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ささもと
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催眠の本2 前編

今日は残業がなく、すんなりと帰ってこれた。

晩飯何がいいかなあって考えてたら、近くのスーパーで秀太に会った。


「あーきら」

「あれ?なんでこんな時間にここにいんの?」

「今日は部活休みだったの。てか、その話朝したじゃん」


あー…そうだったけか?朝立ちでムラムラしてたから、朝飯のあといつも通り秀太を堕としてセックスしてたから忘れてた。


「ごめんごめん。そうだったな」


俺は適当に相槌を打ってごまかす。

それから買い物を済ませ、一緒に家まで帰る。


俺は話しながら秀太をじっと見る。

夏服の半袖からのぞく腕がたくましくなっていた。学校に通い始めて半年。野球部でもみっちりと鍛えてるみたいだし、これくらいたくましくなるも普通だよな。

そのたくましい腕はきれいに白と黒が分かれる日焼けをしている。野球部らしいいい焼け方だ。

ちょっとたるんでいた顔も、すっと引き締まってるし、首や顔もこんがりと焼け、坊主頭もとてもきれいだ。


(いい体になってきてるよなあ…)


「晃、どうした?ぼーっとして」


会話の相槌も曖昧で、じっと見ていた俺を不思議がる秀太。


「ああ、いや大丈夫だよ」

「疲れてんなら早く寝ろよ?」


家について秀太は買ってきたものを冷蔵庫や棚にしまう。

朝にセックスしただけだもんな。もう俺の性欲は溜まりに溜まって限界だった。


「よしおっけ」

「ありがとうな」


片付け終えた秀太に近づき、俺は指を鳴らした。


「ううん、全然いい(パチッ…)…よ……ぉ」


爽やかな笑顔は一瞬で催眠状態の顔に変わる。

まぶたは半開きで、その中の目は黒く濁る。だらしなく口が開き、体全体は力が抜けきっている。


「制服のままでいいから、寝室に来い」

「…はい…わかりました…」


その受け答えに、さっきまでの無邪気さはまったくなかった。



寝室で俺は制服をはだけさせた秀太を犯す。

パンッパンッと肉がぶつかり合う音が響く。


「…っ…はぁ…秀太…もっとケツ締めろ」

「は…はいっ…晃様…っ…」


いつもこの『晃様』という呼び方に興奮する。普段は無邪気に俺に懐いて笑顔で『晃』と呼び捨てにするのに。

それなのに、今は無表情で抑揚のない声で、親しい俺のことを様付けにして、命令に従う奴隷と化している。


きゅううっと締め付けられた刺激にやられて、俺は溜まっていた精液を秀太の中に思い切り吐き出した。

出し切ったあと体から力が抜けた俺は、秀太の背中に抱きつくように倒れた。同じく力の抜けた秀太も、俺の重さに負けてうつ伏せでベッドに倒れた。

汗で湿った秀太の背中を手でなぞり感触を楽しむ。それから背中や首筋を舐めてそのしょっぱさを味わう。


「…秀太…やっぱりおまえのケツめっちゃ気持ちいいわ」

「……ありがとうございます……晃様……。もっと…私を使ってください…」


こんだけ贅沢にやらせてもらっていてあれなのだが、そろそろ誰か新しい"仲間"がほしいなと考えている。

今日も帰りの電車の中で候補を考えていた。職場の後輩、よく行くコンビニの店員、宅配便の青年…。

「あ…そういえば」いろいろ考えている中で、ある人物を思い出した。


その人物は、結構前に秀太が口にした"飯田"という人物だった。たまに普段の会話の中で、秀太の口から飯田の話を聞くことがある。

とても優しいキャプテンで、みんなに慕われているらしい。一度、写真を見せてもらったのだが、たしかになかなか俺好みの人物だった。

そうだな…せっかくなら近づきやすい飯田を仲間にしようか。…そうと決まれば、秀太にも協力してもらおう。



