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【アペンド】桜島麻衣のエロバラ初出演

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 pixiv投稿の同名作品に豊浜のどかさんのシーンを混ぜたアペンド版です。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「私がこの番組に、ですか?」  初めて企画書に目を通したときは多分、目を白黒させていただろう。局の楽屋で自分と対面して座るプロデューサーはそんな私を見て「最初はみんな同じリアクションをされますよ」なんて笑っていた。  彼か言うに、これはこれまでも多くのアイドルや若手女優が出演している“ちゃんとした”番組であり、またこれを経乗り越えた芸能人は例外なく飛躍していくのだそうだ。  先般初主演の映画がアカデミー賞にノミネートされた若手女優。カリスマとしての名をほしいままにしているティーンモデル。DL数10週連続トップを記録した大人気アイドル。なるほど、彼が出してきた同意書に記された名前はどれもそうそうたるものばかりだった。 「この番組は視聴者からの評価はもちろん、麻衣さんの人間的な成長や業界内での優位な地位も確約しますよ。まだ先行き不透明なあなたにはまたとないチャンスだと思いますがねぇ」  確かに、まだ子役時代の有名に縋る私にとって今後の足掛かりと新境地開拓のきっかけになる舞台は魅力的だろう。だが私にはこの企画を諸手で受け入れ難い理由がある。 「でも、あくまで噂ですがこの番組は少々度を越した企画も行うと聞いたことがあります。私も……その…おっぱい程度の露出であれば大丈夫ですが、それ以上となると……」  いくら娯楽のためとはいえ、自らの恥部をお茶の間に放送するなんて考えたくもない。そういう番組をいくつか見たことはあるが、同じ芸能界とはいえ、自分は”そのルート”をさけつつステップアップしようと考えていた。  しかし、この手の交渉になれているであろうディレクターはこう言い切る。 「心配しなくても大丈夫ですよ麻衣さん。確かに我々が作る番組には過激なものも存在はしますが、それは演者さんそれぞれの許容範囲の中で作り上げます。年齢・容姿・経験・性格によって羞恥心は様々ありますが、我々としても演者さんの満足無しに視聴者の反響は得られないと考えてます。  むしろ、我々の番組を経験した女性たちは皆とても満足して帰られるくらいですよ!例えばそうですね……あ、そうそう。こないだ収録を終えたスイートバレットの子なんて、まだ中学生なのに『とても気持ちよかったです!』なんて言ってくださいましたし、マネージャー曰く翌日からの練習やイベントも腰の入れ方が違ったとか」  口を挟む間もないまま捲し立てられたが、不思議と嫌悪感や拒絶感はわかなかった。それどころか、この人の話術は巧みで、言葉たちの方からするすると私の心の中に入ってくる。時折差し出される気遣いもありがたく、「どうぞ」と向けられた紅茶が体を内側から温めてくれた。 「わかりました。じゃあ受けてみようと思います」 「ありがとうございます!!では△月〇日の19時から収録を始めますので、1時間前までに局入りお願いしますね」  こうして気が付けば私は契約を結んでいた。今思えば、具体的な企画内容とか番組の雰囲気も確認せずに、だ。  そして今日、案内された楽屋でメイクを整えた私はスタッフを待っている。時計を見ればあと数分で19時。このあとのことが想像できない。心臓がバクバクと鼓動している。  コンコン 「は、はいっ」 「失礼しまーす。桜島麻衣さん、収録準備が整いましたのでスタジオ入りお願いしま-す」 「わかりました……」 ……………… ………… …… 「自分のカラダは自分で守り切れ!!売り出し芸能人対抗クイズトライアルーーー!!」  賑々しい喧騒と、肺の空気を全部出すほどのタイトルコールでカメラは回り始めた。あまり心の整理もついていないまま、私は他の若い女の子に紛れてステージの上にいる。  スタジオは色とりどりのライトがやや煩く感じるが、カラフルなセットや大画面のLED液晶、また自分が経験してきたバラエティでは考えられないほどのスタッフがいる。これだけで相当の予算とそれに見合うリターンが計り知れるというものだ。 「視聴者の皆さんお待たせしました!今回もフレッシュな女の子たちが、チャンスを掴むために番組に応募してくれましたよ!  ご存知の通り、見事クイズを乗り切れば大口スポンサーやゴールデンドラマへの出演が確約されます。今日集まったやや落ち目の女の子たちにとってはまたとないチャンスですねぇ」  司会に合わせるように笑うスタッフたちに少しムカッとする。確かにそれはあるが、私は決して望んでこれに応募したわけではない。  だが番組の盛り上がりのためには、こういったバックストーリーのでっち上げは常套手段だ。おそらく放送の際には合成された笑い声も追加されるのだろう。  私が背後から冷たい視線を送っていることに構わず、司会者はありもしない設定やルールを説明していた。 「ちなみに前回のMVPはスイートバレットの豊浜のどかちゃん!」 「えっ」  唐突に聞かされた名前に思わず声が出てしまった。周りの女子たちの視線を感じる。 「まだ中学生ながら、落ち目のグループのために献身する姿に心動かされた視聴者も多いでしょう。ではVTRどぞ!」 『ちょっと止めてよ!!こんなことまでするなんて聞いてな………うわぁっ!』  そして画面を見る私は目を丸くしていた。さっきは聞き間違いかと思ったが、大画面に映っていたのは紛れもなく妹だったからだ。  しかもどういうわけか、のどかは赤いハッピに鉢巻を巻いており、祭りの男衆の様相を呈している。