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異世界風俗店【ファンタジア】 Side Story 4 アラクネSide

※本作品はPixivに投稿した《異世界風俗店【ファンタジア】》のサイドストーリーとなります。 本編の方を読んでいただいた事を前提で書いてありますので、説明が省かれている部分がありますのでご了承ください。 ・・・ ここは、異世界風俗店【ファンタジア】 風俗店といっても、この店は一風変わっている。 何が違うかというと、ここで働くキャストは皆、異世界ファンタジーに登場するようなそのキャラクター、つまり普通の人間の女の子ではないのだ。 とは言っても、もちろん実際にそんなものが存在するわけでない。 キャストは、キャラクターの着ぐるみを着ているのだ。 全身をタイツで覆い、マスクを被り、中身の人間を覆い隠す。 そして、そのキャラクターを演じ、成りきる。 私こと【板野 紗江(いたの さえ)】も、この店、ファンタジアのキャストの一人である。 そして、私の演じるキャラクター…。 それは、アラクネの【マローネ】。 アラクネというのは、下半身が蜘蛛で上半身が人というモンスター。 しかし、厳密に言うと、私が演じているのは【アラクネのマローネ】ではない。 私が演じているのは、マローネの【腹】なのだ。 マローネの着ぐるみは、二人で操演する仕様となっている。 つまり、人間部分の上半身と、最前列にある2本の足で一人。 そして、残りの6本の足で一人という事だ。 私の担当は、その後ろの6本の足。 「紗江ちゃん、準備はいい??」 そう私に質問してきたのは、マローネの上半身と前足2本役の【花菜(かな)ちゃん】。 「うん、それじゃ中に入るね」 私はインナー用の全身タイツに身を包み、マローネの腹の部分へと体を潜り込ませていった。 実際に6本の足があるのだが、私の手足は全部で4本。 つまり、2本はイミテーションで、動くことはない。 一番前の足は花菜ちゃんが、そして前から2番目と4番目の足を私が動かすのだ。 計8本のうち6本が動いていれば、おおよそ全部動いているように見える。 そして、腹に潜り込んだ私は前から2番目の足に、自らの両足を潜り込ませた。 マローネの腹の中で、私はキャラクターに対し、後ろ向きになるように中に入る。 つまり、お尻を花菜ちゃんに向けた状態で、うつ伏せに入っていくのだ。 (よいしょ…っと…) 2番目の足に両足を入れ込んだ。 蜘蛛の足は左右に開いているので、この時点で私は完全に股を開き、ガニ股の状態を強いられる。 着ぐるみの中身で無ければ、恥ずかしくて到底出来る格好ではない。 そして、上半身を倒し、4番目の足に両手を入れ込んでいく。 ある程度入った所で、頭を所定の位置に持っていく。 マローネの腹の最下部のところに、腹の着ぐるみに接続された【全頭マスク】がある。 そこに自らの頭を持って行った。 「花菜ちゃん、それじゃ、よろしくぅ」 「は~い」 両手を蜘蛛の足の中に突っ込んだ私では、もう何も手で作業をする事は出来ないので、全頭マスクを花菜ちゃんに被せてもらうのだ。 すると花菜ちゃんがマスクを少し引っ張り、私の頭を包み込んだ。 「どう??紗江ちゃん、口の位置、問題ない??閉めちゃうよ」 「うん、大丈夫。よろしくぅ」 【ジーーーー】 全頭マスクの後ろ側のファスナーが閉められていく。 「よし、オッケーだよ」 花菜ちゃんにそう言われ、頭を少し動かしてみる。 マスクはマローネの腹にくっついているため、私が頭を動かそうすれば、着ぐるみの腹もついてくる。 着ぐるみの腹はそこそこの大きさがあるので、私の首の力だけで動かせるものではない。 つまり、動かなければ、しっかり被れているという事になる。 (うん…よし…固定してるな…。口も…問題なし…) 全頭マスクは口の部分に穴が開いていて、その穴はマローネの腹の穴と一致している。 つまり、そこが私の呼吸口となる。 全頭マスクの鼻に穴が開いているが、その部分は着ぐるみの中となるため、鼻から吸える空気は、着ぐるみ内の空気。 新鮮な空気は口から取り入れるしかない。 「問題ないよ。背中も閉めちゃって」 「は~い」 不思議な光景だが、私の声は、マローネの腹の最下部にある穴から聞こえているのだ。 【ジーーーーー】 背中のファスナーもしめられ、私は完全にマローネの腹となった。 全頭マスクの目の部分は開いている。 そして、マローネの腹の最下部、私の口の穴のある少し先が、分からないように、ちょっとだけメッシュになっているので、うっすらだが視界はある。 