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ユウキ ボクシングスパーリング後。

 いつも自分の創作活動を支援してくださり、誠にありがとうございます! なかなか更新できずにすみません( *´艸`) ずっと多忙だった本職がひと段落したので、これからは出来る限りこまめに更新できればと考えております!



「ふぅ」


 生徒用のリングから戻り、ユウキは腰を下ろすと、ロッカールームで息を吐く。


 すぐ近くには、先ほどまでリングの上で拳を合わせていた、同じ紛争学園に通う生徒の一人。ユウキと同じように汗だくで、疲労の息を吐いていた。


 紛争学園に所属する生徒なら、だれもが学年最強を虎視眈々と狙っている。よって下級年最強と名高いユウキの才覚と実力を知り、そんなユウキを屈服させようとする生徒は少なくない。そんな学園生活に慣れたユウキも外での喧嘩はなるべく避けるように動いており、なるべくこうしてリングに持ち込んでいる。


 喧嘩紛いのボクシングのスパーリングは、ユウキの圧倒的な勝利に終わった。相手が挑発を繰り出してユウキの目の色が変わってからは、それは更に顕著だった。


 ロッカールームに入ってから互いに口を聞かず、二人きりの部屋には緊張が張り詰める。ユウキは重たい口を開いた。


「……さっきは、わりぃ。やりすぎた。本気で殴っちまったけど……、大丈夫か?」


「……うるせぇ、謝んじゃねぇっ! テメェは、俺が……」





 冷静ながら申し訳なさを浮かべたユウキの言葉に、しかし相手の青年は悔しさのあまり舌打ちした。


 もはや、ユウキが何を言おうとも、青年の自尊心を傷つけるだけだった。ユウキは押し黙る。

 暗鬱とした雰囲気の中、ユウキは小さく嘆息をはき、自分のパンツに手をかけた。



「…………っ! テ、テメェ、何脱いでんだよっ!」


「着替えるからに決まってるだろ」




 先ほどまで、死ぬ気で殴り合っていたとはいえ……、整った顔立ちのユウキが引き締まった四肢を抵抗なく晒す様子に、青年は苛立ちながらも、そっと頬を赤らめて反応した。



 そうしているうちにシャワールームが開いたらしかった。ユウキは頬の汗を軽くぬぐい、全裸で向こうに歩いていく。

 噂なんてあてにならない、自分よりも小さいから、絶対に勝てるはずだった。だが、結果は惨敗だ。好き放題に殴られ、プライドはずたずただった。

 青年は奥歯を食いしばって煮え立つ怒りを堪えていたが……、ふと思いつき、口元を緩める。


「このままじゃ終わらねぇぞ……、テメェにも屈辱を味わわせてやるぜ……っ!!」


 奥のシャワールームへと消えていくユウキを尻目に、青年はにやりとほくそ笑んだ。


※こちらのイラストはただいま製作中の「紛争学園」のCG集に収録予定です、興味を持っていただけたら幸いです(*^_^*)

ユウキ ボクシングスパーリング後。 ユウキ ボクシングスパーリング後。

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