SamuZai
にゃんす
にゃんす

fanbox


リクエスト作品

 突然の出来事なのだが、サイクリングを楽しんでいたライアンは不慮の事故に遭ってしまう。それは全くの不運な出来事で、ハードワークで疲労困憊の運転手が運転を誤り追突されてしまったのだ。気分のいい時間を過ごしていたライアンは後ろから自動車に追突され、吹き飛ばされた先にはさらに不運なことにショッピングモールの看板。ライアンは看板によって首をほとんど切断され、助かる見込みのほとんどない状態で病院へと運び込まれた。  絶望的な状況のライアンを前にして、医師たちの間には重い空気が流れる。ライアンの首はほとんど切断され、現状でどうして生きているのか不思議なほどの状態。誰もがライアンを助けることを諦め始めた時、一人の医師が声を上げた。 「彼を助けるには、アレを使うしかないだろう」  震える声で宣言した医師の言葉に、周囲の医師がざわついた。お互いに顔を見合わせながら何かを語り合い、資料の確認なのか手にしたタブレットに視線を降ろしている医者もいる。そのざわめきの中、一人の医師が「アレ」の使用を宣言した医師に駆け寄って、その肩に手を置いた。 「確かにアレを使えば助けられるかもしれない。 しかしだな、アレはまだ実用段階にはほど遠く、成功する確率も高いとは言えない・・・!」 「そうではあるが、そうではあるが! ここで消えゆく命を救うのと見捨てるの、医者ならばどちらが正しいのか、分かるだろう・・・!」  二人の医師は険しい顔で見つめ合った後、その視線でお互いの意志を図る。そして二人目の医師は一人目の医師がの決意が固いことを察して、ふぅとため息を付いた。 「分かった、負けたよ。 君の患者を救おうという気持ちは私にもわかる、やろうじゃないか」 「うむ、分かってくれるか・・・それではみんな、手術にかかろう・・・!」  ライアンの事故から数か月、医師たちの賢明な治療のおかげでライアンは普通の生活に戻れるまで回復していた。彼の妻と二人の子供は事故直後のあまりの姿にショックを受けていたが、こうして元気に家に帰ってきたライアンの姿を見ると安心する。  ただ気になることが一つ、ライアンの首にはチョーカーが付けられていた。それは一般的なチョーカーとは違ってどこか機械的で、ファッションとして付けているものではなさそうだ。ライアンの回復過程を知っている家族からすればそれは不安の種でもあるのだが、同時にそれはライアンの命を救ったものに他ならない。ライアンの首のチョーカーがあるからこそ彼は生きてここにいるのだ。 「いやぁ、はは・・・本当に心配をかけた、お前たちも知っての通り俺はこんな体になってしまったが、こうして生きて帰ってこられた」  困ったように笑いながら首のチョーカーを指さすライアンだが、その機能を知っている家族からすればその行動は恐怖でしかない。そしてライアンがなにをするかと思えば、ライアンは自らの頭をぐっと持ち上げて、身体から取り外してしまった。 そう、ライアンに施された処置というのは頭と身体を分割できるようにする手術だった。先進技術で生きたままの人体の分割を研究していた医師たちが、ライアンを救うために研究段階の機器を埋め込んで、ライアンの身体を改造したのだ。 「あぁ父さん、心臓に悪いからやめてくれよ・・・何回見ても慣れないんだ」 「そうよ、普通の人間は頭が取れる事なんてないんだから、あんまりやらないでくれる?」 「あぁ悪い悪い、世界でこれを出来るのが俺だけって思うと、ついつい見せたくなっちゃって・・・まぁ俺が俺であることには変わらないんだ、よろしく頼むよ」  こうして様々な不安はありながらも、ライアンは日常へと帰ってくることが出来た。家族と共に食事をし、共に時間を過ごし、子供がそれぞれの部屋に戻っていくのを見送ってから、愛する妻と共にベッドへと入る。