といっても、そこから見える景色は床だけなのだが…。 両手両足は蜘蛛の足の中、そして体は腹の中に収められる私は、自力では全く着る事は出来ないので、こうして、花菜ちゃんよりも先に衣装の中に入る。 そして、花菜ちゃんが準備が出来ると、この衣装の最前列の足に自らの足を通すのだ。 「じゃぁ、私も着るね」 そう言って、花菜ちゃんが、マローネの前足に自らの足を入れ始めた。 花菜ちゃんが足先を奥の方まで入れ込もうとすると、私のお尻と花菜ちゃんのお尻が接触する。 【プニッ…】 (んうぅ……) このタイツに包まれた花菜ちゃんのお尻が、私のタイツに包まれたお尻と接触する感触がたまらない。 【ジーーーーー】 そして、花菜ちゃんは完全に足を通し、自らの腰の部分のファスナーを閉め、下半身を固定した。 このファスナーを閉めると、着ぐるみ内がギュッと狭まり、花菜ちゃんのお尻と私のお尻は完全密着をする。 つまり、衣装を完全に着込んだ時から脱ぐまで、私は花菜ちゃんとお尻を擦り合わせ続けるのだ。 (うぅん…花菜ちゃんのお尻…相変わらず…気持ちいいな…) わざと少しお尻を動かし、花菜ちゃんのお尻の感触を堪能する。 「紗江ちゃん…ちょっと…わざと動かしてるでしょ…」 「え!?…そ…そんな事ないよ…偶然!偶然!!」 「もうっ…紗江ちゃんたら…」 私がその感触に気持ちよさを感じているのと同時に、紗江ちゃんも感じている。 お客に対して接客するのは花菜ちゃんのほうなので、あまり度が過ぎた遊びは控えなければならない。 【ピロン】 この音は、お客が来たという事を知らせるもの、そして情報が端末に表示される。 「あっ…Bコースのお客さんだ。し…しかも…オプションついてるよ…よろしくね紗江ちゃん」 「オッケー」 Bコースと言うのは、手コキだけでなく口でも処理するというコース。 オプションはさておき、とりあえずマローネの本体である、花菜ちゃんが接客をする。 【ガチャ】 扉が開きお客さんが入って来た。 「いらっしゃい…【ベンケイさん】。今日も私のエサになりにきたのかしら?」 「は…はい…マローネ様…」 ベンケイさんというのは、このお客さんのIDネーム。 そして、このマローネは基本、女王様キャラで、そのマローネに支配されたい人が指名する事が多い。 「じゃあ…早速…こちらに来なさい…貪ってあげるわ…」 「はい…」 それにしても花菜ちゃんの演技力には、いつも感心させられる。 普段は、どちらかというと可愛い系の女の子だが、お客と接するときは、完全に女王様キャラに成り切っている。 (うん…私にはこの演技はムリだな…) 私には演技の必要は無い。 何せ、マローネの【腹】と【足】なのだから。 (よし…やるか…) そして、お客が近づいてくると私は両手両足をモゾモゾと動かし始める。 接客は花菜ちゃんがやるので、おまかせっきりだが、この体勢でこの動き…結構きつい動きである。 両手を横に開き、足はガニ股状態。 その状態で、着ぐるみの中、人知れず私は手足を動かす。 よくよく考えれば、恐ろしく恥ずかしい格好で操演している。 着ぐるみを着ずに、この格好でこの動きをしろと言われれば、とても恥ずかしくて出来ない動作だ。 しかし、着ぐるみに包まれている以上、私が誰かも分からないのだから問題は無い。 そして、私が一人で足をモゾモゾと動かしている間に、花菜ちゃんが接客をしていった。 花菜ちゃんお客の服を脱がせ、手コキで射精させる。 その後、性器にゴムを被せ、口で奉仕する。 ゴムをつけるのは、射精で着ぐるみのマスクが汚れてしまうのを防ぐためである。 その間、私はひたすら足をモゾモゾと動かしている。 時々休む時もあるが、なかなかこの体勢での動きは疲れる。 そして、私の体を包み込む、マローネの腹は分厚く出来ているので、かなり熱が籠る。 (ふぅぅ…暑い…ちょっと…きゅうけ~い…) 一旦、足の動きを止め、休憩に入る。 体中から汗が噴き出しているのが分かる。 手足を止めて休憩は出来るが、ガニ股状態は固定されているので、そのまま。 休憩している最中も、恥ずかしい格好で着ぐるみに収まっているしかない。 手足を止めると、お尻に伝わる花菜ちゃんのお尻の感触がはっきりとする。 私は止まっているが、接客中の花菜ちゃんは動く。 そのため、常に花菜ちゃんのお尻が、私のお尻をスリスリと擦っているのだ。 (あぁ…気持ちいい…役得…役得…) そのお尻の感触を堪能していたが、ずっと休憩している訳にもいかない。 暫くして、私はまた自らの手足を動かし始めるのだった。 そうして花菜ちゃんに任せきりだった私にも仕事が訪れる。 