※本作品はPixivに投稿した《異世界風俗店【ファンタジア】》のサイドストーリー《河童side》のアディショナルストーリーとなります。 本編の方を読んでいただいた事を前提で、その【途中からの部分】となります事ご了承ください。 ・・・ 俺には幼馴染の女の子がいた。 その子の名前は【茉祐里(まゆり)】。 正義感が強いのか、何かと、悪事に突っかかり、巻き込まれる。 そして、結局は俺が助けに入って、彼女を守る。 それが流れのようになっていた存在だ。 彼女は俺【啓太郎(けいたろう)】の事を、【ケータ】と呼ぶ一人だけの存在。 人生、後にも先にも、俺の事をケータと呼ぶのは彼女だけだった。 そして、いつものようにマユリが首を突っ込み、俺が助けた学校での出来事の後、俺はマユリと二人で帰路を歩いていた。 「ケータ…今日もありがと」 「ん??何が??」 「今日も、私を助けてくれたじゃん」 「あぁ…あれね。俺にとっちゃ、当たり前みたいな事だしな…マユリを守るのが」 「え!?そんな…えっと…ありがと…」 「いいよ、俺はずっとお前の事を守ってやるからな!」 「え…それって…大人になっても??」 「ああ、大人になっても」 「じゃあ、私、ケータのお嫁さんになる」 「お嫁さん!?ま…大人になったらな」 「うん、約束よ」 「ああ、約束だ」 そんな子供同士のくだらない会話。 しかし、それが俺の心の中には、ずっと残ったままだ。 そして、マユリはある時、転校して、俺たちは離れ離れになった。 その後、会う事はおろか、一度も連絡を取る事もなかった。 ・・・ しかし、大人になった俺の前に再び、マユリが現れたのだった。 そのマユリは、今、俺の前で、河童の着ぐるみに身を包まれている。 そして、今まさに、その河童のマスクを取り、大人になったマユリの素顔を見る事が出来るのだ。 俺は心臓の鼓動を高ぶらせながら、その様子を傍観していた。 すると、河童の着ぐるみに身を包んだマユリが、自らのマスクを外した。 【ズポッ…】 マスクが外れ、ゴムタイツの顔の部分だけが丸くくり抜かれた頭部が晒された。 マユリの素顔が俺の目に映り込む。 (!?か…可愛い…。やっぱり…予想通り…マユリは可愛いままだ…) 俺はあまりの可愛さに、その光景に見惚れて、固まってしまう。 すると、自分の意志とは関係なく、ポロっと言葉が零れた。 「思った通りだ…」 「え!?」 一度、俺から視線を逸らしたマユリが、驚いた雰囲気で俺の方に視線を戻した。 「思った通り…俺が思い描いていた通り…マユリは、大人になっても可愛いままだ…」 「え…!?」 「よかった…思った通りの可愛さで安心したよ」 「え!?え!?…か…可愛い…!?」 「うん、可愛い」 「う…うそ…そんな…」 「嘘じゃないよ。ホントに可愛い」 「そそそ…そんな…」 あまりの嬉しさに、飾り文句でも何でもなく、自然と言葉が出ていく。 「スタイルも俺好み、顔もこんなに可愛い。どこに問題があるんだ??充分すぎる程、魅力的じゃないか」 「そ…そんな…私…」 「問題があるとすれば、君の魅力の部分じゃない。マユリが俺の事を【嫌いだ】【相手にしたくない】と思っているかどうかだ。だとしたら、俺も無理は言わない」 そうだ…これは俺の一方的な感情…。 マユリのほうが、俺なんかを相手にするかも分からない。 「そんな…私は…ケータの事…。私も…ケータの事…ずっと思ってきた…。だから…ケータに会いたい…会って話しがしたい…でも…」 「じゃあいいじゃないか、なんの問題もない。俺はマユリ…君の事が好きだ。離れ離れになって、空いてしまった空白の時間…。これからの時間を二人で過ごさせてくれないか?」 「こ…こんな私で…いいの…??ケータ?」 「マユリ…【君と】がいいんだ」 「ケータ…嬉しい…」 【ガバッ】 そして、俺は感情の赴くがままに、彼女を抱き寄せた。 すると、抱きしめたマユリはそっと目を瞑った。 その目を瞑ったマユリの顔…。 俺は吸い寄せられるように、マユリの唇に口づけをした。 