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初めての敗北 常識改変 前編


疾風の勇者ハイデンベルグ、彼は若くして世界を破滅の運命から救った。

魔族を率いて人類の住まう土地へ侵略した「魔王」を討ち倒したのだった。

人々は彼を勇者と、「疾風の勇者ハイデンベルグ」と讃え、灰狼の1人の青年は世界の英雄となった。


幼き頃から故郷の村で鍛錬を積み、故郷独自の剣術を学び、魔王を討ち倒し世界を救った後でも親友以上の関係の友を故郷に残し、ハイデンベルグが不確かで曖昧に忍び寄ってきていると感じる、魔王の魔気、再来を危惧し再び世界の「真の平和」の為に一人旅を続けいた。


屈強なな身体に大きな大剣ディルヴィング、精霊の加護を得た鎧や装備品の一つ一つはハイデンベルグを世界を救った英雄と一目でわからせた。

そんなハイデンベルグが人間の領地で最も栄えている王都に立ち寄った際、世界を治める王にとある事を依頼される。


「王立図書館から「聖書」が魔術師ゾラークによって盗まれた、邪な魔術師がそれを悪用すれば再び世界に暗雲が立ち昇る」っと

ハイデンベルグは余計な言葉を交わさず、二つ返事で了承し、魔法の才能もあったハイデンベルグによる魔力の残滓検知により、そのゾラークの跡を追う為にすぐに王都を旅立った。


王へ報酬もねだらず、世界の為に身を厭わず尽くすハイデンベルグを見て、王も周りにいた兵士達もハイデンベルグを真の勇者と認め、彼の帰りを王都で待ち続けた。


彼が無事ゾラークから「聖書」を取り返し、舞い戻った際、盛大に迎えようと各々が心に秘めながら。









「無駄な争いはしたくない、大人しく聖書を持って俺と王都に来てもらうぞ?」


鬱蒼とした森の奥地の小屋にゾラークは隠れ住んでいた、幾重にも張り巡らした結界も魔力痕隠蔽も世界を救った勇者であり、本職の魔術師並みに魔術の才能もあったハイデンベルグの前では意味も無く、容易にその痕跡を辿られて発見に至った。

ゾラークは如何にも魔術一筋といった感じの蛇種の亜人であった、魔力帯びたオーブを全身に羽織り、細く鋭い宝石の様な目で余裕ある笑みで細めているが、その瞳の奥はハイデンベルグが自身が大罪を犯してまで魔術の研究にも関わらず、その魔術結界や妨害を顔色1つ変えずに突破してきた事に深い憤りの炎を宿していた。

それでも余裕ある笑みを崩さないのはせめてもの虚勢かゾラークはハイデンベルグが自身が仕掛けていた魔術トラップを掻い潜り、いとも簡単に無傷でここまでやって来れた事に自分がこのまま抵抗しても敵わないと理解していながらも、王都から聖書を盗み出した大罪人である自分が大人しく出頭しても、ここで自身の長年の魔術研究の全てを世界を救った勇者にぶつけても結果は変わらないだろうと両手に魔力を込め、ハイデンベルグに内心を吐露した。



「この聖書の価値もわからない貴方に私の偉業を邪魔を…気に入りませんねぇ…魔術にそれだけの才がありながら剣技も一流…」


「聖書を盗んだ罪以外も…王へ罪の減刑を俺からも願い出てみよう、だから無駄な抵抗はよすんだ」


「ますます気に入らないですねぇ??私がこれほどの魔力を帯びているにも関わらず、その眉ひとつ動かさない余裕の態度、

無駄かどうかはやらなければわからないでしょう?」


ゾラークの魔力が内心の怒りに比例してかますます大きくなっていく、並の冒険者や城の兵士程度だとその質量に圧倒され腰を抜かす様な威圧感、ハイデンベルグは背中に背負った魔王を両断した大剣ディルヴィングを構えもせず、ただ静かにゾラークの怒りと邪悪な魔力の波紋を見据えていた。

ハイデンベルグはゾラークにこちらから危害を加えるつもりはない事を伝える意図でそうしていたが

ゾラークにはまるで武器すら構えずとも、対処ができると軽んじられ、自分が取るに足らない存在だと自意識過剰に自尊心を傷つけ、激情を誘う事になってしまっていた。


「…これも「真の世界の平和の為か…」」


ハイデンベルグは自分の想いが伝わらなかった事、自分の言葉のせいで更なる逆上を産んでしまった事を理解しながら、ゾラークが放とうとしている魔法に備えるべく、自身の身体にも魔力を纏わせ始める。


その魔力はゾラークのどんな魔法も通さない、世界を救う旅と精霊との契約で強固になった絶対的な防御、万に一つでもゾラークの攻撃を通す事などはなかった。

ハイデンベルグの説得も虚しく愚か罪人の気の済むまで、攻撃を受けるのもせめてもの手向けかとハイデンベルグはゾラークの邪な魔法を受ける事を決意する。


そこにハイデンベルグの油断や慢心は無かった、事実ハイデンベルグの魔力はゾラークの魔法を完全に弾き、無に帰すほど強力なで完璧に覆われていた。


しかし、ハイデンベルグの体奥底で世界を救った勇者を地獄の底に堕とし、再び自身復活の贄、勇者への報復を行おうと呪いとなって潜んでいたその悪意によって、ハイデンベルグも精霊達の加護でも感知できない一瞬の隙を付き、そのゾラークの渾身の魔法の着弾の寸前だけハイデンベルグの全ての魔力も力も加護も無力化させられなければの話であった。


そして、そんな呪いの意志も発現もゾラークもハイデンベルグも予期できぬまま、

ゾラークは恨み言を叫びながら、ハイデンベルグに禍々しい魔力の球体を放つ、それは様々な怨念が込められた邪悪な魔力、常人が触れれば廃人になる程の精神を汚染する魔法、ハイデンベルグはそれを理解しながらも狂気に囚われ叫びながら自身に恨み言を飛ばすゾラークを冷静に見据えながら、その恨みの邪悪な魔法の着弾を待った。



その着弾に合わせた、その一瞬だけ勇者としての全ての力が取り上げられてしまうとも知らずに…



「なっ!?これはっ!?まずいっ!!!!」




















ゾラークが隠れ住んでいた小屋の中でゾラークは両手を後ろで縛り上げられて、ハイデンベルグに魔力封印の聖印を刻まれた魔法の光の首輪を付けられ、そこから伸びる光の鎖をハイデンベルグに引っ張られ、聖書を盗んだ大罪を王都で贖罪すべく、出立する


