇのかよっ!!」


「んぁっ! がぁぁっ!! ああっ! 、ぐ、ぞぉぉ……っ!!」


 ガッ! ゴッ!


「あぁ、効かねぇぞ! それで殴ってるつもりか、あぁっ!?」


 グボオオオォォォッ!!




「ぐ、ぎぃぃぃっ!! がぁぁああああっ!!」


 凌辱の最中にも、喧嘩を並行して行う。すでに勝負は決しており喧嘩とは名ばかりだったが、くじけないアラトにカイチも闘争心を消さず、一方的に痛めつけていく。


「はっ!! リングの外でも、俺には勝てねぇってことが、わかったか!?」


 ズリュ、クリュッ!


「わかんねぇなら、まだタイマン続けてもいいんだぜ……? どうせ、この時間は誰もいねぇ! 喧嘩の最中に相手のチンポのみこんでる時点で、勝負になってねぇけどな!!」


「んがぁぁぁ……ぁぁぁぁっ!!」


 ビクッ! ビクッ!




「はぁ……はぁ……、そろそろ、ぶっ放すぞ、テメェ……っ!」


「がぁ、ぁぁぁ……や、めろぉぉぉ……カ、イチぃ……っ!」


 腰の動きが加速され、アラトの喘ぎが小刻みになる。勝負を受けて立ったライバルの性器が、アラトの屈辱をおもんばかることなく、その体内を容赦なくえぐる。


 絶頂がそこまで近づいている。アラトは強制される快楽に必死に首を振り、ライバルにイかされるという無様な射精を嫌がって必死に抗い続けた。



「はぁーっ! はぁーっ! ……オラァッ!!」




「あ、がぁぁぁあああ……ッ! や、めろぉぉぉぉぉ……イ、くぅ……っ!!


 ぁぁぁぁあああああああっ!!」


 ビュプッ、ビュルルルルルッ!!



 ズリュ!


「はぁ……はぁ……っ!」


「へっ。場外で挑んでまた負けかよ。だせぇなぁ、アラト!」


 人知れぬシャワールームの一個室にて。またも、敗者と勝者がはっきりと隔たれた。


 体内に残留する、自分を甚振りつくして犯した男の白濁の感触。格下だと常に告げられんばかりのその微熱に、アラトは表情をゆがめた。



「がぁぁぁ……ぁぁ……、カ、イチ……っ!」


「うお、と」


 砕けた腰で、アラトはカイチに抱き着いた。必死にしがみつき、カイチを捕えようともがいている。


 カイチはされるがままになり、自然とアラトの背に手を回した。重なった二人の肉体にきらめくシャワーの湯が弾ける。



「はぁ……はぁ……、負けねぇ……っ! 俺が勝つまで、帰さねぇぞ……っ!!」


 しがみつくカイチの耳元で、アラトがぐるる、と唸る。


 カイチは小さく笑うと、抱き着いてきたアラトの頭をそっと支え、少し濡れた髪をそっとなでる。


「俺らは休みだもんな。……たっぷり可愛がってやるよ……!」



 ドゴォッ!! グボオオオォォォッ!!


 最早、理由など求めてはいなかった。アラトは後戻りできないほどにプライドが崩され、それが立ち直るまではこの個室から逃げられない。カイチは、はいつくばってでも挑んでくる相手に嗜虐の拳がうずき、性器の熱が解けない。



 グボオオオォォォッ!! ドゴオオオォォォッ!!


 拳が埋まり、肉体がきしむ。きしんだ肉体が再び相手の性器によって突き上げられる。その繰り返しが、アラトが泣いて許しを請うまで続く。


 ……消灯時間が過ぎた後も、シャワー室のその個室には熱気が揺蕩い続けた……。



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Comments

悔しがって、ライバルに襲われながら必死に涙をこらえてる顔ですね~

yukibou

アラトの顔が!負けた顔に思わず可愛いと感じてしまいました☺️

ミケ空


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