数日後。秀太の通っている高校の敷地内。


セミのやかましい鳴き声は、夏の暑さをよりいっそう引き立てる。

今日も快晴で、空からはさんさんと太陽の光が容赦なく降り注ぐ。

そんな暑い中を、練習用のユニフォームに身を包んだふたりが歩いていた。


「久しぶりにいい汗かいたわ。誘ってくれてマジサンキューな」

首からかけたタオルでたっぷりかいた汗を拭いているのは、野球部キャプテンの飯田。


「俺も自分の苦手なところメインで練習できたんで、すげえ助かりました」

秀太も同じように汗を拭いながら受け答えをする。


すでにわかっているとは思うが、この自主練習は飯田を堕とすために、晃によって仕組まれたものである。



部室。窓にはめ込まれた窓用のエアコンがやかましく稼働する。ひんやりとした冷たい風が練習でへばったふたりの身体を癒やしてくれる。


「はあ~まじで神。あのケチな監督がこんなのつけてくれるとは思わんかったよな」

「ほんとっすよね。あの監督なら絶対に『そんなのに頼るから弱いんだ』とか意味分かんないこと言うと思いましたもん」

「はははは、それな。わかるわー」


他愛のない会話をしながら、ふたりは自分たちのロッカーの前に座る。

飯田はユニフォームのままスマホをいじっている。しばらくはスマホに集中しているだろう。

秀太は飯田の行動を確認してから、カバンをあさり始めた。カバンから出した手には、小瓶とガーゼが握られていた。

次に小瓶に入っている液体をガーゼに染み込ませた。この液体は、即効性のある麻酔のようなものであり、かがされるとすぐさま意識を手放すことになってしまう。もちろんこれは飯田に使われるものである…。


そのガーゼを背中に隠し、秀太はキャプテンへと近づいて声をかける。


「キャプテン、ちょっと見てほしいものがあるんですけど」

「あ?な…っ…んぐっ!?」


顔を上げた飯田の鼻に、ガーゼが押し当てられる。そして一瞬の出来事を判断できなかった飯田は思い切り薬を吸ってしまった。


「…っう……ぅ…………」


声が小さくなり、飯田は眠ってしまう。それを確認した秀太は、すぐに自分のスマホを取り出し晃に連絡を入れる。


「もしもし、晃様」

『おう、うまくいったか?』

「はい、問題なくキャプテンを眠らせることができました」

『わかった。じゃあ今からそっち行くから待ってろ。誰か来ても入れないようにな』

「はい、かしこまりました」


電話が切れたあと、秀太は気をつけの姿勢になり晃を待ち続けた。


--


秀太から電話をもらって、俺はすぐに二人が待っている部室に向かった。


「さーて、どうなってるかなー」


ウキウキしながらドアを開ける。まず目についたのは、気をつけの姿勢のまま立っている秀太の姿。

前に回って顔を見てみると、何も映さない濁った瞳のまま、何もない壁をまっすぐに見ている。

そして床には、もろに顔を地面につけてしまっている飯田と思われる野球部員の姿。


「ちょっと起こしてやったりしろって…」


俺は飯田の両脇に手を入れて持ち上げ、ベンチに寝かせてやった。


しかしまあ、あまりに完璧にできたこの現状を見て笑いが止まらない。自分が身につけた催眠の力が恐ろしくなってしまう。


「うまくやったな」

「はい、ありがとうございます」


さてここでひとつ、秀太に"ご褒美"をやろうか。自分が落とした大好きな先輩の姿を見せてやろう。

俺は秀太の顔の前で指を鳴らした。


秀太はハッとしたような表情になる。すぐにここが部室だとわかったのだろうが、なぜ個々に自分がいるのか理解できていないようだ。

そう『あの日の夜に俺に堕とされ、命令され、飯田を誘い、自主練を行い、部室に戻り、飯田を堕とす』という一連の流れの間、秀太はずっと自分の意志ではなく、催眠状態で動いていたのだから。


