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体験型アトラクション【パーティーダービー‼】 Additional Story

※本作品はpixivで公開した、『体験型アトラクション【パーティーダービー‼】』のアディショナルストリーとなります。本編の作品テンポ上カットになった部分になりますので、本編をお読みいただいた事を前提にしております。 本編を一読頂いたあと、お楽しみ頂けると幸いです。 ・・・ 「さて…ついたわよ…」 そして、八重樫さんと俺は、一つの扉の前に辿り着いた。 「今日で最後の花梨だけ…他の馬とは別に、この部屋で着ぐるみから出してあるわ…。まあ …視界のない状態の花梨は、それに気が付いていないと思うけど…」 (か…花梨ちゃんだけ…が…この中に…!?) その言葉を聞いて、俺の胸の鼓動が高まって行った。 この扉の向こうに花梨ちゃんがいる…。 しかも、着ぐるみから出たての状態で…。 想像から、期待と不安が入り乱れる。 「さあ…後は、西野君…君次第よ…。私はここで、さようならするから…」 俺はそう言った八重樫さんに目線を向けた。 「な…なんで…こんな事を…」 「なんで??そうね…馬の間、頑張って耐え抜いた花梨へのご褒美と、普段から頑張ってくれてる、私たちの【同志】の西野君へのお礼かしら??」 「そ…そんな…」 すると、八重樫さんはクルっと俺に背を向けて言った。 「それじゃ、後は好きにするといいわ…。お疲れ様…西野君…」 「や…八重樫さん!!」 そう言った八重樫さんは、そのまま俺を置いて行くように、立ち去って行った。 そして、俺は振り返り、扉の方に視線を向けた。 【ゴクッ…】 この扉を開ければ、そこに花梨ちゃんがいる。 会いたくて待ち望んだ花梨ちゃんが、そこにいる。 俺はスッと扉のノブに手を伸ばした。 (よし…) そして、意を決した俺は、その扉のノブを回し、扉を開いた。 【ガチャ】 扉が開き、俺は中へと入って行った。 すると、そこには想像していた通りの光景が広がっていた。 狭い部屋の中には、背中をパックリと開けた、馬のバッテリーカーが1台。 その横には、全身を黒いタイツに包まれ、両足を拘束された女の子。 頭部は全頭マスクに覆われ、手先は丸く、指は使えないようになっている。 その女の子は床に寝そべり、大きく動くことなく、ただ大きく肩で息をしているだけだ。 (花梨ちゃん…) こうやって見ただけでは、それが花梨ちゃんかどうかの見分けが付くはずは無い。 しかし、俺にはなんとなく分かった…その黒い物体が花梨ちゃんだと…。 その光景に俺の心臓は恐ろしく早く脈打つ。 そして、俺は花梨ちゃんの近くまでいき、そっと頭部へと手を伸ばした。 少し頭を抱え上げ、後頭部のファスナーに手を掛けた。 「あっ…」 その瞬間、全頭マスクの中から、弱々しい声が漏れる。 恐らく、誰かがマスクを外してくれるのが分かったのだろう。 そして、俺は全頭マスクのファスナーを開いた。 【ジーーーーーー】 後頭部がパックリと開き、マスクが取れる状態となる。 このマスクを取れば、そこには花梨ちゃんの顔があるはず…。 そう思うと、更に俺の興奮は高まって行った。 【パサッ…】 そして、俺はそのマスクを剥ぎ取った。 するとそこには、頭まで覆う全身タイツの顔の部分が丸くくり抜かれており、そこから、人間の顔が覗き出ていた。 (花梨ちゃん…) その顔…その顔は間違いなく…俺の好きな女の子の顔…。 「ん…ぅ…」 一日中、視界を奪われ、暗闇の中にいたので、まだ明るさに目が慣れていなく、見えていないようだ。 そして、俺はその頭部を包んでいる全身タイツを脱がせた。 全身タイツを外すと、そこからは、尋常じゃない程に濡れた、花梨ちゃんの髪の毛が零れ落ちる。 その髪の濡れ方…お風呂や水泳の後ではないかと思うくらい濡れている。 いかに、馬の着ぐるみの中が暑かったかが想像できる。 その濡髪の花梨ちゃんを見るだけで、俺の興奮はかなりのものとなっていた。 「ん…?