「さあ…次は、【下の口】で貪ってあげるわ…。そこに寝なさい」 (うぅ…ついに来た…) 花菜ちゃんが言った【下の口】。 これが、今回【ベンケイさん】が付けた【オプション】なのである。 アラクネのマローネの下の口、それは腹部にある穴の事を指す。 腹部にある穴…つまり、それは【私の口】なのだ。 するとベンケイさんは、決められた位置に仰向けに寝転んだ。 (よし…やろう…) 私は左右に開いた両手とガニ股に開いた両足を動かし、マローネの腹部を所定の位置へと移動する。 この移動だけでも、結構労力のいる動作だ。 視界が真下の床の一部しか見えていない私は、目印を頼りに所定の位置へと動く。 (よいしょ…よいしょ…) 私が動くの合わせて、花菜ちゃんも移動してくれる。 そして、私はベンケイさんの性器が視認出来る位置へと辿り着いた。 ここから、私の口の所に、性器が来るように微調整する。 (よし…オッケー…) そして、私はゆっくりと体を降ろし、ベンケイさんの性器を自らの口へと咥え込んだ。 「んうぅっ!!」 私が性器を咥え込むと、ベンケイさんが声を漏らした。 ここからが大変な動作となる。 まずは、舌を使って咥え込んだ性器を刺激する。 そして、暫く刺激した所で、ピストン運動となる。 私はマローネの腹部の着ぐるみの中に包まれており、頭部は全頭マスクにより、その着ぐるみと直結している。 つまり、口で奉仕しようと頭だけを前後させようとしても出来ないのだ。 なので、性器を刺激するため、ピストン運動をしようとすると、全身を動かすしかない。 しかも、全身を包み込む分厚いマローネの腹の重さも私の体の一部。 その負荷も掛かりながら、全身で体を動かさなければならないのだ。 (ふぅっ!!ふうっ!!ふぅっ!!) 鼻の穴が開いているので、そこから呼吸は出来るが、メインの呼吸口である口が性器に封をされる。 そのため、全身運動を強いられている上、呼吸も制御される。 このオプションはかなり、私にとってはきついオプションなのだ。 しかし、お客がそのオプションを付けた以上、私はしっかりと仕事をこなさなければならない。 必死に全身を使って、口で奉仕を続けた。 (はぁっ!!はぁっ!!苦しいっ!!息がっ!!息がっ!!) そんな苦しい思いをしている私とは裏腹に、アラクネのマローネのこのオプションは結構人気が高い。 穴の位置的に、アラクネの性器に挿入しているような感覚らしい。 アラクネという魔物と本当に性行為をしいているような、そんな感覚に見まわれるようだ。 私は苦しいながらも、必死に体を動かし、その性器を咥え続けた。 そして、暫くした所で、ベンケイさんが言った。 「うぅぅっ!!んあっ!!…で…出ました…出ましたマローネ様…」 (あっ…ようやく出してくれた…) その言葉を聞いて、私は口からベンケイさん性器を抜き取った。 「はぁっ!はぁっ!はぁっ!!」 設定では、マローネの腹から、こんな激しい息遣いが聞こえてはおかしい。 そこは、腹の穴であって、人間の口ではないのだから。 しかし、今まで性器で口を塞がれ、阻害された呼吸。 加えて、着ぐるみに包まれた状態で、激しい全身運動をしていたのだから、呼吸が乱れるのは仕方の無い事だ。 (空気っ!!空気っ!!空気っ!!) 私は必死に空気を取り入れ、足りていなかった酸素を補給する。 そして、それと同時によろよろと気力をふり絞って、また元の位置へと戻っていくのだった。 ちなみにほぼ視界のない私は、男性がゴムを付けた状態で、フィニッシュしたかが分かりにくいため、【下の口】オプションを付けた場合、射精したら、お客が申告する事になっている。 元の位置に戻った私は、必死に呼吸を取り戻す。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 今はマローネの腹と足という事よりも、呼吸を取り戻す事に精一杯だ。 手足は動かさずに呼吸の回復に専念する。 その間、花菜ちゃんがお客の相手をしている。 暫くして時間が終了し、お客が出て行った。 そして、その後、何人かのお客の相手をして、本日の業務が終了した。 終わりを迎えるころには、私はマローネの腹の中で、茹で上がっているほどの状態となっている。 (お…終わった…暑い…暑いぃぃ…) もう体中から汗という汗が噴き出し、全身がグチャグチャになっている。 「よし、今日のお仕事、しゅうりょ~う!!じゃあ、脱ぐね」 そう言って花菜ちゃんがマローネの下半身を脱ごうとした。 【ジーーーーー】 マローネの下半身の腰の後ろにあるファスナーが開けられると、花菜ちゃんのお尻と私のお尻の密着感が薄くなる。 