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人気の熊 After Story

※本作品はpixivで公開した、【人気の熊】アフターストリーとなります。本編をお読みいただいた事を前提にしておりますので、詳細等が省略されております。 本編を一読頂いたあと、お楽しみ頂けると幸いです。 ・・・ 私こと、【新田 彩加(にった あやか)】は、お姉ちゃんの経営するケーキ屋でアルバイトをしている。 アルバイトといっても、ケーキ屋で「いらっしゃいませ!」などと、元気よく接客する店員でもなければ、パティシエのようにケーキを作っている訳ではない。 ただ、【お店にいる】だけ。 何の仕事をしているかというと、お店の店先に展示されている、大きな【クマのぬいぐるみ】の【中身】なのだ。 どうしてこうなったかは色々とあったが、当初、クリスマスまでの契約だった仕事を、今も続けている。 こんな分厚いモコモコのぬいぐるみのクマ、その中に入っていれば、もちろんの事、かなりの暑さに見舞われる。 お店の外なので、もちろん直射日光も照り付ける。 ただ、そこに置かれているだけでも、かなりの暑さが私を苦しめる。 それでも尚、私が契約期間が終わっても、お姉ちゃんの店で、このアルバイトをしている理由…。 それは、このぬいぐるみの中で拘束されているという事に、目覚めてしまったからだ。 当初の目的は、向かいの店でアルバイトをする、【光(ひかる)】に近づくためだったが、今は違う。 もう、光とは付き合っているので、そんな目的は無い。 単に、私がぬいぐるみの中に【入りたい】と思ってしまっているから。 私の全身を襲う、この暑さ…この暑さも快感に感じてしまう。 そして、この分厚い着ぐるみに全身を包まれている抱擁感のような感覚。 更には、誰かに出してもらえない限り、ここから出る事は出来ないという強要感。 ここに訪れるお客からは、決して人間ではなく、【物】として見られ、扱われる感覚。 その全てに、私が目覚めてしまったからなのだ。 結果としては、お姉ちゃんとしては、このクマが人気でお店が潤う、そして、私はクマの中に入りたいという、お互いのメリットが重なった状況になった。 最初に中身に入り始めた頃に比べて、クマの中身としての装備も変わっている。 あのクリスマスの日に、色々と変化を迎えた。 今では、クリスマスの時に用意された、特別製のタイツに改良が加えられ、薄手なのに一切水分は通さないタイツを着用している。 そのおかげで、オムツを履くことは無い。 どうしようもない尿意が来たとして、排尿してもタイツの外には漏れないからだ。 とは言うものの、着ぐるみに入る前に排尿を済ませ、おしっこをしないようにしている。 更には、昼の休憩の際に、一度、お姉ちゃんに着ぐるみから出してもらい、処理をしているのだ。 クマの着ぐるみから出してもらい、その処置をしている。 出してもらうと言っても、タイツも脱がされず、両手両足も中身に入っている状態…つまり折り畳まれたまま、その拘束も解かれる事は無い。 着ぐるみから出してもらい、全身タイツのまま、陰部のファスナーを開けてもらって、そこから排尿する。 お姉ちゃんに尿瓶のようなものを当てて貰い、その中に排尿しているのだ。 普通に考えれば、恐ろしく恥ずかしい行為ではあるが、処理する相手がお姉ちゃんだという事もあり、もう慣れてしまった。 そのおかげで、着ぐるみに入っている間、着ぐるみの中で排尿をする事はなくなったのだ。 そして、クリスマス以降、全頭マスクも被っている。 あの時と違い、全頭マスクの目の部分はクリアーな素材になっているため、視界は確保されるようになった。 