エロで理解する修辞技法
Added 2019-05-05 13:57:50 +0000 UTCウィキペディアによると修辞技法というのは「文章やスピーチなどに豊かな表現を与えるための一連の技法」の事だそうで、私自身も修辞技法という単語だけは知っていたし倒置法とか反語なんて言葉も、学校の教科書などで聞いた事のある方が殆どだと思います。
ただ、他にどんな技法があるのかとか、どれくらいの数の技法があるのかとか詳しい事は知りません。そういう基本に興味を持たずにたらたら文字を書いているだけでは今以上の成長は無いのではないかと思い直して、ちょっと調べてみる事にしました。
そうして調べたことを記録し、学習ノートのようなものを作成することで理解を深めたいなと思って記録していきたいなと思っています。
なぜエロで学ぶのかというと、ウィキペディアの修辞技法の欄に書いてある文字を見ただけで、そこに並ぶ難解な漢字や言葉の羅列に頭が痛くなってきたからです。なので、好きなものに変換して覚えやすくしようかなと。
そう、「エロで理解する修辞技法」なんていう参考書みたいなタイトルを付けてはいますが学ぶのは私です。
つい最近になって修辞技法という言葉を覚えたばかりの、まるでカロリー計算を覚えたばかりの太ったアメリカ人のように初々しい私です。
なので間違った事や偏見を書いていたりすることもあるかもしれませんがどうかご容赦ください。というかそういう見識のある方にはぜひアドバイスなども頂きたいです。
ただ、まあウィキに書いてある事を羅列するだけではここに書く意味が無いので雑談でもしながらゆるゆる楽しくやっていこうと思います。よろしくお願いします。
まず最初は直喩法(ちょくゆほう)から
ウィキによると『「(まるで・あたかも)~のようだ(ごとし、みたいだ)」のように、比喩であることを読者に対し明示している比喩である。』だそうです。
読んで字のごとく、直接喩える法という事ですね。
先ほどの『まるでカロリー計算を覚えたばかりの太ったアメリカ人のように初々しい私』というのも直喩と言えます。
まあそんなエロスのかけらも無い悲しい例えで終わらせてはタイトル詐欺なので早速エロで例を上げるなら
「まるで巨木のような威容を放つ男性器を男は俺に向かって突きつけてきた。」
まあ、要するにオチンチンをこっちに向けてきたってだけなんですが、こういう書き方をすることで臨場感が上がるよってことでしょうね。本当に上がってるかどうかはともかく。
あとは
「ちっちゃな木苺みたいな小さくて赤い胸のぽっちを、そのあどけない少年は、恥ずかしそうに手のひらで覆って隠した。」
とか
「彼のペニスは壊れた蛇口のごとく、熱い体液を吐き出し続けた。」
とか
「ゲイにとっての男湯なんて、美味そうな料理を前にして手を付ける事の出来ない虚しいビュッフェのようなものだ。」
とかいう全然ジャンルも何も別のものをダイレクトに並べてやって、表現をより豊かにしようというのが直喩法なのかなぁ、というのが最初の印象かな。
ウィキによると、直喩法というのは近現代の西洋ではあまり洗練された技法ではない、ヤボな技法とみなされがちだそうで、そんな事言われたって直喩法側もうるせーよとしか言いようがないでしょうに。
それに、私個人としては直喩法というのは単純なだけに奥の深い表現法なんじゃないかなーという印象を持っています。
上手く使えば単純なりに読み手に深いインパクトを与えられるし、他の技法と組み合わせたりして応用が効いたりして。
「その太ましい肉の棒は、まるで彼の体に生えたもう一つの別の生き物のように、隆々脈々と呼吸をしながら俺の事をつけ狙っていた。」
またオチンチンをこっちに向けてきたってだけで芸が無くて申し訳ないですが、ちょっとグロテスクな雰囲気をプラスしてやることでエロにホラー系のドキドキを加えてやったといったとこです。
エロとバカとホラーは割と近くにあるというのは私も前から薄々と感じていた事です。
例えば、地獄先生ぬ~べ~という面白い漫画が昔ありましたが、あれはホラーとしてだけでなくちょっとエッチなテイストも含まれていて、あの頃ぬ~べ~を読んでオチンチンがきゅんとしたという男性もいらっしゃるのじゃないでしょうか。
あれはホラーのドキドキだけでなくエロのドキドキを加える事で、怖さとエロさを互いに増強させていたのではないかと、勝手に想像しております。
つり橋のドキドキを恋のドキドキに変換させてしまうという、つり橋効果の変則です。
まあそんな感じで、単純とはいっても使いようによって色んな表現が出来る直喩法ですが、何に例えるかという選択を間違えると微妙な事にもなります。
例えば「彼の腰はまるでパイルバンカーのように俺のアナルを突き上げた。」という表現をしたとして、まあ激しく犯されたという事を表現したかったんだとしても、パイルバンカーという言葉を聞いてそれを正確に思い浮かべられる人がそんなに多数派とは思えないし、人間の肉と肉のぶつかり合いを表現する上であまりそういう硬質なイメージの機械を持ち出すのは個人的にはあまり好きではありません。
快感や官能よりも苦痛を受けたという事を強調したい時ならそういう選択もありますが。
実際本物のパイルバンカーをケツにぶち込まれたいという上級者の方もいるでしょうが、そういう方をメイン読者に据えているわけでもなし。
あとはちょっと変わり種として
「俺は、彼のその立派な勃起を目にした瞬間、まるでドラ○もんの腕のようだと唸った。」
これも状況によって使い分けないと大変なことになります。
例えばロマンティックな恋を描いたBL小説の攻めがいざ濡れ場という時に股間からドラえ○んの腕を出したらもうその時点で全てが台無しです。
本当に○ラえもんの腕のようなイチモツの持ち主がいらっしゃったら申し訳ありませんがそういう話ではなく、現実問題としてその攻めは出る作品が違います。大人しく藤子先生の世界に帰るべきです。あ、そっちじゃないわ。分からないけどどっか違うとこに。
一方、高校野球部の男子更衣室の風景などで
「部の仲間たちは、林田の曝け出したその規格外のイチモツを、皆で囲んで指さしながらまるでドラ○もんの腕のようだと笑った。林田自身も笑っていた」
バカな男子高校生達の爽やかエロなやり取りとしては、まあ無いことも無いかなと個人的には思います。
こんなふうに、直喩のエロというのは少し考えるだけでも色々浮かんで楽しいものです。
他のエロ書きの方からも、こんな表現の仕方もあるよー、なんていうアイデアや過去使って気に入った表現などあればぜひお聞きしてみたいですね。
さて、こんな感じで修辞技法について、おしゃべりや情報共有をしたりのんびりやっていこうと思います。続けていけるといいなあ。
Comments
NKさん、初めまして。早速のコメントありがとうございます。修辞技法、面白そうですよね。んーっと、ご質問なのですが、私実はそんなに読書量は多くないのです。もっと人様の作品を読んで語彙を増やさないといけないなーと思いつつついサボりがちで…。ただ、私ホラーは割と好きで貴志祐介さんの本とかは何冊か所持してますね。記事にも書いた通り、エロとホラーは割と近いとこにあるので知らないうちに影響を受けているかもしれません。答えになっているかはわかりませんが。よければまた遊びに来てくださいね。
烏川
2019-05-05 14:46:32 +0000 UTCはじめまして。支援させていただきました。修辞技法興味あります。烏川さんは修辞技法を考えるにあたり影響を受けられた作家さんや小説などございますか?
NK
2019-05-05 14:32:02 +0000 UTC