半失神状態の初月は、摩耶に担ぎ上げられコーナーポストに座らされた。摩耶のフィニッシュホールド、雪崩式のDDTだ。 (これなら、耐えられる…。) ラリアットで後頭部から叩き付けられ朦朧とする意識の中ではあったが、自分のダメージも踏まえて冷静に初月は受け身の体制を取る。 しかし、今日のルールに「バトルファック」が含まれていることをすっかり忘れていた。おもむろに摩耶は舌なめずりすると初月のボトムの股間部分をずらしペニスを取り出すや、亀頭を舌で柔らかく包み込んだ。 「うあああっ♡」 くちゅっ、ぬろっ…。 そんなに激しくはないが、雁首と亀頭だけを丹念に摩耶に舐め上げられ、初月は瞬く間に絶頂を迎える。 「初月っ、イッちゃだめッ!!」 セコンドの照月の声と初月が摩耶の口に迸らせた奔流の発射はほぼ同時だった。摩耶は難なくそれを飲み干す。 「んっ…相変わらず早ぇな。じゃあ、仕留めてやっか。」 腰に力が入らない初月は、コーナーポスト上の力比べもあっさり摩耶に屈してしまった。 「おらっ、行くぜ!!」 初月の首をがっちり抱え込んだ摩耶の雪崩式DDT、今度こそ受け身を取る余裕もない初月はマットに激しく叩き付けられた。 ダムッ! 「…!!!!」 「んだよ、声も出ねぇくらいヨかったのかよ、あたしのフェラ抜き。」 口許を指で拭き取りながら、摩耶はカバーに入る。 「愛宕姉ぇ、フォールだ!」 「は~い、ワーン…、ツゥー…♡」 愛宕のカウントは、いつも以上にゆっくりとしたものだった。 「初月っ、返してっ!!」 照月の声も空しく響く。 「…スリィー♡♡はぁい、ゴングよっ。勝者、摩耶ちゃん!」 「ぅっしゃあ!」 カンカンカーン! これで摩耶にはボクシングでKOで3戦全敗、プロレスで5連敗。 屈辱にまみれた初月とペニスは、力なくマットに横たわるだけだった。