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ささもと
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ヒーローは触手に堕ちる

あるヒーロー戦隊の本部に、敵が出現したとの情報が入った。その敵の情報はデータベース上にはなかったが、送られてきた画像を見るに手こずるような相手ではないとレッドは思った。 「俺とブルーのふたりで十分だろう」 そう言うレッドに対しブルーは少し不安げな表情でこう返す。 「…そんな時間かかるやつじゃないと思いますけど…。イエローさんとかいた方が良くないですか?」 しかしレッドの考えは変わることはなく「いや、問題ないだろう。さっさと倒してしまおう」とあっさり脚下してしまった。 レッドとブルーは通報のあったビルに向かう。 「しかしなんで郊外の雑居ビルなんすかねー」 そう、普段であれば敵は人が多くいる場所に現れ、多くの人を襲うものである。しかし、今回の場所は人口が少ない町のさらに端の地域にあるビルだ。 (…確かに言われてみれば不思議だな) レッドは疑問に思いながらも目的地に向け車を走らせた。 「気持ち悪いっすねー…廃墟ですよ廃墟」 ふたりが見上げる先にはぼろぼろの廃墟ビル。 ビルの窓は全て割られていて、外壁には蔦が絡まり、周りは草が生い茂っていた。ちょうど日の入りの時刻というのもあって、辺りはすでに暗く、それがより不気味さを助長していた。 ガラスが割れ外枠だけになったドアを開けて中に入る。 ジャリ…ジャリ…と歩くたびに音がする。 地面には割れたガラスや、砕けたコンクリが散らばっている。ふたりはいつなにが起きてもいいようにヒーロースーツに着替え、敵のいる最上階へと向かっていった。 「ここですね…」 「…ここだけ扉が閉まっているみたいだな」 5Fと書かれたフロア。他のフロアは侵入者が丁寧に壊したのか、扉がなかったのだが、ここだけドアが閉められている。 「本当に一体だけなんですよね?」 ブルーは妙なオーラを感じていた。それは、敵一体から感じられるようなものではなかった。 「何を怖気付いているんだ」 「いや…なんか変な感じしません。…俺ちょっと確認してみますよ」 ブルーは端末を取り出し生態反応を確認する。 「…報告通り一体だけですね。……わっ!?」 レッドがいきなりブルーの両肩に手を乗せ顔を近づける。 「何だかお前らしくないな。ん?」 「いや……まあ…」 「大丈夫だよ。すぐに倒して終わらせよう。帰りに飯でも奢ってやるよ」 「…あ…ありがとうございます…」 それでも感じる不安は消えないままだった。 …3…2…1…ゼロっ!レッドのカウントダウンでドアを蹴破り突入する。 「…レッドさん!あそこ!」 ブルーが指差した先。柱の影から一体の敵が現れた。画像で見た通りの姿形。やはり大きさはそこまでではない。 「ブルー、接近で捉えろ!」 敵がそこまでの強さでない場合にいつも行っている戦い方。スピードタイプのブルーが敵に接近し攻撃を入れる。それにより怯んだ敵をパワータイプのレッドや他隊員が追加攻撃を行うと言うものだ。 「ぅ…あ…は、はい!」 しかしブルーはさっき感じた嫌な胸騒ぎのことを思い出してしまい、敵へと踏み込む足が一歩遅れてしまった。 それからわずかコンマ1秒。レッドの頬をなにかがすごい速さでかすめた。 「…ぇ…………」 隣にいたブルーが何か言葉を発した瞬間、レッドの横から消えた。 ドゴォッ…! フロア全体に大きな衝撃音が響きビルが揺れる。粉塵が巻き起こりレッドは腕で顔を覆う。 粉塵の散る音が止みレッドは腕を下ろし目を開けた。 「……っ!?」 その目に飛び込んできた映像にレッドは言葉を詰まらせる。目の前にいた小さな敵の右手は、太く逞しい触手のように伸びていたのだ。その表面は不気味な粘液で覆われていることも確認できた。 レッドはゆっくりと触手の先を見る。 