その全頭マスクも、私のきつく包み込んでおり顎の動きを制限される。 そのため、人間の言葉を奪われ、呻く事しか出来ない…。 口からの呼吸は奪われ、鼻の穴からの呼吸のみに制限される。 そんな私を追い込むような全頭マスクにも高揚を覚え、着用してしまっている。 そんな状態で両手両足を折り畳まれ、私はクマの着ぐるみに閉じ込められている。 今日もそんな状態で、クマのぬいぐるみの中身として、店頭に放置されている。 (あ…暑い…) ここに設置されてからそれ程時間が経っているという訳ではないが、既に着ぐるみの中は、かなりの高温となっており、体中から汗が噴き出ているのを感じる。 すると、今日もいつものようにお客さんが訪れる。 (あっ…お客さんが来た…) 視界は確保されているため、お客さんが近寄って来たかどうかは分かる。 幼い少女を連れた、母娘が私の前に立った。 「うわっ!!お母さん!!このクマ、可愛い~~~!!」 「このクマは有名らしいよ。だから連れて来てあげたんだから」 そんな、家族の会話が繰り広げられている間に、以前の装備と変わった点が発動した。 【ブゥゥゥン…】 (んあっ!!!あんぅぅ…!!) クリスマス以降、店頭に私が放置される際、陰部にローターを仕込まれているのだ。 そして、その操作はお姉ちゃんが握っている。 リモコンはお姉ちゃんが管理し、お姉ちゃんの好きなタイミングで、この道具が始動するのだ。 これも、決してお姉ちゃんに強要されたものではない。 強要されたものではない…?? 違う…むしろ、私が求めて、処置してもらった事。 あくまで、私に人権はない…そう扱われる事に、私は快感を感じてしまっている。 メチャクチャにされたいという、私の望み。 (んぅぅっ!!あぁぁぁっ!!ダメェェ!!この振動…やばい!!やばいよぉぉ!!) 体がビクンと大きく反応しそうになるが、【ぬいぐるみのクマ】としてそこにいる私は、そういう反応はしてはいけない。 この【クマのぬいぐるみの置物】は時々、愛想よく動くのが売りとなっている。 しかし、それは、可愛らしく動くのであって、ビクンと反応する動きではない。 その快感に対する反応を誤魔化そうと、私は折り畳まれた手足を、愛想を振りまくように動かした。 「わぁっ!!動いた!!可愛い~~!!」 私が動く様を見た女の子が、感嘆の声をあげる。 しかし実際には、陰部に仕込まれた道具により与えられる快感を誤魔化すために動いているのだ。 目の前で、喜ぶ女の子には、何か凄い背徳感を感じてしまう。 この背徳感もまた、私を高揚させる一つの要因なのだ。 (んぅぅぅ!!あっ!くぅぅぅ…この…振動…んあっ!!あぅぅぅ!!) 暫くの間、女の子は私の前でキャッキャとはしゃぎ、横に並び、一緒に写真を撮っていった。 「じゃあクマさん、また帰りにね~~」 そう言って、親子はお姉ちゃんのお店の中へと入って行った。 その瞬間、陰部を責めていた道具の動きも止まる。 (はぁっ!!はぁっ!!はぁっ!!ギリギリ…だった…) その道具による責めは、いつも上手い事、私が絶頂を迎えないギリギリの所を突いてくる。 そのため、一日が終わるころには、常にお預けをされ、高揚させられ続けている状態になっているのだ。 陰部に仕込まれた道具の責めのタイミングに一貫性はない。 お客が来た時に作動する事もあれば、お客がいない時に作動する事もある。 お客がいる時は、絶対にバレる訳にはいかないので、必死に誤魔化さなければならない。 そう…絶対にバレてはいけない…。 この【人気のクマ】の中身に人間が入っている事…。 そして、更には、その中身は、陰部に道具を仕込み、快感に溺れてしまっているのだから…。 