すっかり秋めいて参りましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
僕は一応元気でやっております。
コミケが終わったあたりからじわじわ本職が忙しくなってきたのですが、忙しいときに限ってやることが複数バッティングしちゃうんですよね。
ということで単体でもヤバい作業が複合事故を起こしてしまったのが先月。
さらにチームメンバーも抜けて一人当たりの負荷が上がり、ナワバリバトルラスト1分みたいな慌ただしさになっておりますが、僕は元気です(元気ではない)
時間が取れないので、液タブを立ち上げてイラストを描くまで気持ちを持っていけずなかなかに辛いのですが、それはそれとして手元でやる作業が増えた分アナログでらくがきを描く機会が増えまして、そこで昔に比べて意外と絵を描けることに気づきました。
アナログイラスト、例えば定番のマルマンのクロッキーブックに鉛筆で描くみたいなことを今やったとしても、長続きしないことは目に見えているわけですが(描線が薄い、線がゴチャゴチャになる、過去作へのアクセスが弱いetc…)
今はゲルインクボールペンというするする描けて描線くっきりのツールがありまして、そこにコピックで陰影を入れてあげたら見栄えも良くなるので、もしかしてこの感じでやれば長続きしなかったアナログ絵を続けられるのではないか???と思った次第です。
ということでまずは10枚ほど描いてある程度勘所をつかんだので
今のアナログお絵かきギア構成をメモしておきます。
メイン(主線)ブキはこれです。
とにかく書き味がよく(するする描ける)、またゲルインキボールペンの中でも液だれせず、そしてアルコールマーカーに溶けづらいという条件でこれを選びました。
ゲルインキボールペンといえばゼブラのジェットストリームが有名ですが、液垂れがある上、アルコールマーカーで溶けちゃうんですよね。
耐アルコールマーカーで言うなら今のところサラサあたりに耐性があるっぽいんですが(1本買ってみました)溶解度はともかく無印のゲルインキに比べて明らかに書き味が悪いので、無印の選出とりました。
あと無印は全国どこにでもあって、かつペン自体もリフィルがあって安いので(60円!)
長く使うには良いと思います。
サブウェポン(影)はアルコールマーカーの定番コピックスケッチです。
今回アナログイラストをいい感じに描けるようになった理由は
薄いコピックでアタリを取るようにしたからですね。
(それまではゲルインキボールペンで取っていたので線がゴチャゴチャしてしまい、最終的な見栄えが悪かった)
アタリを薄いアルコールマーカーで取る
割とガッツリ線を引いても主線を邪魔しないので重宝しております。
そして、主線を描いた後はこのペンで影まで塗ってしまいます。
(ナワバリバトルなので)
ウォームグレイNo.1はコピックの中でも相当色が薄い部類なのですが
コピック自体重ね塗りをするツールなので2度3度重ねると十分に影が付きます。
また、影や髪などにウォームグレイNo.3を併用することでよりメリハリがついていい感じになりますね。
まあここまでやるんなら他の色も使って塗っていけという話なんですが…。
※グレー系のコピックの中で、ウォームグレイを選択しているのには理由があって
自分は人体をモチーフに描くので、肌との相性がいいからですね。
(クールやニュートラルグレーだと印象が変わってくると思います)
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欠点があるとすれば1本あたりの単価が高いのと(定価:418円)
あとは手に入りにくい(amazonなどネット通販では転売が横行していてひどいと1000円超えてたりする)があると思います。(上記リンクはToolsショップにつけています)
安定して使うなら世界堂なり大きい画材店でまとめて買うなり、詰め替えボトルを買ったほうがいいかもですね。
サブウェポン(ハイライト)に積みたいのはこちら
スリムタイプの修正液ですね。
アナログで失敗した時のリカバーとして、隠蔽力と手軽さ、そしてスリムさから1本手元にあったほうがいいと思います。
そもそもがっつり消してまで修正するような失敗は描き直すなりしたほうが丸いのですが、あるあるなのは瞳のハイライトを描いてるうちに潰してしまった!みたいな失敗に対応する時ですね。ここに白い点が欲しいのにアナログだとできない…ってとき
この1本でチョンとつけてやれば復活できます。
あとお顔に汚れがついちゃったりしたときに軽くリタッチしたり。
欠点は液だれがすること
修正液はいろいろ種類が出ていますが皆だいたい液だれで大変なことになりがちなので、これ以外でおすすめのギアがあれば教えてください。
ここからは実際に描くベースの話になります。
多分なんだけどアナログイラストがいい感じになった理由は
紙がいいからという身も蓋もない理由が大きいと思います。
紙も選ぼうと思えばいろいろ選べるのですが
・紙質の良さ
・持ち運びの容易さ
・過去描いた絵への容易なアクセス
を勘案した結果、ツインワイヤ無地のA4ニーモシネがベターであるかと思います。
以下詳細です。
まず圧倒的に紙質がいい!