「……レッ…ド……さんっ………」 触手の先は指のように割かれ大きな手のようになり、華奢なブルーの身体は鷲掴みにされ思い切りコンクリの壁に打ち付けられていた。 レッドはすぐさまブルーの元へ駆け寄る。 「…んだよこいつ…っ…くそっ!!」 仲間を助けるため触手を引き剥がそうとするも、粘液が滑ってしまい掴むことができない。 「…レッドさんだけでも……にげ……っぐああ…っ!!」 触手に手こずっている最中も触手は攻撃をやめない。メキッ…メキッとブルーを壁に押し付けられていく。 「ブルー…少しだけ怪我をするかもしれないが耐えてくれ」 レッドは腰に装着していた武器を手に取った。 それはレッドの必殺技とも言えるレッドウイングだった。 レッドウイングは範囲攻撃用の武器となる。強い衝撃波を出し敵を吹き飛ばすものだ。 ここで使えばブルーも範囲に含まれてしまう。しかし状況が状況だ。今はブルーを助けなくてはならない。 「レッドウイング!」 大きな鉄球が落ちたような衝撃波が広がる。しかし触手は何事もなかったように動き続けている。 「レッドさん……俺のことはいいんで……早く逃げて…」 「…バカ言うな!お前を置いて逃げられるわけないだろう!」 レッドは再び手を振り上げレッドウイングを放とうとする。…が次の瞬間。 「…っぐうああっ!!??」 レッドはもう片方の手が擬態した触手に捕まってしまった。 うかつだった。ブルーの救出に気を取られるあまり、敵の存在を完全に忘却してしまっていた。 その間、敵は自身の身体を何度も攻撃するレッドをブルーと同じく危険分子と捉え捕獲の対象とし、捕獲に至ったのだ。 縄で身体を縛られたようにされたレッドは、全く身動きが取れない。身体全体をバルクアップさせるように力を入れ、触手からの脱出を試みる。しかし全く引きちぎれる様子はない。逆に力を入れれば入れるほど、敵はその締め上げる力を強めていく。 (このままでは…俺もやられてしまう…) レッドがなんとか策を考えている間も、敵の攻撃は次のフェーズへと移っていく。 ブルーを押さえつけていた触手は、その本体から新たな触手を何本も生やし始めた。そしてその新たな触手はブルーの顔を観察する。 「……!?…ひぃっ!!??や…やめろ!!やめろ!!!!」 恐怖に怯えるブルー。何度か威嚇するように動いた触手は狙いを決めた。 「うわあああああああっっっ!!!!」 触手はブルーの耳に突き刺さった。ブルーの叫び声がフロア中に響き渡る。 「…ぁ…………あ……ブ…ブルー……」 その姿を見て、レッドはただ震える声で名前を呼ぶことしかできなかった。 ぐっちゅ…ぐっちゅ…ぐっちゅ…… 性行為のピストンに似た動作で触手は何度も何度も耳の中に捩じ込まれていく。さらに触手の先からは媚薬に似た液体が分泌されており、それをほぼ直に摂取しているブルーの意識は恐怖から快楽へと変わっていった。 「ぁ……ご…あ……っ…っぁん…」 さっきまでは触手に怯え、泣きそうになっていた顔は、体液の効果で感度が上がり淫靡なものへと変わった。 「……ぁ……へ…へへ……へへへへへ」 身体に密着しているスーツのせいで、触手に興奮するブルーの股間には、勃起したちんこの形がくっきりと浮かび上がっている。 「…き…きもひいい…もっ…もっと!!もっとほしいいっ……!!」 耳から触手が抜かれる。それと同時にブルーを拘束していた触手も解かれる。 乱暴に落とされたブルーを心配し、レッドは声をかける。 「ブルー!大丈夫か!?ブルー!!」 「……へへ」 さっきまで拘束していた複数の触手がまた動き出し、ブルーの顔を撫で始めた。 「やめろ!!ブルーに触れるな!!!」 「…ぁ…あ…あは……おれ……これ…だいすきぃ…」 起き上がったブルーは触手の前に跪く。そして自分の耳に突っ込まれていたあの触手を自ら咥え始めたのだ。 「んっ……ふぅ…あひぁ…おいひい…」 じゅる…じゅる……じゅぽ…じゅぽ… 卑猥な水音を立てながらその触手を堪能している。 「……っんうあっ!」 舐め初めてすぐにその触手の先から白濁とした液体が吐き出される。