しかし、大罪人を捕らえ王都へと連れ帰るハイデンベルグの表情は冷静そのものであったが、勇者の光の首輪により自身の魔力を完全に封じられ、もはや逃げることすらできないはずのゾラークは邪に頰を釣り上げてハイデンベルグを見て笑っているのであった。


その視線にハイデンベルグが言葉を返すもゾラークはただ頰を釣り上げるだけであった。


「何がおかしい…気でも触れたかゾラーク」


「ふふふっ…これが笑わずにいられますか…勇者様

さあ早く私を王都から聖書を盗んだ大罪人として連れてって下さい、クックックッ…」


「無論だ…しかしおかしな真似はするなよ?俺は常にお前から目を離さないからな」


「えぇ…「私は」何もおかしなことはしませんよ、「真の世界の平和の為」?でしたっけ、私も大人しく協力致しますよ…クックックッ」


ゾラークの過剰なまでの余裕と笑みをハイデンベルグは理解できないまま、ゾラークの小屋からゾラークを引っ張り出す、アイテムポーチに目的の「聖書」も回収し、あとは来た道を戻り王都へ戻るだけ、たったそれだけの事だ


ハイデンベルグは勇者としての威厳ある装備と風格を保ったまま、王都で待つ王や民のためにゾラークの小屋から王都へと「真の世界の平和の為に」歩き出した。









「そこの罠を踏むと「真の世界の平和の為に」なりますよ?勇者様」


ゾラークの小屋を出た後に広がる鬱蒼とした森の中、森の中には外敵を駆除や利用する為の幾重にも散りばめられた魔法結界や魔法トラップ

その存在を得意の魔力探知でとっくに察知し避けて歩いていたハイデンベルグに後ろからそれを指摘する

そのトラップにトラップと知りながら自らかかるという愚行を「真の世界の平和の為」と言う名目で

ハイデンベルグはその「呪いの言葉」を言われるまでは睨みつける様にトラップを訝しみ避けていたがその言葉を聞いた途端に足を止めて、その罠に向き直る。


「むっ…強力な魔法陣トラップだな、これに引っかかると有害な異常耐性が限り無く0になってしまう上に、既に保有している有害な状態も更に悪化させてしまう物だな…

避けて通るべき物だ

一応解除しておくか…」


ハイデンベルグはそのゾラークが仕掛けた魔法陣トラップの凶悪性を理解し、それを口から述べる、それをゾラークは大きく頷き肯定して首輪からハイデンベルグの手に伸びる光の鎖を小さな音を立てて揺らす。


「さすが勇者様、その通り、私が馬鹿な侵入者の厄介な耐性を丸裸にする為に作った、トラップの1つですよ、さぁ「世界の真の平和の為に」解除致しましょう?」


「むぅ…そうだな…誰かが引っ掛かってしまう可能性もある、致し方ない」


ニタニタと楽しそうに自身のトラップの説明をするゾラークに促され、ハイデンベルグはその凶悪なトラップを自ら手に魔力を込めて解除しようとするが、それをゾラークはニチャリと口角を上げながら止める。


「勇者様ともあろう方が持ちうる勇者の力をひけ散らかす様に魔力で解除してはなりません、ここは「真の世界の平和の為に」ご自身の身体を使ってこの罠を解除してくださらないと…真の平和が遠のいてしまいますよ…クックックッ」


ゾラークに「呪いの言葉」を言われるとハイデンベルグは手に込めていたトラップ解除の魔力を何の躊躇いもなく霧散させて、言われるがままに何の対策も備えもせず、そのトラップがそこで牙を剥いていると知りながら自ら足を踏み入れてしまう、「真の世界の平和の為に」ただそれだけを想いながら、その人類とハイデンベルグの願いを叶える事に

自ら邪悪な魔術師の悪趣味なトラップに堕ちることがその悲願に繋がると思い込まされながら。



「ぁぁ…そっ…そうだなっ…これほどの邪悪な魔力だ、俺自らが魔力で解除するなど逃げてどうする

これで俺は様々な状態異常を素通りしてしまう身体になってしまうがこれも…」


ハイデンベルグは破綻した理論をもっともらしい口調で口走りながら、その邪悪な魔法陣へと足を…


「んぉおっ!真の世界の平和の為に゙ぃ゙!??」


そのトラップの凶悪を熟知しながら、むざむざ足を踏み入れて、世界を救い、これからの世界の平和を守っていくはずだった勇者の身体に深刻な呪いを浸透させて行く、その余りの強力さにハイデンベルグの顎は跳ねて、ゾラークの前でずっと冷静だった顔が初めて焦燥と苦痛に歪む。


「んぐぅぉ!?ぐっ…ここまで…強力…とはっ…」


そのトラップを踏む事が本当に「真の世界の平和の為」と思い込まされているハイデンベルグは自ら魔力抗体も精霊の加護も納めて、トラップの悪意に晒された事により、ハイデンベルグの目論見通りに身体はどんな低級な状態異常魔法にも抗えない肉体へと変わってしまう、その勇者が自らの「常識改変魔法」により自分の悪意の思惑の坩堝にハマって行く様をゾラークは滲み出る悪意を垂らしながら笑みを浮かべて近寄る。


「クックックッ…さすがは勇者様…お辛そうですねぇ、私にこの魔力封じの聖なる首輪さえ無ければ…「真の世界の平和の為に」勇者様を楽にさせる魔法をかけれるのですが…

私が勇者様に害をなす事など「真の世界の平和の為に」ありえない事なのですが…

私は大罪人…勇者様のお力になれない事が悔やまれます…クックックッ」


「ぐっ…はぁ…」


ゾラークの馬鹿げた言葉と呪いの言葉により、呪いで身体を蝕まれて呼吸を乱し滝の様に汗を流している最中に関わらず、ゾラークに手を向けてその光の鎖と首輪を霧散させる、その事により魔力を取り戻したゾラークはハイデンベルグに歩み寄り、苦しそうに片目を瞑り息を整えているハイデンベルグの無防備な額に人差し指でコツンと突き、


「これでもうあなたは私の意のまま「チャーム」」


その指先からピンクの魔力がハイデンベルグに広がり、ハイデンベルグは破顔して顔面から力が抜けた間抜けな顔を晒す、そして低級魔法の悪趣味なハートの烙印が額に刻まれ、あえて低級魅了魔法で周りにもこの勇者は魅了状態だと知らしめる様に施し、