そんな何でもない日常が、ライアンにとっては何よりも幸せなのだ。  そうしてライアンが妻のリサと並んで他愛もない話をしている時だ、これまで饒舌に離していたリサが急に黙り込む。何か考えているのだろうとライアンは待ち構えていたのだが、リサは言葉ではなく、その身体をライアンに寄せる。 「ねぇライアン、かえって来て早々で悪いんだけれど・・・数か月もご無沙汰、だったわけじゃない? だから、今夜は・・・」  リサがなにを言おうとしているのか察したライアンは咄嗟に、キスでリサの口を塞ぐ。突然の出来事に一瞬驚いたリサだが、すぐにライアンに身体を任せ、舌を絡め合うディープなキスを交わした。そうしてもつれ合いながら二人が唇を離していくと、リサの顔は赤く染まっていた。 「ところで、一つ提案なのだけれど・・・頭を外して、してみない?」  その提案はライアンに取っては不意打ちだった。子供達には不評だった頭を外す行為だが、リサはどうやらそれを望んでいるらしい。その真意を読み取り切れないライアンは混乱し、少し困った顔でリサの顔を見つめた。 「だって・・・世界でアナタしか出来ないんでしょう? だとしたら、その特別感って最高に刺激的だと思わない?」 「言われてみれば、確かに・・・良いとも、君が言うなら、やってみよう」  納得はしていないものの、リサが望むのならばとライアンは自らの首に手を当てて、そのまま取り外した。そんなライアンの姿を見たリサはキラキラとした目を向けて、得も言われぬ喜びをその顔で表現しているかのようだった。 「あぁ、本当に素晴らしいわ、ミステリアスで・・・んん、本当に最高よ!」 「あ、あぁ、そうか、嬉しいよ・・・」  興奮した様子でライアンを見つめるリサだが、ライアンはリサのそんな姿を見たのは初めてだった。アブノーマルなプレイに酔っているのが一番の原因なのだろうが、ライアンにとってそれは複雑だ。自分が求められているのか、それとも頭が取れるという特殊な身体を持つパートナーを求めているのか。だがそれは口に出してはいけない、世の中のほとんどのことは流れに任せるべき、世は事もなしだ。  こうして始まった夫婦の営みは、リサのリードで進んでいった。ライアンが頭を外した状態で動くことに慣れていないのが一番の原因だが、それに加えてリサに頭を奪い取られてしまったのが大きい。ライアンの意志とは関係なく目まぐるしく変わる視界、それではライアンも自由に動くことは出来ない。 リサはライアンの頭を自由に扱ってキスを交わし、乳首を舐めさせ、かと思えば首の断面を舐めてみたり。頭を取り外されたライアンの身体はベッドに身を任せ、しかしペニスだけは反応させて、ボルテージは上がっていった。  しばらくリサはライアンの頭を楽しむと、前戯は終わったということか、それとも興奮のためか、ライアンの頭をベッドに置くと、その顔に馬乗りになるようにして、秘所を押し付ける。 「あんっ、ううぅ、さぁライアン、舐めてもらえる?」 「ま、待つんだリサ、俺はまだ慣れてなくて・・・う、ぐ・・・こ、こうか!?」 「はあぁぁぁんっ! そう、そのまま舐め続けて!」  いつにもまして派手に喘ぎ散らかすリサの声に、ライアンは何か胸の奥がざわつくのを感じた。リサはライアンの頭をクンニリングスマシーンとしか思っていないのだろう、そんな考えが透いて見える。 それでは身体を張っているライアンは面白くない、そこでライアンはリサに対しての逆襲を企てた。ライアンは横目に自らの身体を見ながら動かして起き上がる、そしてリサの背後に回ると、そのまま後ろから抱きついた。リサの胸を揉みしだきながら、勃起したペニスをリサの尻にこすり付ける。するとリサの秘所からは愛液が溢れ出て、興奮しているというのがよくわかった。 「んうぅっ、いつにもまして大胆じゃない? でもこれは良いわね、クンニされながらバックで襲われるなんて、アナタにしかできないわ!」  