SamuZai
kokakimumose
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崩壊31章までやった

崩壊3rd 31章までやた

人の律者戦ってどう見てもエルデの獣っぽいよね(一番言いたいこと)


久しぶりにデカめの休暇が訪れて、なんとなくやることもないのでJust Cause 3とかやってた

JustCause3 がプレイ時間7時間くらいで満足してしまったので更にやることがなくなり

なんかとりあえずで崩壊3rdやってた


ゼンレスゾーンゼロのアクションの源流を眺めてみたいの気持ちと

なんか知り合いが一生崩壊3rdの話してたので


ゼンレスゾーンゼロのアクションという面で言うと

既に崩壊3rdの時点でバージルっぽいアクションは実装されてたし

リナの空中浮遊移動みたいなのも、チェーンソーガリガリアクションも崩壊の時点で居て

お試しでキャラ操作するだけで結構楽しめるところはあった

極限回避の仕様なんかがゼンレスでかなり優しくなっていて、アクション自体の快感を引き上げた印象


崩壊の方はエンドコンテンツへの道のりが遠くストーリーすらまだ終わってないので

、アクションの真髄に関しては不明


とりあえず、これだけ昔Youtubeで見たことがあったので

これがどういう物語なのか見てみたいというのがプレイ中の動機だった

動画投稿されて間もない頃に見たけど、釘宮理恵と沢城みゆきがバトルしてる神アニメなのかなと思ったらソシャゲーでかなりガッカリした記憶がある


ざっくり所感

とりあえず9章までやれば面白い的な言説は聞いたことがあったのでなんとなく目標としてプレイしてみたものの、9章までやっても本当に全くおもしろくはない

全然知らないアニメの6話~10話だけ見せられたみたいな印象が強く

なんかよくわからない人によくわからない二重人格が宿ってて、よくわからない人にもよくわからない力があり、よくわからない人は暴走癖があって、よくわからない先生みたいな人がよくわからないままなんか死ぬ

とてつもない速度で展開が進むが一切ついていけない

突然ありえないクオリティの映像でプレイヤーを泣かせにきたがよくわからないまま終了 という感じだった

「幸せな学園生活だったのに崩壊のせいで終わった」みたいな悲しい話をやってるのに「幸せな学園生活」の描写がほとんどないせいで感情が全くついていかない


この時点でもう既に戦闘美少女クソアニメっぽさがすごくて

ビビッドレッド・オペレーションとか超次元ゲイムネプテューヌとかも好きだったので感覚的に楽しめた

なにより「これが今ゼンレスゾーンゼロになっている」と踏まえた上で見る崩壊3rdのキャラクターのモーションからは凄まじい味がする

芽衣先輩なんかは最初のデザインから既に本当にヤバいし

ブローニャのアクションとか信じられないほどクソすぎる

PSPのよくわかんない萌えクソゲーの味

ネプテューヌの話が出たが、とにかくネプテューヌフォロワーっぽいところを節々に感じられてそれも楽しかった (リリアとロザリアとか完全にロムとラム)

信じられねえ走りモーション



ゲーム内の導線も7年の運営の中でこんがらがっていて

ゲーム内の誘導に従ってイベントやコンテンツを解放すると須らくネタバレに直結するようになっている

ネタバレOK派なので特にダメージはなかったが気になる人は気になるだろう

個々のキャラのアクションも濃い目なのでキャラ入手する度にかなり面倒くさいチュートリアルを乗り越える必要がある

最初にガチャで引いたのが「月下の誓い」だったんだけど、31章までやってこいつがなんなのか未だによくわかってない

いきなり読まされた意味不明なテキスト



(frame embed)