しかし問題はそこではなく。 『やだ手離して!!見えちゃう!見えちゃうからぁ!』  それ以外の衣類を纏っていなかった。スイートバレットの衣装、普段着、制服のどれも、もちろんインナーシャツや下着もである。 (のどか、ほとんど裸にされてる)  あの子が自分から脱いだとは考えにくい。きっと押さえられ、半ば無理やり脱がされたのだろう。暴れる彼女のハッピからは小さな胸とその先端が見え隠れしているし、がら空きの下半身は性器を丸出しにしていた。 『そーれわっしょい!!わっしょい!!』 『いやぁぁぁ!!こんな格好!!やめてそんなトコから撮らないでよぉ!!!』 「ご覧ください皆さん!こちら前回放送で高視聴率をマークした“まるだし神輿”です(笑)。ピチピチのJCアイドルが、大事なところ全部足しでスタジオ中を練り歩いてますよ!  そしてそれを追うように四方からカメラマンがついております。  正面カメラの映像なんてホラこの通り! 薄ーくモザイクされていますがわかりますか?のどかちゃんのココ、とーーってもキレイなピンク色なんです♡」  司会者のセリフに応じて出された矢印は妹の大事な場所を指していた。のどかは男4人に担ぎ上げられ、両手両足を掴まれた上に広げられている。  いわゆるM字開脚。  華奢な彼女のことだ。4人もの男が持ち上げることなど容易だろう。のどかは金色の髪を乱して尚も抗議していた。   「前回のお宝映像はまだまだありますが、それはまた番組の中盤にて。ともかく参加者のみなさん!これは芸能人にとっては堪らなくオイシイ企画であることがわかりましたか?  では早速最初のチャレンジャーを発表しまーす!!」  知った顔。それものどかのあんな姿を見て私の心は閉じた。  これは正面対決を避けた方が良いタイプの番組だった。  パッと照明が落ちるや否や、スポットライトがスタジオ中をかけ巡る。まるでミスコン優勝者の発表だが、バラエティの演出としては些か古臭さを感じる。  おまけにドラムロールまで流れ出せばもはや古典の域だ。私は小さくため息をし、視線を床に落として時間が過ぎるのを待った。幸いにも、暗さのおかげで表情はカメラに映らない。  もういい。この中の知らない誰かがターゲットになり、そして番組を盛り上げてくれればいい。  少しだけ罪悪感はあるけれど、そもそも私のようなバラエティに向いてない女より、淫乱でテンション高めな女子が行ったほうがこの手の番組は上手く行く。視聴者も楽しめ、制作陣も助かり、さらに出演者にもリターンが来る最高の構図。  私は適度にこれを盛り上げ、自分の株もほどほどに上げることができれば十分だ。  ドラムロールの音量が上がっていく。 「最初の挑戦者はコチラ!!」 「えっ?」  私の視界が暗転した。  いや、実際には自分が光の中心にいるために周囲が暗く見えていた。 「高校生女優の桜島麻衣さんです!」 (なんでこうなるのよ)  気が付けば私は解答者用のステージに立っていた。直径4m程度の円形ステージだが、周りより1m高い。私の背後には小さなディスプレイがあるが、おそらくここに○×が表示されるのだろう。  校長先生がスピーチするような風景を連想しつつ、私は眼下の司会者や他の参加者、そしてカメラを含めたスタッフを見下ろしている。  自分一人が立つにはヤケに広く殺風景だな、と思っていたら何故か筋骨隆々の半裸男2人が上がってきて、私左右に位置した。 「あの……これはどういう………」 「はい。ではルール説明しますねー」  当惑している私を察して司会は上手に場を進行する。 「麻衣ちゃんにはこれから簡単なクイズを連続して出題しますが、それぞれの解答までの時間はわすか5秒しかありません。すぐに閃いて答えないといけないわけですね。」  なるほど。即答クイズということね。 「ちなみにクイズたったの5問だけ。見事全問正解すれば賞金100万円に加え、番組協賛スポンサーのCM出演権が与えられます!」 「シ、CMまで!」  この番組のスポンサーといえば、日本最大手の飲料メーカーやファーストフードチェーンが名を連ねている。どの企業とマッチさせてもらえるかはわからないが、どの企業でも凄まじいイメージ付けが期待できよう。 「でも、もし解答できなかったり不正解すれば」 「はい!もちろん罰ゲームですよ!」  司会者はハキハキと答えた。  リターンは大きいがリスクも相当に高い。きっと間違えれば私ものどかみたいに……… 「まぁ、もとより拒否権はないので始めましょう。では、第1問!!」 「ちょ、ちょっとそんな急に」 『男性にあって女性に無いものは何?』 「ま、待って、まだ心の整理がついてな……」 「5、4、」  狼狽えている私を無視してカウントダウンが始まる。 「え、えぇっ!?男性にだけあるものって……それは」 「3、2」 「の、のどぼとけ!のどぼとけ!!」 「せいかーい!!流石は麻衣ちゃんですね!」  危なかった。危うく、その………ヘンなものを答えそうになっていた。 『第2問! 男子も女子もほとんどが大人になる前に経験する、「セ」で始まるものといえば何?』 「………」 「5、4、3」 「…………! 成人式」 「せいかーい!」  趣旨がわかったわ。ようするに“そういう系”の引掛けクイズな訳ね。正解するもよし。引っかかった私にアッチ系のワードを言わせるもよし。汚い大人の考えそうな企画だわ。 「では第3問!」  冷静に考えれば行けるはず。私を舐めないことね。 『今この瞬間、桜島麻衣のマン毛は膣まで生えているのか?』 「は、はぁ!?」 「5、4」 「ちょ、えっ?引掛け?」 「3、2」 「でも、ま……毛って、それも桜島麻衣って」 「1」 「は、生え」 「0!タイムアーーーーップ!!」  無情にも私の解答は打ち切られ、いかにも残念そうな効果音とブルーの照明がステージを囃し立てたのだった。 [chapter:罰ゲーム] 「いやぁ残念でしたね麻衣ちゃん。ちなみにここで前回挑戦した豊浜のどかちゃんのクイズシーンをご覧ください」  意気消沈していた私だが、促されるように始まったプレイバックに目をやる。 「第1問! 男の子にあって女の子にないものは何?」 「えっ えっ、いきなり始まるの!?」 「5、4」 「えーと…えーと‥…ま、まんこ! おまんこ!!」 「正解!」 「では第2問! 男の子が女の子に撫でられたり褒められたりすると大きくなるものは?」 「おちんちん!」 「正解」  私と違ってのどかは恥ずかしいワードを叫ぶように言っている。もちろん顔は熱した鉄の様に真っ赤だ。おでこにやかんを置けばお茶が沸かせるかもしれない。 「第3問! 豊浜のどかちゃんに陰毛は生えているか?それともまだつるつるか?」 「い、いんも……」 「5、4」 「えーと…えーと……たしかこの前お風呂で」 「3、2」 「は、生えてる!まだ産毛だけど……ちゃんと生えてるの!!」 「せいかーい!」  なんで馬鹿正直に答えるのよ。てゆーかその正解って番組側にわかるものなの? 「第4問! 豊浜のどかちゃんはクリイキ派か中イキ派か?」 「なにそれどういうこと!?」  結局のどかはここで時間切れとなり脱落した。様子を見るに、そもそも問題の意味がわからなかったらしいが無理もない。いくら芸能人とはいえ、12歳の少女がこんな生々しい性知識を持っているとは考えにくい。  モニタでは、問題の意味を解説されたのどかの顔が爆発しそうになっていた。 「そ、そんなの自分でもわかんないっつーの!! まだ、ちょ…ちょっと触るくらいしか(ボソッ)」 ………… ……… …… 「ということで前回ののどかちゃんに続き、今回挑戦いただいた麻衣ちゃんも正解ならず!!ということで罰ゲーム決定でーーーす!」  「あちゃー」「残念だったねー」なんて、周りの出演者もバレバレの同情コメントを囃し立ててきた。本心はなんとも思ってないくせにいい身分だと思う。  私が苦虫を噛み潰したような顔で立ち竦んでいると、司会者が穴の空いた箱を持ってきた。 「では麻衣ちゃん。この中からカプセルを取り出して私に見せてください。あなたの罰ゲームが決定しますよ」 (くそ。いったいどんなことを私にさせるつもりなの)    本当はこんなクジ引きたくない。でも番組に出演し、さらにクイズに失敗した以上私に拒否権は無かった。  できるだけ体を箱から離し、おずおずと手を伸ばした私は箱の中から1つのカプセルを取り出した。 「はいありがとうございますね。どれどれ、いったい今回の罰ゲームはどんなのかな、っとあぁーー!!!」  急に大きな声を出されて肩を竦めてしまう私。大げさなリアクションが鬱陶しい。司会者は中に入っていた紙を広げると、私ではなくカメラに、つまり視聴者にアップで見せつける。  それは背後の大モニタにも表示されたので、私はそれで内容を確認することにした。 『生まれた時の姿になろ〜』  ?  生まれた時……とはいったい。  ガシッ 「ッッ!? 何っ!」  モニタを注視していた私の両腕が突然押さえられた。慌てて振り向くと、さっきまで空気になっていた筋骨隆々の男たちが私の脇を固めている。 「何するの!やめて離してよっ!」  嫌な予感がする。正面を向くと、マイクを持った司会者が不敵な笑みで私に近付いてきた。 「いやぁ麻衣ちゃんがこの罰を引いてくれるとは思いませんでした。当番組でも若干のハードさがあるこの試練を、果たして17歳の高校生が乗り越えてくれるのかどうか」  どうやら相当にイヤな罰らしい。  私はステージの上から見下ろすようにこの男を睨む。やっぱり私はこれから碌でもない目に合うようだ。でも私には女優 桜島麻衣としてのプライドがある。  そう簡単に番組の願うリアクションなんか取らないし、こんな奴らに屈したりしない。その念を眼力に込めて私は司会者と対峙していた。  司会者はステージに登り、抑えられている私の目の前まで来る。 「では黒子さん、お願いします!」 「「ウォッス!!」」 「キャッ!?」  それはまたしても急だった。  両脇の男たちによって持ち上げられたのだ。彼らは私の腕を脇に挟みながら手を背中へ回し、もう一方の手を膝の裏に回し、タイミングを合わせて担ぎあげる。  宙に投げ出されたかと思った。いや、実際に自分の両手両足は地についていない。  でもそんなことよりも大きな問題が1つある。 「ヤダ下ろして!足を閉じさせて!!」  男たちは私の両膝を持ち上げるとき、その力を左右方向に向けたのだ。必然大きく開く両脚は曝け出され、しかも今日に限ってそれはスカートをはいていた。 「ふむふむ純白。しかしながら、縁にさり気なくあしらわれたレースが可愛らしいですよ」 「み、見るな変態!!いいから早く下ろしなさい!」  下着を見られているという事実が私の焦燥を招く。が、どれだけ力を込めて抵抗してもガシリと掴んだ腕を振りほどけそうにない。 「まぁまぁそういきり立たずに。それに罰はまだ始まったばかりですよ」 「ひっ」  それどころか次は私の靴下を脱がし始めた。  当然私は彼を汚い言葉で罵りながら行為の停止を求めたが、司会者は手を止めず、いやに優しい手付きで両足のハイソックスを脱がすと、スタッフがさりげなく持ってきていた足元のカゴに放り、次に両手を私の上半身に伸ばした。 「麻衣ちゃんそろそろわかり始めましたか?『生まれた時の姿になる』ということが」 「………要は私を裸にしたいんでしょ?」  肯定の代わりに笑みを作った司会者は、手慣れた手付きで白のブラウスのボタンを外しにかかる。1つまた1つと外されていくボタンを、悔しくも自分は見守ることしかできない。あっという間に再下段のボタンを外された私はその後、ブラウスとその下に着ていた薄水色のキャミソール、ブラウンのスカートを脱がされた。 