そう言われればライアンとしても得意げに、不慣れながらも身体を動かしてリサにペニスを挿入していった。自らの口元を自らのペニスが通っていくのは若干不快ではあるが、リサが喜ぶのならこの際良いだろう、ライアンは優しい男なのだ。 一度ペニスを挿入してしまえば、あとは腰を振るだけだ。リサの胸をハンドルにしながら、ライアンは身体を動かして腰を振る。リサの興奮も相当に強いようで、結果的にお互いの接合部を舐めまわす形になったライアンの頭はリサの愛液と自らのカウパーでぐしょぐしょに濡れていく。 そうして滑りがよくなったことで、ライアンの腰も加速を増していった。リサは深いストロークを好むのだ、ライアンは速度とストロークを両立しながら腰を振る。興奮のおかげかこの夜はリサの反応が良く、ライアンも機嫌がいい、しかしそれが不運のきっかけとなった。 「あぁっ! 最高ねライアン、私もうイっちゃいそう・・・っ!」  口を塞がれて喋ることはできないが、リサの締め付けによってライアンも下腹部がビクビクと震えている、射精が近い証拠だ。一度引いて一気に奥を突いてイこう、そう考えて腰を引くとライアンは腰を引きすぎてペニスが抜けてしまう。しまったと思ったライアンだが、身体のコントロールに慣れていないせいか、引いた腰は止まらずに突き上げられた。 「んぐ・・・っ、お、ご・・・っ!?」  その突き挙げられたペニスはリサの中ではなく、ライアンの口の中へと飛び込んできた。そのあまりの勢いに自らのペニスは一気に根元までねじ込まれ、ライアンの喉奥までも届いてしまう。自らの身に何が起こっているのか理解が出来ない、自分はどうなったのだ、半ば放心状態のライアンはリサの声で現実へと帰ってきた。 「ねぇライアン、どうして突くのをやめてしまったの?」 「ん、ぐお・・・はぁ・・・っ、すまないリサ、頭を外して動くのに慣れていなくって・・・改めて、行くよ」  そうして気を取り直してペニスをリサに挿入し、ピストンを再開するライアン。しかし自らの口にペニスを受け入れてしまったショックからこの夜、ライアンは射精まで至ることが出来なかった。  翌日の仕事中の事だ、ライアンは昨日の出来事が忘れられずに仕事に手が付かずにいた。リサとの情事の事ではなく、その際に自らのペニスを自らの口に受け入れてしまったことが頭から離れない。その時の感覚などは焦っていたためにあまり覚えていないのだが、何より彼が気になったのは、口にペニスを受け入れた時に拒否反応が出なかったこと。 ここで引き合いに出すのは少しおかしいかもしれないが、ライアンがリサにフェラをお願いすると、根元までは咥えてくれない、根元まで咥えると喉の奥までペニスが到達しむせ返ってしまうからだ。それは人間が異物を飲み込まないようにする防衛反応ではあるのだが、ライアンが若いころに見たアダルトな作品ではいとも簡単に根元まで飲み込んで、喉がペニスの形に盛り上がる様な映像を見たことがある。つまり喉奥までペニスを入れたとしても拒否反応の出る人間と出ない人間が居るということで、ライアン自身は後者である可能性があるのだ。 「ふぅ・・・いかんな、仕事が手につかないよ」  ライアンは背伸びをしながらぼやく。このもやもやした感覚はどうすれば解消できるのだろうか、もしも方法があるのなら、ライアンには一つしか思いつかなかった。ライアンは辺りを見回して自分に関心が向いていないことを確認すると一人席を立ち、トイレへと向かう。足早にトイレへと向かい、そこには誰も居ないことを確認すると、ライアンは個室の中へ。そしてトイレのフタを閉じたままでそこに座るとズボンとパンツを降ろし、音を立てないように自ら頭を取り外した。 「あぁそうさ、確かめてみる他ない、それが一番早いんだ」  この場には特別興奮するような要因はないために、ライアンのペニスは平常を保っている。