…あれ…え…?」 花梨ちゃんは、ようやく目が慣れて来たようで、外の状況が見え始めたようだ。 「お疲れ様…花梨ちゃん…」 そして、俺は覗き込むように、花梨ちゃんにそう声を掛けた。 「え!?…あれっ…ど…どうして??けっ…圭太くん…圭太くんが…なんでここに!?」 視界が回復した花梨ちゃんが、激しく動揺しながら俺に言った。 それはそうだろう…俺が、この状況に現れるなどと、一切頭に無い事だ。 「八重樫さんに案内されて…」 「えっ!!八重樫さんに…あっ!?」 言葉の途中で、ある事に気が付いた花梨ちゃんは、咄嗟に先を丸められた手で、自らの顔を隠した。 「どうしたの…花梨ちゃん…」 「だ…だって…は…恥ずかしいよ…。こんな…こんな格好…見られちゃ…」 恥ずかしいと言いながら、体を隠すわけではなく顔を隠す花梨ちゃんが可愛らしい。 「えっ…とね…あの…圭太くん…これは…その…あの…なんていうか…」 俺がこの状況を理解していないと思っている花梨ちゃん。 だが、どうしたって、説明が出来るような状況ではない。 自らが、全身タイツを着て、両足を折って拘束され、手先は丸く包まれ、そこに放置されている。 どう他人に説明できるというのだ。 「うん…。花梨ちゃん、大丈夫。俺…全部知ってるから…」 「えっ!?」 顔を隠しながら、おどおどと体を動かしていた花梨ちゃんの動きが止まった。 「馬の中身に人が入っていることも…ケイバガールが馬の中身の保険人員だってことも…。それで、今回の補充の番が花梨ちゃんだったって事も…。八重樫さんから全部」 「そ…そんな…じゃ…じゃあ…馬の仕組みも…」 「知ってる…」 「うぅぅ…」 花梨ちゃんは顔を手で隠しながら、少し俯いた。 「驚いたよ…俺が普段働いているアトラクションの裏側が、こんな事になってるなんて…」 「・・・」 「でも、八重樫さんから、それが聞けて良かった…。だって…それが聞けたから、花梨ちゃんが、俺に会えなくなった理由…連絡が出来なくなった理由が分かったんだ」 「・・・」 「本当に花梨ちゃんがいなくなってしまったと思い始めてた。もう、ここから去ろうと思い始めてた…。でも、新しい馬候補が来れば、花梨ちゃんが戻ってくる事も分かった。それで、俺の心がはっきりとした…。花梨ちゃんが戻ってくるまで、ひたすら待ち続けるって…」 「えっ!?」 無言で固まっていた花梨ちゃんの体がぴくっと動いた。 「俺は花梨ちゃんに会いたくて仕方なかった。絶対に戻ってくるまで待とうと決めた。そして、花梨ちゃんが無事帰ってくる事を祈って…」 「け…圭太くん…」 「それが今日…現実となった…。俺の待ちわびた、とても嬉しい事…」 そして、俺は顔を隠している花梨ちゃんを見つめ、胸を張って言った。 「俺は花梨ちゃんが好きだ!どれだけでも…いつまででも待てる…君の事なら…君に会えるなら…。君の全てが好きだ!!」 すると、花梨ちゃんは床にへたり込み、顔を隠したまま言葉を発した。 「わ…私も…圭太くんの事が…好き…。でも…あんな一方的に…連絡をしなくなって…」 そう言葉を綴る花梨ちゃんのもとへ俺はスッと座り込んだ。 そして、すぐさま顔を隠している花梨ちゃんの手を掴んだ。 「え!?」 そして、顔を隠していた両手を横に開き、花梨ちゃんの可愛らしい顔を露呈させた。 「そんなの、花梨ちゃんのせいじゃない。どうしようもなかったんだ。そんな事…もうどうでもいい…俺は花梨ちゃんが好きだ…」 「圭太くん…」 「んっ…」 そして俺は、そのまま花梨ちゃんの唇にキスをした。 感情の赴くがままに、そこにいる花梨ちゃんを見ていたら、何も考える事は出来なかった。 会いたくて、待ちに待った花梨ちゃん…その唇に俺は触れている。 もう、その先も、何も考える事など出来なかった…。 そのまま、俺は花梨ちゃんを抱きしめた。 すると、花梨ちゃんは俺の唇から唇を離し言った。 「ダ…ダメだよ…圭太くん…私の体…汗でビショビショだから…服…濡れちゃうよ…」 「そんなの関係ないね…。花梨ちゃんが頑張った証なんだ…。