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みこまじょコンビはチェスコマにされてしまった!

「!ふうわっ!」 「うぐえっ!?」 ケーゼがふうわの襟首を掴むと、思いっきり引っ張り下げる。 「展開っ…!」 自分の胸元に引き寄せたふうわを片手で抱きしめると、ケーゼは即座に印を結んだ。 かざしたもう片方の手からは、即座にピンク色の光でできた、大きな花が展開された。 ケーゼの防御魔法である。 「!不入結界!!」 しかし、安心しないのもまたふうわである。 ケーゼが手をかざした先を見ると、ふうわは即座に裾から札を取りだし、目の前の空中へと投げ出した。 しかし、目の前から跳んできているのは『大きなピンク色の煙』である。 それは、大きく展開する花の盾に、広がる札の鎖格子さえも、すぅっとすり抜けた。 「うわっ、まじで!?」 「ひゃぁっ!?」 あっという間に、二人は飲みこまれしまった。 ボフンッ! 大きく、煙が破裂するような音が、その煙の中で響き渡った。 カツン、コツンと。プラスチックのようなものが落ちる音がする。 「ああぁ、またぁ…!」 二人は、チェスの駒の姿になっていた。 ギツクモの呪いである。 完全にチェスのコマニなりかわるのは、二人そろっての盾のおかげで避けることができたが、それでも体を変えられるのは避けられなかった。 「ふうわ。一旦ここは引くわよ…!」 「うぅ。い、いや。むしろこの小ささなら、あいつの死角を通って、懐で妖力をぶつけてやれば…」 「二人ともなってるのよ!あんたも私も消えそうな、リスキーな手はとれないわ!」 「うぅ…わかった…!」 そういうと、ふたりは撤退した。

みこまじょコンビはチェスコマにされてしまった! みこまじょコンビはチェスコマにされてしまった!

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