「く……やめなさいよこの変態ども!」 「抵抗すると前回のアイドルみたいな目に遭いますよ?」 「えっ?」  せめてこいつらの手を煩わせて収録の邪魔をしてやろうと考えていた私だったが、出鼻を挫かれることとなる。促されてみたモニタには案の定、前回撮影時、妹のどかの脱衣シーンが映った。 「離しなさいよこの! マジ気持ち悪いっつーの!」 (のどか……)  画面の向こうにいる妹は磔にされ、男共の手で四肢を大の字に広げられていた。12歳の少女相手になんと大げさなことだろう。まるで暴漢を取り押さえた時のようだ。 「すでに失格になっているにも関わらずこの暴れっぷり……いやはや聞き分けのない子ですねぇ」 「っさい!だいたい問題が汚いしずるいよ!あんなの答えられないし」 「何はともあれあなたは不正解だったんですよ?それなのに、今更罰は受けないだなんて虫が良すぎます。それで番組はどうなるんてすか?」 「知らない!!」  それは私の記憶にはない妹の姿だった。昔、おずおずと私に話しかけてくれた時はとても引っ込み思案だったのに、少し見ない間に大人になつて垢抜けていた義理の妹はなんと、悪意ある大人達へひとりで抵抗している。  だが、それをせせら笑うように司会者の男はハサミを取り出した。 「残念ですがこうなれば無理矢理脱いでいただくしかありません」 「ハ、ハァっ!?ちょっと何やって……イヤァッ!!」 「ちょっとこの衣装って」 「えぇ。のどかさんの所属するスイートバレットのステージ衣装ですよ」  のどかはアイドルとしてこの番組に参加しており、着ているものはのどか専用のステージ衣装だった。赤ベースのチェックワンピースは両肩で結ぶ仕様になっているため、細くてきれいな二の腕が部分的に露出するようになっている。  またミニのフレアスカートは赤黒のフリルが段違いにあしらわれており、ライブ時は彼女の軽やかなダンスに花を持たせていた事を覚えている。  流石プロのチョイスというのか、彼女たちの年齢も鑑みたポップで可愛らしいデザインだと思う。  そんなのどかにはとっておきだったはずの1枚は、無残にも鋭利な金属音に割かれていた。 「やめてよ! 本当にやめてよぉ!!」 「暴れる子にはお灸を据えないといけませんよね。あ、ご安心ください。ちゃんと後日番組が弁償しますから」 「やだぁ!!そういう問題じゃないしー!!」  喚く彼女を無視して、チョキチョキと小気味よく走るハサミは彼女の体を半周し、衣装を難なく割いていく。 「はいでは御開帳〜」 「………ぐすん」  そして衣装の端を掴んだ司会者は、魚でも開くようにひらりとそれを捲る。隠されていたスポーツブラとジュニアショーツがあらわになる。 「ご覧ください視聴者の皆さん。これがスイートバレット 豊浜のどかちゃんのブラとパンティですよ」  司会者は1枚の布切れになってしまったステージ衣装を引き抜き、段下に投げ捨て、そしてマイクを片手にクレーンカメラを呼び寄せた。  大の字に寝かせられた華奢な妹の下着姿。 「ブラは無地で白いスポーツブラですか。まだまだ未熟な証拠ですが、これが好きという方もおられるでしょう。金髪ギャルという見た目とのギャップもありますしね、ハハハ」  のどかは口をも一文字に結んで横を向いていた。とても悔しそうに歯を食いしばっている。 「ですがギャップという意味ではコッチの方がわかりやすいですよね」  のどかのバストをアップにしていたカメラが下り、画面全体が下半身にスライドする。 「ご覧ください。ギャルの癖に柄物のジュニアショーツですよ。たくさんプリントされたハートマークが可愛らしいですね」  のどかはグレーのプリントショーツを履いていた。全体に白黒の小さなハートマークがあしらわれていて、縁は太めの群青に彩られている。本人が選んだものかはわからないが、年齢相応のガーリーな下着だと思った。 「なんだかもうパンティというよりぱんちゅって感じですよね、これだけ子供じみたデザインだと(笑) いやはや普段あんなイケイケにステージを盛り上げているこの子が、実はその下にお子ちゃまぱんちゅを愛用していただなんて想像できますか皆さん」  司会者は、普段のアイドルとしての妹をダシに辱めることで視聴者の笑いを誘っている。ただ、のどかが女の子らしい下着をつけているだけなのに。 「さぁ、このあとはいよいよこの下着の中に隠された、豊浜のどかちゃんイチバンの秘密を暴きますよ!チャンネルはそのままで!」  映像が切れた。 「という感じで無理やり脱がされるのと、優しく脱がされるのはどちらか好みですか?」  回想を楽しんだ司会者は改めて私にそう問う。邪悪な笑みだった。私は持ち上げられたまま、その笑みと相対する。  でも、もはや選択肢とも呼べず、そもそも脱ぐ以外の結果がないことを突きつけられた私は後者を選び、背中に男の手が回ることを許した。 「フフ では失礼しますね」  プツンとホックが外れ、反動でカップが少し持ち上がる。バストとカップの間に隙間ができるだけでとても恥ずかしいけど、見守ることしかできないことがもどかしい。  ブラ紐は背中で居所なく垂れている。腕が少しだけしびれてきた。 「では順番に手を抜きましょう」  司会者は私の心が落ち着くのを待たず、両脇のスタッフと協力しながら私の腕をブラを抜き取っていく。  そうして今、私のブラジャーは胸の上に乗っているだけの状態になった。運良くカップがバストに引っかかり、露出は回避できているものの、紐は脇の側から垂れ下がっている。  男は一旦この状態で脱衣を止め、改めて私に聞いてきた。 「では麻衣ちゃん、いいですか?」 「どうせイヤだって言っても取るんでしょ?」  ふんと鼻を鳴らす。司会もまたわかっているようで、予定調和のように慣れた動きで私からブラジャーを取り上げた。  そしてすぐさま体を退かせると、カメラに、つまり全国に私の胸が曝け出される。 