とはいえ刺激を与えれば反応はするはずだ、とライアンは自らの頭を股間に近づけてペニスを舐め上げる。確かフェラの前にはこう言った前戯で興奮を煽るのだ、ライアンは記憶を頼りに行動に移した。 とはいえペニスは自分のもの、どこが気持ちいいのかはなんとなくわかる。先端と裏筋を舐め上げるように刺激していくと、見る見るうちにライアンのペニスは固くなっていく。自分でも驚くほどの反応の良さに驚くが、同時にライアンの胸には不安もあった。思っていたほどに自らペニスを舐めることに対して嫌悪感が無いのだ。特別男性同士の情事に感情を向けたことは無かったのだが、自分のペニスだからだろうか、不思議と抵抗なく舐めることが出来た。 「こうしてみると、俺も中々のものだな・・・」  目の前で自らの刺激で高くそびえ立っていくペニス、こんな間近で見たことなど初めてだ。これがリサの中に入り、そして自分の口の中へと入るのか、信じられない。半信半疑ながらもライアンは大きく口を開くと、その口の中にペニスをねじ込んでいった。 (匂いは意外と気にならない、普段から清潔にしてたおかげだな)  口に入り込んでくるペニスに関しても全く嫌悪感はない、むしろ自分の口の感覚にペニスがぴくピうと反応し、心地いいくらいだ。そうして口にペニスを挿入していくと、それほどの苦も無くペニスは喉の奥まで貫通し、そしてライアンの目の前は自らの陰毛で埋め尽くされた。 (なんだ、入るじゃないか・・・!)  口の中を埋め尽くすペニスの感触は不思議といつまでもしゃぶっていたくなるような、それでいて喉を閉じる感覚も悪くはない。陰毛は少しばかり匂いがあるが、ここはムレても仕方のない場所、多少の匂いはあるだろう。自らの匂いであるおかげか不快感も少ないし、それで気分を害するということはない。  ともかくだ、これで自分は自分をフェラできることが分かった。それも妻には拒否される喉奥までの挿入をだ。もしこのまま自らの口でイくことが出来たのなら、嬉しいことはない。試しにピストンを始めようとする彼の耳に、扉を開く音が聞こえてくる。 (誰か来たな・・・そうだ、ここは会社だ、俺の家じゃない・・・)  ハっと冷静になったライアンは自らの口からペニスを引き抜くと元あった場所に取り付けて、さも用を足していたといった様子で個室から出る。するとそこには用足しを終えたのか、洗面台で手を洗う同僚のマークの姿があった。 「おやライアン、君もいたのか、随分とかかっていたみたいだが」 「はは、どうも疲れて居眠りしてたんだが、お前の着た音で目が覚めたようだ」 「久しぶりの職場復帰だものな、そりゃあ疲れもするさ・・・ところで、そんな様子で今日の夜は大丈夫か?」  マークの言う夜の事とは、ライアンは思い出せない。何か忘れてしまっていただろうか、それとも自分が焦って思い出せないだけか。直前までしていた行為が行為なだけに。ライアンは背筋が冷えていくのを感じていた。 「おいおい、その様子じゃ忘れているな? 俺の家で集まろうぜって言っていたじゃないか、嫁さん連れてさ」  そう、ライアンは思い出した。退院した直後、時間を見てマークの家でパーティをしようとしていたことを。ライアンとマーク、そしてその妻同士も仲が良く良好な友人関係を構築していた二つの夫婦は、事あるごとにどちらかの家に行ってはパーティを催しているのだ。今回はライアンの退院祝いということでマークがもてなす側、彼の家に行こうという話になっていたのだ。 「あ、あぁ、そうだったな、失念していたよ・・・今日だったのか、道理でリサが朝からはしゃいでいるわけだ」 「家のジェーンも同じさ、お互い奥さんの機嫌を損ねないように、上手くやろうぜ?」  そう言うとマークはライアンの肩を叩いてトイレをあとにしていった。思えば数か月の治療と入院明けの初めてのイベントだ、これは楽しまなければ損。