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キャラクターデザイン裏話

今回はキャラクターデザインの裏話というか思い出話をしてみようと思います。


私が初めてキャラクターデザインをしたのがBLEACHです。

ぴえろで探偵学園Qという作品が終わり、その後サンライズに席を置いてプラネテスに参加していた頃だったと思います。

当時ぴえろのプロデューサーから「BLEACHのキャラクターデザインコンペ出てみない?」とお話をいただきました。

初めてのキャラコンペだったので、どのように描けば良いか分からず戸惑いましたが、自分がアニメーションとしてこの作品を表現するとしたらどうするかという考えを軸にして描くことにしました。(これはプラネテスのキャラデザ千羽由利子さんがおっしゃっていたことを思い出したからです。)

キャラコンペでは、一護、ルキア、雨竜、織姫を描いて提出しました。

後から聞いたのですが、キャラコンペは6人くらいの競作で選ぶ形式だったようです。

久保先生や編集(当時の担当編集は現ジャンプ編集長の中野さんでした)を交えて委員会メンバーで選出していったんだと思います。

その中から私の絵が選ばれたのですが、久保先生的な決め手は「織姫が肉感的に描けていたから」ということでした。

当時の久保先生の絵柄が、初期のソリッドな絵柄からリアリティラインが上がって肉付きが良い方向に変わっていった頃だったと思います。そこにちょうどハマったのかなと今となっては思っています。

なにが決め手になるか分からないものですね。

その後、正式にキャラクターデザインを担当することになり、先生との顔合わせを経て実作業に入ることになります。

前述したように、先生の絵柄が変化している頃だったので、アニメの絵柄を原作での最新の絵柄に寄せていくことになりました。

ただ、最新の絵柄に寄せすぎると、その絵柄で初期エピソードをアニメで表現するときに少し違和感が出てしまう懸念も鑑みて「良いバランス」を探っていきました。

何度か先生とやりとりして一緒にバランスを探るイメージです。(こういう作業はよく発生します。最近だと神之塔がまさにそんな感じでした。)

そのようにしてBLEACHのキャラクターデザインを進めていくとなった時に、今度はサンライズからリーンの翼のキャラクターデザインの打診をいただきました。


「え、キャラデザ同時に2作品?!」


この後のお話はまた今度…


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