後編になりますので、先に前編の方から読んで頂けると幸いです。 ・・・ 【ガバッ!!】 (え!?) 奏太が一瞬、私の上からどいたと思った瞬間、うつ伏せに寝そべっていた体がひっくり返され、仰向けにされた。 あまりの突然の事というのと、くすぐり攻撃で消耗しきった体がいう事を利かず、されるがままにされる。 (何!?何!?) そして、奏太が私の視界から消えたと思った次の瞬間、両足を掴まれる感覚があった。 「これでもくらえ!!!」 【ガバッ!!】 (きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!) すると掴まれた両足が上方に引っ張り上げられ、頭の方へと押し込まれたのだ。 体が折れ曲がり、私の足が頭を挟むように横に添えられる。 つまり、私はお尻を上方に突き出した形にひっくり返されたのだ。 そして、奏太が私を後ろから抱きかかえるような体勢となり、奏太の足が私の足を抑えつけた。 その奏太の足が横に伸びていた私の腕をも、抑えつける。 (んぐぅっ!!) 消耗しきった体、もともと、力の差は歴然としていたので、なす術も無く、その状態にされた。 「どうだ!!はずかしいだろ!!これが、まんぐり返しというやつだ!!」 (いやぁぁぁぁぁ!!恥ずかしすぎるぅぅぅぅ!!) 私の視線の先、自らのお尻の向こうに奏太の顔が見える。 つまり、私は今、肌タイツ一枚にショーツだけの状態で、お尻を上方に恥ずかしくも曝け出し、そのお尻のすぐ傍から奏太に見られているという事なのだ。 体勢だけでも、恐ろしく恥ずかしい格好だ。 その上、奏太に間近でお尻を見られているというのだ。 とても、女の子が耐えられる恥ずかしさではない。 (いやぁぁぁぁぁぁ!!こんな格好!!恥ずかしすぎる!!やだっ!!やだぁぁぁ!!) しかし、体はがっちりとホールドされていて、この状態から逃げるため暴れようとしても、ビクともしない。 かろうじて動かせるのは、肘から先と頭だけ。 必死に頭を左右に振って、やめて欲しいと懇願する。 (恥ずかしいっ!!恥ずかしいっ!!いやぁぁぁぁぁ!!) 恥ずかしさのあまり、恥ずかしい以外の事が考えられなくなる。 着ぐるみを着て、全てが隠されていたとしても、この恥ずかしさは耐えがたい。 「どうだ…降参する気になったか??」 お尻の先の奏太がそう言った。 (降参…) その言葉に一瞬、私の動きが止まった。 (この恥ずかしさから抜け出せるなら…降参しても…) あまりの恥ずかしさに、一瞬だけ、降参という事が頭を過る。 (ん!?ダメ!!絶対にダメだ!!降参なんかしちゃ!!中身が私だってバレる訳にはいかないよ!!) しかし、やはり中身がバレてはいけないという事に気が付く。 ただでさえ、中身を隠していた訳ではあるし、更には、今、私はこんな格好を奏太に見られているのだ。 つまり、中身が私だとバレた瞬間に、こうやってまんぐり返しを晒しているのが私だという事が露呈するのだ。 この格好させられている以上に、その格好をしているのが私だとバレるほうが、更にはずかしい事。 私は、再び、必死に頭を左右に振り、やめて欲しいと懇願し始めた。 (いやぁぁぁぁぁ!!) すると、奏太が言った。 「これでも…まだ喋らないと…。それじゃ、更なるお仕置きをしてやる」 (違う!!喋らないじゃなくて!喋れないの!!バレちゃうからぁぁぁ!!) やめて欲しいと無言で左右に頭を振り続ける行為が、奏太に対しては、【降参はしない】と取られている。 すると次の瞬間、奏太が私の履いているショーツに手を掛けた。 「とりゃっ!!」 (ええっ!!いやぁぁぁぁ!!) ショーツがずらされ、私の肌タイツに包まれたお尻が剥き出しにされた。 (いやあぁぁぁぁ!!お尻!!お尻が丸出しに!!