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シイの卵子の中に取り込まれ、受精卵として子宮へ…

「てのひらに、世界を」というサイズシチュ系フリーゲームのネタです。


簡単なあらすじは高校生のトモが、小さくなるペンダントを手に入れてソラツオーベル家を始めとする巨悪に立ち向かうというゲームです。途中、小さくなるペンダントで胃の中や乳腺の中や膣の中に入ったりするイベントがあります。

途中、シイという協力者が何かしらに操られてしまいます。小さくなったトモはパンツになにかシイの膣内に入られたという痕跡を見つけ、シイの腟内に入ろうとします。腟内で肉壁に潰されそうになりながらも、最奥ーシイの子宮口までたどり着くと、子宮の中にいるシイを操っているものにさらに小さくされてしまいます。


~~~~~~~~~~


さらに奥においでよという子宮への誘い。

トモはその誘いに乗り、シイの子宮の中に入ります。


シイの子宮の中には一人の女がいました。ただ、子宮口をそのまま通れるぐらいに精子と同じぐらいに小さくされたトモから見れば巨人でしかありませんでした。彼女が胎内に複数の支点を設置することでシイを操っていました。


シイを正気に戻すべく、その支点を破壊しようとするトモ。

途中シイの卵管を捜索している最中、卵管内でふよふよと漂っているシイの卵子を見つけます。その球体が放つ生命の神秘を漂わせる柔らかい光に、一瞬トモは息を飲みました。

ただ、すぐにこれに触ってはいけないと察知し、すぐ離れようとしますが巨人がその様子を見て…


「そんなに気になるなら一つになっちゃいなよ、ほら手伝ってあげる」


巨人は笑いながらトモを指で簡単につまんで…

シイの卵子に近づけ…


「ひ、一つって……や、やめろ!」

「ほら、卵子ちゃんも君を欲しがっているよ?ナカに入って混ざってあげなよ」




トモが囚われた巨人の指先は次第に卵子の表面に近づき、卵子の殻にトモを押さえつけ始めた。

シイの卵子の殻は一度はトモの侵入を拒んだが、巨人の指がトモを卵子に押さえつける力はどんどん大きくなるにつれ、トモの体はシイの卵子の殻の奥に次第に沈み込んでいき…


ぷにゅん…


巨人の指に押さえつけられたトモの体は、ついにシイの卵子の殻を突き破り、暖かなゼリー体につつまれた卵子の中に誘われた。


「お・め・で・と」

受精の瞬間。

祝福されるべき生命の始まりの瞬間。だが、操られたまま母となるシイは母になったことに気づかないまま、さらに自分の友人がその礎になったことに気づかないまま、生命の神秘によって敷かれた道を素足で一歩ずつ踏み出すことになった。


卵子の中に取り込まれたトモが待っていたのは、シイの染色体。シイの遺伝子。

それらはよだれを垂らして、卵子の中に入ってきたトモーーもうひとつの遺伝子を待っていた。


「やめろ!俺は精子じゃない!!」




トモはすぐさま外に出ようと、手で卵子の中を満たしているゼリー状の物体をかき分けて、卵子の殻の外に出ようとする。

だが、自分が巨人の指に押さえつけられ通ってきた卵殻の穴すらもいつの間にか補修されてしまい…


もう外に出ることはできない。


「卵子も君を離さないって言ってるよ?さあ、全部とろけあって…

  受 精 卵

 になっちゃえ♥」


卵子の外に出ることができないトモは、瞬く間にシイの遺伝子にまとわりつかれ…

ぬめり気のある触手がトモの周りに絡みついていく。

触手から分泌される液体が精子の代わりとなったトモをじわりじわりと

捕食されていく…


「溶かされていっているのに…痛くはない…むしろ気持ちいい…」


染色体にトモは体全体をまとわりつかれ、包まれて、取り込まれていく。


「俺…なっちゃうんだ……」


卵子の外出ようとしていた腕も、その染色体の塊に包まれ、

トモは自分の体の感覚がなくなっていくのを実感した。

その後、トモは染色体に意識ごと混ぜられ、卵全体に撹拌されていく。


トモは受精卵になった。

そしてこれからトモに待ち受ける未来は


(……シイの赤ちゃんに……なっちゃうんだ……)


シイの子宮の中で肉体を与えられ、いずれは膣肉をかき分け産声を

上げシイの第1子として誕生する未来。


生命の神秘によって約束された未来に向けて、受精卵は卵管を緩やかに下りはじめた。

行き先はシイの子宮…




シイの胎内で、トモという名の生命が終わりを迎えた。

それと同時に、新しい生命が始まりを迎えた。

まだ名はない。

母たるシイがこの生命を自分の子として認識し、名を与えるのはまだ当分先のこと……



シイの受精卵となった彼は卵管での数日間、幾多の細胞分裂を経て、ついにシイの子宮にたどり着く。

彼の肉体は数十の細胞からなる胚となって、シイの子宮に迎え入れられた。


(早く……着床したい……

ふかふかの……子宮……)


受精直後はシイの赤ちゃんになるまいと受精卵の中で抵抗していた彼だったが、生命の理には逆らえなかった。

受精卵としてのステージが進むにつれ、早く母胎と一体化したいという思いが強くなり、その身を子宮壁に委ねようとする。


着床の瞬間が訪れた。


シイの子宮壁にその身を下ろそうとする彼を、彼を受精卵にした巨人が手を振って見送っていた。



「もう着床しちゃうんだね。ふふふ、いってらっしゃい。」


彼を受精卵にした巨人は胚となった彼を、手を振って見送っていた。


子宮という桃色の大地に飲み込まれていく彼。


「ママのお腹の中で元気な赤ちゃんしてもらってきてね。」


胚となった彼はずぶずぶと子宮壁の奥に飲み込まれていく。

暖かく柔らかな肉が彼の周りを四方八方を包んでいき、彼からも巨人の姿が見えなくなった。子宮の内側からも彼の姿が見えなくなってしまったのだろう。


胚の動きは止まった。

胚と子宮壁の境界はなくなり、一つになった。

シイと彼がこの先、母と子として歩んでいくことが決まった瞬間である。


操られたままのシイはまだこのことを知らない。

ただ、シイの本能となる母性は彼を肉の壁で包み込み、これから胎内で育っていくための栄養を子に分け与え始めた。


柔らかい肉の中で固定されたままのシイの胎児となったは彼は、母からの栄養を受け、母の心音という子守唄を聞きながらまどろんでいた。


シイの母たる器に彼が収まり、これから10月10日をかけて、彼を第一子として育てていく。


(シイ…… ママ…… これもわるくないな……)


器に収まった新しい命は柔肉に委ね、心地よく眠りに落ちる。


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