ライアンは陰鬱な気分も吹き飛んで、晴れやかな気分で職場へと戻っていった。 その日の夜、ライアンは妻のリサを伴って、マークの家へとやってきた。チャイムを鳴らすをどたどたと聞こえてくる足音の後、マークが玄関から顔を出した。 「やぁ、よく来たね、待っていたよ!」 「久しぶりねマーク、待たせてしまったかしら」 「コイツは口が上手いだけさ、リサも知ってるだろ?」 「おいおい、言うじゃないか、まぁ入れよ、ジェーンが料理を用意して待ってるぞ」  玄関で談笑しつつ扉をくぐると、途端に調理の匂いが鼻を通り抜けていく。その匂いを辿って行くとマークの妻であるジェーンがテーブルに料理を並べている最中だった。ジェーンがやってきたライアンとリサに気が付くと笑顔で駆け寄ってきて、リサとジェーンは抱き合って喜び合っている。 「リサ、久しぶり、会いたかったわ」 「私もよ、家のことが忙しくって、中々時間も作れなかったから・・・」 「あぁ、その点では本当に迷惑をかけたね・・・」  リサがこの数か月、自分の時間を作れなかったのはライアンが入院していたからだ。今回の集まりはライアンの退院祝いではあるのだが、実のところはリサのストレス発散が一番の目的。仲のいいリサとジェーンが共に時間を過ごせば少しは気分も張れるだろう、ライアンとマークからのささやかな贈り物だった。 「ちょうど準備も出来たところだし、二人とも座って。 ねぇマーク、グラスとワインを持って来てくれる?」 「えぇ、仰せのままに」  ジェーンは並べた料理を整えながら座り、その間にライアンとリサも席に着く。遅れてマークがワインと人数分のグラスを持ってくると慣れた手つきでワインを開けて、グラスに注いでは一人一人の前に置いていく。 「さぁ準備が出来た、今日の主役はライアンだ、よろしく頼むの」 「はは、なんだか照れくさいな・・・まぁ、色々あったが普通の生活に戻ってこれた、今はそれがうれしいよ、乾杯」  ライアンの言葉と共に四人はグラスを軽く当て、それからワインを味わった。そうして四人は料理に手を付けていく、ジェーンの得意のサラダと、ワインによく合う肉料理。口休めにちょっとしたお菓子などを挟みつつ、久しぶりの賑やかな雰囲気にワインも進んでいく。そうなるとこの場にいる四人の全員が全員アルコールが回っていき、声も気分も大きくなっていった。となると話題の中心はストレスを溜め込んでいたリサになっていき、リサは咲耶の情事での出来事を声高に語り始めていた。 「そうなのよ、世界でライアンしか出来ないのなら、やらなきゃ損だって。 だから昨日は彼の頭を外して抱いたのよ、いつもは責められてばかりだったけれど、責めることが出来て楽しかったわ」 「おいおいリサ、そんなことを考えていたのか?」 「そのあとはライアンの身体だけが抱きついてきて、バックで突かれたんだけど・・・ライアンったら身体を動かすのに慣れてない、なんて言ってイきそうって瞬間にペニスが抜けちゃって、もう気分が盛り下がるのなんのって・・・」  リサは酒が入ると何でも言ってしまう、それが欠点でもあるのだが、可愛らしいところでもある。今はライアンを少しからかうような内容だが、それが悪かったとは一言も言っていない。しかし当然のようにその話はマークとジェーンの興味を引いて、一同の視線はライアンの首に付けられたチョーカーに集まっていた。 「そう言えばライアン、そのチョーカーが例の装置なんだろう?」 「あ、あぁ、そうだが・・・」 「ふぅん・・・だったらさ、今も頭を外せるのよね?」 「そうよライアン、せっかくなら見せてあげましょう、アナタの最高にクールでミステリアスな姿をね」  ライアンにしてみれば頭を外すのは躊躇われたが、マークとジェーンの視線が痛い。さらにはリサもそれに加わって、いよいよライアンがそれを見せなけれが場が収まらない雰囲気へと変わっていく。