それも俺は受け止めるよ…」 「圭太くん…」 すると、手先を丸められたままの花梨ちゃんの両手は、俺の体を抱きしめ返してきた。 抱きしめた花梨ちゃんの体を包む全身タイツは、恐ろしい程に汗で濡れていた。 確かに俺の服は、花梨ちゃんの汗でビショビショになっていく。 しかし、それは、そこに花梨ちゃんが実在するという証。 花梨ちゃんがそこにいる…それでいいんだ。 「花梨ちゃん…」 「圭太くん…」 暫く抱きしめ合った俺達。 俺は花梨ちゃんから体を放し、花梨ちゃんの顔を見つめた。 そして、その静まった空間を割く様に俺は言葉を発した。 「花梨ちゃん…俺…君に謝らなければならない事があるんだ…」 「どうしたの??圭太くん」 言ってしまうと、花梨ちゃんに引かれるかもしれない。 しかし、それは俺の性癖であり、隠す事の出来ない事実。 そして、俺の願望でもある。 「花梨ちゃんが戻ってくるのを心待ちにしていたのは本当の事。でも、実は俺…花梨ちゃんが、この馬の着ぐるみの中に入っているっていう事実に、興奮してしまってた…。中で花梨ちゃんが必死になってるっていうのを知って、物凄くドキドキしてた…。ゴメン…」 「え…!?」 花梨ちゃんが目を丸くして驚いた表情を見せた。 分厚い着ぐるみの中に、好きな女の子が入れられているという事に興奮するなど、変態じみた話だ。 しかし、それは事実であって、隠してはいけない事な気がした。 「ゴ…ゴメン…引くよね…こんな話…。俺…変態だよな…」 すると花梨ちゃんが視線を逸らし、少し俯いて言った。 「そ…そんな風には…思わないよ。だ…だって…圭太くんが…私で興奮してくれるなら…う…うれしいし…」 「え!?」 予想外の花梨ちゃんの発言。 全く想定していなかった、その返答に俺は、少し困惑してしまう。 「そ…それにね…わ…私も…ちょっとだけ…馬の中で苦しいの…気持ちよかったりもしたし…。ちょ…ちょっとだけだよ!!…だから…私も変わり者って事だし…」 下を向きながら、恥ずかしがって、花梨ちゃんはそう言った。 その恥ずかしがる姿、そして、恥ずかしがりながらも、俺に正直な発言をしてくれた花梨ちゃんが、たまらなく愛おしかった。 「花梨ちゃん!!」 そして、俺は再び花梨ちゃんを抱きしめた。 俺の正直な発言に、正直な気持ちで答えてくれる花梨ちゃん。 俺は全てを彼女にぶつけようと決めた。 「花梨ちゃん、お願いがある…」 「何??」 「花梨ちゃんの馬に、一度だけ乗らせてもらえないかな??」 「え!?」 俺の言葉に花梨ちゃんが、驚き、一瞬固まった。 「えっ…と…の…乗るって事は…私が…また馬の中に入るって事…?」 「そう…花梨ちゃんが入った馬に乗ってみたいんだ」 俺がそう言うと、花梨ちゃんは少し目を泳がせながら言った。 「こ…この…着ぐるみの中…とっても暑いんだよ…」 「知ってる…」 「息もしにくくて苦しいし…」 「うん…」 「ふうぅぅぅぅぅ…」 すると花梨ちゃんが大きくため息を付いた。 「しょうがないなぁ…圭太くんの頼みなら…。一度だけだからね…」 花梨ちゃんが視線を逸らしながら、そう言った。 「ありがと!!花梨ちゃん!!」 予想外に花梨ちゃんがあっさりと承諾してくれた。 なんとも嬉しい事だろうか…花梨ちゃんの入った馬に乗れるというのだ。 俺の興奮は一気に高まって行った。 「それじゃ…圭太くん…タイツの頭の部分を戻して、全頭マスクを被せてくれる??自分じゃ出来ないから…」 そう言って、手先を丸められた手を俺に見せる花梨ちゃん。 「分かった」 そして、俺は花梨ちゃんの首の後ろに垂れたタイツの頭部を再び、花梨ちゃんの頭に被せ、全頭マスクを手にした。 「被せるよ」 「うん」 全頭マスクを顔の前面から被せ、花梨ちゃんの頭部を覆う。 【ジーーーーー】 そして、後頭部のファスナーを閉め、花梨ちゃんの頭部を完全に覆いつくした。 この時点で、花梨ちゃんは完全に視界を失った。 そして、俺は視界を失った花梨ちゃんの体へと手を伸ばした。 「ちょっと失礼…よいしょっ…と…」 「きゃっ!?」 抱きかかえるように、花梨ちゃんの体を持ち上げた。 