その後も、多くのお客さんがお店に来て、私に接したり、写真を撮って行ったりした。 昼の休憩に、一度、店の奥に運ばれ、着ぐるみから出され、排尿をする。 昼休憩も終わると、私は再び、着ぐるみの中に入れられ、店頭へと戻って行くのだった。 そして、午後の部が始まる。 午後になっても、多くのお客さんが訪れていた。 (んあぁ…暑い…苦しい…でも…気持ちいい…) 多くの私を苦しめる要因に、快感を感じながら、午後も過ごしていた。 すると、珍しく、客足が途絶えた。 最後のお客が去ってから、かなりの時間が経ったが、お客の来る気配がない。 (め…珍しいな…こんなに、お客の間隔が空くなんて…) 実際に、お姉ちゃんのお店は、そこそこ人気があるため、30分もお客がいないなんて事はそれ程ない。 このお客の間隔の空き方に、珍しさを感じてしまった。 (あっ…お客さんが来た…) 店に来たお客は、見慣れないおばあさん一人だった。 さすがに孫を連れている訳でもないおばあさん一人では、私の事など見向きもしない。 素通りして、店内へと入って行った。 そして、恐らく、お姉ちゃんはそのおばあさんの接客をしているだろうという時だった。 【ブウウゥゥゥン】 (え!?何??) お店のすぐ前に、黒色のワゴン車が止まった。 確かにお姉ちゃんの店は道路沿いの店だが、こんなに車が近くまで寄せる事はない。 今、ワゴン車が止まった位置は、一歩間違えれば、私が引かれてしまうのではないかと思うくらいの近さ。 【バタン!!】 すると、扉が開き、二人組の男性が車から勢いよく降りて来た。 (な…なんだろ…) そして、そんな疑問を浮かべていると、二人組の男性達は、一目散に私の方に駆け寄って来て、私の体を掴んだ。 (きゃぁ!!何!?何するの!?) すると二人組は、私の脇を持ち、ぬいぐるみ全身を持ち上げたかと思うと、そのまま、ワゴン車の車内へと、私を放り投げた。 (きゃぁぁぁぁぁぁ!!) 【ドサッ!!】 (いたいっ!!) 分厚い着ぐるみに包まれているとはいえ、両手両足を折り畳まれて拘束された状態で、着ぐるみに入れられているのだ。 受け身など取れるはずも無く、放り投げられ、車の床に打ち付けられた衝撃を、もろにくらってしまう。 あまりの唐突な出来事に、全く理解が追い付いていかない。 (いててて…な…何…何が起きてるの…?) 【バタン】 そして、ドアが閉められたかと思うと、車は直ぐに動き出したのだった。 車のサイドドアから、車の中に放り込まれた私。 後列の椅子は外してあるらしく、運転席と助手席に人が乗っているだけで、その後ろは全て荷室になっている。 その荷室に放り込まれたまま、横になっていた。 (え!?ちょっと待って…あれ??私…誘拐された??…の??) 唐突過ぎて理解が追い付かないが、今の状況を考えるに、私は車に乗せられ、どこかに運ばれているのは間違いない。 すると、二人組の男性の会話が聞こえて来た。 「まったく、あの方も、なんでこんなぬいぐるみが欲しいのやら…」 「確かに。金はあるんだから、これくらいのぬいぐるみ、買えばいいのにな」 (こ…この人達…完全に…私の事、単なるぬいぐるみだと思ってる…) 男性達の会話からするに、誰かの命令でやっているようだが、このぬいぐるみの中身に人間が入っている事は気が付いていないらしい。 (って…事は…下手に声なんか出して、中に人間が入ってるなんて気が付かれたら…危ないかも…) 単なるぬいぐるみだと思っている以上、中に人間が入っている事がバレれば、何をされるか分からない。 もしかしたら、殺されてしまうかもしれない。 そう思った私は、声を出さずに、ぬいぐるみとして振舞い続ける事にした。 (うぅ…まさか…誘拐されるとは…。ん!?違うか…この人たちは、ぬいぐるみだと思ってる訳だから、誘拐じゃなくて窃盗だよね…。って!!そんな事はどうでもいいよ!!なんとかしないと!!) しかし、今の私は人間が入っているとバレないように、ぬいぐるみとして振舞うしかない。 つまり、声も出せないし、動く事も出来ない。 何とかしようとしても、とにかく今は、ぬいぐるみという【物】として、演じ切るしかないのだ。 そして車は暫く走り続けた。 荷台に横たわったままの姿勢の私には、外の景色を確認する事は出来ない。 外が見えてさえいれば、せめて、どこに運ばれているかぐらいは確認出来たかもしれない。 しかし、私の視界に映るのは、車内の内壁のみ。 もう、どこまで運ばれたか、さっぱり分からないのだった。 すると、ようやく車が停車した。 信号待ちではなく、この雰囲気は目的地に到着したようだ。 【バタン】 【ゴーーーー】 運転席の扉が閉じた音、そしてスライドドアが開く音が聞こえた。 「よし、汚すとまずいから、一旦、この袋にいれるぞ」 「おう」 (ふ…袋!?な…なに!?) 【バサッ!!】 (きゃぁぁぁぁぁ!!) すると、突然私の上に布の様なものが被せられ、視界がゼロに等しくなった。 そして、そのまま体が持ち上げられたかと思うと、少しだけ転がされるように位置を変えられた。 「よし、これで汚れないだろ」 動く事は出来ないので、あまり周りを確認する事は出来ないが、視界が布のようなものに遮断されている事、そして、先程の男性達の会話を合わせて考えると、どうやら、私は大きな袋に入れられたらしい。 (うぅ…外が…全く見えない…) 幸い、ビニール袋ではないようで、直ぐに空気が無くなるという事はなさそうだ。 その代わり、布のような素材のため、周囲を確認する事は出来ない。 どこに運ばれてきたか、確認する事は出来なかった。 すると、次の瞬間、私の入った袋ごと、持ち上げられた。 (きゃぁっ!!) まるで視界がゼロの状態で、何かをされると、やはり少し恐怖感が漂う。 そして、台車か何かに乗せられて、ガタガタとまたどこかへと運ばれていくのだった。 (ま…まだ…バレてない…。バレないようにして、お姉ちゃんが何とかしてくれるのを待とう…) 暫く続いていた揺れが止まった。 【コンコン】 「お嬢さま、例のものを持って参りました」 (お…お嬢さま!?) 【ガチャ】 すると、台車の揺れが再び始まった。 恐らく、私は、その【お嬢さま】の部屋へと入れられたらしい。 「早速、見せてくれるかしら?」 「はい」 そのお嬢さまと、私を持ち去った男たちのやり取りが聞こえる。 すると次の瞬間、私に光りが戻って来た。 (うっ…眩しい…) 少しの間ではあったが、袋の中に入れられていたため、まだ光に目が慣れない。 すると、その間に、少しだけ体が持ち上げられ、私を包んでいた袋が取り除かれた。 「まあっ!!噂通り、なんて可愛いのかしら♪」 次第に明るさに目が慣れて来て、声の主である【お嬢さま】の姿が視認できるようになった。 私を正面から見つめている、その女性。 全く見覚えの無い女性で、いかにも金持ちのお嬢様という空気を醸し出している。 「お嬢さま、このぬいぐるみはどちらへ置けばよろしいですか?」 「そうね…私のベッドの上に、置いて頂けるかしら?」 「承知いたしました」 そして、私は男性達に持ち上げられ、ベッドの上へと運ばれていった。 【ボフッ】 ベッドの上に置かれると、そのベッドの柔らかさが感じられる。 全く固くなく、ふんわりとした柔らかさが感じられ、いかにも高価なものという事が伝わる。 「こちらでよろしいですか??」 「ええ。ありがとう。