さすがのライアンもついに折れ、頭を外そうと首に手を当てる。 「君たちがそんなに見たいなら見せるけれど・・・怖がらないでくれよ?」  少し気は進まないが、ライアンは頭を持ち上げる。カチッという音と共にライアンの頭は身体から離れ、同時にマークとジェーンは驚きの声を上げた。あまりの驚きにそれ以降の言葉が続かないようだが、次の瞬間にライアンの頭はリサに奪い取られていた。 「見てよこの姿、頭だけじゃ何にもできなくって、なんだか可愛いの。 ほら、二人も持ってみてよ」 「リサ、俺は玩具じゃないんだぞ」 「良いじゃない、減る物じゃないんだし」  こうしてライアンの頭はマークとジェーンに手渡され、二人は子供を可愛がるかのように手にしたライアンの頭に食事を食べさせたり、手元に置いて話し相手にしたりなどをして時間を楽しんだ。ライアンもいざこうして相手をされると意外と楽しく、悪い気もしない。  楽しい時間は過ぎていき、気が付けば時間は深夜。帰るにも遅いということで、この日ライアンとリサはマークの家に泊まることになった。寝る前には身綺麗にしたいとジェーンとリサは簡単ながらもシャワーを浴びて、その間ライアンとマークはソファに並んで座ってテレビを見て他愛のない話を繰り広げていた。 「ふぅ、終わったわリサ、今日は一緒に寝ましょうよ、ガールズトークに華を咲かせるの」 「良いわね、それじゃあベッドは私たちの物ね」 「おいおい、それじゃあ俺たちはどこで寝たらいいんだい?」 「男性陣はそこに良い寝具があるでしょう?」  ジェーンの指さすのはソファ、ベッドは女性陣に明け渡し、男性陣はソファに寝ろというのだ。まぁマークの家に泊まるとなるとよくあること、このやり取りも何度となく見た。 「あぁそうするよ、ライアンと映画でも見ながら青春するよ」 「えぇ、そうしてちょうだい、行きましょうリサ」 「待って、その前に・・・」  リサを連れて寝室へ向かおうとしたジェーンを止めて、リサはライアンへと歩み寄る。そしてライアンが膝にのせていた彼の頭を持ち上げると、就寝前のキスを交わす。 「お休み、ライアン」 「あぁ、お休みリサ」 「はは、二人はアツアツだね」 「あら、ここから先は男同士で仲よくなさい?」  ライアンとのキスを終えるとリサはライアンの頭をライアンの膝の上・・・ではなく、マークの膝の上に乗せた。ライアンは頭を人に持たれる、触られることにすっかり慣れたらしく、意外なほど素直にマークの膝の上に収まった。 「ライアンのお世話は引き受けたよ」 「えぇ、それじゃあお休み」  リサとジェーンが寝室に消えていき、部屋に残ったのはライアンとマーク。テレビは深夜の放送に移り変わっていき、過去の名作映画を何気なしに見る。マークは片手に自分のビールを、もう片方の手にライアンのビールを持って時折飲ませながら、二人の話は妻がいると話し辛い話へと展開していった。 「なぁライアン、昨日の夜は奥さんと上手くいかなかったらしいが、前も何か言っていたよな?」 「ん、あぁ、俺はフェラが好きなんだが、リサが苦手みたいでな。 先端までは咥えてくれるんだが、奥はとにかく嫌がるんだ・・・あぁ、そうだ、そう言えば昨日・・・」  フェラの話に移った時だ、ライアンはふと昨日の事故を思い出し、その時の話を語った。リサはペニスが抜けたと言っていたが、実はその時に間違えてリサの下にあった自分の頭、それも口にペニスを突っ込んでしまったこと。そして意外なほどに自分のペニスはすんなりと受け入れられたこと、さらには思っていたよりも不快ではなかったことを。するとマークは膝を打ち鳴らしながら笑い、こう漏らす。 「はっはっは、まさか自分で自分をフェラするなんてなぁ・・・ここだけの話なんだけどな、前に俺も自分で自分をフェラしたことがあるんだ、意外とイケたってのは俺も分かるよ」 「なんだって? ははは、おい待ってくれ、自分で自分のをフェラするって? お前は頭が取れないのに?」 