「ご覧ください皆さん!テレビ初公開!!あの桜島麻衣ちゃんのおっぱいですよ!柔らかそうな膨らみも、キレイな乳首も丸出しです!麻衣ちゃんはそのまま、頭の後ろで腕を組みましょうね」  言われた通りに、というか半ば強制的に腕を組まされた。 「ん〜脇まで丸見えですよ。カメラさん近くまで寄って見てください。剃り跡キレイな超完璧な脇マン……失礼、脇です(笑)」  昨日の夜念入りに処理していたのが功を奏した、けどやっぱり隠しきれない毛穴とか、黒いゴマ粒みたいな毛が見えているかもしれない。 (あーもう!せめてそんな近くから撮らないでよ!) 「でもやっぱり、メインはこちらですよねぇ」  実にいやらしい言い方だ。男性の気持ち悪さを凝縮したみたいな、怖気と拒絶感を呼ぶ声色。そして呼応でもしているのか、カメラもまたゆっくりと、ねぶるようにレンズを滑らせてやってくる。  大画面とお茶の間に、私の顎下からおへその上までがアップで映された。 「いやははは。『美乳』とはこのために存在しているのではないでしょうか。大きさはCくらいでしょうが、形が見事なお椀型です!  なにより上を向いた乳首が素晴らしいですよ。名前通りの桜色で、大き過ぎない乳輪の上にちょこんと乗っています♡」  私は気持ち悪くて耳をふさぎたくなった。よくも他人の胸を目の前で表せるものだ。 「下乳はもう少し成長の余地がありそうですし、これはひょっとして、グラビアの仕事でもバッチリ行けるんじゃないでしょうか?  麻衣ちゃん、なにかおっぱいを美しく保つ秘訣とか持っておられるんですか?」 「あ、ありませんそんなもの!それより早く罰ゲームを進行してください!」  自分からそういうことを頼むのも癪だったけれど、このまま胸にフォーカスされ続けるのも嫌だった。  司会者は『おっとそうでした』なんてわざとらしそうに狼狽えながら、体を後方に少しだけ下げた。 「では麻衣ちゃん。いよいよ、最後の下着を外しますからね」 「………」  マイクを置いた司会者は両手をショーツの縁にかけていた。いつでも“その時”は来るぞ、と脅したいのだろうか。やや挑発的な目で私を射抜いている。  そして私の方はというと、相も変わらず屈曲な男2人に持ち上げられていた。さっきまでとの違いといえば、両膝を曲げて合わせていることくらい。まるで宙に浮いた体育座りだ。 「なんだか粗相した子供のパンツを脱がせるみたいな格好ですね。これはこれで興奮する構図だと思うのですが、麻衣ちゃんはやっぱり恥ずかしいですか?」 「あ…当たり前です。なんでもいいから脱がすならさっさと脱がして」  司会者はクツクツと笑いながら、ついにその手を引き始めた。  反射的に目を閉じてしまう私。あまりに現実を直視したくなくて、顔も無意識に横へ向けていた。 「う……」  覚悟していたものの、いざそれが始まると顔が爆発しそうだ。司会者の手はものすごく緩慢に、私の羞恥心を掻き立てながら、私に“脱がせているぞ”とわかりやすくアピールしながら下着をずらしていく。  スローモーションで私を窘めながら、そして(考えたくないけど)視聴者のための引きも作りながら、私の白いショーツを手繰り寄せる。  先に意識が向いたのは背面。お尻の肉を越えたあたりで感じる、ひやりとした空気がそこの露出を教えてくれる。  続いて腰とお腹。司会者の指に手繰られたショーツが腰骨を離れ、下腹部と布の間にも空間を作った。 「おおおぉ!!これは……この黒い茂みはやはり!!」 「くぅ………///」  それからそんなに間を置かないで私の痴毛は公開され始める。もう恥丘辺りは外に出ているだろう。  感覚的に、まだ皮膚に確実に接しているのはクロッチ付近だけではないだろうか。サイドの紐は司会者の指とともに太ももに差し掛かり始めていた。 「カメラさん取れていますかぁ?麻衣ちゃんのお毛毛は意外と……意外と濃ゆいかもしれませんよぉ!」 (〜〜〜〜!!)  ものすごく恥ずかしかった。司会者が変に興奮しているから余計にかもしれない。  本当に油断していたのだが、"あれ"以来水着の撮影がなくなった私は、アンダーヘアの処理を普段そこまでしていなかった。  もしかしたらカメラは、覗き込むようなアングルで上からそこを写しているかもしれない。 「さぁ、そしていよいよ股の部分が離れようとしています。ということはつまり、麻衣ちゃんのパンティが麻衣ちゃんのワレメから完全に離れる瞬間が来るということですよ皆さん」 (いやぁ………)  自分でもなんとなくわかった。もうショーツはほとんどアソコを隠せていない。頑張って太ももをぎゅっと閉じているけど、できることには限界があった。 「さぁ! さぁ! あと1センチ、いやあと5ミリくらいかぁ!!」 「…………やぁぁ」  …………………くちゃ  そうして張り付いていたものが捲れるように、私のショーツは私の股から離れたのだった。 「脱がせました!ついに脱ぎせましたよ皆さん!! これが若手注目女優 桜島麻衣ちゃんの生パンティです!!」  私の足からショーツを抜き取った司会者は、仕留めた獲物を誇示するようにそれを高らかに掲げ、スタッフを始めとした周囲がそれを盛り上げている。  きっと放送ではこれにさらなる効果音や歓声が付け足されるのだろう。  突き上げた拳の上で力無さげに萎れている私の下着。物理だけでない、何か大切なものが奪われたみたいな喪失感が私を襲うが、できることはただ睨みつけるだけ。悔し過ぎて唇から血が出そうだ。 「そしてご覧ください皆さん。こちらも本邦初公開の、桜島麻衣ちゃんパンティのクロッチです!」 「ちょ、ちょっと!!」  思わず鋭く抗議した私だったが、返ってきたのは振り向きざまに広角を上げる司会者の一瞥だけだった。すぐさまカメラに向き直ると、両手に広げたショーツをカメラにわかりやすく見せつける。 「なんとも可愛らしいシミだと思いませんか皆さん。