10章を越えたあたりで、シナリオが急にシャキッとしだす

律者の力をどうにかしながら天穹市を守るキアナ、海淵城で量子の海に行くブローニャ、キアナを探す芽衣

3者が別々の道に進みだしたのをキッカケに、3人のキャラクターについての描写が一気に鮮明になる

同時に「量子の海」とかなんかオリジナル設定ベチャクチャパートも発生するので読みづらさは一切変わらないものの、どんどんと読もうという気にさせてくる

なんというかこのゲームは最初から思想が一貫していて、何を描こうとしているのかの筋が定まっているので

だんだんとストーリーの中で違和感のあった描写などが一本の線でつながっていく

長期連載漫画的な味わい(高橋和希先生の「遊戯王」のような)がある


とにかくこのゲームのテキストは読みづらいが、読ませようとする引力が非常にデカい

カカリアとブローニャの関係が掘り下げられたあたりで既に心は掴まれており

芽衣先輩とキアナが再会するあたりでは既に脳みそを崩壊3rdに破壊されてしまっていた

物語的には崩壊3rdの芽衣とキアナにはプレイヤーに詳細に語られることのない過去の出来事がたくさんあり、彼女らはその思い出の場所で再会する

ただ同時にゲーム的にこの場所は崩壊学園の舞台であり、暗にこれまでのmiHoYoの歴史についての振り返りとアンサーのようなものを内包してる

崩壊学園については触ったことすらないため、そのメッセージ性を完全に受け取ることはできなかったが

物語を通して現実に呼応するメッセージを提示しようという心構えというか覚悟のようなものがこの段階で既にある

「設定」の中でキアナは厳密には崩壊学園のキアナではないし、崩壊学園と崩壊3rdは時空が異なるし、、、みたいな細けえ要素を詳細に語ることに労力を費やすのではなく、キアナと芽衣がこの学園で決別することをどう描くかに注力されている

メタな文脈を無視することなく、またメタな文脈に依存することもなく

自分が3年前に見たYoutubeのアニメに、当時考えもしなかった膨大な情報が注入されてることに気づいてゾッとした


ここまで(17章まで)プレイして感じたのは

「ムービーシーンで泣かせる」とか「メディアミックスや膨大な設定がある」というのは、自分がこれまでの人生の中で体験した、「これから死ぬIP」の仕草だということ

ストーリーや設定でユーザーと向き合うことに全力になってしまったIPは20年以上のオタク人生の中で死ぬかゾンビになるかの2択の末路を辿っていった

そうしてリバイバルという名目で墓を暴かれる

このゲームにはその「死相」みたいなものが明確にあらわれているのに、現在5つのソーシャルゲームを全部並行運営してアニメコンテンツの王となっている

そこになんか、自分が見てきた死体やゾンビに対するやりきれなさみたいなものを強く感じて、どうしてこいつは生き残ったのかを知りたいという動機がプレイ中にどんどんと強くなっていった

31章までやって、その答えの片鱗みたいなものを見たような気がする



17章をクリアすると「古の楽園」が解放され、ゲームから突然このようなものを渡された

(frame embed)


このゲームは本当に気が狂っている


ここにきて、「ちょっとおもしろいな」みたいな気持ちになったユーザーに対して突然13人の新キャラクターの13パターンの相関図を提示してくる

最初はありえないと思ったが、楽園の物語を進めるうちにそんなことはどうでもよくなる


単純に楽園のキャラクターが良い

キアナ、芽衣、ブローニャのような「崩壊学園」から(更に言えば、Flyme2themoonから?)続くキャラクターたちは、

物語の歩みの中でキャラクターとしての人間性を獲得していった

ただ彼女らの原点にあるのは日本のアニメコンテンツの模倣であり、「釘宮理恵の元気っ子」とか「沢城みゆきのツンデレの先輩」とか「白人無感情阿澄佳奈」みたいな、ガワを真似ることから始まったキャラクターだった

それは別に姫子もテレサも、メインのキャラクターたちにはそういう側面が確実にあり

原神以前のmiHoYoの「中国のパクリ萌えゲー」のイメージの一端を担っている


それらの模倣から始まったキャラクターが戦いや日常の中で独自性を獲得し

ストーリーの中で明確に変化が描かれていく

17章の時点で既にキアナ、芽衣、ブローニャ達には唯一無二のキャラとしてのオリジナリティがある

(frame embed)



「古の楽園」は、登場した瞬間から全てのキャラクターにオリジナリティがあった

突然13人のキャラの好感度を上げる芽衣先輩の謎のギャルゲーがここで始まるが

一人一人の好感度を上げ、テキストを読んでいくうちに、一筋縄ではいかないキャラクターしかいないことに気づき始める

代表のエリシアがまさにその典型で、彼女に翻弄される中で、ここに来て初めて「何があるかわからない」という期待が崩壊3rdに産まれた

13英傑のキャラクター性には、原神などの後のコンテンツのキャラクターにも通じる「らしさ」があり

miHoYoのシナリオのアイデンティティの産声が聞こえたような感覚があった

なにより、キアナ達が支配の律者とかオットーと必死で戦ってる最中に芽衣先輩だけよくわかんねえキャバクラみたいなところでローグライクで遊んでる様子は俯瞰して見るととにかくシュールで

新しい13人だけでなく、成長した芽衣先輩の姿を見るのもすごく面白かった


楽園を進む中で、本編は25章に到達し、キアナと空の律者が決別する

個人的に崩壊3rdのストーリーで明確に面白さの決め手に感じたのはこのシーンだった



「崩壊3rdのキアナ」が、「崩壊3rdの中で獲得した自分のアイデンティティ」に向き合う

miHoYoの顔アイコンとしてのキアナでも、崩壊学園のキアナでも、K423でもなく、キアナ自身のアイデンティティはどこにあり、それはどういう形をしているのか、という部分を、空の律者とのレスバトルの中で論理的に導こうとする