【ジーーーーー】 そして、脱ぐときは、花菜ちゃんの前側にあるファスナーも開ける。 衣装を干す時に通気性をよくするため開けるのだが、脱ぎやすくもなるため、そちらも開けてしまう。 「よい…しょっと…」 花菜ちゃんがマローネの下半身から、自らの足を抜き出した。 (あぁ…熱気が…出てく…) 花菜ちゃんの下半身がなくなり、空間が生まれ、更にはようやく着ぐるみが開封され、中に籠っていた熱気が外へと抜け出していくのが、お尻の付近で感じられる。 しかし未だ、お尻以外、太腿より先はマローネの足に入っており、上半身は腹の中。 更には全頭マスクにより、下半身の着ぐるみに頭を固定されている私は、うつ伏せ状態から立つ事も出来ないし、自ら脱ぐ事は出来ない。 「あけるね~~」 【ジーーーーーー】 花菜ちゃんがそう言って、マローネの腹の上部のファスナーを開けてくれた。 (あぁ…生き返る…) 全身を包み込んでいた熱気が発散されていく。 「頭も開けるよ~~」 【ジーーーーー】 そうして、私をマローネの腹へと固定していた全頭マスクのファスナーも開けられた。 【ズポッ!!】 「ぷはぁぁぁぁぁっ!!」 私は勢いよく、全頭マスクから自らの頭を抜き出した。 それと同時に上半身を起こし、蜘蛛の足から、両手を抜き出した。 「お疲れ~~紗江ちゃん」 「あっつ~~~~」 なんだか今日は一段と暑く感じられた気もした。 顔には汗がこれでもかというくらい、滝のように流れ落ちる。 インナーに着ている全身タイツは、絞れるのではないかと思うくらいの濡れ具合だ。 そして、私は蜘蛛の足から、自らの足も抜き去り、マローネの腹から這いずり出た。 抜け出た私が踏んだ床は、私の汗でびしょ濡れになる。 花菜ちゃんは、下半身は汗だくであるが、上半身はそれ程でもない。 暑さに苦しむのは私だけではあるが、接客のほとんどは花菜ちゃんがやっているのだから、お互い様という所である。 そうして、私と花菜ちゃんの一日の仕事は終わっていくのであった。 そして、仕事が終わり、シャワーを浴びて、着替えに入る。 その間は、他のキャストや、花菜ちゃんとくだらない雑談をする。 私服に着替えて、本日の仕事は終了となる。 私は花菜ちゃんと二人で、正面入り口ではない、スタッフ用の出入口の方へと向かって行った。 正面入り口から出ると、中身であることがバレてしまう可能性があるため、必ず裏口から出入りするのだ。 「あっ!お疲れ様でした!紗江さん、花菜さん」 そう私たちに声を掛けて来たのは、ファンタジア唯一の男性スタッフ【翔多(しょうた)くん】。 翔多くんは、ファンタジアの受付スタッフで、ベビーフェイスの当店の看板男子である。 裏口を出るところで、片付けをしていた翔多くんに出くわした。 「お疲れ様、翔多くん」 花菜ちゃんが翔多くんに挨拶をする。 「お…お疲れ…」 私もそれに続き、翔多くんに挨拶をした。 すると翔多くんが、何故か私のほうに視線を向け言った。 「あ…紗江さん…今日の服、とても似合ってますね」 「えっ!?」 そう言われた瞬間、私は固まってしまい、顔が真っ赤になる。 「今日の服、紗江さんらしくて可愛らしいな…と思って…」 (なな…何を…突然!?) その発言に、私はしどろもどろしてしまう。 「な…何…言ってるの…そ…そんな…お世辞…言ったって…何も無いわよ…」 (何も無くない!何も無くない!何も無くない!!) 「お世辞じゃないですよ…ホントに…」 「もうっ!からかわないでよね!!じゃあねっ!!」 私はそう言い捨て、その場から足早く去って行った。 「ちょ…ちょっと紗江ちゃん!!待ってよぉ!!じゃあね、翔多くん」 そして、私は花菜ちゃんと二人でお店を後にした。 お店を出て、二人で帰り道を歩く。 「ホント…分かりやすいよね…紗江ちゃんは…」 「な…なにが…??」 「なにが…って…。さっきの反応、翔多くんの事、好きって言ってるようなものじゃん」 「うそ…どこが??えぇっ…」 「ふぅぅ…。そんなに好きなら、早く告白しちゃえばいいじゃん」 「す…好きだけどさ…。告白は出来ないよ…。だって、翔多くんは私たちの事、全部知ってるんだよ…ムリだって」 「そんなものかなぁ…」 確かに私は、翔多くんの事が好きだ。 ベビーフェイス好きの私にはクリーンヒット、更には、翔多くんの性格も最高だ。 しかし、翔多くんは全てを知っている。 私が、ファンタジアで、アラクネのマローネの腹の着ぐるみの中身をやっている事。 そして、私がそういう接客をしている事も。 だから、私が彼に抱く恋心は、あくまで私の中だけでいい。 