麻衣ちゃんのアソコから出たレモン汁とか、シロップとか、ラズベリージャムとか、様々なエッセンスが合わさって出来た至高のスイーツですよこれは。  もう見ただけで芳しい香りが漂ってきますよね♡」 (気持ち悪過ぎ………てゆーかあの下着はいつ買った物だ?そんなに汚れてるの?まさか生……いやそんな筈はない) 「前回の“おしっこぱんちゅ”もたいへん魅力的でしたがこれはこれで……♡」  何故かこのときに限って、背後のディスプレイに映像は映されなかった。だからこそ私は余計に不安になる。あのカメラにはいったいどんな物が撮られているのだろう。 「さて、これはブラジャーともども視聴者プレゼントにするとして、罰ゲームを続けないといけませんよね」  私の下着をスタッフに渡した司会者は、振り向くとこちらに歩いてきた。なにか聞き捨てならないことが聞こえたが、今は目の前の危機を対処したほうが良さそうだ。  未だに両脚を閉じたままの私は、抱え上げられたまま司会者と相対する。 「なに?まだ何かしたいの? 私を裸にして、下着まで弄んだのに満足してないと?」 「フフフ……そういうわけでは無いのですが、いやなに、まだ罰を完遂してないだけですよ?」 「完遂?」 「ええ。麻衣ちゃんは罰ゲームのタイトルを正確に覚えていますか?」 「だから罰は、その……う、生まれた姿になろう……でしょ?だからこうして私は裸に…」 「チッチッチッ」  私のセリフを遮って司会者は人差し指を振った。さらに笑みを作り直してこう言った。 「『生まれた時の姿になろう』です。この意味がわかりますか?」 「いったい何を言って……」  私はいまいち意図が掴めずにいた。それはつまり裸になることではないのか?  司会者はそんな私を諌めはしなかった。代わりにわざとらしく溜め息をつき、指をパチンと鳴らす。  ガバッ 「キャッ!!」  悲鳴を上げた私は両手を下ろした。なんと突然両足が開かれたのだ。  必然そこに隠されていたものは暴露される。一瞬とはいえ、性器も後ろの穴も煌々とした照明を浴びてカメラに収められただろう。 「コラコラ隠しちゃだめですよ麻衣ちゃん。両手は頭の後ろと言ったはずです。第一、罰ゲームが進められないでしょう?」 「何言ってるの!だからもう生まれた時の姿になってるじゃない!」 「いえいえそんなことはありません。麻衣ちゃんのカラダにはまだ、決定的に生まれた時の姿、具体的には“子供”になっていない所がありますからねぇ」 「はぁっ!?」  私の中には言いようの無い、もぞもぞとした不安が掻き立てられていた。司会者のセリフはもちろんだが、“その視線”が向く先がそれを物語っている。  この男の視線は今、私の両手に向けられている。いや、正確には 「麻衣ちゃん。女の子は生まれた時にお毛毛は生えていませんよね?」 「ッッッッ!!!」  思わず息をのむ。 「イヤァッ!!!!」  そしてありったけ大きな声で叫んでしまった。人目も憚らず、これが収録中だということも忘れて私は身を竦めて叫んだ。  だってそうじゃないか。我が事ながら、若干16歳の女の子を捕まえて裸にした挙句、下の毛まで剃ろうだなんて正気の沙汰じゃない。 「嫌だ離して!!」  それでも撮影は粛々と進められていく。私は床に組み伏せられた挙句、両手を頭上で抑えられて脚を広げさせられた。  上からクレーンカメラがやってきた。きっとカエルみたいにみっともない姿の私が撮られているだろう。 「それにしてもイメージと少し剥離した光景ですよね。まさかこんな可憐な女の子のお毛毛が荒れ放題とは」  うるさい。そもそもろくに準備もさせずに裸にしたのはそっちだろう。 「せっかくなので“前回のもの”と比べてみましょうか」 「なっ」  耳を疑った私は、なんとか顔を動かして背後のディスプレイを確認する。 「ふむ。やはり女の子のお股はこれくらいスッキリしていないといけませんな。まぁ、のどかちゃんの場合は手入れというより未成熟のそれですけど(笑)」 (これはつまり……のどかの)  のどかのアソコなのだろう。そこだけアップされているが、話の流れや聞こえてくる叫び声が如実に伝えてくれた。大画面を埋め尽くすほどの肌色、そしてひとすじの裂け目は妹のものだった。 「えーと2人の年齢差は……5歳ですか。女の子はこの数年間でこれほど変化するものだそうですよ皆さん。好みは人それぞれかもしれませんが、個人的には悲しく感じますよ」  わざとらしく、さめざめと泣き真似をする様子が嫌に癇に障る。  画面の向こうののどかはきっと、拘束されながらも暴れているのだろう。アップされていてもわかるほどに、幼いアソコが右に左に向きを変えていた。  私と違って痴毛は陰唇の周囲にまばらにあるだけ。透き通るような白い肌も、挟まれたわれめも全く隠せていない。  番組側は知らずにやっているだろうが、まさかこんな形で妹とアソコの様子を比べられるだなんて。  私の元へシェービングクリームを泡立てながら司会者がやってきた。彼は私の下半身を目の前にしゃがむと、柔らかく太い筆を使って泡を広げ始める。 「視聴者の皆さん。この泡が拭き取られる時には至極の光景が見れますからね〜」 「この……クズ」  私の恨み言を鼻歌で流しながら、司会者は性器、どころか後ろの穴まで筆を走らせた。  脚を広げられているものの、股やお尻にヌルヌルとした感触を覚える。気持ち悪い。 「さて。では記念すべき一太刀目です!」 「く………」  なすがままの自分が情けなさすぎる。私が睨みつけるその先で、T字カミソリは恥丘上部から侵攻を開始した。  くすぐったい。でもそれ以上に触られているという嫌悪感が鳥肌を誘う。番組のせいで剃毛に慣れているのか、司会者の力加減は絶妙だ。肌を傷付けず、それでいて可能な限り毛穴近くで痴毛を刈っていく。  