ブルーは身体にかけられた液体を指ですくい、丁寧に一本ずつ舐める。 …ごくり…と喉を鳴らし飲み込むと、顔の赤みが増し、より恍惚な表情となる。 「もっとぉ……もっとほしい…」 先ほどまで自分を拘束し、頭をいじられていた相手などということは関係なく、ブルーは触手の虜となっていた。 「…んっ…う…ふ……じゅる…んっ…」 触手を口内で犯しつづけるブルー。 すると咥えていた触手たちはブルーの元から離れはじめた。 「…んあ?」 触手は形を変える。まず2本の触手の先が手の指のように5本に分かれ、ブルーの両耳を覆った。 「…え…?…ぁ……?」 なにが起きているのかわからず戸惑うブルー。 「…っぎっ!?…ぎいあああああああ!!!!????」 ブルーは突然叫び声をあげる。触手はついに身体の乗っ取りを始めたのだ。 ブルーの頭は、耳に張り付いた手のような触手の内側にある細かな触手に犯される。 「…っぎいっ…っぐ…ぎっぎぎ…や…やめっ…やめっあっ…えっ……っぎいがああ!!」 触手は脳に達しそこからさらに細かく分裂しブルーの脳を苗床にし始める。 脳が触手に刺さるたびに、その刺激は快楽になりブルーの身体へと伝わっていく。 「…ぎもぢっ…っいあっ!!もっ…ろ…ほじぃっ!!」 苦しみに歪んでいた表情は興奮から赤く火照り、喜ぶ犬のように舌を出し更なる快楽を求める。 「もっどぐだざい…っ!!もっどほじいです!!!!」 触手による刺激では足りず、ブルーは勃起した自分のちんこをスーツ越しに扱き始める。 それを感知した残りの触手数本は、わずかなスーツの破れからスーツ内へと侵入していく。 粘液を滑らせスーツ内を動き回る。そして目的地にたどり着いた触手は、前戯もせずブルーのアナルへと触手を突き刺した。 「んぅうう!!!???〜〜〜っ!!!」 びゅるるるっ…びゅるっ… 容赦なく襲ってくる快楽信号に抗えず、ブルーはスーツ内で射精をした。大量に吐き出された精は、じわりとヒーロースーツに染みを作った。 射精の余韻を味わうように身体はビクッビクッと震えていた。 身体を支配していた触手はブルーの身体を離れる。支えをなくしたブルーの身体は地面にどしゃっと倒れた。 「ブルー!しっかりしろ!!!ブルー!!!」 レッドは叫び呼びかけるが、ブルーを呼ぶが倒れたまま動かない。レッドの叫びは虚しくビル内に響くだけだった。 数分後 ブルーは立ち上がる。その様子はまるでゾンビのようにゆっくりとしていた。 「…!?…ブルー!大丈夫か!?」 状態がどうであれ動き出したブルーを見てレッドは少し安心した。 が、その安心はあっさりと打ち砕かれてしまう。 「…ブル……っ……ひぃっ…!!」 声に反応するようにレッドを見たその目は恐ろしいものだった。 目は白目がなく全部が赤黒く澱んだ色となり光がなかった。 更に耳からは、小さな触手が顔を出し動いているのが見えた。 ギギッ… 触手を出していた敵が不快な声で鳴きはじめた。ブルーはすぐさまその声の主のもとへと駆け寄った。 「やめろ!そいつは敵だ!!早く逃げろ!!!!」 解放されたブルーだけでも逃げてほしいと、レッドは大きな声で叫ぶ。まだブルーには自我が残っているとひたすらに信じて。 敵の横についたブルーは気をつけの姿勢をとり、右の手で拳を作りそれを胸に当てた。 ギギッ…ギッ…! 「はっ!私ブルーは、イブリード様に奴隷へと作り変えさせていただきました!今後、イブリード様よりいただいたご命令は、喜んで実行させていただきます!」 その言葉は、すでにブルーがブルーではなくなったことを示していた。 ギギッギッ… 「はっ!かしこまりました!私は憎きヒーロー部隊のリーダーであるレッドを倒し、イブリード様の奴隷へと生まれ変わらせます!」 レッドには仲間が敵の奴隷となったことへ悲嘆している余裕などは与えられなかった。 自分が敵の新たな目標となってしまった以上、すぐさま拘束している触手から逃げなければならないのだ。 「…っぐぅ!!くそっ!!!」 