視界が全くない花梨ちゃんは、突然の事に驚いたようで、マスクの中から小さな悲鳴を漏らした。 抱きかかえると、汗でビショビショに濡れたタイツの下の、花梨ちゃんの柔らかさが手に伝わってくる。 その感触のいい柔らかさが、女の子を抱きかかえているという実感をもたらす。 なんとも、心地の良い感触…しかし、目的はここではない。 その感触に浸っている場合ではないのだ。 そして、そのまま俺は、花梨ちゃんを馬の方へと運んでいく。 花梨ちゃんが抜け出てた抜け殻の馬は、また再び中身を得るために、パックリとその背中を開いていた。 花梨ちゃんを馬の開口部へとうつ伏せになるように、ゆっくりと入れ込む。 (ん??手足は、このまま穴に入れれば良いけど、マスクの部分はどうすればいいんだ??) 着ぐるみの中身自体は、単純構造なので、前足に両手、後ろ足に両足をいれればいい。 しかし、呼吸を確保するホースなどはどうしていいか分からなかった。 すると馬の首筋に、何か紙切れがあるのを発見した。 (ん!?) その紙切れを手に取り、視線を向けた。 すると、その紙にはこう書いてあった。 【全頭マスクのホースは、着ぐるみを着た時に、中身の子の頭部が来る辺りの前面側に穴があるから、そこにしっかりと挿し込んでね♪奥まで挿し込んだら、傍にあるバンドで頭部を固定するように。  八重樫】 (ハハッ…八重樫さん…ほんっと…あの人は…。なんでもお見通しか…) 俺の…いや俺たちの行動を読み切ったかのような、八重樫さんのメモ。 完全にあの人の手の平の上なのではないかと感じてしまう。 しかし、その助言は、俺にとって必要なもので、乗っからない手は無い。 恐らく、花梨ちゃんも、いつも全頭マスクで視界を完全に塞がれているので、このホースの処理など知らないだろう。 それを見据えた上での八重樫さんのメモ…。 そして、俺は馬の着ぐるみの中の花梨ちゃんの頭部から伸びるホースの先を、着ぐるみ側の穴に挿し込んだ。 「頭を押すよ」 俺はゆっくりと花梨ちゃんの頭を押し、伸びたホースが完全に入り切るまで挿し込んだ。 そして、メモに書かれていた通り、傍にあるバンドで頭部を着ぐるみへと固定した。 これにて、花梨ちゃんは分厚い着ぐるみの内部へと沈み込んだ。 手足は分厚い着ぐるみの中に押し込められ、頭部を固定された花梨ちゃんは、もう自力でこの中から脱出する術は無い。 全ては俺が握っているという事になる。 あとは、背中のファスナーを閉めるのみ。 「じゃあ、背中をしめるからね」 そう言って、俺は背中を塞ぐファスナーに手を掛けた。 【ゴクリ…】 このファスナーを閉めれば、花梨ちゃんは着ぐるみの中に閉じ込められる。 そして、再び恐ろしい程の暑さに苦しめられる事になるのだ。 その最後の引き金を俺が、今まさに引こうとしている。 心臓の鼓動が高まっていく。 俺はゆっくりと背中のファスナーを閉め始めた。 【ジーーーーー】 段々と着ぐるみに閉じ込められていく花梨ちゃん。 その様子に俺の興奮は高まっていくばかりだ。 背中付近までファスナーを閉じた所で、俺は一旦手を止めた。 そして、少しだけ開いている所…首筋から頭部付近までの穴に向かって声を掛けた。 「今は俺と花梨ちゃんしかいないんだから、【声】を出してもいいんだからね…」 「えっ!?」 着ぐるみの奥の方から、小さく籠った声ではあるが、花梨ちゃんの声が聞こえた。 そして、疑問のようなリアクションをした花梨ちゃんを他所に、俺はファスナーを最後まで閉めきった。 【ジーーーーーー】 これにて、花梨ちゃんは完全に馬の着ぐるみの中に閉じ込められたのだ。 いつも見ている馬のバッテリーカー。 しかし、いつもと決定的に違う所が、【この】馬の着ぐるみの中には、確実に花梨ちゃんが閉じ込められているという事実だ。 そう…この中には、あの可愛い花梨ちゃんが閉じ込められている。 そう思うと、俺の興奮が更に高まって行った。 (よし…) そして、俺はバッテリーカーの電源を入れ、先にある扉に視線を向けた。 この部屋に来るのも初めての事。 