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強制ログアウト もう一つ その8

「本当に反省しているんですね?」 「はい、大変申し訳ありませんでした・・・」 ベッドに座るフユキさんに向かって私は五体投地、土下座の体勢を取っている。理由はもちろん、私がフユキさんに襲い掛かった事が原因だ。 息を整えたフユキさんは行為が終わって満足した私を正論で叩きのめし、今に至っている。 「あの、お身体の方は大丈夫でしょうか・・・?」 「大丈夫じゃないですよ・・・特に、その、お腹とお股が・・・」 ビクビクとしながら顔をゆっくりと上げると、フユキさんはお腹を押さえてうずくまっている。 確かに挿入するときはきつかったし、血も出ていた。そりゃあ痛くて当然だ。 「血は止まりましたけど、まだジンジン痛むんですよ・・・自分の身体ですよ、わかってます?」 「だからこそ調子に乗ってしまったところもあります、はい、わかってはいるんです、そうなんですよ。」 自分の身体だからと好き勝手にしてしまったけど、中身はユフキさん。単なるレイプと言ってもおかしくない状況、最悪警察を呼ばれてもおかしくない。込み入った事情はあると言え、お叱りを受けるだけで済んでいるのは私としても助かった。 謝罪を述べた後で二人で見つめ合う。もっと文句を言ってくれてもいいんですよ、悪いのは全面的に私なんですし・・・ しかしユフキさんは視線を逸らし、少し赤面する。 「それにですよナツミさん、今更ではあるんですが・・・僕でよかったんですか?」 「と、言いますと?」 「その、ほら、途中で言ってましたけど、ナツミさん、初めてなんですよね?」 視線どころか顔も横を向き、その顔は次第に赤さを増していく。 この歳まで経験が無かったことで引かれてしまったかもしれない。でも、そんな様子でもないし、むしろ気遣われている感じ? その気遣いは私への哀れみか、それとも純粋な優しさか・・・まって、改めて言われると私も恥ずかしくなってきた。 正直な事を言うと、第一に私の心にあったのは下心や性欲のようなどうしようもない感情。だとしても、その次にあったのはフユキさんとならそういう事をしたいという気持ちがあっての事、誰彼構わずという事じゃない。 「あぁ、それはですね・・・あのー・・・」 「もしも一時の気分でしてしまったのなら、これから先は絶対にしないでください。今みたいに、絶対後悔しますから。」 「後悔だなんて、私、そんな風に思ってませんよ!むしろこのために来てもらったようなものですし・・・」 フユキさんの目元がピクンと動いて、視線だけで私を見る。その視線は冷たく、私を軽蔑しているようで背筋が寒くなる。 「こんな事するために呼んだんですか。おかしな事になってしまって、どうしたら良いのか分からないって時に、こんな事のために。」 「ああぁぁ待ってください、言葉足らずですみません、別に下心だけでてことではなくって、その・・・」 「だけってことは、少なからずあったんですよね?」 自分の説明能力の無さと言葉選びの下手さにため息が出そうになる。だけど今してしまうとあらぬ疑いが掛けられそう、今は噛み殺して何とか事を穏便に・・・ 「ないって言ったら嘘になりますけど・・・だからと言ってそんなに多くないです!あっても二割くらいですよ!?」 「こっちは心配で来てるのにそれですか!もう少し考えてくださいよ!」 「だからそれだけじゃないんですってば!」 この後、帰ろうとしたフユキさんを強引に引き留めてもう一度土下座で謝り、何とか機嫌を治してもらえた。とはいっても私の印象は淫乱女になってしまっていることは間違いなく、これからどうやってフユキさんと仲良くなるか、私は頭を悩ませることになる。


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