あえての事だろうがスタジオからBGMや会話は消え、代わりにザリザリという音が集音マイクに拾われていく。私のアソコの毛が剃られている音が、必要以上に大きく響いていた。 「さて次はこちらに持ち替えてと」  次いで司会者はT字カミソリを置き、代わりに何か別のものを手にしたようだ。下半身の方でカチャカチャと音が聞こえる。  顔を上げるも細かな様子が見えないことがもどかしい。 「いい子にしていてくださいね麻衣ちゃん。じゃないと大事な大事なワレメちゃんが傷付きますからねぇ」 「んんぅ」  と、またデリケートゾーンからこそばゆさがこみ上げてきた。次は陰唇から。どうやら司会者はカミソリをL字のものに替え、さっきよりも下の方を剃ることにしたらしい。 「脚の付け根まで入念に〜♫」  シャッ  シャッ  と軽いタッチで私の股間をなぞるカミソリ。容器の角に残ったアイスをほじくる様に、司会者は入念に痴毛をこそげ落とす。 「最後はコッチの穴をしますからね。麻衣ちゃんはもう少し腰を上げましょうか」 「えっ……ちょ……やっ! いやっ!!」  押さえられていた両足が無理やり持ち上げられる。いやそれどころか、それに引きずられて腰まで持ち上がってしまった。  司会者から、つまり上から見れば私のアソコもお尻の穴も全部見えちゃう情けない格好。 「こ、こんな格好……」 「はい、情けないですね(笑)。でもおかげでよーく見えますよ」  恥ずかし過ぎてそれ以上何も言えなくなった私。司会者はそんなことは気に留めず、意気揚々にカミソリを下ろした。  チョリ  チョリ 「んっ ふぅんっ…… んんっ!」 「くすぐったいでしょうけど我慢しましょうね〜」  カミソリがお尻の穴近くに当たるたびに、こそばゆくてお尻がビクンと動き、こらえきれない短い吐息や声も出てしまう。 「麻衣ちゃん上をみてごらん」 「えっ?」 「きっとあのカメラには、ほぼマングリ返しで感じてる麻衣ちゃんが撮られてるよ。それと同時に君の姿は全国の視聴者さんに見られてるんだ」 「〜〜〜〜////」  言葉にならない叫びが出ていく。私がこんなはしたない姿を晒すなんて。 「最後はふきふき、と」 「ふぅ、ん………」  温かいタオルが股を覆い、その上に司会者の手のひらを感じた。どうやら剃毛が終わり、クリームを拭っているらしい。  依然として私の体勢はさっきのまま、両脚をカエルみたいに開いてアソコを天井に向けている。 「ではカメラさんもう少し寄ってくださいね。いよいよ麻衣ちゃんの、ツルツルおまんこのお披露目です!」 「………」  司会者はタオルの端を持っていた。とっておきの料理を出すみたいにもったいぶって、カメラや視聴者を引き付け、私のお股に注目を集めている。  じりじりと首筋が痛む。きっと羞恥心や焦りが私の喉元を炙っているからだろう。カメラは私の直上におりて、私の全部が見える画角を押さえた。 「では、オープンでーす!!」 「………いゃぁ」  そして否応なくタオルは取りさらわれ、私の恥ずかしい場所には四方から照明が当たった。 「ご覧ください皆さん!なんということか、さっきまであれほど身勝手に生えていた草原は刈り取られ、残っているのは見事につるつるになったワレメと穴だけです!」 「く……」 「視聴者の皆さんはモザイク越しになっているでしょうが、それでも谷間の桃色は確認できているでしょう。イヤほんと、のどかちゃんもびっくりなくらいのサーモンピンクですね!  麻衣ちゃんに聞きたいですが、やっぱりこれは……未経験の証ということですか?」 「こ、答えたくありません!!」  突然の下品な質問に声を荒らげる私。構わず司会者は会場を盛り上げているが、最終的に私のそこは“手付かず”だと決めつけていた。 「では改めて、剃り残しを確認しましょうね」 「っ……!」  司会者は私のそこを指で広げた。大勢に見られているだけでも恥ずかしいのに、直接触られて、しかも中まで見られるなんて。 「カメラさんもよく見ておいてくださいね。1本でも剃り残していたら生まれた時の姿ではありませんので」  目をギラつかせた司会者と、カメラ越しに全国の男共の視線を感じる。まさか自分の体をこんな形で世に広めることになるなんて。 「うーむ何度見てもキレイなビビッドピンクでして、若々しさを感じますなぁ」 (本当に最悪だわ。こんな企画乗るんじゃなかった)  今更かもしれないが心底そう思った。いくら名を売るためとはいえ、これじゃあ体を売っていることと同義だ。司会者はチェックと称して、浅い部分とはいえ“中”まで指を入れてきた。 「んっ……!」 「おや?気持ちよくなっちゃいましたか?」 「くすぐったいだけよ。いいから早く確認を終わらせて」 「では次はお尻の穴の方を確認しますので、少し体勢を変えましょうか。こうしてこうしてこうして……っと」 「ちょ、ちょっとこんな格好……!!」  司会者の指示に従って、私を押さえていた男達が無理やり私を組み動かす。自分なりに抵抗したつもりだったが歯が立たず、あれよあれよと私は司会者の思う姿勢になった。 「これでよーく見えますね〜」 「は、恥ずかしい………どうしてここまで………」  それは所謂四つん這いという姿勢だった。しかも私の両肩は床に押し付けられている。これではお尻だけが司会者の眼前に持ち上がり、見てくださいと言わんばかりの、とても情けない姿だ。 「ふふふ、可愛い顔をしますねぇ。では失礼してっと」 「くぅ………」  私が唇を噛んでいる様子に満足した司会者は、満を持したようにお尻の肉を割り開いてくる。  ともすれば、アソコよりも羞恥心を感じる場所が白日に晒された。  司会者の両の親指がお尻に食い込み、隠されていた肉が張り裂けそうなくらい広げられた。  お尻の穴に感じる冷たい空気。思わず力を込める私。 「あははは!アナルがキュッてなりましたよ。小さく窄んじゃって、びっくりしちゃったのかな?」 