世界を救った勇者ハイデンベルグの尊厳を弄ぶ。


「気分は良くなりましたか?勇者様?」


「あっ…かはぁ…あっ♡ぁぁ♡はひぃ…♡」


低俗な淫紋を額にデカデカと刻まれたハイデンベルグはゾラークの言われた通り、望まぬ形ではあるが気分が高揚した事に腑抜けた笑みを浮かべながら、ゆさゆさと狼の尻尾を振り感謝を伝える。

ゾラークは「常識改変」と「粗悪な魅了」で世界を救った勇者を自身の支配下に置けた事に興奮のあまり邪悪な冷笑を浮かべて、その魅了によってさらに意のままに動く様になったハイデンベルグに言葉を投げかける。


「この森には他にも沢山のトラップを仕掛けました、それらを放置して王都に出頭するなど「真の世界の平和の為に」になりませんよね?

全てあなたの身体で解除してから、私を王都に出頭する、それで構いませんか?勇者様?」


「んっ…好きです♡ゾラーク様♡ぁぁ♡ァァもちろんっ♡もちろんです♡全て「世界の真の平和の為に」俺の身体でゾラーク様のトラップ解除させてもらいますっ♡」


「クックックッ…少し低級な魅了魔法をかけ過ぎましたか?それとも耐性が低すぎるあまり…どちらにせよ、可愛らしい仔犬ができたみたいで嬉しいですよ?勇者様?

私が王都に行き裁かれるだけの旅路ですが楽しくなりそうですね…クックックッ」



その後、ハイデンベルグは額の低俗な魅了魔法の淫紋をいやらしく発光させながら、ゾラークの言われるがまま、様々なトラップを踏み抜いた、「真の世界の平和の為に」願いながら。

そのどのトラップも状態異常耐性を取り上げられた勇者ハイデンベルグの身体も脳をよく溶かしゾラーク好みの劣悪なものへと変えていった。

ゾラークは聖なる魔力封じの聖印も解除されいつでもハイデンベルグから聖書を奪い返し、逃亡することはいつでもできたが、彼の心の奥底に眠る悪意が世界の希望の勇者であるはずのハイデンベルグを辱める為にある計画を画作していた。


その為に名目上、勇者ハイデンベルグに王都へ連行されている大罪人ゾラークとして、王都への贖罪の旅を勇者ハイデンベルグにトラップを踏ませながら、隠れ住んでいた森を後にするのであった。









「勇者様…もう少し早く歩けませんか?これではいつまで経っても王都へは…」



剥き出しの岩山を歩いていた罪人ゾラークと勇者ハイデンベルグ

しかし何故か罪人であるはずのゾラークが先に歩き、その手には光の鎖

その鎖の先はハイデンベルグの股間へと伸びており、そこから飛び出て真っ赤に興奮した肉棒に魔力封じの聖印が刻まれた首輪が肉棒から溢れる汁を漏らさぬ為にキツく縛り上げられていた。

歩くたびに勇者の肉体に深く厚く染み込まされた淫毒などの状態異常にハイデンベルグは狂わされ、足取りは重く疲弊した呼吸を漏らしていた。


精霊の加護を得た鎧の下で浅ましく勃起した肉棒で鎧の前掛けを内側からその浅ましい汁で汚し、ゾラークが気まぐれに聖なる鎖を引き寄せるとハイデンベルグは喜び腰を砕かせた。


「ほらっ…「真の世界の平和の為に」私の様な大罪人を裁かなくては…クックックッ」

「ぁぎぃ♡ひっぱぁ♡引っ張るなぁ♡」



額に深く刻まれた低俗な魅了魔法は一時解除されているのか色を失った刺青の様に目立たなくなり、あくまで「真の世界の平和の為に」大罪人ゾラークを王都に連行する為にチンポを自らの魔力封じの聖なる鎖に引っ張られ、魅了状態でも無いのに発情を隠しきれず腰を砕かせてその場に腰を落としてしまう。

その様々な状態異常に狂わされ呪いの言葉で狂った常識の中で世界の平和の為に邁進する情けない勇者の姿を見て、ゾラークは露出はしているが精霊の鎧の前掛けのおかげで辛うじて周囲からは見えない状態の前掛けを足で捲り上げて、その勇者の聖なる刻印の首輪で縛り上げた勃起したチンポを見て鼻で笑った。


「クックッ…勇者様?私は罪を犯した大罪人、そして貴方は世界を救い誰からも英雄と崇められる勇者ハイデンベルグ様、そんな貴方が大罪人である私の目の前でこんな姿を晒していいのでしょうか?」


ゾラークは様々なトラップや常識の改変の具合を確かめるかの様にハイデンベルグの心臓の鼓動の様にしゃくり上がるチンポを見ながら、冷笑を浮かべて跪いてしまっているハイデンベルグに問いかける、そしてハイデンベルグはその勇者として優秀だった頭脳で怒りを露わにし、今の自分に起こってしまっている状態を正しく説明する。


「ぐっ…卑怯者っ!!貴様の「常識改変」の呪いさえなければ、俺は貴様のトラップで状態異常を全て失わされた上で搾精トラップで犯されてお前に魔力を吸われることもなかった!軽度の混乱トラップさえ無ければ貴様に勇者の神聖なる聖魔法の譲渡などしなかった、そのせいで今聖なる刻印のせいで俺は魔力を封じられて…それ以外にも…しっしかし…これも「真の世界の平和の為」仕方ない事なのだ…???」


「クックックッ…それはそれは大変な事ですね、その他にもたくさんのトラップも沢山、順調に楽しんでもらえてる様で私は嬉しいですよ?…ん?おや?」


ゾラークがハイデンベルグを見下ろしていると、道の先で見るまでも無い粗暴な山賊が1人の商人を追いかけているところを見かけ、その商人はゾラークとハイデンベルグを見かけると助けを求める様に手を突き出していた。

「そこの旅の方ぁ!お助け!お助けをぉ!」

力なき人間の懸命な叫び声にハイデンベルグはすぐさま砕けていた腰に力を取り戻させ立ち上がり、ゾラークの返答を待たぬまま、大剣を構えて山賊の方へ走り出す、ゾラークもそれを特に引き留めもせず、今の現状を正しく理解できていない哀れな勇者のこれからを祝福するかの様に邪悪な笑みを浮かべて、手からハイデンベルグの股間に伸びていた聖なる拘束具を解除させて、これから起こるであろう悲惨な哀れな勇者の善行を走ってきた商人と合流して醜悪な笑みを浮かべながら見守っていた。