どうせ、受け入れられるはずのないものなのだから。 「そんなものだよ…。いいの、いいの、私が想っているだけは自由だし。告白した所で結果は見えてるんだから、このままでいいの」 「ホント、紗江ちゃんって…ねぇ…。私ならガンガンいっちゃうけどな…」 「確かに…花菜ちゃんなら…玉砕覚悟でもいっちゃうかもね…」 「な…なんか…私の事馬鹿にしてない??」 「そ…そんな事ないって!!」 そうして、私は花菜ちゃんと二人、家へと帰っていくのだった。 そう、どうせ結果は分かっている。 なら、そう想わなければいい…。 でも、好きだという気持ちだけは、嘘が付けない…。 なんとも苦しい想いなのだ。 ・・・ そして、今年も12月の営業最終日を迎えた。 いつも通り、アラクネのマローネの腹として、接客をこなして行った。 【本日の営業はこれで終了となります】 部屋の中のスピーカーから、女性オーナーの【白崎(しらざき)さん】の声で、営業が終わったというアナウンスが流れた。 (ふぅ…今年の仕事もこれで終わりか…) 私は、マローネの腹の中で、汗だくになりながら、今年の終わりを感じる。 すると、いつもはここで終わるアナウンスが、再び鳴り響いた。 【え~っと…今日は、今年の営業最終日という事で、特別に我が店の看板男子である翔多くんを労おうと思いま~す!!】 (え??何??翔多くんを…労う???) 未だかつてない展開に、頭の中にはてなマークが並ぶ。 【特別に、翔多くんに、ファンタジアのモンスター娘からご奉仕を受けられる権をあげようと思います】 (しょ…翔多くんに…ご奉仕!!) 【モンスターの皆は、各自、自分の部屋にて待機!翔多くんが、自ら奉仕されたいモンスターを選ぶので、翔多くんが来たら、選ばれたという事で、しっかり接客してね!】 つまり、翔多くんがモンスターの誰かを選び、抜いてもらえるという事。 翔多くんは、誰がどのモンスターなのかも知っている。 ある意味、モンスターだけではなく、中身も影響する…。 中身を知らない、いつものお客とは違うのだ。 【それじゃあ、今から、翔多くんが部屋を選びま~す】 私はマローネの腹の中で、心臓の鼓動を早めて行った。 様々な感情が私の中に飛び交う。 マローネの部屋に来て欲しい…。 しかし、魅力的なキャストがいっぱいいる中、マローネは選ばれないだろう…。 いや…私はともかく、花菜ちゃんの魅力があれば…。 他の部屋に入ったならば、翔多くんが、他のキャストにより気持ちよくさせられる。 それはそれで、想像したくない…。 でも、あまりにも強敵が多すぎて、マローネは選ばれるのは難しい…。 とはいえ、私は所詮、マローネの腹でしかない…。 その選ばれる選択肢に影響のない存在なのだ。 そんな事が頭の中を飛び交っていると、ついにその時が訪れた。 【じゃあ、翔多くん、どうぞ!!】 【ガチャ】 【はいっ!!今、翔多くんが入った部屋が選ばれたモンスターです!!しっかりと楽しませてあげてね!!他のキャストはお疲れ様!!】 (ど…どこの部屋に…行ったの…) 床しか見えず、音声だけを頼りにしている私には、現状が把握しきれない。 すると、花菜ちゃんが口を開いた。 「あら、翔多くん…私のエサになりにきたの??」 「よ…よろしく…お願いします…」 (しょ…翔多くん!?) 花菜ちゃんが会話した相手、その口から聞こえて来たのは、間違いなく翔多くんの声。 どうやら、翔多くんは、マローネを選んでくれたようだ。 (よかった…。他のキャストって言っても、花菜ちゃんなら…気持ちも収まる…) マローネを選んでくれた事にホッとしてしまう。 他のキャストに奉仕されるとしても、私の一番の相棒である花菜ちゃんなら、私も納得が出来る。 (じゃあ…よろしく…花菜ちゃん…) そう思いながら、私はマローネの足をワシャワシャと動かした。 「で…翔多くん…。今日は、どちらか一つだけよ…。どちらにする??私の口??それとも、私の【下の口】??」 (な…花菜ちゃん??何…どういう質問!?) 普段なら、下の口を使うにしても、先に花菜ちゃんが口で奉仕した後だが、何故か【どちらか】という選択肢を与えた。 その花菜ちゃんの質問に困惑をする。 すると、少し間を置いた後、翔多くんが答えた。 「えっ…と…下の口でお願いします…」 (え!?下!?わ…私のほう…ってこと??) その翔多くんの答えに驚きを隠せなかった。 なぜ、色気も何もない、下の口を選ぶのか…。 翔多くんも、アラクネを犯している感覚を感じたいのか…? それにしても、花菜ちゃんに盛り上げられた後でもないのに、突然下の口なんて…。 