その扉がどこに繋がっているかなど知る由もない。 しかし、なんとなく、その扉の先が何なのか…分かる気がした。 (八重樫さんの事だ…きっと…) そして、俺は花梨ちゃん入りの馬のバッテリーカーを引き連れ、その扉の方へと向かった。 その少し大きな扉に手を掛け、スライド式になっているその扉を開いた。 【ガラガラガラ…】 (やっぱり…な…) その扉を開くと、そこには見慣れた光景…いつも仕事をしているフィールドが広がっていた。 しかも、営業を終えたはずなのに、照明もしっかりと灯されたままだ。 (八重樫さん…ありがとうございます…) 恐らく、ここまで八重樫さんに見抜かれていたのだろう。 俺が、花梨ちゃん入りの馬の着ぐるみを連れて、このフィールドに戻って来る事まで…。 その八重樫さんの厚意に甘えるべく、俺は馬の着ぐるみを連れ、スタートのゲートへと向かった。 そして、花梨ちゃんをゲートインさせ後ろの柵を閉めた。 たった一頭だけが入ったゲート…なんとも贅沢な光景だ。 (よし…俺たちの【ラストラン】を始めよう…) そして、俺は念願であった、花梨ちゃんの上に跨った。 俺が乗った事で、中の花梨ちゃんは圧迫されているだろう。 先ほどまでよりも苦しくなった事は間違いない。 そう思うだけで、俺の気持ちはグンと高揚する。 そのまま通常のアトラクションと同様に、馬のタイプを選ぶ。 俺は【追込】の設定をした。 すると、スタミナゲージが表示された。 (このスタミナゲージ…八重樫さんの事だから…恐らく…) なんとなくだが、このスタミナゲージが通常の設定と違っている気がした。 それは直感…。 八重樫さんなら、恐らく、そこまで準備してくれているだろうという憶測。 それを信じて、俺は騎乗する。 【パパパパ~~~ン!!】 馬の設定が終わると、待っていましたとばかりに、ファンファーレが鳴った。 恐らく、八重樫さんが操作しているのだろう…。 【ガシャン!!】 ゲートが開き、馬のバッテリーカーが進み始めた。 そして、スタート同時に、俺は背中にあるボタンを叩き始めた。 「んっ…んっ…んっ…」 俺がボタンを叩き始めると、馬のどこかから、小さく花梨ちゃんの嬌声が漏れ始めた。 恐らく普段は、中の女の子たちは声が出ないように必死に我慢しているのだろう。 しかし、先程、花梨ちゃんに声を掛けた通り、今は俺以外誰もいないのだから、押し殺す必要ない。 後は、このアトラクション内の、ざわつきの無さが、その声を引き立たせる。 普段は、ベットするお客達もいれば、他の馬も沢山いる。 その人や物のざわつきがノイズとなっている。 それにBGMも流れているので、仮に、小さく声が漏れていたとしても、それらによりかき消されているのかもしれない。 しかし、今は、その雑音がまるでない状態。 小さく漏れ出た声は、俺の耳にしっかりと届くのだった。 そして、俺は追込み馬のペースよりも早いテンポでボタンを叩く。 一頭で走っているのだから、ペース配分も何もないのだが、どう考えても早いペースだ。 その分、花梨ちゃんに与える刺激も強くなる。 俺は、スタミナゲージが改造されていると信じ、その行動に出たのだ。 早いテンポで叩くせいか、花梨ちゃんの馬の足も早いスピードでバタバタとし始める。 「ぁっ…んっ…ぁっ…」 そう…この中…俺のお尻の下で、今、花梨ちゃんは壮絶な暑さに包まれながら、陰部を責められているのだ。 そして、懸命にその手足をバタバタと動かしている。 動けば動くほど、中の暑さは増していくだろう…。 しかし、俺はボタンを叩く手を止めない。 中で苦しみながら、手足をばたつかせる花梨ちゃんを想像すると、胸が爆発しそうなほど興奮する。 コースを進んでいくにつれ、段々と、馬から漏れる声も大きくなっていく。 「んっ…あっ…あんっ…あっ…」 そして、コースの最終コーナーへと差し掛かった。 早めのペースでボタンを叩いていたが、案の定、スタミナゲージはほとんど減っていない。 それを確認した俺は、一気に、ボタンを連打し始めた。 「あうっ!!んぅ!!あっ!あっ!!