「だ……まりなさい……」 「はいはい。ではお言葉通り、アナルの確認に集中しますよ〜」 「………」  それから数分間、文字通り穴が開くほど私の後ろの穴は観察され、お茶の間にも放映された。その間、私はただ両手を握り耐えていた。 「はい笑って麻衣ちゃん。いい子でちゅからニコニコしましょうね〜」 「………」  七五三の親やカメラマンみたいに自分をあやす司会者を、私はただ黙って睨む。  ちなみに睨みはともかく、本当は恨み言も言いたかった。でもできなかった。おしゃぶりを咥えさせられたからだ。  あれからさんざん痴毛の剃り残しを確認された私だったが、それが済むとメイクを落とされた。  しかも自分でではなく、司会者の手によってだ。メイク落とし用のシートを持った司会者は、明らかに手慣れていない手つきで私の顔を拭い始める。 「赤ちゃんがお化粧するのは不自然ですもんね」 「いやっ、痛いっ! せめて自分でやらせてよ!」  こちらの言い分には聞く耳を持たず、リップもアイシャドウもファンデーションも全部落としていく。  ただ普段からの薄化粧が幸いし、メイクを落としたところでテレビ側が望むような劇的な変貌はしなかった。  でも屈辱だったのはその後だ。 「『生まれた時の姿』ですからね。もちろんこちらも着けないといけません」 「それって……まさか………や、やだっ!! そんなもの履かせないで!!」  ジタバタする私は開脚のまま組み伏せられ、丸出しの下半身の下にふわふわした白い布を敷かれた。やがてそれは下半身の大部分を包むように折りたたまれ、サイドをテープで止められる。  はかされたのは所謂オムツだった。  しかもデザインを見るに大人用ではなく、幼児向けだ。きっと番組のために特注したのだろう。くだらない。 「これでいつでも粗相していいですからね。もちろん、替えも用意してますよ(笑)」 「しないわよ!」  司会者はケラケラ笑って、オムツで膨らんだ私のアソコをポンポンと叩く。きっと私の激昂も赤子の癇癪か駄々程度に思ってるのだろう。 「前髪が邪魔でちゅね〜」  最後は前髪を根本で結び持ち上げられた。まるでちょんまげだ。  そして両手におもちゃを持たされカメラを向けられる。今度は撮影用のテレビカメラだけでなく、普通の静止カメラも向けられた。  パシャパシャ パシャパシャ  クイズに正解しなかった私に、その罰を思い知らせるかのような無機質で無情な音が聞こえてくる。  きっとファインダーに収められている私は、情けない格好をしているんだろうな。 「では最後に16歳と12歳のハダカをくらべてみましょう!」 「ッッッ!!?」  油断していた。反射的に私は体を反らして後ろの大画面を確認する。勢い余って加えていたおしゃぶりは床へ飛んでいった。 「こ、これは………」  大画面はセンターに真っ直ぐ通ったラインで区切られており、左右には別々の人間と思われる、およそ女子にとって恥部と呼ばれる部位の写真が並べられている。  顔は写っていない。でも状況から察するにこれは 「私と……のどか………?」 「おや?豊浜さんとお知り合いでしたか?」 「……っ」  私達姉妹の裸だった。  胸、アソコ、そしてお尻にクローズアップした写真がそれぞれ同列に並んでいる。 「こうして比べますと成長の度合いが比べやすいですよね。左のおっぱいはよく育っていますし、腰もくびれていてエロいエロい(笑) 反面右の方はぺったんこですよ。まぁ12歳という年齢を考慮しても少し薄すぎますけどね(笑)」  私はギリリと奥歯を噛み締めた。私の大切な妹が本人のいない場所で、しかも私を引き合いにだして笑いものにされている。あまつさえ、裸という人間のコンプレックスをあげつらわれてだ。 「一方でアソコの方はどちらもつるつるです。まぁ、左の方は二枚貝が開いちゃって具が見えてるんですけどね」 「なっ……!」  思わず脚を閉じる私。  写っていたのは共に、開脚したアソコをアップで撮影したものだ。のどかもこんな恥ずかしい格好をさせられていたのね。 「好みが分かれるかもしれませんが、私はパイパンはしっかり閉じていた方が好きです。 右の方をご覧なさい。ぴったり閉じていてお豆ちゃんも頭しか出ていませんよ。しかも土手もぷにぷにで可愛らしい。やっぱり“スジマン”と言うからには、ここまで完成度を上げるべきですよね」  本当、好き勝手に言ってくれる。誰もあなたのためにココを持っているわけじゃないし、そもそも私の場合生えていた毛を全部剃られたのだ。 「最後はコッチの穴を比べましょう!」 「のどか……」  最下段の二枚は後ろの穴を写していた。お尻がわり開かれ、間に隠れていた穴まで広がっている。きっと私が四つん這いにされている時に収めたのだろう。  問題は右の方だ。角度から考えるに、構図が私のものと全く同じ。 (のどかも私みたいに四つん這いを強要されて)  喚いている妹を組み伏せて、無理やりお尻を持ち上げる男たちが脳裏に浮かぶ。なんてひどい。 「特筆すべきはその色合いです。左はベージュでシックに決めているのに対し、右は桜色でフレッシュさをアピール!これはどちらをいただくか困るくらい、甲乙付けがたいアナルちゃんですよね」 「………っっ(ゾワッ)」  “いただく”という文言に総毛立った。画面にアップにされた私達姉妹のお尻の穴。それをどうこうしたい輩が、少なくとも1人はいるということだ。 「というわけで、今回も大盛況のうちに番組を終えることができました。視聴者の皆さんいかがでしたか?楽しんでいただけましたか?  先程撮影したオムツ麻衣ちゃんの生写真と、生脱ぎ下着セットは視聴者プレゼントといたします。番組の感想、麻衣ちゃんへのメッセージ、次回番組への要望などを添えてどしどし応募ください!」


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