恥ずかしいぃぃぃ!!) まだ肌タイツに包まれているのだから、生のお尻を晒したわけではないが、それに匹敵する恥ずかしさが込み上げてくる。 更には、その剥き出しにされたお尻は、奏太の目の前に主張しているのだ。 (死ぬぅ!!恥ずかしすぎて死んじゃう!!いやぁぁぁぁ!!) しかし、その恥ずかしすぎる状況から、私は逃げる事も抵抗する事も出来ない。 そして、次の瞬間だった。 (んうぅっ!!) お尻を触られる感触が伝わって来た。 その感覚に、思わず体がビクッと反応してしまう。 そして、その奏太の手が、私のお尻を優しく揉み始めた。 (んうぅっ!!ちょっ!!ちょっと奏太!!やめて!お尻触っちゃぁぁぁ!!) 曝け出したお尻を見られているだけでなく、ついにはそのお尻を奏太に触られたのだ。 恥ずかしさが頂点に達していく。 そして、それと共に、その優しい揉み方に、少し感じてしまう。 その感覚に声を漏れ出さないように必死に抑える。 「さてと、これでお前も、降参したくなるだろう…。お尻割り攻撃だ!!」 (お…お尻割り…攻撃!?) 一瞬聞こえて来た、奏太の言葉が耳に残った。 その次の瞬間だった。 優しく揉まれていたお尻が、いきなり鷲掴みにされたと思うと、左右に強制的に開かれたのだった。 (ええぇぇぇっ!!いやぁぁぁぁぁ!!お尻!!お尻!開かれてるぅぅ!!!) まんぐり返しの状態で曝け出されたお尻。 そのお尻が、無理矢理左右へと開かれているのだ。 肌タイツに包まれているのだが、まるで肛門を曝け出されたような羞恥心が襲う。 (いやぁぁぁぁ!!恥ずかしい!!恥ずかしい!!お尻!!お尻!!!) 逃れようと必死に藻掻くが、相変わらずビクともしない。 すると、奏太が言った。 「さあ、早く降参した方がいいぞ…。はいっ!!閉じる~~!!開く!!閉じる~~開く!!」 (あうぅぅぅぅっ!!いやあぁぁぁぁぁ!!やめてぇぇぇぇ!!) 奏太はそう言いながら、私のお尻を開いたり閉じたりし始めた。 行為としては、小学生レベルの幼稚な行為だが、されている私にとっては、とても耐えられるレベルではない恥ずかしさ。 開かれる度に、肛門を曝け出しているような恥ずかしさがこみあげる。 「まだ降参しないのか??」 (むりぃぃぃぃぃ!!やめてぇぇぇぇ!!) この恐ろしい程の恥ずかしさから逃げ出したく、私は無言のまま、頭を左右に振り、やめて欲しいと懇願する。 しかし、それは相変わらず、奏太に【降参しない】の意図で伝わるだけ。 「じゃあ、続けます。はい!閉じる~~!!開く!!閉じる~~!!開く!!」 (いやぁぁぁぁぁぁ!!恥ずかしい!!やめてぇぇぇぇ!!お尻!!やめてぇぇぇぇ!!) 「はい!!閉じる~~!!開く!!」 どれだけ恥ずかしかろうが、私の力では、この状態から抜け出る事は出来ない。 そして、一層、声を出してバレる訳にはいかなくなり、助けの声を上げる事も出来ない。 私に出来る事…それは、やめて欲しいと頭を左右に振り続けるだけ。 後は、されるがままにされるしかないのだ。 「そらそら、お尻が開かれちゃってるぞ!!いいのか??降参しなくていいのか??」 (いいやぁぁぁぁぁぁぁ!!お尻ぃぃぃぃ!!恥ずかしいっ!!恥ずかしいぃぃ!!) そうして、私は暫くの間、お尻を閉じられては開かれ、とんでもない恥辱を与えられ続けたのだった。 暫く弄ばれ続けた後、スッとお尻を掴む手の感触が無くなった。 (はぁっ…はぁっ…やっと…やっと…やめてくれた…) すると、お尻割りを終えた奏太が言った。 「かなり、強情だな…。かくなる上は、最終兵器の投入だ」 奏太は私に見える様に片手を差し出した。 それは、サムズアップと呼ばれる、【good】を意味するポーズ。 (な…何…何が良いの!?) その意図が分からず困惑していると、奏太がその手をくるりと回転させ、親指を下へと向けた。 (え!?それ…ブーイングとかの時のやつ…だよね…) 「これがなんだか分かるか??