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言葉に出来ないものの説明に挑戦②

こんにちは!


最近M3関連がようやく一段落つきました。

というのもつかの間、今度は5月締め切りの案件が3つ溜まっていて

実際のところあんまり落ち着いた感じが無い日々を送っています。


今回は「言葉に出来ないものの説明に挑戦」第二弾!


前回はメロディの作り方についてでしたが、

次は何を説明するのでしょうか。




……。





"グルーヴ"についてです!

英語で書くとGroove。


僕はこれまで記事で「このフレーズはグルーヴが…」みたいなことを

何度も言っていたと思うのですが

このグルーヴってなんだよと思った人もたぶんいるはず!


そして僕は曲作りにおいてこのグルーヴというものをかなり重視しているので

この記事を読めば僕が何をそんなに表現しようとしているのかが分かると思います。




インターネットに聞いてみた

とりあえずGoogleさんに聞いてみました

"ノリがよく、高揚感を感じることができる演奏のことや、それぞれのパートがしっかりと噛み合っている状態のことを指します"

……。

なんだか曖昧な答えですね。


ノリが良くてテンション上がったらなんでもグルーヴになるんかい!とツッコみそうになります。

これは僕が求めるグルーヴの説明ではありません。





次に、最近世間を賑わせているChatGPTさんに聞いてみました

ふむふむ、なるほどなるほど。


Googleさんよりは僕の感覚に近い答えが返ってきました!

さすが最先端の人工知能ですね。


特に

"ドラムやベースなどのリズムセクションが中心となって、リズムのグルーヴを作り出します。このグルーヴは、リズムの微妙なニュアンスや、アクセントの強弱、演奏者のタイミングやフィーリングなどによって生まれます。"


この説明は結構的確だと思います!



というわけで、インターネットによれば


- グルーヴとは、流れや感覚のことである。

- ドラムとベースがグルーヴの中心である。

- タイミングやアクセントの強弱によって生まれる。


この3つによってグルーヴは構成されるとのことです。



いや、これは正しいです!正しいグルーヴの説明になっていると思うのですが

あくまで僕の頭の中の「グルーヴ」はこれで終わりではなく、さらに説明を加える必要があります。



グルーヴあれこれ

簡潔に言います!グルーヴには2種類あると思っています


1. タイミングのズレやアクセントの強弱による生演奏っぽさ

これはさっきインターネットが答えてくれたやつですね。

そしてあと2つ!


2. オフビートによるリズムの厚み



この2つです!



もっとたくさんグルーヴを良くする要素はあるけど、

とりあえずこの3つが重要な要素だと思います。




1. タイミングのズレやアクセントの強弱による生演奏っぽさ

ファンクやソウル、ジャズといった生演奏の音楽には必要不可欠な要素だと思います。

これらのジャンルをDAWで再現しようとする時、もしMIDIでグリッドきっちり合わせてベロシティ最大でベタ打ちしようものなら間違いなく怒られてしまうと思います。


ところが、ダンスミュージックにおいては必ずしもそうでもありません。

例えばシンセの打ち込みにおいては、タイミングをズラす手法はやってる方多いと思いますが、抑揚についてはどちらかと言えばエフェクトのオートメーションやサウンドのレイヤー・切り替えによって行うことが多いと思います。


とはいっても、ダンスミュージックであってもピアノやストリングスなど生楽器を打ち込む時はベロシティやアーティキュレーションの調整は非常に有効です!

シンセやサンプルのやり方、生楽器音源のやり方、それぞれ用途に合わせて切り替えてフレーズを抑揚豊かにしていきましょう。



2. オフビートによるリズムの厚み

個人的にグルーヴを説明する上で切り離せない要素は"オフビート"です!


オフビートとは、主役のビートとは別に、ビートから外した箇所にアクセントを置くことです。

もっと平たく言えば、三連符みたいな、跳ねたリズムをニュアンスとして取り入れることです。(用語的には、シャッフルやSwingと言います)



例えば、前に僕がfanboxの記事で書いた「早い4つ打ちのドラムを作る時は、breakbeatsをうっすら重ねると良い」という内容も、言ってしまえばオフビート的なニュアンスを生み出したと言えます。


breakbeatsは、4つ打ちとは違うアクセント箇所(キックとスネアのタイミング)を持ちます。そのアクセント箇所を4つ打ちのサポートとして置くことで、4つ打ちの裏の部分(裏打ちハイハットの部分)にバリエーションが生まれた結果リズムに厚みが出るのです。



別の例を挙げます。


こういうタイプのビートを作る時に



fanbox0417_1


ここに8分のハイハットの刻みを足します

fanbox0417_2


このハイハットも一応ビートに新しいノリを加えてはいますが、まだグルーヴとまではいっていません。





ここに別のパーカッションサンプルでこのようなリズムのループを加えてみます

fanbox0417_3


でました、三拍子なようで4/4でやってる、よく耳にする疑似的な三拍子ですね。


これを重ねると、一気にビートの裏拍部分にノリが生まれます。


fanbox0417_4

この、キックとスネアが鳴っていない「空白の部分」をいかに気持ちよく聴かせるか、というのがグルーヴの肝だと思ってるのです!



ちなみに、この疑似三連符を本当の三連符に変えると更に跳ねたリズムになって面白いです。

fanbox0417_5




このオフビートは三連符だけでなく、さまざまな形で活用させることができます。

主役のBassサウンドのオフビートとしてサポートのBassサウンドのフレーズを入れたり、

あえてドラムのオフビートのリズムでシンセを鳴らしたり、などなど



要するに、4つ打ちのドラムだからといって表拍のリズムで曲を作らなくていい!ということですね。逆もまた然り。

リズムが立体的になることによって、サウンド全体も刺激的になると思います!




というわけで、グルーヴについてのお話でした。


ではまた〜〜

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