様々な疑問が私の頭を過っていった。 「分かったわ…それじゃあ洋服を脱いで、そこに仰向けに横たわりなさい…」 翔多くんが、いつものお客の定位置に寝転ぶ。 私もいつも通り、必死に体を動かし、下の口で奉仕する所定の位置へと移動していった。 そして、所定の位置に辿り着くと、目の前の視界に翔多くんの性器が飛び込んできた。 (こ…これが…翔多くんの…) 【ゴクリッ…】 目の前に、好きな男性の性器がある。 その性器は、まだ何もしていないが、既にある程度勃起した状態。 そして、いつものお客との違いは、花菜ちゃんが相手をした後ではないため、その性器にゴムは被せられていない。 翔多くんの性器を目の前にし、自らの股間が熱くなるのを感じる。 (あぁ…翔多くんの…翔多くんの…) 【ドクン…ドクン…ドクン…】 自分の心臓の音が頭の中にこだまするくらい大きく鼓動する。 その性器を眺めるだけで、下腹部がキュンキュンし始める。 「さあ、それじゃあ…その生気を貪ってあげるわ…」 花菜ちゃんのゴーサインが出た。 (しょ…翔多くん…の…) 私は、その目の前にある性器に、誘われるように口を近づけて行った。 決して叶うはずのない恋。 私がこの性器を咥えるという行為に、翔多くんの心がある訳ではない。 マローネの下の穴として、奉仕すべきご主人に奉仕をするというだけの事。 それでもいい…。 それでも、そこに大好きな人の性器があるのだ。 ゆっくりと私は、その性器に口をつけた。 「んっ!」 私の唇が翔多くんの性器に触れると、翔多くんは少しだけ声を漏らした。 (あぁ…これが…翔多くんの…) そして私は少しだけ、性器を口に入れ込み、そっと舌でその性器をなぞった。 「んんぅっ…」 (あぁ…熱い…こんなに熱いんだ…) 今まで、ゴムに包まれた性器しか口にしたことが無かった。 生で口内に触れる男性器。 こんなにも熱いものだと、初めて感じる。 今までのものと、全く違うものに感じてしまうのは、生だからか…それとも翔多くんのものだからか…。 とにかく、今までに無い感覚が訪れる。 (あぁ…翔多くん…) 私はその性器を堪能するかのように、舌で舐め回す。 「んあっ…気持ち…気持ちよすぎる…」 (翔多くんが…気持ちいい…って言ってくれてる…) 好きな男性の性器を感じる喜び、そして、気持ちいいと言ってくれる喜びに満たされる。 そして、私は舌をこれでもかというくらい使いながら、全身を上下させ始めた。 腕立て伏せのようなこの動き。 普段なら、かなりきつく、大変だという思いしかない。 しかし、今は違う。 自らが進んで、全身を上下させる。 そう…私自身が、その性器を堪能したいのだ。 【チュパ…チュパ…チュパ…】 「んうぅぅぅっ!!!これっ…!」 翔多くんの腰にグッと力が入っているのが分かる。 (んぁぁ…翔多くん…翔多くん…翔多くん…) 体がきついなんて、全く関係ない。 私は全力で体を動かし、翔多くんの性器を口の中いっぱいに咥え込む。 私の口の中が、翔多くんの性器で埋めつくされていく。 【チュパッ!チュパッ!!チュパッ!!】 (あぁぁ…嬉しい…嬉しい…嬉しい…) 次第に、自然とその動きも激しさを増して行った。 口内を埋めつくす翔多くんの性器。 いつもよりも激しく動く私。 もちろん、いつもに増して、呼吸は荒くなり、苦しさはかなりのものとなっていた。 しかし、今の私に、それが苦しいなどと考えている余裕などない。 頭の中が、翔多くんでいっぱいになっているのだ。 そして、私の動きが最大に達した時だった。 (翔多くん!翔多くん!翔多くん!翔多くん!!!!) 「あぁっ!!もう…もうっ!!我慢出来ない!!で…出ます!!んうぅぅぅっ!!!」 【ドピュ!!】 翔多くんが、私の口の中に精子を放出した。 (んぁぁぁぁぁ!!) 口の中が翔多くんの精液で満たされる。 初めて味わう、男性の精液の味。 (これが…翔多くんの…) 決しておいしいものではない。 しかし、それが翔多くんのものと思うと、とても幸せな味に感じてしまう。 【ゴクン…】 そして、私はその口内に満たされた翔多くんの精液をしっかりと飲み込んだ。 【ズポッ…】 そして、咥え込んでいた性器を口の中から抜き出した。 「はぁっ!!はぁっ!!はぁっ!!」 満たされた精液を飲み込み、性器を抜き取り、解放された口内。 今まで全く足りていなかった空気を必死に取り込む。 恐ろしいほどの苦しさが私を襲う。 しかし、その苦しさは今の私にとって、なんの苦でもないのだ。 むしろ、その苦しさよりも、満足感が上回っているのだ。 