夏希??」 未だ私の事を完全に夏希だと思っている奏太。 その奏太の質問に、私は明確な答えが浮かんでこない。 (な…何…!?ブーイング!?いや…相手を倒すとか…そういうの!?) すると奏太がその答えを口にした。 「これは、親指浣腸だ!!」 (え!?か…浣腸!?) その言葉を聞いた瞬間、体にゾクッと悪寒が走り、体が強張った。 浣腸というワード。 そして、そこには私の曝け出されたお尻がある。 つまり、その答えは、あの親指で私の肛門に浣腸をするという事なのだ。 (うそ…そんな…嘘でしょ…) 「これをくらいたくなかったら、大人しく降参する事だ…。どうだ降参する気になったか??」 (そんな…うそ…うそ…やめて…そんなの…やめてぇぇぇぇぇぇぇ!!) こんな屈辱的な格好でお尻を晒させられているだけでなく、そのお尻の肛門にあの親指をねじ込まれる。 男子だって嫌がるだろう行為。 それを奏太は女子である私にかまそうとしているのだ。 (やだぁぁぁぁぁ!!やめてえぇぇぇ!!本当にやめてぇぇぇぇ!!) 私は必死に頭を左右に振り、本当にやめて欲しいと懇願する。 しかし、それは奏太には別の意味でしか伝わらない。 「そうか…それじゃあ仕方がないな…。親指浣腸の刑の執行だ!!一発目、くらえ!!」 (いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!) 【ブスッ】 (んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!) 奏太の親指が私の肛門にめり込んだ。 決して奥まで入り込んだ訳ではないが、多少の痛みが感じられる。 しかし、そんな痛みなど、たわいもない事。 むしろ、奏太に自らの肛門を触られたという羞恥心のほうが、はるかに大きい。 その浣腸の色々な意味での衝撃に、体がビクンと大きく跳ね上がる。 (いやぁぁぁぁぁ…浣腸…浣腸されたぁぁ…奏太に…奏太にお尻の穴を…) まんぐり返しさせられ、恥辱的恰好のうえ、さらには浣腸をされた。 とても、女の子が耐えられるはずもない行為。 あまりの恥ずかしさに、涙が流れ落ちる。 しかし、声はおろか、泣き声も上げる訳にはいかない。 (やだぁぁぁ…恥ずかしい…恥ずかしすぎる…) そう、声を出せば、まんぐり返しどころか、今、肛門に浣腸をされたのが私だとバレてしまうからだ。 今はまだ、こんな格好を晒しているのも、浣腸をされたのも、夏希だと思われている。 バレずに通しきるしかない。 すると奏太が言った。 「…まだ粘るというのか…。降参するなら今だぞ。次はもっと強力なものを打ち込んでやるからな…」 (つ…次!?ま…また…浣腸を…!?いやぁぁぁぁぁぁ!!!やめてぇぇぇぇ!!) 私は必死に頭を左右に振り、やめて欲しいと懇願する。 しかし、相も変わらず、奏太にはそれは降参しないとしか映らない。 声も出せない、体も拘束されている、必死に頭を振っても、それは伝わらない。 もう、私には、なんの突破方法もないのだ。 「よ~し分かった…。それじゃあ望み通り、極大の一発を打ち込んでやろう…」 そう言った奏太は、また親指を下にし、私のお尻の上にその手を構えた。 (いやああぁぁぁ!!ホントにやめてぇぇぇ!!もう勘弁してぇぇ!!やだやだやだやだやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!) 「よし、それじゃあ、お前の望み通りだ!!くらえ~~~!!!」 そして、奏太が極大の親指浣腸をかまそうとした瞬間だった。 【ガチャ】 「ごめん、遅くなっちゃった」 扉が開き、夏希が部屋に入って来たのである。 「えっ!?」 「えっ!?」 (あっ!?) 奏太が浣腸をしようとした手を止め、驚きの声を上げた。 「え…な…夏希…!?」 