あたりをキョロキョロし始める。飯田の存在に気がつく前に、本来部室にいるはずではない俺の存在に気がつく。


「…え?なんで晃がここにいるんだよ」


その質問に俺は答えず、笑顔でずっと秀太を見つめた。俺から情報が得られないとわかった秀太は再度部室を見回す。

そして、ベンチに寝かせられている飯田を見つけた。


「え…キャプテン…?」


ベンチに横たわるキャプテンのもとに駆け寄る秀太。最悪の事態を考えて胸に耳を当てたり、呼吸を確認したりしている。

飯田の無事を確認した秀太は俺を睨みつけた。すぐに頭に浮かんだんだろうな。こいつ(晃)がなにかやったんだろうって。


「おい!晃!おまえ何したんだよ!」


秀太は俺に詰め寄り、胸ぐらをつかんでくる。

おっと…いきなりマジギレするとは思わなかった。


「聞いてんのかよ!なにしたんだよ!言えって!」


このまま黙ったままでいたら、秀太は確実に俺を殺すんだろうなと思った。

さすがに殺されるのはまずいので、ここらで種明かしをしてやろう。


「おいおい待てって」

「うるせえんだよ!何したか言え!早く!」

「はいはいわかった言うよ。…キャプテンをああやって眠らせたのはおまえだよ。秀太」

「ああ!?俺がそんなことするわけねえだろ!気がついたらお前が部室にいてキャプテンが倒れてたんだぞ!犯人はお前以外いねえだろ!」


俺は人差し指を秀太の眉間に当てる。そして「お前がキャプテンにやったことを言え」と言った。


「は?晃なに言っ…はい、俺がキャプテンを眠らせました……っっ!?」


自分の言葉の間に、思っていない言葉が挟まれ、秀太は慌てて口をふさいだ。


「…は…?……俺…何言って…え?…え?」

「ははは、自分でちゃんと言ってるじゃないか。自分がやりましたって」

「…晃…お前まじで…」


俺はまた命令をする。


「もう一度言ってみろ。飯田に対して何をしたか」

「おい!それやめ……はい、私は晃様の命令でキャプテンを仲間にするため眠らせました……ろっ…やめろよ!!」


怒りの針が振り切った秀太は、ふたたび俺に襲いかかろうとしてきたので、俺は慌てて指を鳴らす。


「マジでふざけ(パチっ)…っ…ぇ……ん…ら……」


俺に飛びつこうとまるで熊のように両手を広げて俺に向かってきた秀太は、瞬時に気の抜けたぼーっとした表情になり、そのままゆっくりと静かになっていった。

いつもの無邪気な笑顔だったり、さっきの怒った顔も好きだけど…やっぱりこの堕ちたときのこの顔が好きだなあ。

俺は優しく秀太の頬をさする。さっきまであんなに怒っていたくせになあ。こうやって俺が子供扱いするように頬をなでても、寝ぼけ眼のような半目でだらしなく口を半開きにしてよだれを垂らしている。