同時にそれは「崩壊3rdが何を描きたいのか」を自分たちの手で暴くような行為にも似ていて

真髄に手が伸びる

ゼーレは別人格をもう一つの自分の側面として認め共存し、フカは自分の中に現れた新しい人格と隣人のような関係になる

描かれてきた物語に対して最も真摯な解答

二人はアイデンティティを原点のシーリンに求めるのではなく、行ってきたこれまでの行動や人生の中に求め、結果的に決別する

「なぜお前は私に勝てると思うんだ?お前が善のシーリンで私が悪のシーリンだからか?」

この台詞はなんかもうちょっとメタっぽい面白さがあり

二重人格キャラってだいたい「表◯◯」「裏◯◯」とか「光◯◯」「闇◯◯」だよねwみたいな、風潮や雰囲気に対する言及でもある

「中国のパクリ萌えゲー」から始まったmiHoYoのこの時点にとっての大きな命題がここにあり、二人の論争の中で解答が導かれる

両者のアイデンティティは発生源ではなく物語そのものにあり、何をどう選んでどう行動してきたのかがその人間を形作る

それは崩壊3rdが描いてきた、そしてこれから描く全てであり

ここまで、「よくわかんねえけど崩壊学園の舞台で2人戦うのアツイ!」「よくわかんねえけど楽園のキャラかわいい!」みたいなテンションだけで進んできた中、2人の決別は読んでいて本当に面白くて顔つきが真剣になった



私がとにかくビックリしたのは、古の楽園を全てクリアするのに丸2日かかったこと

この辺からよくも悪くもテキストが過剰になりはじめる

原神のテキストを読んでいる時のダルさに似たようなものがあり

良くも悪くもだなと思った

26~28章に関してはもうこのテキスト水増し癖が最悪な方向に発展し、キャラが言っている内容が重複しつづけていて目を覆うことになった

13英傑はかなり好きだったので特に読む分に苦労はしなかったが、定期的に深層序列を潜らされるのは苦痛だった


とはいえ古の楽園はよくできている(手の平くるくる)

13人の新キャラクターはローグライクの明示的な13種類のシナジーに対応しており、それを厳選して選択する行為はストーリーと密接な関係を持つ

同時に掘り下げられる13人のキャラクターは明確に「崩壊3rd」の物語に隣接していて、ストーリーを読ませる動機はテキスト力のみに留まらない

一度仲間のもとを離れた芽衣先輩を眺めるという面白さもあり、同時に律者として覚醒した芽衣先輩の実力をゲーム内でひたすらに体験することができる

更にコンテンツとしてソシャゲ型落ちキャラクターの再使用理由にもなっている

あまり見たことがないくらいよくできている

テキストが多すぎることだけが難点であり、そしてそのテキストを全て読ませるだけのキャラクターの魅力は間違いなくある

「13人の別陣営」というとキングダムハーツの「13機関」とかを思い出すし、また同時に少年漫画とかの第二部あたりでこういった新メンバーが登場することはよくあるが

英傑にはかつてないほどの独自の魅力があった

キャラ同士の関係を端的に言い表すことのできない13人

それぞれがそれぞれに特有の感情を抱いていて、含みを持ったキャラクターもいる

子供もいれば大人もいる

プレイヤーにとって仲間とも敵ともいえない

こうして彼らの記憶にアクセスできる理由、楽園が存在する理由は徹底的に秘匿されていて、それが「潜る」動機になる


ついに永久の楽園に到達し物語の謎も解き明かされるのかと思ったら突然ダンガンロンパが始まって頭がひっくり返されたような気持ちになった


古の楽園編→永久の楽園編→ダンガンロンパ編→人の律者編 ぐらいの大長編になっておりテキスト量はとんでもなくそれぞれのパートで丸1日ほど潰れた

内容の反復も多く決してきれいにまとまっているわけではないものの圧倒的に美しいシナリオだったように感じる

また、ここまで来るとキャラクターのモデリングやデザインの完成度が最新作と比較しても遜色ないクオリティになっており、キャラが(というかアポニアが)エッチすぎてテキストを全然読んでなかったからログを見返すみたいな事を100000回くらいした


確定している事実や結末に対してどのように決断しどういった意味をもたせるのか、という物語のキーは既に29章までに描かれてきた崩壊3rd自体が持つ命題であり、そのために用意されたコンテンツとしての古の楽園