「そ…奏太…えっ!?これは…どういう状況…??」 それはそうだろう、奏太は今、自分が抱え込み、まんぐり返しをさせている相手が夏希だと思っている。 それなのに、当の本人が、着ぐるみも何も着ず、そこにいるのだから。 (まずい…中身が…夏希じゃない…ってバレた…) 夏希の登場に、私の体が硬直する。 そこに夏希がいる以上、この着ぐるみの中身は夏希ではないという事は明確。 しかし、まだ、それが誰かはバレてはいない。 「ちょ…ちょっと待て、夏希…。夏希がそこにいるって事は…これは誰だ??」 「えっ!?あの…その…それは…」 奏太の質問にかなり動揺し、しどろもどろになる夏希。 (夏希!!絶対言っちゃだめだからね!!) 夏希に言われたら、一巻の終わり。 私は、声には出さずに、頭の中で夏希に向かって叫んだ。 「だから、これは何者なんだよ??お前じゃなけりゃ…」 「えっと…あの…この状況で言うべきじゃ…」 「なんだよ…お前の部屋で、お前の着ぐるみなんだから、知ってんだろ!」 「そ…そりゃ…知ってるけど…」 (夏希!!ダメだからね!!絶対言わないで!!) モジモジとする夏希。 奏太に責められ、少し押されそうな気配を漂わせる。 (絶対いっちゃだめだから!!!) 夏希を止めようと体を動かそうとするが、やはり奏太にがっちりと拘束された体はビクともしない。 「知ってるなら言えよ」 「でも…あの…言っていいかどうか…」 (良くない!!良くない!!言って言い訳ない!!) 「いいよ、教えろよ!俺とお前の中だろ…」 「でも…怒られるかも…」 (怒る!!言ったら、怒るじゃ済まないんだから!!) 押され始めた夏希。 なんとか必死に止めようと暴れるが、まるで拘束が外れる気配は無い。 「いいって、俺が完全に抑え込んでるし。早く教えろよ」 「うっ…えっと…その…実は…その中身は…」 (ダメダメダメ!!絶対言っちゃあぁぁ!!言ったら終わりだって!!言わないで!!言わないで!!!) 「ダメェェェェェ!!言っちゃあぁぁぁぁぁ!!」 「え!?」 「あっ!?」 (あっ!?) なんと、あまりの必死の心の叫び…その叫びが声となって出てしまったのである。 (こ…声…出ちゃ…った……) そして、そこに沈黙の空間が出来上がる。 3人とも、声も発せず、動きもしない。 正に空間が凍り付いた。 そして、その沈黙の空間をこじ開ける様に、奏太が言葉を放った。 「うそ…今の声…藍那…??」 「あぁ…声だしちゃうから…」 夏希が口を抑えながら、ボソッと口にした。 「あ…藍那…なのか…これ…」 奏太がまんぐり返しをさせられている私の方に目線を落としながら言った。 「ええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 (いやぁぁぁぁぁぁ!!!バレたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!) 結果、恥ずかしい恰好をしていたのが私だと自らバラシてしまったのだった。 ・・・ その後、私がこっぴどく怒ったのは言うまでもない。 そして、辱めを与えた責任を取って、奏太には私の彼氏になってもらう事にした。 まあ…昔からずっと好きだったので、きっかけがここだったというだけだが…。 いや…付き合うきっかけがこれと言うのも、おかしな話でもある。 (そ…そう言えば…。奏太に襲われた時…あの感覚…んっ…あれ…結構…いいかも…) どうやら、私も変な性癖に気が付いてしまったらしい。 また…着ぐるみを着て…襲われようかな…。 -----------------------END--------------------------
ももぴ
2024-11-17 14:02:10 +0000 UTCらんてぃん
2024-11-16 22:34:40 +0000 UTC