いつもあとがきがないわたしの同人誌のあとがき兼解説パート。
(本編はちょ~~~~~~~~~~ハピエンですヨ)
■大まかな時系列
(イベントで無配したものです)
α世界線のたんじろは汎用性が高い………
無限列車で杏寿郎と禰豆子が自力覚醒出来たのはα世界の炭治郎の力です。
自決した際に粉々になったα炭治郎の魂は無意識領域という固有結界において保護され、夢を介して別の世界線のX炭治郎(と主に家族)に接触できる身となりました。
※原作の無限列車で、炭治郎に川のなかから起きろ!と呼び掛けたり、命の危機に瀕したときに的確なアドバイスをくれたり奮い立たせてくれるキーパーソンと同じような立ち位置です。
暁の回顧録は無限列車編において杏寿郎生存ifを描きたいが為に考えた話なので一応もうこれで完結の形になります。
杏寿郎救っておいてうずいぱいせんの腕を欠損させたり他の柱を原作そのまま死亡させるのも贔屓が過ぎるなと我ながら思うので……
ただα炭治郎の活躍により、鬼ぃちゃん炭治郎がクリティカルな成果を上げ、
例えば
メインキャラクターが誰も死ななかった場合、
【鬼舞辻との最終決戦で彼岸に行った際に現実に押し戻してくれるのが家族の手しかなくなる】=【ほぼ自力帰還しかない】
ことになるので、
杏寿郎の追想編では【いまの杏寿郎や禰豆子に会いたい一心】で戻ってきたラストになっています。
なので暁の回顧録ではもしかすると炭治郎の家族以外
誰も死んでいないのかもしれない……
■α世界の炭治郎の話(胸糞シナリオ)
最終決戦後、瀕死の鬼舞辻に鬼にされ、我を失ったあと、唐突に意識が覚めた炭治郎が見たものは市街地に横たわる仲間の死体の山でした。
もう夜になっていたので隣にはずっと泣いたままの兪史郎がおり、ことの経緯を説明してくれました。
鬼になった炭治郎がまず傍にいた隠を殺してしまったこと、瞬く間に日光を克服し、鬼殺隊士を攻撃し始めたこと。
カナヲが珠世さんの作った薬を打とうとしたがその際に炭治郎の攻撃が命中し、薬の半分程度しか炭治郎に投与できないまま絶命したこと、
鬼から人間に戻った禰豆子が、じぶんの抗体のある身を食べればあるいは炭治郎が正気に戻るのではないかと提案し、反対した善逸、伊之助、義勇をはじめとした鬼殺隊士全員が禰豆子を守ろうと戦い落命したこと。
結果的に禰豆子を食らいつくしたあとに炭治郎は気を失い、いま正気に戻り目覚めたこと。
到底償えるものではない過ちを犯した炭治郎に、俺はお前がすべて悪いと思っているわけではないけど自決してくれと兪史郎が泣きながら頼みます(もはや炭治郎を殺せる人間は誰も存在しなかったので)
※まぁ実際のところ抗体は口から接種しても筋肉になるだけなんで愛のちからかなにかで正気に戻った(人間に戻ったわけではない)のだと思ってください
はじめのシナリオでは、
鬼舞辻の力に呑まれ鬼にされた炭治郎がその場にいた鬼殺隊及び妹を殺害したのち、前述の件があって自決しようとして発動した血鬼術が、もう一度やり直したいという強い後悔と思念から
【時を戻す血鬼術】であり、
【鬼化した炭治郎がそのまま二年前に戻った】ので、
【この暁の回顧録の炭治郎は鬼化している】
という設定にしようと思っていました。
でも時を戻す能力はあまりにチート過ぎるというか
ウルトラハイパー便利かつめっちゃ好きな設定なんですけども、
時を戻してやり直したからって一度このα世界線で失った(奪った)命がある以上
ハッピーエンドになるだろうか……?
と思ったのでα炭治郎には救いがなくて申し訳ないんですが
α世界線は鬼化した炭治郎が消滅することで、鬼のいない平和な世を勝ち取った物語として幕を閉じることにしました。
「人を喰い殺せば取り返しがつかない。殺された人は戻らない」
って推しも言ってるので……。
追走編でも時間が戻ることはないって言ってるのに時間戻ってたら結局ナンナンダヨってなりますよね。
まぁ前述したように同一炭治郎がタイムリープしてる設定でもそんなに矛盾は生じないので(血鬼術で自傷した際炭治郎の一週目の記憶がぜんぶ飛んだと仮定すれば)、
どっちに取ってもらってもいいかなと思って書いてました。
かつてカラ松奇譚という松の二次創作で長編描いたときにタイムリープシナリオ八回くらいやったんでもうループ物語はやめとこって思ったんですが究極のオチが似た感じになって申し訳ない
松は原作から命がくっっそ軽いし特に理由もなく6つ子が理不尽かつ唐突に死ぬ話多いからまぁあれなんですけど
きめつでタイムリープしまくると原作のあの一人一人が舞台を降りていったときの、炭治郎が感じたであろう命の重さが、なんかこう、やり直せる!、ってなったら、軽くなるみたいで嫌だな……って思って……命をかけた刹那に選んだ言動や軌跡をやり直してほしくないと思ったので、タイムリープネタにはしませんでした。
コイツ……原作で死んでない殺してないキャラを殺しておいてどの口が……
因みにα世界の炭治郎は煉獄さんに対して恋心的なものは抱いてません。(勿論尊敬してその教えを心の指針にはしてましたが)
α炭治郎は杏寿郎の夢を追体験したのでこういう世界もあったのか……っておもってますがこころがぶっ壊れてるのでもう感傷に浸ることはないです。
X世界線でα炭治郎が杏寿郎を助けたのは
現状鬼を倒し禰豆子を守ってくれる唯一の人間であり、
無限列車で死ぬはずだった煉獄杏寿郎を救うことで
「煉獄さんなら竈門炭治郎が間違えたときに必ず殺してくれるだろう」
と期待したからです。
て言いつつα炭治郎と杏寿郎はたまたま意識が繋がっただけなので直接的な手助けをすることはほぼ出来ず、ただ目覚めたときにいきなり縄を日輪刀で切ったらおさげちゃんを杏寿郎が殺してしまうことになるのでちょっとアドバイスくれた流れでした。
このα炭治郎はこれからも多くの世界線を渡り、他の世界の多くの炭治郎やその周囲の人々を救っていくことを使命に彷徨いつづける魂(裏主人公)になります。
おいネタを被せるな。
ひとまず暁の回顧録シリーズの全容の解説はこんな感じです。
次の記事で炭治郎の追走編の中身の解説を書きたいと思います。
どんだけ解説書くんやって感じですみません………。
暁の回顧録本編は読んでいただいたとおり超ハッピーエンドなのでこの記事よりかは明るい内容になると思います。来週くらい更新予定。