あっ!!」 バッテリーカーのスピード共に、馬の足の動きもその速さを増す。 そして、漏れ出る声も激しさを増していった。 そして、俺は容赦なく、そのボタンを連打する。 「んんぅぅっ!!ああぁぁぁぁ!!んううぅうっ!!んあぁぁぁぁ!!」 俺が早く叩けば叩くほど、花梨ちゃんに与えられる刺激の大きさは増していく。 どれだけ連打しても、あまり減りをみせないスタミナゲージ。 俺は、思いっきり連打してもいいのだ。 そして、激しく連打して、中の花梨ちゃんを追い込んでいく。 「んうぅぅぅぅ!!あんぅぅぅぅ!!んうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 激しく連打し、かなりのスピードで最後の直線を走り抜ける。 中の花梨ちゃんは必死だろう…。 普段より前半から強い刺激を与えられ、最後もさらに激しい刺激を与えられているのだ。 今までにない快感に襲われている事だろう。 「んうううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」 そして、花梨ちゃんの詰め込まれた馬はゴールした。 しかし、俺はボタンの連打をやめない。 何故なら、まだスタミナはかなり残っているのだ。 しかも、次のレースが控えている訳でもない。 俺たちの【ラストラン】を邪魔するものは何も無いのだ。 そして、俺はゴールしても尚、ボタンを連打し続ける。 馬はコースをそのまま進み、二周目へと突入した…。 しかも、最終追込みのスピードを維持したまま。 「んうううううぅぅぅ!!!んうぅぅぅぅぅうっ!!んんぅぅぅぅ!!」 あからさまにいつものレースより長い事を、中の花梨ちゃんも感じ取っているだろう。 最後の追込みからゴールまで、普通ならそれ程、道のりは無い。 つまり、そこまで激しく刺激されるのは、ほんの僅かな時間。 しかし、ゴールを振り切って進み始めている今、その激しい刺激が、かなりの時間与え続けられているのだ。 暴れ狂うかのように動く、馬の前足と後ろ足。 「んううぅぅぅぅぅぅぅ!!うぅうぃぃぃぃぃぃ!!あえぇぇぇぇぇぇ!!」 言葉にならない、呻き声が馬の中からこだまする。 それでも、俺はスタミナが続く限り、ボタンを連打する。 きっと、中の花梨ちゃんは壮絶な快感に襲われ、もう限界を迎えているだろう。 頭がおかしくなりそうな程の快感に包まれ、手足を動かす事で抑制できるレベルではないところまでいってしまっているだろう。 もう、手足を動かす事など、どうでもよくなっているかもしれない…。 それくらいの刺激が長々と与え続けられている。 猛烈に動かした手足のせいで、呼吸も乱れ、酸欠に陥っているかもしれない。 さらには、体温もかなり上昇して、極限の暑さを迎えているかもしれない。 そう…花梨ちゃんは今…馬の中で…そんな事になっている…。 そして、俺はそんな花梨ちゃんの上に跨っている…。 そんな中身の様子を想像すると、俺の興奮も最頂点へと達していった。 【もうむりぃぃぃぃぃ!!お願い!!止めて!!止めてェェェェ!!これ以上はむりぃぃぃぃ!!】 そんな心の叫びが聞こえてくるような気がした。 しかし、俺は最後まで、ボタンを連打し、スタミナゲージが無くなるまで、コースを走り続けたのだった。 俺たちのラストランを堪能しながら。 そして、ラストランを終えた俺は、再び、先程の部屋へと馬を戻した。 もう、馬の着ぐるみの足は全く動いていない。 元あった位置まで馬の着ぐるみを戻す。 「さて…花梨ちゃん…おかえり…」 そう言って俺は馬の背中のファスナーに手を掛けた。 【ジーーーーーー】 馬の背中を開けると、恐ろしい程の湿度を帯びた熱気が流れ出て来た。 そして、その熱気には汗と雌の匂いが混ぜ合わさった香りが漂う。 開口部をグッと開くと、中には小さく体を痙攣させている花梨ちゃんの背中が見えた。 その生気が感じられない、グショグショの背中からは、中がいかに暑かったか…そして、どれだけ壮絶な快感に包まれていたかが想像できた。 頭を固定するバンドを外す。 