「ふんっ!はぁ!!」


ハイデンベルグ10は居るであろう無骨な武器を掲げた山賊達の行列に飛び込み、大剣を振るうまでもなく、山賊達の腹に拳を打ち込み気絶させ、腕を取り投げ飛ばし、嵐の様に山賊達を成敗して行く、その様を命からがら逃れた商人は世界を救ったハイデンベルグに感謝と尊奉の眼差しを向けていた。


その商人の救われた顔を見てゾラークは醜悪な笑みを深めて、胸の底に眠る、その尊奉と感謝の気持ちを踏み躙ろうとゆっくりと歩み出す。


「罪なき民をこんな大男が集団で襲い、許されると思うなよっ!!近くの村まで共に来て然るべき裁きを受けるのだな、山賊共よ!」


ゾラークが歩き出すまでの僅かな間にハイデンベルグは血気盛んな山賊達を撃退し、殆どの山賊達はハイデンベルグの剣術や魔法すら使わぬ、体術前に地面にひれ伏し伸びていた。

ハイデンベルグが介入しなければ間違いなく山賊達は商人に略奪を働き、命すら奪っていたかも知れない、ハイデンベルグはその事を想像するだけで牙を噛み締めて、山賊達に怒りを露わにして、勇者の聖なる鎖の魔法で山賊達を無力化した上で締め上げて、近くの村まで連れて行こうと手に魔力を込めようとした。

そう世界を救った勇者ハイデンベルグの今までも何度もか弱き民のために悪を挫いてきた行いをまた執り行おうとした時、ハイデンベルグの肩に後ろから蛇種のか細い手が乗せられ、ハイデンベルグが正義に満ち溢れた勇者の顔立ちの耳元でそっと囁いた。


「勇者様?忘れたのですか?力を持つ勇者様だからとそんな力も魔法もひけ散らかしては「真の世界の平和の為に」なりません。

以前あの森で私に示してくれたではありませんか?「自分より弱い人間には逆らわない」…と

さぁ山賊達に治癒魔法を掛けて、勇者様の正義と誠意を示さなければ真の平和など…クックックッ…」


ゾラークが喉をクツクツと鳴らしながら、勇者に新しい常識を擦り込んでいく、言葉以上の意味を持たせた、その呪いの言葉はハイデンベルグの無防備で丸裸にされている体と心によく染み込んだ。

「弱きを助け、強気を挫く」と似た様で全く違う意味を持つ暗示

「自分より弱い人間に逆らわない」というハイデンベルグの意思に関わらず、その力を発揮する新しい常識は古い勇者の常識を押し出して喪失させ、勇者ハイデンベルグの行動と理念を少しずつ確実に致命的に狂わせて行く

山賊達に怒りの眼差しを向けていた目尻は垂れて、表情は自責の念に駆られ、素早い身のこなしで1番近かった山賊を抱き上げて、治癒魔法を掛ける。


「ぁぁ…おっ…俺はなんて事を…すぐに治す…から…」


ハイデンベルグのまるで弱き者をたくしあげる様に抱えた抱擁を受けながら治癒魔法を受けていた山賊は身体の痛みが引くとすぐにハイデンベルグを突き飛ばし、怯えた様に近くの武器を拾い直して弱者として精一杯の威嚇をする。

ハイデンベルグの圧倒的な勇者としての実力の前に完全に戦意を喪失していた様であった。

両手で握った棍棒はカタカタと膝と一緒に揺れ、何故傷つけられた上で治癒されたのか理解できていないという表情だった。


ハイデンベルグはその山賊で「自分より弱い人間」の怯え切った姿に深い自責の念を抱き、それはまるで罪なき民を誤って傷つけてしまった程で先程までの正義の為に行ったこととは矛盾した感情が渦巻いているというのにハイデンベルグは新しい常識による罪悪感に支配され、酷く落胆していた。


そんなハイデンベルグに後ろから蛇らしく勇者に絡みついて少しずつ締め上げる様に纏わりつき耳元で囁いた。


「クックック…勇者様のお力ですっかり怯えてしまってますねぇ、下劣で馬鹿な山賊達にも勇者様が「真の世界の平和の為に自分より弱い人間に逆らえない」所を晒し出さないと勇者様の正義は失われ、平和が遠のいてしまいますよ…クックックッ」


そのゾラークの心を縛る様に少し魔力を込めた言葉は絶大な力を持ちながら自分の心臓を曝け出させるかの様に守るべき術を捨てさせられたハイデンベルグにはよく絡み付いた。


ドシャリ…と絶望にも似た脱力感に支配されたハイデンベルグは膝から崩れ落ちて、怯える山賊の前で跪きながら俯いていた。

自分が勇者としての世界の真の平和を願い、「自分より弱い人間には逆らえない」所を見せなければと懸命に捻じ曲げられて行く頭の中で正解を導き出そうとする。

もはや狂った常識の中でその「正解」ですら「正解」では無いとわからぬまま。

ゾラークのトラップだらけの森で教え込まれた常識で勇者として威厳と責任ある誠意を見せる為にハイデンベルグは意を決した様に、精霊の鎧の股間部分の前掛けをたくし上げて、その下で勇者ならば股間の聖剣は常に勃起させ我慢汁を垂らさなければならないと言うゾラークが教えてくれた常識に従い、固く大きく勃起した肉棒を見せつけて、腰を浮かせて肉棒を上下に揺らした。


「すっ…すまない…俺は勇者として、貴様らの様な弱き者から略奪し欲を満たす下賎な輩、弱き人間を力でねじ伏せようとした…これは勇者として人として恥ずべき事だ…どっどうか…この通りだ、チンポを勃起させて勇者としてもうお前達に逆らわない、降伏のポーズだ、どうか何でもするので許して欲しい…んんっ♡」


ハイデンベルグは怯え切った山賊、つい先程まで怒り、捕らえて正義の名の下に厳粛な場で裁きを与えようとしていた者に対して、自ら恥部を露わにして、その浅ましく興奮した証の立派な肉棒を下賎な山賊に見せつける様に腰を突き上げて許しを乞うと言う、常識ではあり得ない痴態をハイデンベルグは常識的な思考に従い行う、その懺悔の言葉と降伏宣言の後は山賊達を殴り飛ばした拳でその肉棒を激しく扱くのも忘れずに。


ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっっ…


卑猥な水音、精霊の鎧の股掛け裏生地で擦るだけの甘い快感だけで熟成されていたハイデンベルグの肉棒は「自分より弱い人間に逆らわず」許しを乞い、降伏する事に言いよう無い快感と興奮を与えた、それが体に仕込まれた卑猥な状態異常と新しい常識によって与えられた偽りの正義、快感だとも知らずに。


そんな霰もなく無防備で間抜けな勇者の降伏宣言を目にした山賊は目の前の勇者が圧倒的な力を持ち清く正しい心を持つ勇者ではなく、どういう訳かとち狂い圧倒的な力を持ちながらも何らかの原因で人格破綻した愚者と認識し、震えていた棍棒からすっかり震えも怯えも消え、ゾラークと同じ様に下賎な山賊

本来の醜悪な笑みを浮かべ、持っていた棍棒でハイデンベルグが無様に突き出し、白旗の様に振って扱いている赤く腫れた勇者の肉棒を軽く突いた。


「ぐへへっ…なんだぁ?お前ぇ?突然イヌッコロみたいに発情しだして、変態かぁ?ほれぇそんなに気持ち良いなら突いてやるよぉ」


ハイデンベルグの勃起した肉棒を敏感で弱い皮膚に棍棒の突起が擦り付けられる。


「あひぃっ♡はぁっっく♡すっすまないっら♡お前達の許されざる蛮行をっ…おっ…おほぉ♡邪魔してしま…イヒィい♡♡♡」


山賊が差し出した棍棒に跪いて自ら肉棒を擦り付けるハイデンベルグは棍棒の突起が当たるたびに卑猥な声を上げながらも懸命に下劣な山賊に謝罪し誠意を示す、その馬鹿げたハイデンベルグの痴態とそばに居る魔術師の表情を見て、全てを察し、ハイデンベルグは勇者でも何でもなくただの略奪の対象である事に確信を持った山賊はハイデンベルグに怯えていた記憶などとうに忘れ、棍棒でハイデンベルグの精霊の鎧の下からたくし上げられて突き上がる肉棒に棍棒をねじ込みながら押さえ付けて、新しい常識と「真の世界の平和の為に」白旗を振り続けるハイデンベルグに平和の為の善行を狂い続ける頭に新たな命令を叩きつけた。


「さっさと仲間達全員治療しろやぁ!変態イヌッコロと癖に獲物狩りの邪魔しやがってぇ!お前も奴隷市に一緒に売り飛ばしてやろうかぁ!」


「ぐっぁぁ♡こんぼぉぉ♡はっはひぃ♡モッ申し訳ないっ…お前達の略奪のぉ…邪魔をしてしまィィィィイ♡」


勃起した肉棒を棍棒で捻られながらハイデンベルグは何とか立ち上がり、山賊とすれ違い様に「とんだ変態ヤローだ」と馬鹿にされながら、先程自分が正義のため、「真の世界の平和の為」に弱き民を守る為に討ち倒した山賊達の治癒を行う。

山賊達の1人、また1人と身体が勇者の治癒魔法により全快以上に向上された後、事情を飲み込んだ山賊達が圧倒的な強者であり、治癒をし、このまま逃げれば見逃してもらえるはずの立場であるはずの山賊達が取った行動は…


「ぎゃっはっはっ!!なんだこの弱え勇者様はよぉぉ!」

「さっきはよくもやってくれたなぁあ!?くそガァ!!」

「何が疾風の勇者ハイデンベルグだ!ビビらせやがってクソ犬ガァ!」


完全に降伏し、肉棒を勃起させて白旗を振っていたハイデンベルグを見逃す訳もなく、

何故ハイデンベルグがこの様な痴態を演じさせられている事を完全に理解せず、いつまた強力な力で山賊達を蹂躙されるリスクより、その白旗を振る無様な勇者に思い思いの報復、復讐する事を選んだ山賊達。


蹲り、「真の世界の平和の為に」に下劣でひ弱な山賊達に逆らう選択肢を頭から抜け落とさせられているハイデンベルグは治癒した山賊達に取り囲まれ、足蹴に暴力を無抵抗のまま受けていた。

懸命に頭だけは手で守り、精霊の鎧を着ていたハイデンベルグには大したダメージにはならなかったが、精霊達の加護をふんだんに受けた鎧は下賎な人間達の足で汚れ、その他の装飾品もハイデンベルグの体と一緒に蹂躙されて行く、頭だけは殴られるたびに酷く揺れて「この暴力を甘んじて受ける事こそ、真の世界の平和の為」とぐちゃぐちゃになりつつある頭の中の常識がさらに攪拌されて歪に混ざり合う。


「あっ!?がはぁ!すまなっ!!すまなかったァァ!!ごぉっ!?せっ…世界の為なのだぁ…どっどうか許してく…げぇっ!?」


ハイデンベルグが負けじとまるで世界の命運でも握っているかの如く必死に山賊達に許しを乞う、鎧や頭への暴力だけでなく、土下座の様な体制で尻を蹴り上げられ、その度に嘲笑と暴力の中、ハイデンベルグは懸命にこれが「真の世界の平和の為に」なると信じ、暴力と心の痛みに耐え、声を上げ続けた。


すると山賊のリーダー格の人物が手で合図すると山賊達の暴力は止み、土下座の体制のハイデンベルグを囲う様に山賊達は距離を離し、全員がハイデンベルグを見下ろしていた、そんな中リーダー格の山賊がさも山賊達が加害者ではなく被害者である様な物言いでハイデンベルグの垂れ下がった頭を踏み付け、ハイデンベルグのマズルを地面に擦り付けながら、許しを得るにはどうすれば良いか分かりやすく言葉にした。


「なんだぁ?この根性無しはよぉ?図体だけで考え無しに俺らの楽しい楽しい略奪の時間を邪魔してくれやがってよぉ〜??

