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リンリーは蜜で固められてしまった!

所狭しに六角形の造形物が敷き詰められた空間内。 リンリーは出口を目指して走っていた。 ここは迷宮結界の中だ。リンリーはその結界に道端で巻き込まれてしまい、情報も薄いことから撤退を選んだのである。 しかし、上からは絶えまなくどろりとした黄色い液体が落ち続けてくる。 「うわっ、と!」 チリンと鈴を鳴らし、垂れてくる液を逸らす。 走りながらも、リンリーは横目に視界の端を見た。 見れば、遠方に人型の蜜の塊が並んでいるのが見える。 どれもが、上を見上げたような姿勢で、虚空を見つめている。 危険だ。どれもが上を見ているところを見るに。少しでも被れば、逃げようとする暇さえもなく、一瞬であろう事が予想できる。 これは、触るだけで余地が無い。その予想に、リンリーは唾を飲んだ。 「!」 リンリーはハッと上を見る。 見ると。今度は巨大な壺が、宙に無数に浮かんでいるのが見えた。 それぞれに、蜂をデフォルメにして巨大化したような使い魔が二対で壺を持っている。 そして、それらは遠慮なくリンリーに目掛けて壺を傾けた。 どろぉっと音が鳴りそうなほどの勢いで、きらきらと輝く蜜が垂れてくる。 リンリーは横へ跳び、ぴょんぴょんぴょんと、さながら鹿のように跳びはねながら前へ進む。 「しまっ!」 ふと、自分の額直前に蜜が垂れてきた。 反射的によけようと、のけぞる形でバランスを崩し、その場に座り込んでしまう。 蜜が、額に触れかける。 「は、跳ね返ろ!!!」 リンリーは、触れる寸前に角に付いている鈴を左右へ揺らす。 すると、リンリーを中心に波紋状に音が広がった。 その膜に垂れてくる蜜が触れると。なんと、重力を無視するかのように、真逆の方向へと蜜が跳ね返った。 蜜を垂れさせていた蜂達はそれに驚き、逃げようとする。 が、勢いよく戻ってくる蜜に、蜂達は避けられなかった。 あっという間に、自分たちが垂らした蜂蜜に飲み込まれ。 そのままべたっという音をたてて、リンリーの前方に落下した。 「はぁ、はぁ。今のうちに、はやく…!」 危機を回避したことに、リンリーは息をつく。 が、すぐにこうしてはいられないと立ち上がろうとした。 「…え?」 しかし、そのリンリーに影が被さった。 頭上を見上げれば。壺が六つ。蜂達が一斉に、リンリーの頭上目掛けて蜂蜜を垂らしていた。 鈴をもう一度、揺らそうとした。しかし、振るよりも早く、角に蜜が垂れ落ちた。 誰かが走っている。町中でこの結界に飲み込まれた妖怪らしい。 妖怪もまた、出口を目指して走っているようだった。 だが、走っている途中で、前方に何かが見えるのを発見する。 それは、壺を持った使い魔が宙を舞い続ける防衛エリア。 そして、その中腹あたりで、地面に座り込む。元の女体をさらし続ける、鹿の角らしいものが付いているのが分かる、一人の妖怪の蜜固めされた姿だった。 またも、蜜が垂れてくる。

リンリーは蜜で固められてしまった! リンリーは蜜で固められてしまった!

Comments

石化に近いのに加え、ドロリとしたものをプラスできるのは美味しいですね…

狼雲

ぽかんとした顔に全身ドロドロ固めがすごくえっち… 固められてから胸や腰に垂れる蜜も良いと思いました。

サーロス


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