身体に力を入れ触手をちぎろうとはするが、全くもって効果はない。 「…レッドさん…無駄な抵抗はやめましょう?あなたもイブリード様の奴隷にならないとだめなんですから…」 かつて自分を慕っていたころのブルーはもうそこにはいなかった。 目の前にいるのは邪悪な表情となりレッドを敵として見ているブルーだった。 ブルーはスーツ内にいた触手を取り出しレッドの顔に押しつけ握りつぶす。 ブシュッ… 「うわっ……な、なんだ!?」 弾けた触手からは甘い匂いがした。それはとてつもなく気持ちの悪い甘い匂いだった。 「……っぐぅ!?」 その匂いすべてを吸ってしまったレッドの身体に異変はすぐに訪れた。 心臓が激しい音を立ててフル稼働し始める。そして血液がすごい勢いで体内を回り始める。 まるで全ての血管が倍以上に太くなったような感じだった。 「…やば…ぃ……なんだ……」 レッドは一気に興奮状態になり、無意識にちんこは勃起し始める。 頭を振り邪念を取り払うようにする…が、抵抗虚しく興奮状態は天井を突破してしまった。 「良い効き目でしょう?これすっげえ興奮できるんですよ」 ブルーは手についた匂いをスウっと吸い込み、自身の興奮を高めていった。 「さっき俺が縛られてるの見て興奮してましたよね?」 「し、していないっ!」 「嘘つかないでくださいよ。レッドさんがちんこ勃起させてんの見てたんですからぁ」 レッドは勃起したちんこを鷲掴みされる。触手の匂いで感度も数倍に上がっており、触られただけでオナニーのときの何倍もの快楽が頭に押し寄せてくる。 「あああっんっ!!!やめてくれっ…!」 「気持ちいいでしょ?奴隷になったらもーっとたくさん気持ちいいことできますよ?」 ブルーは背後にある無数の触手を操りレッドを磔にした。 「やめっ…やめへ…っくれぇ…っ…っああっ!!!…んぅうあっ!!…や……っきもち……っあ…!!」 大量の粘液を纏った触手がレッドの身体を舐めるように這っていく。一本の触手は破けていた隙間を見つけ、スーツの中に入り込んだ。 「ひゃっあっ!?だ…だめっ…っ…!!」 ぬめった触手は至るところを刺激する。乳首、首筋、脇、そして性器やアナルへと。 「あはは。レッドさんかわいいですね。そんな声出して喘いじゃうレッドさん見てるとなんだか俺も興奮してきちゃいますよ」 刺激に耐えられなかったレッドはあっさりと射精をしてしまった。 敵に乗っ取られたとはいえ、かつて自分を慕っていた仲間の前での射精は死にたくなるくらいに辛かった。 「レッドさん…早く仲間になりましょうよ?ね?」 「……うるさいっ!…ぜっ…絶対に…おまえらの仲間になんてならないっ!」 「もー…レッドさんはやっぱり頑固なんだよなあ…」 パチンッ…ブルーが指を鳴らす。それが合図となりスーツ内で蠢いていた触手は、より激しく性器を刺激し始めた。 「…んぐぅぉああっ…!!」 体内に取り入れてしまった触手の粘液や匂いは、レッドの体の構造を作り変えてしまった。 そのため、すでに何度も射精をしていたちんこは、未だ萎えることもなくすぐに精液を蓄え勃起を維持している。 触手はそのちんこに巻きつき、激しく扱きを始める。そして、ひくひくと刺激を待ちこがれ疼いていたアナルにも容赦なく挿入された。 「やめっ…やめへくえっ…!たのむ!!」 大群のように快楽が襲ってくる。凛々しかった顔も、涙や鼻水でぐちゃぐちゃになり、白目を剥きながらひたすらに歯を食いしばるという哀れな顔になってしまっている。 快楽に溺れ何も考えられなくなってしまっているレッドは、かろうじて残った自我にしがみつき、やめてくれと懇願する以外できなかった。 「やめませんよー。レッドさんを堕として仲間にして、もーっと楽しいことするんですからー」 レッドが犯される様子を見ながらブルーは淫美に舌舐めずりをし、自身も興奮に勃起したちんこを扱いていた。 数時間後… 「………ぁ………ぁ………」 触手の動きは永遠に止まらない。レッドの自我は今にも消えそうだった。 