また、その全てを肯定するために用意されたエリシアというキャラクター

戦闘美少女モノ自体を肯定する行為

結局このシナリオはもう終盤ずっとボロ泣きしてしまって自分の中でうまくまとめることができないままだった

「すごい良いシナリオは感想をまとめられない」 的な論調は好きではなく

泣かせるというのは一種のハックであり、それとは全く別の次元に感想は存在する もっと丁寧に読みたいとずっと思っている パチンコでテンションが上がるのとストーリーで涙が出るのと人に殴られたら痛いのはどれも同じ次元にある


このシナリオには、単純に物語的に「火を追う13英傑の美しい物語」という意味だけでなく、崩壊3rdやその他miHoYoゲー、TECH OTAKU SAVE THE WORLDが何を目指したいと考えているのかの巨大な意志が内包されているように感じた

人間と物語の齟齬や共存については原神でも描き続けているテーマであり、そこには発展がある

原点がこの楽園にあり、非常に独特な形をしているものの、その細部やシルエットはハチャメチャに美しい

ここにはただ物語だけがあり、物語に人間が意味を付随することの是非

そのための楽園の提案者は初めから人間ではなく

楽園はエリシアのために、同時に物語は受け取る者のために


冒頭のオタクが言ったとおり、崩壊3rdは本当に面白い

感想をまとめたかったのは一旦落ち着きたかったから

ここ1週間くらい崩壊3rdしかやってなかったし、コーヒーを飲みすぎて毎日頭が本当に痛い 眠りも浅い

この感想を通して他の誰かにも崩壊3rdをやってもらいたいとは微塵も思わない

身も蓋もないがこれは本当に「あなた」のための物語であり、誰かに推薦するものとは種類が明確に異なる

受け取ったものを脳に保存して私は再びペンタブレットを取り原稿をするだけ

また、ここまでにとんでもない時間を費やすことになるし、コンテンツは短ければ短いほど美しいという個人的な美的感覚ともマッチしない

こんな膨大な時間を費やしたからこそ、それに見合うほどのクオリティのコンテンツが接種できる みたいな等式もない

面白いところだけ読めばいいような作品でもない この作品の味はそこにない


ただ永久の楽園は信じられないほど美しい場所であって、それは全てエリシアのためにあった

これが見れたので私は満足した

スメールの物語とカーヴェ

スメールをクリアしました(遅い) わりと自分が原神に求めていたものが全て投入されてたような気がします 考えをまとめたい あくまで個人的な感想です 自分で撮ったスクショ、あと自分が描いた絵、(もう見れないイベントの)Youtubeにアップされているプレイ動画のスクショ、とかが混在しています、、すいません、、 スメ...

以前スメールの感想をまとめたが、楽園を踏まえて、感じ取れるものはより多くなった

今はアップデートされたゼンレスゾーンゼロにまた脳みそをハックされている












崩壊31章までやった 崩壊31章までやった 崩壊31章までやった 崩壊31章までやった 崩壊31章までやった 崩壊31章までやった 崩壊31章までやった 崩壊31章までやった 崩壊31章までやった

Comments

僕も9章が面白くなかったと感じたので、同じ感想を抱いた方に会えて感無量です。この記事を読めて本当によかったです。レギュラーキャラに何の思い入れも積み重ねもない上に、コンテンツとしての死臭をまとったまま例の9章まで突き進む感じに言いようもない不安がありました。他のソシャゲと違ってプレイヤーの分身とキャラクター達に交流が頻繁にあるわけではないのに、なぜか「泣けるでしょ?」みたいな展開をされて、ネットで馬鹿にされがちな邦画のような薄ら寒さすら感じました。しかし、今ではストーリー更新日にすぐに更新分を読むくらいにハマっています。このゲームは面白い面白くないとは別に、「やってよかった」と思える瞬間が多々あります。ネットで語られがちなのは空の律者覚醒編、識の律者編、支配の律者編、古の楽園編、最終章、ですが、時間があれば是非1.5部(36〜42章)、そして今現在の2部まで進めていただきたいと思っています。テキスト量は相変わらず膨大ですが頑張ってください。

アマレッティ

ムービーで語られる章の結論にいくつもの文脈が折り重なっていて、結論の持っている意味に説得力と真摯さを強く感じます 

kokakimumose

いい

kokakimumose

序章からの一連の感想も本当に共感しました、ストーリーを通してムービーを見る頃には、感じられるものが桁違いに多いんですよね。そしてその気持ちに至った時にはもう脳を焼かれ始めていたのでした…

ホモマンガ先生

古の楽園編の感想がただただ「美しい」としか形容できなかったのですが、こちらの感想文が非常に上手く言語化されていて且つ物凄く共感できて憑き物が落ちたような晴れ晴れしい気持ちになれました。十三英傑はいいですね……

ホモマンガ先生

古の楽園いいよね・・・ いい・・・

ロリっ子大好きクラブ


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