しかし、その心とは裏腹に、体は正直で、必死に体全体で呼吸し、なんとか元に戻ろうと上下する以外、何も出来ない状態だ。 まあとにかく、翔多くんが射精をしてくれたのだから、奉仕としては成功だと思われる。 その事にも満足感が漂う。 すると、花菜ちゃんが口を開いた。 「どうだ…気持ちよかったか??」 「はぁ…はぁ…はぁ…と…とても…気持ちよかったです…」 すると花菜ちゃんが突然グイグイと後退し始めた。 (ちょ…ちょっと…花菜ちゃん…まだ動けない…よ…) 呼吸を整えるだけで精一杯の私は、あまり力が入らず、花菜ちゃんの動きにそのまま押されてしまう。 花菜ちゃんの動きに押され、自然と手足が動き、前に進む。 体勢的に、花菜ちゃんにしてみると後退だが、私にしてみると前進なのだ。 (ちょ…ちょっと…花菜ちゃん…押さないで…) 必死に息を整えているうちに、花菜ちゃんに押され、体が移動してしまった。 そして、花菜ちゃんの押しが止まったと思った瞬間に、私の視界にあるものが飛び込んで来た。 (え!?あっ!!しょ…翔多…くん!?) 花菜ちゃんに押され移動した事で、マローネの腹の下側にある私の視界が、翔多くんの性器付近から、顔の前まで移動したのだった。 仰向けで寝転がる翔多くん。 私はその上から多い被さるような姿勢。 私の視界は限られた狭い範囲しか見えない。 その私の視界に翔多くんの顔が見えている。 つまり、今、私の顔と翔多くんの顔は、かなりの近さで向き合っているということになる。 「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」 まだ整え途中の荒れた呼吸。 翔多くんの顔がこんなに近くにあると思うと、なんだか荒れた呼吸が恥ずかしく感じる。 必死に押さえようとするが、未だ足りない酸素…呼吸を止める事が出来ない。 (息を…息を…押さえない…と…) 翔多くんからは、着ぐるみ内の私の顔は見えないだろう。 しかし、私からは翔多くんの顔が認識出来、この距離感に恥ずかしさを覚える。 整えようとする呼吸と裏腹に、私の心臓の鼓動は大きく早くなって行った。 すると、花菜ちゃんが口を開いた。 「さあ…どうする??翔多くん…。先ほどはどちらかと言ったけど、今日は特別。私の口も使わせてやってもいいわよ…?」 (え…花菜ちゃんの…口…) ご主人に奉仕するという設定の中で、翔多くんの性器を咥えたのだが、その言葉に妙な嫉妬心を浮かべてしまう。 すると、翔多くんが私の目の前で言った。 「いえ…それはご遠慮しておきます」 (えっ!?) 「今日は白崎さんが、どうしても僕にご褒美の席を設けるから、必ず一人を指名しなさいと言われて、マローネさんを選ばせてもらいました」 「それでは、なぜ私の好意を受け取らないのかしら?」 「すいません…。僕は皆さんの中身を知っているんです…。だから…卑怯ですけど、一人選べと言われたら…せっかくなら、好きな子にしてもらいたかったんです」 (え!?) 翔多くんの発言で、私の中に衝撃が走る。 しかし、あまりの衝撃的発言に、思考が追い付かない。 (え!?中身を知ってて…え!?…好きな子に…え!?どういう…) 「僕ごときでは叶わぬ恋だと分かっています。だからこそ、こんな機会を与えてくれるなら、一時でも…彼女を感じてみたかった…。だから、マローネさんのご奉仕を受ける訳にはいきません…。僕が選択したのは、マローネさんの【下の口】なんですから」 (え!?マローネの下の口を【選んだ】…。じゃ…じゃあ…翔多くんの好きな子…って…) 頭の中でキーワードが結びつき、衝撃の事実が出来上がっていく。 すると、花菜ちゃんがその言葉に答えた。 「フフッ…私の美貌の前で、なんとも正直な事よ…。分かったわ…それじゃあ特別に、私の下の口に、吸いつく事を許す」 「え!?下の…口に…」 花菜ちゃんの発言に動揺を見せる翔多くん。 それと同じくして、私も動揺してしまう。 (下の口に吸いつく…って…) そう…マローネの下の口は、私の口。 そして、その口はマローネの腹部の穴から覗きだしているような状態だ。 すると、暫く動揺していた翔多くんが意を決した表情をみせた。 「ごめんなさい。紗江さん…強制的でずるいけど…もう抑えきれない…」 【チュッ…】 そう言った翔多くんは、体を少し起こし、マローネの下の口に口づけをした。 (あっ…しょ…翔多…くん…) 私の頭の中に電撃が走り抜けていく…。 好意を寄せていた男の子が、向こうから私に口づけしてきてくれたのだ。 恐ろしい程の衝撃と、この上ない幸福感が一気に漂う。 そして、翔多くんはゆっくりとその唇を離していった。 