今はただ刺激されたときだけ虫のような小さな喘ぎを発するだけの機械のようになってしまっている。 ギギッ…ギッ 盛った犬のようにレッドを見ながらオナニーを繰り返していたブルーに新たな命令が下る。 だらしない顔が一瞬で軍隊の隊員のように引き締まる。そして右の手で拳を作り胸に当て「かしこまりました!レッドをイブリード様の奴隷に仕上げます!」と命令を受理する。 レッドの身体にまとわりついていた触手は動きを止め、レッドの身体を解放した。 「レッドさん。レッドさーん…。…もー…しょうがないなあ…」 うつ伏せに倒れていたレッドの身体を仰向けにする。ヒーロースーツは涙や汗、吐き続けた精液により全体が湿っていた。 「イブリード様から奴隷にしろという命令をいただいたので……ん?」 レッドは最後の力を振り絞りブルーの腕を掴む。 「なんですか?」 「…たの…む…やめて…くれ……」 しかしブルーは乱暴にその手を振り払う。 「……もう諦めましょう?俺たちはイブリード様の奴隷として生きていくんですから」 レッドはその言葉に何も返せず、ただブルーの笑顔を見ていることしかできなかった。 ブルーは自身が堕とされたときに使われたものと同じ触手を両手に持つ。そしてゆっくりとそれをレッドの耳元へと持っていった。 「……っぐぅっっっ!!!???」 触手はすぐさまレッドの耳に張り付き、触手を体内へと挿入していった。レッドは身体をびくんっと跳ねさせる。 あっという間に触手は脳に根を張り付き新たな情報を上書きしていく。 「…あだまが…いだいっ…!!あっあっあぁぁああ!!!!やめろ!!!やめてくれ!!!!!」 「っうがあああああ!!!!」 「…ぎっ…いっ…や…やめっ…や……やめっ…で…っ」 ブルーはイブリードの横で忠誠のポーズを取り、叫び苦しむレッドを見ていた。 * 「…があああああああ!!!!!!」 レッドの最後の叫びがこだまし、恐ろしいくらい静かな時間が生まれた。 ギギッ…ギッ…。イブリードが命令を発する。レッドは素早く体を起こし、すぐさまイブリードのもとへと駆け寄った。 ギッ…ギギギッ!そしてブルーと同じく姿勢を正し、右の手で拳を作りそれを胸のあたりに持ってくる。 「はっ!私レッドは、イブリード様に奴隷へと作り変えさせていただきました!今後、イブリード様よりいただいたご命令は、喜んで実行させていただきます!」 イブリードに対する宣誓。ブルーと同じ赤黒く澱んだ目。そのふたつはレッドがイブリードの奴隷として生まれ変わったことを証明していた。 ギギッ…ギッギギッ 「はっ!私はブルーと共に自身が所属するヒーロー部隊の隊員全てをイブリード様の奴隷にいたします!」 「はっ!私、ブルーもレッドと共に仲間を全てイブリード様の奴隷にいたします!」 尚も性器を勃起させたまま、命令を受けることを喜びとする二人。 ふたりの邪悪に満ちたその表情は、一点の曇りもなかった。 ✳︎ 『やっぱりふたりでも大丈夫な敵だったんだな』 『でもちょーっと時間かかり過ぎなんじゃないの??』 「俺がちょっとヘマしちゃったんすよ…へへ」 「でもブルーもよく頑張ってくれたよ」 本部に戻ったふたりは"普段の彼ら"を演じながら、他の隊員に結果を報告する。 『しかし…なんかすげえ変なにおいするな…。さっさとシャワー浴びてこいよ』 「わりいわりい。じゃあちょっとシャワー室で流してくるわ」 「俺も行きますー」 シャワー室に向かう二人を見送り、隊員は任務に戻っていった。 「…んっ…んふ……じゅる」 「じゅぷ…ぢゅる…」 シャワー室の個室。狭いブースでふたりは身体を絡ませ口づけをしていた。 「…ぷは……あいつら何も疑わねえな」 「わかるわけないっすよ。…これなら全員いっぺんにできるんじゃないすかね?」 「はは、たしかにな。でもまあ…ゆっくり楽しもうぜ」 「そっすね!」 ヒーロー部隊全員がイブリードの手に堕ちるのも時間の問題かもしれない…。

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