冬コミが終わって早1か月
相変わらず忙しくてプライベートがハチャメチャになっておりますが
皆さまいかがお過ごしでしょうか(挨拶)
自分の今年の目標は夏冬コミと5月のMBFに参加して同人誌を3冊出すことなのですが、まず最初のMBFまで割と時間があるので、今はなんとなく時間を持て余し気味になっております。
(いや貰ってるpixivリクエストやら依頼事をやれ…という話なのですが…。)
なので、比較的時間のある今のうちにお絵描きの練習などしておきたいな~と思っているのですが、いざやってみようと思うとそうそううまくはいかない印象です。
理由はこれ
お絵描きって工程ごとに楽しさの波があって
特に線画のだるさと、絵作り(コンセプト)のしんどさがお絵描きをスタートさせようというモチベーションを奪っている印象です。
やる気自体は作業を始めてさえしまえばどんどん出てくるものなのですが、ここのしんどさが引っかかって最初の一手が進められないんですよね。
ということで今回はこの
1.線画のだるさ
2.コンセプト作りのしんどさ
を軽減する方法がないものか考えてみようと思います。
お絵描き完成までの一連の作業をざっくりまとめると
1.下書き
2.線画
3.レイヤー分け→彩色
4.仕上げ
だいたいこんな感じになるかと思うんですが、この1→2番目がとくにだるいんですよね。
理由は2の工程というのは1の工程のブラッシュアップのようなものだから
ぐいぐい形になっていく下書きや、色がつく彩色なんかと比べると
もう描いた
という印象になってしまうからですね。
このへんをなんとかしようと思って、例えば昨年はいきなりモノクロで絵を描いて、後からカラーを付けてその後線画をつけるグリザイユ画法に挑戦したりしていたのですが
1.どうにも肌色のノリが悪い
2.まとめて絵作りするので例えば背景とマッチしない
みたいな難点があり、いまいちいい感じになりませんでした。
で
年明けくらいからskebの仕事を何件かいただきまして、こちらは従来の下書き→線画→彩色→仕上げ技法でやっていったのですが
そこでいろいろ気付きが生まれたので
それを適用したら時短できるのではないかと思い至った次第です。
気付いた点を端的に書くと
カラーイラストにおける線画は最終的にほとんどなくなってしまうのだから
アタリ程度に留める
です。
まずラフをざっくり描いて感じをつかんだ後
ひとつレイヤーを増やして線画を作ります。
この線画は適当でOK
あくまでラフをきれいにする程度にします(線がつながってなくてもOK)
でそのあとラフを破棄、線画の下に塗りレイヤーを作ります(肌とそれ以外を分けるくらい
そしてそのレイヤーに塗りをつけてくわけですが、その塗りの工程で上の線画も整えていく感じですね。
こんな感じ
これ下書き→線画→彩色→仕上げのパターンと何が違うのよ…という話なのですか
線画を丁寧にやればやるほど確かに完成度は上がるけど
落書き+アルファくらいの温度感の出力なら、そこまで気合いを入れた線画は必要なくて、どちらかというとその後の彩色にかける工数で最終的な完成度は上がるので
そこで整えればいいのでは???という考え方に基づいています。
彩色済みお絵描きとして出力するにあたり、過程である線画は最重要ではないってことですね。
こんくらいの絵を簡単に描けるなら良いやり方かも。
お絵描きしたいけど何をどう描けばいいのか分からないみたいな状態。
これも手が止まってしまう原因のひとつです。
そもそもなんか描こう~と思って無邪気にぐいぐい描ける時代って本当短くて、だいたいは何をどう描くかという手を動かす前の段階にめちゃくちゃ汗をかく必要があって、それがだるさの原因に繋がっています。
これ、skebみたいな依頼絵を受けてみてようやく可視化できたのですが、お絵描きの下調べって想像以上に工数を取られるんですよね。
(↑描きたいものを描いたけれど、絵として成立していない例)
例えばお尻が描きたいな~となった時
まず、既存の誰でもないキャラより版権キャラを描いた方が楽しいので、例えば池袋晶葉ちゃんをチョイスしたりするのですが
この子はなんでお尻を出してんの? なんで裸になってんの??? みたいなところから考える必要があり、自分は無邪気で明るいシチュエーションが好みなので、じゃあお風呂に入るからみたいな図にするぜ!としても、1人だと寂しいのであと1~ 2人描いてみようと思うと、出てくるキャラクターを関係性から調べたり(池袋晶葉ちゃんと一緒にいて不自然でないキャラクターを選ぶ必要がある)、ポージングを調べたり、あとはお風呂に入ってるのだから髪はアップにしないとだし、メガネは外すよなあみたいなことを考えたりして、なんか絵を描く前にヘトヘトになってしまうんですよね。
面倒くさいぜ!
↑コンセプトもなんもなく空中分解した例(2021年くらい)
これなら
↑こうしたほうがいい気がします(お尻を描きたいという第一目標を達成しつつ、なんとなくモチーフの関係性がわかるみたいな)
とはいえ、もうなんも考えんとこのモチーフ1本でいく!と決めて描いちゃうのが楽ではありますが…。
※モグダン先生がタツマキ絵を擦り続けるみたいなやつです
※なんも考えずに描くというのは、要はハンコ絵の量産にしかならない訳で、そこはやっぱ考えていかないとなんですが、ここで詰まってなんも描かないよりは全然良いという判断。
----------
ところで、上の考えは敷衍するに
最終的にそもそもどういう絵が自分にとっての良い絵なのか?(哲学)
に行きついてしまうので良くないです。
自分の中では、描きたい絵=エッチな絵なのでいかにエッチにしていくか?みたいなところを考えなきゃいけないのですが
それは無限に模索していきたいところですね。
この話、もうちょい思うところがあるので
次回につづきますわよ