彼氏に連れられ、床屋に行くユイ
椅子に座らされ、白い布を巻かれる。
床屋のオヤジに彼氏がスマホを見せながらユイの髪型を伝えた。
オヤジはそれを見て頷くと、ユイのサイドの髪に櫛を通した。
そして根本のあたりでユイの髪をざくざくと切っていった。
ユイのサイドの髪は短く切られ、耳が完全に露わになった。
ユイの髪の半分を短くカットすると、ユイに鏡を見せるようにクイっと顔を起こさせる。
頭半分、すっかり短くなってしまった髪を鏡で確認させられるユイ。
ユイは襟足だけを刈り上げられるのかと思っていた。
まさかここまで短くされるとは思ってはいなかった。
彼氏は待合の椅子に座り、短くカットされていくユイをずっと見ている。
その後も、床屋のオヤジは手際よくどんどん髪を切り進めていく。
ユイの髪はどんどんカットクロスに落ちていった。
オヤジはユイの両サイドを短く切った後、前髪を含めたトップの毛束を指で挟むと、根本近くに鋏を入れユイの艶やかな髪をざくざくと切り落としていった。
彼氏にかなり短く切られたと思っていたが、まだこんなに長い髪が落ちていくなんて…
どこまで短くされるのだろう?
不安な気持ちでいっぱいになる。
それが終わると、オヤジはいったん鋏を置いて、奥へと行った。
ユイは鏡に映った自分をちらりと見た。
少し前まであれだけ長かった髪はすっかり短くなって、男の子のようだ。
その髪型は、伸びた坊主のように見える。
そして、床屋のオヤジはバリカンを持ってユイの背後に戻ってきた。
『え…バリカン? これでもかなり短いのにバリカンまで使うの?』
ユイの不安はますます大きくなっていく。
鏡越しに彼氏が、かなり短く切られてしまった髪型のユイの姿をじっと見つめていた。
バリカンのスイッチが入れられ、電動音がユイの耳元に響いた。
続く
似たようなイラストばかりですが、これでも3枚新たに描きました。(差分にしか見えんけど)
ってか床屋の店内とか鏡越しの姿とか描けばよかったんですが、つい描きたいものだけ描いてしまいました。