「う…うぅ…翔多くん…全然…ずるくない…よ…」 私は着ぐるみの腹というキャストあるまじきではあるが、自然と言葉を発してしまった。 「さ…紗江さん…」 「私も…私も…翔多くんの事が好き…。相応しくないと思っていたのは私の方だから…」 「そんなことないです…。僕こそ、紗江さんに相手になんかされないと…」 「私は…翔多くんが…好き…」 「紗江さん…僕もあなたが好きです!」 そう言った翔多くんは、再び体を起こし、私の口にキスをした。 (翔多…くん…うれしい…) 知らなかった…。 翔多くんが、私の事を想ってくれていたなんて…。 私が勝手に、相応しくないと決め込んでいただけ…。 なんて嬉しい事実なんだろう…。 お互いの気持ちをぶつけ合った二人。 すると、花菜ちゃんが声を上げた。 「はいっ!!は~~い!!これにて一見落着!!お仕事しゅうりょ~~う!!」 (え!?) その声のトーンは、もうマローネではなく、花菜ちゃんモードになっていた。 【ジーーーー】 すると次の瞬間、花菜ちゃんは着ぐるみのファスナーを開き、マローネの下半身を脱ぎ始めたのだった。 「ちょっと、翔多くん起き上がって、私が脱ぐの手伝ってくれない??」 「え!?あっ…は…はい…」 そう言って、急いでマローネの腹の下から抜け出る翔多くん。 先程までの雰囲気がなかったかのように、花菜ちゃんに一蹴させられた。 【ジーーーーーー】 そして、花菜ちゃんはフロントのファスナーも開け、着ぐるみから抜け出たようだ。 花菜ちゃんが抜け出た事で、私のお尻に外気が感じられる。 すると次の瞬間、とんでもない感覚が訪れた。 「んあっ!!」 突然、私の陰部に手を触れられたのである。 その感触に、つい声が漏れてしまった。 (んぅ…な…何…??) 「ん…汗まみれで分かりにくいけど、紗江ちゃんのほうは準備万端みたいよ」 (え!?) 恐らく、私の陰部に手を触れたのは花菜ちゃん。 そして、今の状況を考える。 私は未だ、マローネの腹部に閉じ込められたまま…。 体を起こす事も脱ぐことも出来ない。 そして、唯一、着ぐるみに包まれていない部分…。 それは、先程、花菜ちゃんに触れられた、お尻付近だけ。 そのお尻付近を、ガニ股でうつ伏せ状態で突き出しているのだ。 それを今、翔多くんに曝け出しているという事になる。 (い…いやぁぁぁぁぁ!!恥ずかしい!!恥ずかしすぎる!!) 更に言うならば、先ほどの花菜ちゃんの言葉からして、私の陰部を触れられ【確認された】。 そう…私の陰部が愛液で濡れているという事実を…。 しかし、マローネの腹部に閉じ込められた私には逃れる術はない。 すると、花菜ちゃんが言った。 「さて、私はこの部屋を出てくね。後は、【準備が出来てる】紗江ちゃんに聞いてみれば??…いいかどうか??」 【ゴクリ…】 お尻だけを晒した今の状況…。 花菜ちゃんの言う質問…いいかどうか…その答えは一つしかない。 (ちょ…ちょっと…待って…こ…心の準備が…) 「じゃあね!!後はよろしく、翔多くん!!」 そう言って花菜ちゃんは控室に戻って行った。 (うそ…うそ…そんな…急展開に…) どんなにしどろもどろになろうが、私に出来る事は限られている。 今の私は自力で、マローネの腹の中から出ることは出来ないのだから。 この体勢から変わることも、逃げることも…。 (どうしよ…どうしよ…) この恥ずかしくも、どうしようもない状況に動揺していると、翔多くんが沈黙を破った。 「さ…紗江さん…こんな僕だけど…受け入れてくれる…かな??」 頭の中は、動揺と緊張、恥ずかしさ…そして嬉しさが溢れていた。 (翔多…くん…) そして、私はマローネの下の口から答えた。 「もちろん…。いいよ…翔多くん…来て…」 「紗江さん…」 そして、私は翔多くんと繋がった。 マローネの腹の中に入ったまま、翔多くんを受け入れたのだ。 傍から見れば、マローネの下半身の蜘蛛の腹の部分に性器を差し込んでいる。 なんとも不思議でかつ滑稽な様子だろう…。 しかし、その不思議な様子は、私と翔多くんが繋がった、愛の光景なのだ。 そして、そのまま私は…マローネの腹の中で意識を失うのだった。 年末の最後の営業日、アラクネのマローネの部屋で起きた出来事。 ある一人の男の子とマローネの【腹】の物語。 -----------------------END--------------------------

異世界風俗店【ファンタジア】 Side Story 4  アラクネSide

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