紙質がいいのでゲルインキボールペンやコピックの食いつきが抜群に良く、また気持ち厚めなので裏写りもしにくいです。
そしてなにより紙質がいいと描く時のストレスが軽減されます。
(ここがクロッキーブックみたいなペラい紙だとイライラしてしまいます)
こういうところが意外と描くモチベーションに影響するので重要かと思います。
ニーモシネシリーズは裏表紙にものすごく固いボール紙が使われてまして、これが堅牢さと持ち運び時の安定感を生み出しています。
(マルマンのクロッキーブックは裏表紙がないのでヘニャヘニャしちゃう)
これだけガッチリした裏表紙があるおかげで、絵を描く時も安定しますよ。
ツインワイヤなので、描いた後はめくって次の紙面を出します。
そして、ニーモシネは前述した通りガッチリした裏表紙がついていて、かつ紙の厚さも結構あるので、前どういうの描いたかな?と過去絵を振り返るときページを繰りやすいんですよね。
また、切り取りたいときは繊細なマイクロミシン目がついているのでパリっと気持ちよく切り取れます。切り取ったページがA4ジャストサイズになるのもgood!
ニーモシネシリーズはこのマイクロミシン目でパッと切り取れるのが良くて気に入っています。
自分は普段から仕事でこれより一回り小さいニーモシネのA5のメモパッド(格子)を愛用しているのですが、どんどん書けてマイクロミシン目で気持ちよく切り取れて、そしてなにより堅牢で紙質も良く、現状替えのきかないツールだと思っております。
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欠点はコピックスケッチと同じですね。
1冊あたりの単価が高い(定価:1155円(税込))
手に入りにくい
があると思います。
※ただこれに関しては今のところ上に貼ったamazonのリンク先が900円くらいとお安いので、ここで買うのがいいのかしら。
あと70枚の紙に1100円!と思うかもだけど、そもそも70枚きっちり絵を埋めること自体大事業でして…。70枚埋めきって、そこでコストのことは考えたほうがいいかも。なによりこの紙の良さがコスパの悪さを吹き飛ばす超絶メリットなので…。
ここからはギアを使ったバトル例になります
描いたやつをざっくり取り込みました。(日付やコメントなどは消しています)
これはコピックスケッチw1でアタリをとったあと、服部分をw3、要所をw6で塗ったやつですね。
どうせコピックスケッチ使ってるなら、部分的に色つけてもいいかもだけど、ちょっといまいちしっくりきませんね。
これならもっと根本的に配色考えたほうがいいかも…。
エッチ絵も描ける!
FANBOXにアップする時点で消しを入れないといけないの不毛だけど…。
これははじめの頃描いたやつで、コピックスケッチW3でアタリを取っているので
ちょっと色が濃いですね。
コピックは結構重ね塗りができるのでこんな薄くてええんか?くらいの色を揃えていったほうがいいかも…。
今回まとめて写真取ったので、下のイラストが透けてますが
裏写りに関してはほぼ問題ないっぽいです。ただ1枚紙を切り離して
下敷きに使うとより確実かも。
ところで、消しと一緒にお顔とかのアタリをsai2で消しているのですが…
これ、アナログ絵をベースにして、グリザイユ塗りを使えば色つくやん!(右)
こんなところでグリザイユ塗りの経験が生きるとは…。
なかなかいい感じになったような???
この記事を書いている時にグリザイユ塗りでの塗りを思いついたのでラストでちょっとやっていますが、もしかしたら描く→マイクロミシン目で切ってスキャンできれば普通に線画として使えるかもしれないですね。
また絵がまとまったら記事にしようと思います。
おわりで~す。