あなた達は、もう下がっていいですわ」 「はい」 そうして、私を持ち去った男たちは、お嬢さまの部屋から出て行った。 すると、お嬢さまがゆっくりと私の方へと近づいて来た。 「う~ん…ホントに可愛らしいですわ…。噂で聞くより、本物のほうが、何十倍も可愛らしい…」 私に接近して、全身を舐め回すかのように、ジロジロと私を見るお嬢さま。 (う…バ…バレないように…しなきゃ…) お嬢さまの接近に、心臓の鼓動が早くなる。 すると、お嬢さまがスッと私のほうへ手を伸ばして来て、私の頭部に触れた。 「あぁ~~いい手触り…。そして、この耳、この目、この鼻…どれもこれも…可愛すぎる…」 私の頭部を撫でながら、満足げな表情を浮かべるお嬢さま。 「こんなぬいぐるみがあるなんて…ウフッ…」 このお嬢さまの感じ、私の事を本物のぬいぐるみだと思っている。 相手が、屈強な男性ではなく女性であるとしても、権力者である事は間違いない。 中身の存在がバレれば、何が起こるかは分からない。 必死に、ぬいぐるみの振りを続けるしかないのだ。 しかし、よくよく考えれば、何故、このお嬢さまは、私というこのぬいぐるみにご執心なのだろうか? お金持ちであれば、このくらいの大きさのぬいぐるみを買う事など造作も無い事だろう。 このクマのぬいぐるみ、確かに、一点物として製作されたものなので、他には無いだろうが、そこまで飛びぬけて特徴のあるぬいぐるみでもない。 何か、お嬢さまのツボに入る点があるのだろうか…? そんな疑問は生まれる。 「さて…クマさん…一緒にお布団に入りますわよ」 そう言って、お嬢さまは私の横に添い寝しながら、自らの体と共に、私の上へと布団を被せた。 (あぁ…バレないように…バレないように…) 見知らぬ女性と、一つの布団に包まり、ベッドの上に添い寝している。 私に抱き着くお嬢さま…つまり、その距離は、ゼロ距離なのだ。 お嬢さまの顔が私のクマの頭部のすぐ横にある。 呼吸音を殺さなければ、聞こえてしまうくらいの距離だ。 私は必死に呼吸を抑え、小さく音が出ないように呼吸をする。 お嬢さまは寝てはいないが、一向にその状態から動きが無い。 暫くしていると、ある事に気が付く。 (うぅ…暑い…この布団…かなり…暑い…) 私の上に掛けられた布団。 かなり高級な羽毛布団のようで、保温力が半端ない。 ただでさえ、分厚い着ぐるみに包まれた私の体を覆いこむ、その羽毛布団は、着ぐるみ内の温度をかなり上げていた。 猛烈な暑さのせいで、心臓の鼓動も早まり、更には呼吸が荒れ始める。 しかし、抑えなければならない呼吸音。 (うぅ…く…苦しい…でも…が…我慢しなきゃ…) バレてはならないという気持ちから、肩で息をしてしまう程の暑さであるのに、必死に小さく呼吸を抑える。 もとより、体中から噴き出ていた汗だが、この猛烈な暑さで、一層、大量の汗が私の体から噴き出していく。 すると、私に抱きついていたお嬢様の手が動き始めた。 (うっ!!体を触られ始めた!!) 「あぁ~モフモフがたまらないですわ…」 そう言いながら、私の体のあちこちを触り始めるお嬢様。 そのお嬢様の手が、分厚い着ぐるみの上からだが、私の胸付近を触り始めた。 (ん…む…胸…触られてる…) 分厚い着ぐるみに包まれているものの、その上から押されれば、着ぐるみのボディが押され、中の私の胸まで伝わってくる。 直にという訳ではないが、胸を触られている感触はあるのだ。 (あ…あんまり…触らないでよ…) 「あ~この弾力感もたまらないですわ…」 言葉にされると、尚更、胸を触られている感が強まる。 大した感触ではないが、この動いてはいけないという制約のせいか、少しその感触が気になってしまう。 