こりゃぁ勇者様にどう責任を取ってもらおうかねぇ?一生俺らの奴隷?それともこの場で首を刎ねてやろうかぁ?許してもらいてぇなら言葉と態度でもっと示してもらわねぇとなぁ!?勇者様よぉ!?」


山賊達の輪から外れた岩に腰掛けてハイデンベルグの無様な蹂躙ショーを愉悦の笑みを浮かべて見ていた、足元にはハイデンベルグが救うはずだった商人が縄で拘束されて転がっていたが、ゾラークはもちろんそんな哀れな商人の縄を解く常識など持ち合わせていなかった。

ハイデンベルグは焦燥の中、山賊達の輪の中で頭を踏み躙られながら懸命に考えた、この場をどうすれば切り抜けれるか「真の世界の平和の為に」力でねじ伏せるなど造作も無いが山賊達には逆らうわけにはいかない、

しかしこのままではゾラークを王都へ連行し罪を贖罪させるという「真の世界の平和の為に」繋がることも出来なくなってしまう。


本来ハイデンベルグが「自分より弱い人間に逆らって」傷つけてしまったから招いた状況、身の程を弁えてハイデンベルグに常識な判断力があれば山賊達の邪魔などせず、商人の命が山賊達の手に堕ちて弄ばれる所をゾラークと一緒に肉棒を精霊の鎧に擦り付けながら見ていれば良かったのだ、とハイデンベルグは踏み付けられて中身もグチャグチャになってしまったのか極めて狂い堕ちてしまっていた。

山賊の言う通り自分がしでかしてしまった、山賊達の略奪行為を勇者の力で阻止しようとしてしまうなどと言う「真の世界の平和の為に」許されざる行為をしてしまったのだ。

山賊の言う通りに全てが正しい、ハイデンベルグは言葉と態度、そして心から山賊達にその非礼を詫びて、その対価を支払わなければならないと思ってしまった。


そして、ジリジリと頭を踏みつけられながらマズルが地面に密着しながら、ハイデンベルグは両手を揃えて自分の頭の前方へ差し出し、蹴られてよろめいた尻を真っ直ぐに戻しながら、踏まれて地面にめり込んでいる顔をさらに自分の力で地面にめり込ませながら大声で叫んだ。


「もっ申し訳ありませんでしたぁぁっ!!俺は山賊の皆様の貴重な略奪の機会を邪魔し、勇者の力に驕り皆様を討ち倒し、力無き商人の金品を強奪する絶好の機を逃す事になり誠に申し訳ありませんっっっ!どっどうか、この不甲斐無い俺の世界への反逆をどうか許し、そしてどうか命ばかりは見逃して貰えないだろうかぁぁっ!?」


ハイデンベルグの全身の世界を救った勇者の力を使った土下座と謝罪は周囲にほんの一瞬の沈黙を生み出し、その一瞬の後、弾ける様な山賊達の嘲笑と罵声が場を支配した。


「なぁにぃ、言ってんだこのイヌッコロォッ!!」

「ぶひゃひゃ!どうか命ばかりはぁ〜だってよぉ!だっせぇなぁ!?」

「ばぁぁかっ!お前が俺らに馬鹿にされながら棍棒にチンポ擦り付けたい為の演技だってことは知ってんだよぉ〜!?」

「くっひゃひゃっひゃっ!ばかだぁこいつぅ!?イっちまってるだろぉ〜!?」


山賊達が笑い転げる中、リーダー格の山賊がハイデンベルグの頭から足を退け、髪の毛を引っ張り上げて、膝立ちの状態にさせた、そして不自然に脈動するハイデンベルグの鎧の前掛けを子分の山賊に首をしゃくり上げて命令する。

その命令を受けて前掛けを上げるとやはりと言うべきか山賊達が思い描いた、トチ狂った勇者の肉棒が赤く興奮し、汁を垂らしながらビクンビクンと脈動していた。

それを見た山賊達はさらに笑い転げてハイデンベルグを嘲笑する。

しかし、ハイデンベルグは圧倒的な羞恥心に襲われていたが、なぜそこまで馬鹿にされ笑われなければならないのか理解出来ていなかった、故に疑問を口にする。


「ぐっ…おっ俺はお前達に許されざる事をしたのだっ!その「真の世界の平和を」脅かす行為を俺はしてしまったのだ、そうならばチンポを勃起させて、俺の様な平和を脅かす愚か者は少しでも精液を撒き散らして、後世に俺のような不届者の遺伝子を残せなくなるように一般的な性行為で興奮出来ない変態になるのは当然だろう!?

ぁあ♡笑わないでくれっ♡こんな情けない俺の姿を見てぇ…見ないでくれぇ♡」


そう言いながらハイデンベルグは「真の世界の平和の為に」山賊達に媚びへつらい侘びながら、自身の露わになった肉棒を山賊に頭を掴まれながら扱き出す、この世界の平和の為に、この世界に自分のような平和の為に生きる事の出来ない不届者の遺伝子を後世に残さない為に狂った自慰行為でしか満足出来ない、常識的な男に早くなる為に。


その申し訳ないと自責の念に勝手に駆られながら、涙を流しながら山賊達の輪の中で自慰を強行する勇者の蛮行に山賊達は勇者ハイデンベルグの身なりもその狂った常識に相応しい物にするために、頭を掴まれ宙ぶらりんのまま懸命に謝りながら自慰をするハイデンベルグの世界を救った装備品や荷物、故郷から鍛え上げ魔王を両断した大剣ディルヴィングを略奪し始めた。

その暴力にも似た手つきで、精霊の鎧やアクセサリー、身に付けていた金貨袋や高級なアイテムばかりが収められたアイテムポーチを毟り取られながら、山賊のリーダーはハイデンベルグの常識に乗っ取り「真の世界の平和の為に」必要無くなった、ハイデンベルグの勇者の装備を毟り取り奪う許可をもらう。


「許されねぇ事をしたなぁ?お前はよぉ?まぁお前のその情けねぇつらと土下座とオナニーに免じて、お前の持ってるもん全部寄越せば、命だけは助けてやる、俺達は善良で優しいだろう??「真の世界の平和の為に」お前から金品財宝全て根こそぎ奪い取ってやるんだからよぉ!!?」


歪められた常識を弄びながら、山賊はハイデンベルグの手で必死に扱いている肉棒を踏み付けて、自分達の「真の世界の平和の為の温情」がどれほど慈悲深く罪深いものか味合わせるように亀頭の先をぐりぐりと踏み抜いた、その衝撃と常識的な温情に心を溶かし、快感を得たハイデンベルグの顎は髪を掴まれている中で大きく跳ねて自身の髪の毛を千切る。


