前回はこちら

前回はこちら ● 深刻なまでにダメージを重ねたカツヤが満足に立てなくなってから、二人のタイマンは自然に、熱気を浮かばせ、互いに鍛え抜いた肉体を密着させるグラウンド戦へと移り変わった。 「がぁぁ……ぐ、おぉぉっ!!」 「はははっ! いい感触だぜ、カツヤぁっ!!」 殴るだけに飽き足らず。嗜虐に熱狂して...
●
もはや、相手の肉体とプライドを壊すだけの、怪力の押し付けでしかなかった。
そして技術も何もなくただイツキの暴虐に屈してしまうほど、カツヤには戦う力が残っていなかった。
(お……俺の、腹、が……、コイツの筋肉で、潰され……!)
か細い悲鳴は、すぐに立ち消えてしまう。腹部に巻き付き、締め上げて呼吸をゆっくりと奪ってくるその逞しい感触は、苦くも雄々しく、自分がそれに屈していくのをじわじわと感じる羽目になる。
(や、はり……強い……、俺は……イツキに……勝てない、のか……!?)
「が……、は……っ!!」
ビクッ! ビクッ!
「……オラァッ!!」
大蛇のごとくカツヤの体を締め付け続けたイツキは、カツヤの抵抗が弱くなったのを感じた後、ようやく、その肉体を放り投げるようにして開放する。
「はは、カツヤぁ……、徹底的にボコられたテメェは、いつみてもエロいなぁ?」
「はぁ……はぁ……っ!」
イツキは立ち上がると、必死に息を吸い、性器を振り乱して悶絶するカツヤを見下す。
事実的にも、状況的にも、すでに勝負は決している。が、イツキは尚も満足できなかった。そもそもにして、カツヤに勝つということが、すでにイツキの中では曖昧になりつつある。
「まだまだ、だ……、俺が飽きるまで、お前の体をぶっ潰すっ!!」
だが、確かなのは、自分がカツヤに負けた記憶は、思い出そうとすればすぐに思い出せた。あれほど悔しい記憶はなくて、だからこそ、どれだけカツヤを痛めつけても闘争心をむき出しにしたまま、本気を出し続けられる。
その一瞬の油断が、命取りになる。敗北への異常なまでの警戒心が、カツヤを嬲りつくす理由を与えていた。
……自分に牙をむく、飢えた獣。カツヤの目は、すでにイツキをそう捉えていた。
次回はこちら

前回はこちら ● 「ご、ぁぁぁ……があああああぁぁぁぁぁ……!」 ズチュ! ヌチュ! 凌辱が始まった。イツキはカツヤの性器を、自分のそれと重ねて握り、一緒くたに扱き始める。 こと男同士の、しかも軍立の学園に通う不良同士。肉弾戦で相手を下すだけが、男としての優劣を決着するものではないことはタイマンの...
yukibou
2022-02-15 12:00:15 +0000 UTCyshbs177
2022-02-15 08:51:26 +0000 UTC