子供の時の記憶だけで、今も好きだという事がおかしい?? そんな事はない。 俺の頭の中には、常にマユリがいた。 成長していく上で、色々な女性に出会った。 しかし、どこかにマユリの存在があった。 子供と大人では違う?? そんな事はどうでもいい。 それは、こうやって再び出会う事が出来たのだから、大人の二人として、またこれから確かめ合っていけばいい。 そう…ここからが、俺とマユリの再スタートなのだ。 「ちょ…ちょ…ちょっと待って…ケータ!!」 すると、突然マユリが俺を押しのけ、体を突き放した。 「ど…どうした??マユリ??」 「わ…私…そう言えば、顔…めちゃくちゃ汗だくだった…!!恥ずかしっ!!」 「そ…そうなのか??」 「そ…そうなの!!汗だくの顔は恥ずかしいの!!」 そう言ってマユリは、すぐに河童のミズハのマスクを手に取り、再びそのマスクを被った。 【ズボッ】 そして、すぐに留め具をとめて、河童のミズハへと戻った。 「え!?また被っちゃうの??」 「さてと…あたしは河童のミズハ、しっかり仕事をしないと怒られちゃうからさ」 再び、河童のミズハの演技に戻るマユリ。 「コーシンさんを満足させないといけないんだよね!!」 【ガバッ!!】 「うおっ!!」 突然、マユリは俺に飛び掛かってきて、俺に覆いかぶさった。 「いただいちゃうよ…」 そう言ったマユリは、その河童のマスクを俺の顔へと近づけて来た。 そして、その河童のマスクの唇が、俺の唇に触れる。 その感触は柔らかいシリコンゴムのような素材。 その口の部分の切れ目から、俺の口の中へと、マユリの舌が侵入してきた。 河童のマスクがあるせいか、それ程奥までは到達しないマユリの舌。 しかし、俺の口の中で、彼女の舌と俺の舌が絡みあう。 なんとも不思議な感覚だ。 全身を河童の着ぐるみに包み込み、マスクまで被って、マユリという存在を消し去っているのに、今、絡み合う舌は、中身のマユリ本人のもの。 そこだけが生身の彼女だという部分が俺に触れているのだ。 すると、マユリは一度、口を放したと思うと、俺のシャツに手を掛けた。 「これ、いらないね」 そう言った、河童のミズハは、とても無邪気な雰囲気を醸し出す。 そして、そのまま俺のシャツを脱がし、上半身を裸にさせた。 すると、そのまま俺の体に抱き着いて来るマユリ。 その体の表面には、何かローションのようなものが塗られているのか、ヌルヌルとした感触が俺の体に伝わってくる。 俺の裸の体と、着ぐるみに包まれたマユリの体が接する。 そのヌルヌルとした液体のその先、マユリの体は薄いゴムのような素材に包まれているようだ。 その素材はとても不思議な感触で、ゴムのようだが、とても柔らかい。 そのゴムに包まれた中身…マユリの体の柔らかさ、そして、マユリの体温が感じられる。 (…あぁ…なんて…気持ちがいい感触だ…) ゴムの表面にローションのような物が塗布されているせいで、そのヌルヌルとした感触が助長される。 そしてその内側にある柔らかさと温かさ、それを裸の上半身で感じられる。 その感触は、初めての経験だが、恐ろしく気持ちがいい。 そして、押し付けてくるマユリの胸。 確かに決して大きい胸ではないが、確実に女性の胸だと感じられる柔らかさ。 なんとも気持ちがいい。 その絶妙な気持ちよさに包まれながら、体を重ね合わせていると、俺の興奮も一気に増していった。 (だめだ…もう…全身で…マユリを感じたい…) そう思ってしまった俺は、マユリを抱きしめながら、自らのズボンとパンツを脱ぎ捨て、全裸になった。 もう止まらない。 俺は全身で、河童となったマユリを感じ始めた。 抱きしめあう体。 絡み合う脚。 お互いを包み込む両手。 その全ての場所に、ヌルヌルとした感触と柔らかさと温かさが感じられる。 「マユリ…マユリ…マユリ…」 もう俺の体もローションまみれになっている。 お互いがヌルヌルになりながら、絡み合い、お互いを感じ続ける。 彼女の体…彼女の腕…彼女の脚…彼女のお尻…そして彼女の胸…。 