それに、あまりしっかりと触られると、中身の存在がバレてしまう可能性も否定できない。 そのせいで、不思議なドキドキ感が増していく。 そして、お嬢様は布団の中で、私の隅々を堪能するように触り続けていった。 羽毛布団に覆われ熱が籠っているうえ、お嬢様から与えられるドキドキ感のせいで、私の体温も上がっていた。 そのせいで、体中がかなりの高温に包まれ、少し頭が朦朧とし始めてきた。 (うぅ…あ…暑い…く…苦しい…) そんな暑さが限界に感じ始めた時だった。 「よし、もうモフモフを堪能しましたわ」 【バサッ】 お嬢さまが、私達を覆っていた羽毛布団を取り払った。 (た…助かった…) 「ホントに可愛いクマさんだ事…ウフッ…」 布団が取り払われ、猛烈な暑さから解放されたと思った、次の瞬間だった。 【ブウゥゥゥゥン…】 (んあぁぁっ!!!) 陰部に仕込まれたローターが作動し始めたのだった。 予想外の唐突な事に、思わず嬌声が漏れてしまいそうになるが、ギリギリの所で踏みとどまった。 (な…なんでぇぇぇ!!) お姉ちゃんが持っているリモコンでしか動かせないはずのローターが、いきなり動き始める。 誤作動であろうか…。 しかし、こんなバレてはいけない状況で、誤作動とは、命取りである。 (んぅぅぅ!!だめぇぇぇぇ!!止まってぇぇぇ!!) ここにいるクマはぬいぐるみでなければならない。 中に人間が入っている事が決してバレてはいけない。 どれだけ、刺激を与えられとしても、私は声を出してはいけない、動いてもいけないのだ。 しかし、そんな私を他所に、陰部に仕込まれたローターは、その動きを続ける。 (あぅぅっ!!こんなのっ!!ムリィィ!!バレちゃうっ!!バレちゃうよぉぉ!!) 声を出してはいけない、動いてはいけない、更には、ぬいぐるみに興味深々のお嬢さまが直ぐ傍にいる。 そんな、制限された状況が、陰部に与えられる快感を、いつもにまして増幅させる。 声に関しては、いつも店頭にいる時も出せないが、動きは制限されていない。 全く動けないという事が、こんなに、快感を増幅させるとは思いもしなかった。 しかも、普段、店頭にいる時よりも、その道具の動きがあからさまに激しい。 (いやぁぁぁ!!んあぁぁ!!うごっ!!うごいちゃうぅぅぅ!!むりぃぃぃ!!) そう心の中で叫びながらも、私は必死に声と体を動きを抑え続けた。 陰部とお尻が小さくビクつく。 多少のビクつきは、この分厚い着ぐるみにより、隠されるだろう。 しかし、大きな反応をしてしまったら、あからさまに動いてしまう。 するとお嬢さまが私を見つめながら言った。 「あら??気のせいかしら…今…動いた気がしたけど…」 (んあっ!!し…しまった!!んぅぅ…う…動いちゃった…) 私が少しだけ大きく反応してしまった所をお嬢さまが見逃さなかった。 (んあぁぁ!!止まらなきゃ!止まらなきゃ!!んうぅぅ!!でもぉぉぉぉ!!) バレそうになり、必死に体の動きを抑えようとする。 しかし、陰部から襲い来る快感は止まる事は無い。 その様子を更に凝視するように、お嬢さまが見つめてくる。 (見ないでぇぇぇ!!そんなに見ないでぇぇぇ!!あぅぅぅ!!) 壮絶な快感に頭の中を持っていかれそうになっているが、それでも、私は必死にぬいぐるみであり続けようとする。 突き刺さるお嬢さまの視線。 その視線が、私の動きを抑制し、更に私を追い込んでいく。 そして、その快感が完全に私を支配し、限界を迎えそうになった。 (んあぁぁぁ!!ムリィィィィィ!!もうっ!!ムリィィィィ!!) 絶頂に達しようとしたその瞬間だった。 (…え…っ…!?) 私の陰部を責め立てていた道具の動きがピタリと止まったのだった。 