さて、そろそろ飯田を俺のものにするか。

仕込んだ薬もちょうど切れたタイミングになって、飯田は目を覚ます。


「ん…っ…あれ……ん?俺寝てたのか?」


目を開けた瞬間飛び込んできたのはどうやら俺の姿だったようで、飯田は大きな声を上げて驚く。


「…っ…!?わっ!え…?だ、誰すか!?」

「おはよう飯田くん。俺は秀太の知り合いっていうかなんだろうな。まあいいや、そんなこと教えても意味ないしね」

「……は?」

「秀太、どうする?飯田に俺達の関係教えてやろうか?」


俺はとなりに立っている秀太の肩を抱く。


「秀太!!」


飯田は秀太に助けを求めるように叫ぶ。しかし堕ちている秀太は、声をかけても全く反応はしない。

しかし飯田は藁にもすがる思いで秀太の肩をつかみ体を揺らしながら名前を何度も呼ぶ。


「無駄だよ飯田くん…って言っても聞いてないか。…秀太、飯田を取り押さえろ」

「はい、晃様」


秀太はすぐさま飯田の後ろに回り羽交い締めにする。


「お、おい!秀太、なにすんだよ!取り押さえんならこいつのほうだろ!」


いきなりこいつと呼ばれると流石にイラッとするな。もう少し楽しみたかったが、さっさと堕としてしまおう。

ポケットからあの五円玉を出して飯田の目の前に垂らす。


「…っ…!」


俺の催眠能力が素晴らしいのか、実はこの効果が壮大なものなのかわからないが、目の前に垂らしただけで飯田は軽く催眠状態に堕ちたようだ。


「あっ…ぐぁ…っ…きもちわる…い」


どんな気持ちなんだろうな。手術のときに麻酔かけられているような、あのぐわんぐわんと頭が波打つような感じなのだろうか。


「っ…ああー…あ…ぁ…や…やめろ…」

「やめないよ。俺の目的はお前を俺のものにすることなんだから」


俺はさらに大きく五円玉を揺らしていく。


「あぐ…っ…うあ…やめろ!…やめろ!やめろやめろやめろ!」


必死に叫びながら飲み込もうとする催眠に抗っている。まあしかしそれは無理な抵抗だろうな。

ただ揺らすだけでこんな状態にできるんだぜ?そんなことしたってあっという間に堕ちてしまうさ。


「諦めろ。もうお前は俺のものになるんだ。」

「…っめ…ろ…!…っ…が…っあ……っ…」


拒絶しようとしながらも、しっかりと目は揺れる五円玉を追っている。

右…左…右…左…右……



それからわずか数分の後。飯田の首は、がくんと落ちてしまった。


「……ゃ…め…」


消えそうな灯火が抵抗を続けている。俺は飯田のあごに手をかけ顔を持ち上げる。

目は秀太を濁っている。光を反射せずすべてを飲み込むような、闇に沈んだような…そんな色をしていた。

そんな目は、もう俺を睨むことすらできなくなっている。


「秀太、飯田をそこのパイプ椅子に座らせろ」

「はい」


飯田の体から力はすべて抜けきり、今はもうただの抜け殻みたいな状態だ。

椅子に座らされても、だらーんと手足が垂れている。


「ああ、こいつも俺のものになるんだな……」そう思うだけで自然と俺は股間を膨らませてしまった。


俺はしゃがみ、飯田に話しかける。


「飯田、聞こえるか」「……き…きこ…える……」

「今どんな気持ちだ?」「あ…たま…っ…が…ぼーっ…としている」

「その状態はお前にとって気持ちがいい状態だ」「……きも…ちいい…?」

「ああそうだ。気持ちがいい。ずーっとこのままでいたいと思うくらい気持ちがいい」

「…っ…あ……おれ……っ…は…あ…ああ……このまま…このままでいたいぃ…っ…いい」


最後の抵抗をしていた灯火はあっさりと消えた。人間誰しも快楽には逆らえないもんだよな。


「そのまま、その気持ちよさに身を任せてみろ」「……ぁ……あ…きもち…いい……いい…です……」

「どう気持ちいいのか言ってみろ」「…かけていただいた…催眠…が…あっ……頭を…乗っ取ってくれて……あ…っ…とても気持ちいい…です…」


飯田の言葉も変わっていく。"催眠をかけられた"という認識から"催眠をかけてもらった"という思考に変わっている。


「俺の言葉を繰り返せ」「…は…い」

「おまえは俺の言う事を聞く」「…はい…私は…あなたの言うことを…聞きます」

「俺の言うことを聞くことが喜びだ」「はい…私はあなたの言うことを聞くことに喜びを感じます…」


喋っている言葉も徐々に言葉もはっきりとしていく。そして言葉を強く、命令を交えていく。


「お前は俺のどんな命令でも聞く」「はい、私はあなたのどんな命令でも聞きます」

「俺の奴隷になれ」「はい、私はあなたの奴隷になります」

「俺が手を叩いたらこの状態になる」「はい、あなたが手を叩いたらこの状態になります」

「わかったか?」「はい、私はあなたの奴隷です。あなたのどんな命令でも聞きます。あなたが手を叩いたら私はこの状態になります」


「ははは、素晴らしい。これからもっと楽しんでいこうな。飯田」

「はい、ご主人様」


…つづく

催眠の本2 前編

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