「あぁ、これが意外とイケるんだよ、何なら見せてやろうか?」  意外なほどあっさりと、マークは自分で自分をフェラする様子を見せてくれるという。これは酔った勢いなのだろう、バカな子供のじゃれ合いのように笑いながらライアンの頭は目の前のテーブルに置かれ、マークを見上げる形だ。そしてライアンの目の前でマークがズボンを脱ぐと、マークはペニスを握って数回擦る。するとどうだろうか、マークのペニスはぐんぐんと大きくなっていき、ライアンのペニスが比にならない大きさ、太さ、そして長さに肥大化していった。 「おいおいマーク、お前、すごいな・・・?」 「ははっ、まぁな、結構自慢なんだよ。 それで最大まで勃起させて、身体を丸めると・・・」  マークは身体を丸めると、そのペニスの長さと相まって、マークのペニスの先端数センチがマークの口の中へと飲み込まれていった。そのままマークは口に咥え込んだペニスをぐっぽぐっぽと音を立てながらフェラして見せ、体勢が苦しくなったのかすぐにペニスを口から放って背もたれに身体を預けた。 「はぁ・・・まぁ、こんなもんだ、意外といけるだろ、先端だけだけどさ」 「おいおいマーク、それはお前のがデカいから出来るってだけだろ、普通ならできないし、そんなに大きけりゃ奥まで入らないだろ」  マークのペニスを大きさを本人に分からせるため、ライアンはマークの隣に座る首の無い自らの身体のズボンを脱がせていった。頭に集中していたのかマークは一瞬驚いたが、それからは興味津々にライアンの様子を観察している。そして現れたペニスはこの年代の男性としては平均的な、むしろそれより少し大きいくらいのペニスだが、ライアンのペニスに比べ、マークのペニスは二倍と言ってもいいほどの大きさを誇っていた。 「へぇ、ライアンも中々の物を持っているじゃないか・・・というか、これが本当にお前も口に入るのか? これだけ大きければ奥さんが咥えられないってのは納得するんだがな」 「あぁ良いとも、見せてやるさ、よく見てろよ」  ペニスの大きさ比べはともかく、ライアンのペニスも咥えるには苦労するようにも見える。先ほどのライアンの話を半信半疑に思ったマークの言葉にライアンは焚きつけられて、ライアンは自らの頭をテーブルから持ち上げると口を大きく開けて、そのペニスを咥え込んだ。そしてライアンのペニスはライアンの口にまるでマジックかのように飲み込まれていって、すぐにライアンの顔はライアンの股間にくっついてしまった。 「おいおい、なんだよこれ、本当にすごいじゃないか・・・!」  マークの言葉に気をよくしたライアンはそのまま頭を前後させてペニスを数度扱くと、口からペニスを引き抜いた。その短時間の刺激でもライアンのペニスはしっかりと反応し、ライアンの口とペニスには先走りが少しばかり浮かんでいた。 「すごいなライアン・・・! 君は本当にすごい、素晴らしい身体になったんだな!」 「あぁ、俺も試してみたのは初めてだが、自分で自分の頭を動かすってのは意外と疲れるんだぞ?」  ライアンの言葉にマークは頷きながら何かを考えて、パンと手を打ち鳴らすとライアンの手からライアンの頭を奪い取り、その顔をライアンのペニスへと向ける。 「思いついたんだがな、慣れるまでは誰かに頭を動かしてもらったらどうだ?」 「おぉ、良い考えかもしれないな、よしマーク、やってみてくれ」  マークの提案にライアンも同意し、ライアンの首の無い身体は足を広げて待ち構えた。それを合図と見たマークはライアンの頭をペニスに近づけていき、その口に彼自身のペニスを咥えさせた。そしてマークはライアンの口にライアンのペニスを一気にねじ込むと、激しくライアンの頭を前後させ始めた。 「っ、っ!?」 「ははは、そう驚くなよライアン、こういうのは激しめにした方が気持ちが良いんだぜ?」  