「ぁぁあっ♡ありがっとぉ!温情に感謝するぅ♡はひぃ♡チンポがぁあ♡命だけぇ♡命だけはぁ♡それ以外は奪われて当然っ!!んぐっ!ぁぁ大剣がぁ!?首飾りは大事なものなんだぁ!!ぁぁ♡やめっ♡取るなぁ奪うなぁ!?ちがぅ♡世界の平和の為ぇ♡全部奪ってくれぇ♡♡」


周囲の山賊達に身包みを剥がれているにも関わらず、無抵抗にハイデンベルグは懸命に肉棒扱き続けていた。自慰をして腰を振るう事で自分より弱い山賊達に自分は無抵抗で何の脅威にもならない変態だと言う事を示し、山賊達の円滑な略奪行為に貢献する。

真の世界の平和の為に山賊に肉棒を踏まれながらするやめられない自慰の中、ハイデンベルグの長きに渡り魔王討伐の為に支えてきてくれた装備品の数々が剥ぎ取られていく。

シコる度にチンポが新しい常識に従い喜び、装備品や金品を奪われる度に最初は唐牛で疑問を抱いていたハイデンベルグも肉棒を踏まれて山賊達に嘲笑され「世界の為」など適当な事を言われれば、呆気なく差し出して心から礼を言っていた。


「ぁぁ…!その大剣は売れば大金になりますっそれ程の高価な鉱石と魔力が込められていますっ!その鎧は着ているだけでありとあらゆる邪気を退けてくれますっ!俺はゾラークの罠にハマり、自ら勇者の力でそれを無力化してましたが、お前達…皆さんなら上手く扱えるはずですっ!もちろん目利きのいい場所で売り捌けば大金にぃぎぃぃ♡チンポを踏み付けぇぇ♡命だけは助けてぇぇぇぇ♡♡♡」


気付けばハイデンベルグは何一つ身に纏わない姿となっていた。

全裸となりこれからゾラークを王都に連れて行かなければならないのに、その姿では世界を救った勇者であれどあまりに恥知らず、山賊をやり過ごした後、街で新たな服を買う為の金貨も奪われていると言うのにハイデンベルグは山賊達の円滑な略奪行為を真の世界の平和の為に助言していく。


多くの魔物を切り伏せてきた相棒とも、ハイデンベルグの強さを支える大剣を剣術も知らない山賊が素振りをするとお見事とおだてながら、自身の股間の聖剣を山賊の足に斬りつけて山賊達の嘲笑を誘う。

世界の四大精霊達に真の勇者と認められて加護も貴重な宝石も宿している精霊の鎧は野太い山賊達には着ることができず、ならばとおすすめの解体屋を勧めながら、意味を本当に理解しているのかヘラヘラの笑いながら手淫を早める勇者の姿。


ハイデンベルグから奪った装備品を雑に扱いながら山賊達が満足そうに四散していく中、最後まで嘲笑を浮かべて髪を掴んでいた山賊がハイデンベルグの髪をさらに掴み上げて、耳元で脳侵すほど濃い邪悪な声でハイデンベルグに別れを告げた。


「じゃあなぁイヌッコロ、お前のやべぇ財産は全て「真の世界の平和の為に」使わせてもらうわっ…これからは俺様達に見逃してもらった事を死ぬまで感謝しながら腰振ってなっ、馬鹿な勇者様よぉっ!」


山賊のリーダーがハイデンベルグの髪を頭ごと乱雑に投げ捨てるがハイデンベルグは勇者としての肉体は強く、すぐに直立不動の膝立ちの状態に戻り、山賊のリーダーに言われた通り、見逃してもらった事に上からも下からも涙を浮かべて腰を振り、手淫を早めて感謝した。


「あっ…温情…かっ感謝する…ぁぁっ♡感謝して腰をぉ…あっ…ぁぁっ!そんなっ…」


腑抜けた声と顔で山賊に言われるがまま腰を振り、自慰をするハイデンベルグの視界の隅に縄で縛り上げられて、ハイデンベルグの勇者の装備と一緒に戦利品として回収されていく商人の姿が見える。

商人はもはやハイデンベルグを見ることもなく、目尻は泣き腫らし絶望に染まった顔で山賊達に雑に引っ張られ歩いて行く。

ハイデンベルグの常識では救わなければならなかったはずの存在、しかし今の常識では真の世界の平和の為に、自分の命と山賊達に言われた通り腰を振る事の方が大切で優先すべき事項だった。

なのに目尻から快感からではない涙一筋溢れる


何故俺は山賊達を軽く凌駕する力を持ちながら、みすみす見逃し、自ら金品を差し出してこうして浅ましく腰を振ってグチョグチョと卑猥な音を立てながら必死にチンポを扱いているのだろう?


そんな疑問はすぐに植え付けられた新しい常識にもみ消され上書きされて行く。


連れ去られて悲惨な末路を辿るであろう商人と持ち去られてろくな使われ方をしないであろう装備品を見送りながらハイデンベルグはその常識が導き出した結論を口にし、奪われて何も無くなり心身共に丸裸になってしまいながら勇者の鍛えた筋力を遺憾なく発揮する様に手淫の速度をこの世界で誰よりも早めた。


「ぁぁ…「真の世界の平和の為」だぁ♡俺は勇者だから、誰よりも強くて誰にも逆らってはいけないからぁ…ぁぁ♡こんな気持ちいい自慰は生まれて初めてだっ…感謝…だぁぁ♡」


山賊達がどんどん小さくなり、装備品も商人も2度と戻らなくなっていっていると言うのにハイデンベルグは膝立ちのまま、一歩も動かず、その世界の平和を脅かす蛮行が完遂する最後の最後まで、そのまま姿勢で見送ろうとしていた。

一応最後まで最低限の警戒をしていたリーダー格の山賊もその情けない姿を見て、不要な警戒だったかとニヤけて笑い、最後にハイデンベルグを鼻で笑い見下し一瞥した後、山賊達をゆっくりと無警戒に背中を晒し追いかけた。

最後に手向けに呪いの言葉を世界を救った勇者にして、山賊達の蛮行を見逃し加担した哀れな変態に残した。


「俺達に馬鹿みたいに声張り上げて感謝しながら間抜けな精子ぶちまけろ、そして村や王都でこの一帯は安全な交易ルートだと流布し続けろ、そしたらその度にお前はまた間抜けに精子をぶちまけれてドハッピーな馬鹿になれる、それがお前自身も楽しめる「真の世界の平和の為に」なるだろ?」