その全てを全身で感じる…。 河童のスーツに包まれ、その中身として隠されているが、まるで、そのものではないかというくらい、はっきりと俺の体には伝わってくる。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 マユリもかなり高ぶっているのだろう。 河童のマスクから、荒れた呼吸の音が漏れ出ている。 ただ体を絡み合わせているだけ…それでも、こんなにも気持ちがいい事があるだろうか。 こんなにも充足した感覚が訪れる事があるだろうか。 俺は今、河童の中身のマユリを感じている。 体中で、彼女の事を感じ取っているのだ。 見た目は河童だが、そこにマユリがいるという証。 「ケータ…ケータ…ケータ…」 先程までは、河童のミズハを演じていたマユリも、俺の事をお客のIDではなくケータと呼び始めている。 もう、マユリもそれどころではないのだろう。 お互いヌルヌルの中で、絡み合い、心を高ぶらせていく。 暫くそうして、お互いを感じ続けていると、マユリが自らの股蔵に手を伸ばし、なにやらゴソゴソと動かし始めた。 そんな動きをしていても、俺の気には止まらない。 何故なら俺は、この全身を包み込むこの気持ちよさに心の全てを魅了されているから。 すると、マユリがそっと俺の手を取った。 (ん??なんだ??) そして誘導するかの如く、手を引っ張り、俺の手を移動させていく。 (え…っ…!?ここは…) その手が誘導された先…そこはマユリの陰部であった。 そこに俺の手を導いて行ったという事は、そこを触れという事。 俺は導かれるがまま、マユリの陰部へと指を触れた。 そこには河童のゴムスーツで出来たワレメが存在している。 確かにそれはゴムスーツの着ぐるみの造形である陰部のワレメ。 しかし、位置的には中身のマユリの陰部と同じ位置。 つまり、そのワレメの下にはマユリの陰部があるということだ。 恐らく、着ぐるみの上から、彼女の陰部を愛でて欲しいという事。 そう思った俺は、そのワレメ付近を擦り始める。 「んっ…」 ゴムスーツに身を包まれているとはいえ、その部分を上から刺激すれば、中のマユリにも感触は伝わるのだろう。 俺の指の動きに反応して、マユリが嬌声を漏らした。 クリトリスに当たる付近を指で刺激する。 「んっ!!んぅっ!!んんっ!!」 マユリがビクビクと体を反応させ、声をあげる。 その感じている様もまた、愛らしく映る。 そして、暫くクリトリス付近を責めていた俺の指がワレメのほうへと向かっていった。 その瞬間である。 【ニュル…】 (え!?) 「んうぅっ!!」 ゴムスーツの着ぐるみのワレメをなぞっていた俺の指。 その指が、ゴムスーツのワレメの中に沈み込んだのだ。 (ちょ…ちょっと…まって…えっ??こ…これは…) 俺の指の先が沈み込んだその先。 それは今まで触れていた、ゴムスーツとは全く違う感触であった。 その感触、それは、生々しくも柔らかい、そして、直に感じる温かさも伝わる。 それは、着ぐるみの表面ではなく、間違いなく【人】の感触なのだ。 (ワレメの所…開いてるの…か…!?) 全く想像していなかった…マユリの全身はゴムスーツに完全に包まれていて、露出する部分があるなどとは、頭にもなかった。 しかし、今、俺の指先に感じる感触…それは間違いなく中身のマユリの体。 つまり、ワレメの所に切れ目があり、俺の指が着ぐるみを通り越し、中のマユリに到達したという事なのだ。 (う…うそだろ!?) 俺はその事実に驚き、その指をそこから抜こうとした。 (えっ!?) すると、その手を抑えるかのように、マユリが俺の手を掴んだのだ。 マユリが俺の手を掴んだ事で、俺の手は止まり、指はまだ着ぐるみの中。 その行動に驚き、俺はマユリの顔を見た。 すると、マユリの顔…河童のミズハのマスクは、無言でゆっくりと頷いたのだった。 引き抜こうとする手を止めて、頷くマユリ。 その意味が、俺の頭の中に、一気に流れ込んできた。 