マークの言う通り、激しく頭を前後させることでライアンのペニスは快感に包まれていった。激しい前後でペニスを扱かれ、そしてマークに前後されることで自分でしていた時よりも予想のつかない刺激ですぐに興奮と快感が昇ってきて、さほど時間をおかずにライアンは自身の口の中に自身の精液を解き放った。その快感は凄まじいもので、身体が無意識にビクンビクンと跳ね回る。 「う、おぉ、ライアン、そんなに良かったのか!?」  突然に絶頂に至ったライアンを見てマークは焦ってライアンの口からライアンのペニスを抜き放った。するとライアンのペニスからはどくどくと精液が溢れていて、ライアンの口も精液がべったりと塗りたくられていた。 「はぁ、はぁ・・・お、思ったよりも、すごかったぞ・・・」  ライアンが呼吸を整えるまでの間、マークはライアンの事を見つめていた。その視線に気が付いたライアンがマークを見ると、マークのペニスは先ほどよりもさらに勃起し、それも先走りを垂れ流しながら羨望の眼差しでライアンを見つめていた。二人は視線だけで意志を伝え合うと、マークはライアンの頭をペニスに近づけ、ライアンはそのままマークのペニスを口の中に受け入れた。 「ん、うお、おぉ・・・っ」  自らのペニスを飲み込まれ、マークは思わず感動の声を上げた。なぜならば彼のペニスは大きすぎて、妻のジェーンですらも一度も咥えてくれたことが無いのだ。そしてライアンの口はどこまでもマークのペニスを飲み込んでいく、その感覚があまりにも新鮮で、マークは過剰なほどに反応してしまうのだ。 そして少しするとライアンはマークのペニスをすっかり飲み込んでしまい、根元までライアンの口の中へと収まった。  さらにはそれはライアンにとっても快感で、喉の奥までペニスで貫かれてしまっているという独特の感覚はライアンを深く興奮させた。喉奥にねじ込まれた分のマークのペニスがどこに行ってしまったのかは分からないが、今はそれは重要なことではない。 「お、あ、あぁ・・・っ」  するとマークはライアンの頭を激しく上下、そして自らのペニスをライアンの口から出し入れして楽しみ始めた。マークの長大なペニスを完全に咥え込めるのはこの世でライアンのみ、それを思うならばここでその快感を享受しなければ損だ、マークの脳は本能的にそれを第一の目標としていた。 だがそれはオナホールとして扱われているライアンとしてはたまったものではない。抵抗のできない刺激と口にねじ込まれたペニスの長大さと強大さ、それはライアンのすべてを塗りつぶしてしまうような激しいもので、ライアンの口の中でマークのペニスは荒れ狂う。 「うお・・・っ、これ、は・・・っ!」  マークが腰をビクンと跳ね上げると、途端にマークのペニスが膨れ上がる。同時にライアンの口にはマークのペニスが根元までねじ込まれ、ライアンの喉奥へとマークの精子が注ぎ込まれていった。 「・・・っ、っ!?」  喉奥にペニスをねじ込まれ、吐き出すことも敵わないライアンはそのまま精子を受け入れた、いや受け入れざるを得なかった。しかしライアンにとってもマークに突かれることはさほど不快ではなく、むしろ満たされたような感覚に包まれていた。  しばらくしてマークの腰の痙攣が止まると、ライアンの口からはマークのペニスがずるりと引き抜かれた。マークはペニスから、ライアンは口から残った精子を垂れ流しつつ、マークはライアンの頭を隣に座るライアンの身体との間に置いた。 「なぁライアン」 「どうしたマーク」 「今日の出来事は、二人の秘密にしておこう」 「あぁ、そうした方が良い、間違いない」  一晩限りの極上の絶頂、しかしこんな出来事をお互いの妻に知られるわけには行かない。二人はこの出来事を胸の奥深くにしまい込むことを決め、固く口を紡ぐのだった。


More Creators