山賊は止まらず見向きもせずにハイデンベルグの莫大な戦利品を抱えた仲間達の元へ無傷で戻って行く。ハイデンベルグは最後に残した山賊の言葉を深く胸に刻むように何度も何度も大きく縦に首を振りながら、腰と手を動かし続けた。

ゾラークを討伐する前から禁欲していた久方ぶりの射精、今までの常識では考えられなかった背徳的な自慰の前にどんな快楽が待っているのかだけがハイデンベルグ脳内で渦巻いていた。

真の世界の平和の為に、ハイデンベルグの行動理念は今も昔もそうであった。

昔の常識は弱き者の盾となり魔物と戦い、辛い旅の連続だった。

しかし今の常識は勇者の装備も金品も何も無い素っ裸で何も無い自分、まるで勇者の重積から解放されたかの様な晴れやかな気分。

そんな新しい常識を教えてくれた山賊にハイデンベルグは感謝以上の敬服の念を抱いていた。

まるで命でも救われたかの様に、このご恩と今日の出来事を墓場まで後生大事に持って行こうと心で誓う程に…


そして、感謝しながら間抜けな精子をぶちまけろと言われたハイデンベルグの睾丸は命ぜられたまま萎み、玉はビクンビクンと上がり

、ハイデンベルグは大きく息を吸い込みながら、もうほとんど見えなくなってしまった山賊達に向かって渾身の感謝を叫んだ。


「ありがとうほぉおおございまっイグゥゥウ♡全部奪われっ♡商人見殺しにしながら間抜けな精子、真の世界の平和のだめにぃばらまぎまぁずぅぅう♡♡♡♡

これからのまずますぅの山賊ぅ略奪行為ぃィイ♡繁栄をお祈りしでまずぅぅぅっっ!!!!

ありがとうございましたァァアァァァ♡♡お帰りはお気をつけてェエ!!」


ハイデンベルグの身体は弓形に弾け、真の世界の平和の為に禁欲して封じられて来た精子達が一斉に蛮行と略奪の跡地の降り注いだ。

ハイデンベルグの一世一代の魂の感謝の叫びに山賊は誰1人振り向きさえしなかった。

そんな悲惨な状況の中、ハイデンベルグは奪われ尽くし何も無くなった地面の上で裸体を晒しながら、山賊達が見えなくなるまで感謝しながら言われた通り腰を振り自慰を続けていた。


装備品も金品も弱者を守れなかった誇りも奪われて、何も無い勇者の肉体だけになってしまったハイデンベルグは一瞬の多大な喪失感より「真の世界の平和の為に」大きな異形を達成したかの様な充足感に性的な興奮と合わせた興奮で頰を赤く染めていた。


その勇者の新たな生き様に感銘を受けたかの様に小さくクツクツと笑いながら、全てを傍観していたゾラークが背後から歩み寄り、心身共に本当に丸裸のハイデンベルグの肩に手を置いて、まるでその偉業を讃えるかの様に優しく邪悪に声をかけた。



「流石勇者様…これでまた真の世界の平和に近づきましたね…クックックッ…」


「ぁぁ…胸が空く気分だ…王都へ急ぐぞ、お前の贖罪はまだ終わっていないのだからなっ」


そう力強く立ち上がるハイデンベルグの肉体は勇者と呼ぶに相応しいものであった。

しかし手は精液や淫液で汚れたまま、肉棒は常に勃起し、定期的に透明な汁が間歇泉の様に吹き出す、額には色褪せた低級の淫紋、こんな姿であろうともハイデンベルグは堂々と王都へ目指そうと堂々と言い放つ。

その滑稽で勇ましい姿がゾラークの腹を熱くし痛めさせる、笑いを堪えるのに必死なゾラークは手の甲を勇者の聖なる印を発現させて鎖をハイデンベルグに向かって解き放つ。


長い長い光の鎖はハイデンベルグの全身を淫猥に縛り上げ、亀甲縛りの形で聖なる光が照らす鎖と勇者の裸体が神々しい迄に低俗な趣味へと成り果てる。

最後は間歇泉が噴き出る肉棒を縛り上げる様に輪っかを着けて、ハイデンベルグの魔力と能力を完全に封じる、勇者にしか使えないはずの光の封印術が完成する。

ハイデンベルグはその見事なまでの勇者の聖なる力を冒涜した扱われ方を両手の掌を見ながら、その完璧になりつつある勇者の光の封印術の出来栄えを褒め称える。


「流石だな、ゾラーク…短期間でここまで光の封印術を使える様になるとは…」


「勇者様の長年の鍛錬と試練を乗り越えた経験から根こそぎ拝借してますので、これから更に強力に邪悪に昇華させていきますとも…クックッ」


「魔術師の才能は恐ろしいな…負けてられんな…俺も聖剣を磨がき上げ精進せねば…」


まるでゾラークを旅のパートナーとして褒め称える様な口ぶりで話すハイデンベルグ、その光の封印術で自らを縛り上げられて抵抗の余地を益々奪われていると言うのに感心した様に自らの「聖剣」を扱き上げ出す。


両手を真っ白に汚したハイデンベルグの手は聖剣の滑りを良くし、粘りのある水音を立てる、会話の中に聞き逃してはならない言葉があったはずなのにハイデンベルグは新しい常識の自身の鍛錬に夢中になっていた。


「ぁぁっ♡くぅ…♡こんな扱き方では世界を平和に導くなど…んぉっ♡」


硬くそそり立った肉棒から伸びる光の鎖に引っ張られ、ハイデンベルグとゾラークは王都へ向かって再び歩き出した。

その為に必要なゾラークと「聖書」の存在などすっかり頭から抜け落ちてるハイデンベルグは聖書を山賊達に自ら差し出している大罪を認識できぬまま、あくまでゾラークを王都の王の前で贖罪させる為に肉棒に付けられた光の鎖でゾラークを導き、王都へ身も心も丸裸のまま歩み続けるのであった。



新たな常識に狂わされた「真の世界の平和の為に」ハイデンベルグは肉棒を跳ねさせ、その肉棒の先が示す破滅の末路へと、大罪人ゾラークの意のままに、訳もわからぬまま転げ落ちていくのであった…



「んぉ♡ゾラーク♡もっとキツく縛ってくれ♡俺の間抜けな精子が漏れてっ…おほぉ♡」






続く?

初めての敗北 常識改変 前編

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