「マ…マユリ…」 その無言で頷く河童のミズハ、その光景が恐ろしく可愛らしく映る。 まるで、河童のミズハのマスクからマユリの顔が浮き出ているかのようにも見える。 その光景は、俺の全ての留め金を外してしまう。 俺は手を引き抜くのをやめた。 「マユリ…いくよ…」 俺がそう言うと、河童のミズハは再び無言でゆっくりと頷いた。 もう俺は自らを止める事は出来ない。 入り込んだ指を一気に中まで挿し込んだ。 「んあぁぁぁぁぁ!!」 マユリが体を大きく跳ね上げさせ、大きな喘ぎ声をあげる。 河童スーツの中に完全に侵入した俺の指。 その指先には、マユリの体内をはっきりと感じる。 そう…体はゴムスーツに包まれてても、この指先に感じる場所は、確実に中身のマユリの体。 マユリ本人に俺は指を挿し込んでいるのだ。 「あっ!!んうぅぅぅ!!あっ!!」 俺がマユリの陰部の中で指を掻き回すと、ビクンビクンと体を反応させながら声を上げるマユリ。 俺の指から手へと滴ってくる愛液。 それは河童の体に塗られたローションではない…確実に中身のマユリから流れ出ているものだ。 マユリがかなり出来上がっているのが感じられる。 「んうぅっ!!あっ!!あうっ!!」 俺の指先で感じるのは、中身の生の人間の感触。 しかし、見た目には、河童の姿をした生物。 その河童が何とも可愛らしく、感じて、体を悶えさせている。 そのギャップに妙な背徳感というか、変な興奮を感じてしまう。 中身がマユリだと認識しているからこそ、その河童の姿も愛らしく映るのかもしれない。 もちろん素のままのマユリと絡み合いたいが、この光景もまた一つ、心をくすぐられる。 こんな不思議な状況に囲まれて、初めて気付く感覚でもあった。 「んぁっ!!そこっ!!んあぁぁぁ!!」 そんな悶える河童…マユリの姿に、俺の興奮が一気に高まっていく。 (あぁ…可愛い…もう…もう我慢できない…) 【ズポッ…】 そして、俺はマユリの陰部から指を引き抜いた。 「んうぅぅ…」 俺はマユリの上に覆いかぶさりながら、河童のミズハのマスクのすぐ横に頭を合わせた。 そして、中身のマユリに届くように耳元で囁いた。 「いれるよ…」 すると、河童のミズハのマスクの中から小さな声が聞こえて来た。 「うん…」 そして、俺はそのまま、自らの性器を河童のミズハの股蔵の切れ目、マユリの陰部へと挿入した。 【ズブッ…】 「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「マユリ!マユリ!マユリ!」 「んあっ!!ケータ!!ケータァァァァァ!!」 俺の性器が、河童のミズハの中のマユリの体内へと侵入していく。 俺の体が中身のマユリと繋がったのだ。 マユリを感じる…。 とても温かく…全てを包み込まれているような感触だ…。 指で触るのとはわけが違う…。 まるで俺が彼女に包み込まれているような、そんな気持ちよさが広がる。 見た目には、人間の男と、河童の女が繋がっている不思議な光景。 しかし実際には、何年もの間、離れ離れになっていた二人が、今こうして、一つに繋がっているという姿。 (マユリ…マユリを感じる…そこにマユリがいる…) 「マユリィィィィィィ!!!」 「ケータぁァァァァァ!!!」 何年も離れ離れになっていた二人が、再びこうして出会うことが出来た。 そして、繋がり合い、お互いを感じる事が出来た。 確実にお互いがそこにいる…そこに存在している…。 ここから俺たちは再スタートを切るのだ。 いろいろな思い出を積み重ねていこう…。 「じゃあ、私、ケータのお嫁さんになる」 「お嫁さん!?ま…大人になったらな」 「うん、約束よ」 「ああ、約束だ」 そんな子供の時の約束が、俺の頭の中を通り過ぎていった。 -----------------------END--------------------------
ももぴ
2024-11-02 03:47:41 +0000 UTClittle
2024-11-01 15:49:18 +0000 UTC