SamuZai
あいもと
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決闘

少女は授業を受けながら、放課後相手の男子をどう壊してやろうか心待ちに考えていた。 同級生の男子と交わした決闘の約束。 ルールは基本的にボクシングだが、試合は相手が動けなくなるまで……… 二人で交わした約束だ。 10カウントもなくとりあえず相手が立てなくなるまで、ギリギリまで試合を続ける。 自分の実力を考えると少女は圧倒的に相手を上回っており蹂躙できることが容易に想像できた。 スピード、パワー、テクニック…何をとっても劣っている気がしない。 そして放課後のボクシング部の部室 ついに始まる決闘、リング上に対峙する男女。 上半身裸にトランクスでボクシングローブを付けた男女が殴り合う… 試合の状況は少女の予想通りだった。 全く手がでない相手の男子。一方的に攻める少女。 「ぐひゅー…ぶひゅー…」 男子は虫の息、既に死にかけている。 少女は返り血で、男子は自分の血で真っ赤になっている。 「シッ!!」 バゴンッ!!! 「ぎゃぶ…」 右ストレートが顔面に深々と刺さり、全く自分の体を支えることもできず弾かれるように後ろに倒れる男子。 少女は倒れる男子を追いかけるようにさらに前進し、クリンチを仕掛ける。 ふにゅ… 相手の男の顔を自分の胸にうずめるようにクリンチする少女… 「とどめの前のご褒美だよ…♥」 優しく抱擁するようにクリンチする。 しかし、男子はその柔らかな感触と甘酸っぱいような汗とシャンプーの匂いを味わう余裕もなくボコボコで死にかけている。 逆に男子の最後の体温を味わう少女。 次その体に触れるときには相手は冷たくなっているだろう… そして軽く男子を引きはがし、渾身のボディを2発叩き込む。 ドチュッ!!ボゴンッ!!! 「ぎゃぼぉ…!!!」 グローブの形にひしゃげる男子の腹部。 破壊される内臓。口からは血や胃液、いろんな体液があふれ出る。 男子がパンチの衝撃にくの字に折れ曲がる。 顎が下がってくる。そこへ…… 「フッ!!!!」 グシャッッッ!!!!! 今度は少女のアッパーで顔面の下半分が醜くひしゃげる。 30cmほど体ごと浮き上がる男子。 既に少女の数十発のパンチでマウスピースは彼方に飛んでいたため、代わりに粉砕された歯が飛び散る。 浮き上がった体がまた落ちてくる。 少女は絶好のタイミングだと思い、相手のテンプル目掛け全力のスマッシュを放つ。 「シィッ!!」 ボゴンッッッ!!!!!!!! グローブが男子のこめかみに深く食い込む。 その威力にクレーターのようにグローブの形に陥没する男子の頭。 完膚なきまでの破壊。 男子の体がコーナーから反対側のロープまで吹き飛ぶ。 ドシャアアアア!!!! 無様に転がる男子の体。顔からは留処なく血が流れ続ける。 全身黒々と変色した男子の体。頭はアッパーとスマッシュによって完全につぶされて人の形を保つことができていない。 その様子を少女が余裕そうに眺める。 「(そうだ…この光景だ…これが見たかったんだ…!)」 少女は恍惚と満足そうに男子の変死体をずっと長く長く眺めていた。

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