そして俺は、花梨ちゃんの体を抱え込み、一気に着ぐるみの中から引き上げた。 【ズボッ】 手足が、馬の着ぐるみの中から引き抜かれる。 抱き上げた花梨ちゃんの体…ずぶ濡れの黒タイツがびしょ濡れなのは、入れる前と変わりはなかった。 しかし、入れる前と今では決定的に違う事が…。 それは、彼女の体温。 抱きかかえる俺の手に伝わる、黒タイツの下の彼女の体温が、かなりの熱さになっていた。 (暑かったんだね…) あの馬の中で、花梨ちゃんがどれだけの熱さに包まれていたかが伝わり、俺の気持ちが高ぶっていく。 そして、俺はそのままゆっくりと、花梨ちゃんを床の上へと寝転ばせた。 力なく横たわり動きを見せない花梨ちゃん。 俺は、頭に被せられた全頭マスクのファスナーに手を掛けた。 【ジーーーー】 そして、全頭マスクのファスナーを全開に開いた。 【パサッ】 頭部に被せられた全頭マスクを花梨ちゃんから剥がしとった。 全頭マスクが外され、中身の花梨ちゃんの素顔が露となる。 その露になった素顔…。 顔の部分だけ丸くくり抜かれたタイツから見せる、その表情。 視線が合っておらず、生気のない、完全にどこかに行ってしまっているといった表情だった。 それが、馬の中で花梨ちゃんが、どれだけ壮絶な状態だったかという証。 そんな花梨ちゃんの表情が、たまらなく愛しく感じた。 【チュッ…】 その唇に俺はキスをした。 しかし、花梨ちゃんはノンリアクションで、惚けきった表情のままだった。 「花梨ちゃん…ラストラン…最高だったよ…」 そうして、俺と花梨ちゃんのラストランは終わって行った。 その後、見計らったように現れた八重樫さんが、思考を取り戻した花梨ちゃんをタイツから着替えさせ、折り畳まれた足のマッサージをしてくれた。 そして、処理の終わった花梨ちゃんと俺は、一緒に帰途についたのだった。 「もう…圭太くん…あれはやりすぎでしょ!!」 「ゴメン、ゴメン、スタミナゲージが無くならなかったから…」 「無くならないって…。中で私…大変な事になってたんだから!!」 俺のやりすぎにプンプンと怒った仕草をする花梨ちゃんも、また可愛い。 「分かってるって…。ちょっとやりすぎたかな…」 「ちょっと!?かなりだよ!!か・な・り!!」 「でも、まあ…花梨ちゃんも、気持ちよかったでしょ??今までにないくらい??」 「今までにないくらい??えっ…っと…た…確かに…今までで一番…凄かったよ…。頭がおかしくなるかと思ったくらい…」 「気持ちよかった?」 「う…うん………。!?って!?私!何を!!もうっ!!変なこと言わせないでよ!!」 「ハハッ…。やっぱり花梨ちゃんは可愛いや」 「もっ…もうっ!!」 顔を真っ赤にして、花梨ちゃんはプイっと顔を横に向けた。 (あぁ…花梨ちゃんは…やっぱり可愛いよ…最高だ…) そして、俺達はまた、元の関係へと戻っていった。 ダイヤちゃんの中身とスタッフという存在へ…。 ---------------------------END------------------------------------------

体験型アトラクション【パーティーダービー‼】 Additional Story

Comments

コメントありがとうございます♪ アフターもまた、妄想してみますね^ ^

ももぴ

物語の間に、この様な事実があったのか。 と楽しく読ませていただきました。 この先を書いていただけるなら、 After Storyでは、 是非圭太君とダイヤちゃんとイチャイチャする所や、 今回のAdditional Storyでの興奮から 花梨ちゃんから提案して、 ダイヤちゃんが遠隔バイブを入れて 圭太君に【パーティーダービー】の最中に リモコンで遊ばれてしまうところなども 読んでみたいです。

アオイ

コメントありがとうございます♪ こんな事実もあったんです笑

ももぴ

いいです…好きです!

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