その瞬間、私を見つめていたお嬢さまが微笑みながら言った。 「やっぱり気のせいですわ。ぬいぐるみが動くはずないですわね…」 お嬢さまはそう言いながら、ベッドから降り、立ち上がった。 (はぁっ!!はぁっ!!はぁっ!!た…助かった!!なんとか…バレずにすんだ…) どうやら、私はなんとか騙せ通せたようで、お嬢さまは気付かなかったようだ。 しかし、道具の動きは止まったものの、これだけ暑い状況で、猛烈な陰部への責めを受けた後なのだから、当然のように呼吸は激しく乱れる。 (はぁっ!!はぁっ!!はぁっ!!) 肩が上下しないように、必死に胸だけで呼吸を繰り返す。 (はぁっ!!はぁっ!!苦しい!!苦しい!!でも…肩はダメ!!バレちゃう!!) 少しでもバレにくい、胸の動きで呼吸を繰り返し、なんとか正常に戻そうとしていた。 しかし、この激しい呼吸音は抑えきる事は出来ない。 お嬢さまに気が付かれないよう祈るのみだ。 「さて、お茶でも飲みましょうか」 お嬢さまがそう言って、何かのボタンを押した。 すると、少しの時間が経った後に、使用人のような人が、お茶を、お嬢さまの部屋へと運んできた。 ベッド脇のテーブルにそのお茶は置かれ、お嬢さまは椅子に座りながら、そのお茶を飲み始めた。 そして、ゆっくりとお茶を飲みながら、私のほうを見つめるお嬢さま。 「うん…やっぱり可愛らしいですわ…たまらない…」 お嬢さまが見つめながらそう言った、次の瞬間だった。 【ブウウゥゥゥン…】 (んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!) 再び私の陰部に仕込まれた道具が振動を始めたのだった。 (いやぁぁぁぁぁ!!むりぃぃぃぃ!!お願い!!止まってェェェ!!) お茶を飲みながら微笑むお嬢さまの視線は、私に刺さり続ける。 つまり、私は動く事は出来ない。 先程は、なんとか乗り切ったが、これだけの快感…乗り切れる自信は無い。 そして私はお嬢さまに視姦されながら、快感に耐え続けた。 良いか悪いか、絶頂を迎える瞬間になると、道具の動きは止まる。 そして、ひと休憩すると、再び動き出す。 その繰り返しが私を襲い続けた。 絶頂手前で止められる焦らされ感…それは、逆に私の体を高揚させる。 イってしまったら、きっと大きな反応をして、バレてしまうだろう。 そう言う訳にはいかない。 しかし、その反面、これだけ絶頂手前で止められ続けると、もうイきたいと思う心も芽生えてくる。 (んあぁ…ぁ…もう…むり…こんなの…こんなの…イケないの…つらい…つらいよぉ…) 度重なる道具のギリギリの所での責めは、私の体と心を、未だ感じたことがないくらいに高揚させる。 イきたいけどイけない…。 イけない所で止まる責め…幸か不幸か、そのおかげで絶頂を迎えない。 そのおかげで、私は未だ【ぬいぐるみ】としてそこに存在出来ている。 しかし、高揚しきった体と頭は、【バレないようにする】という表向きの思考とは別に、絶頂を求めしてしまっていた。 そして、再び、陰部の道具が振動し始めた。 (んあぁぁぁぁ!!!またきたぁぁぁ!!いやぁぁぁぁ!!もうっ!!ムリィィィィ!!これ以上は!!これ以上は!!お願い!!イかせてぇぇぇ!!) これまでと同じような責めが訪れたと思った。 そして、それに対し、ついに心の中で、【イかせて】と思ってしまった。 その瞬間だった。 【ブウウウウウゥゥン!!】 (んあぁぁぁぁぁぁぁ!!!なんかっ!!スゴイ!!スゴイのきたぁぁぁ!!) 突然、先ほどまでとは別格の振動をし始めた、陰部に仕込まれた道具。 少し動いて収まると思っていたその振動が、突如、その大きさを増し、私の陰部を責め立て始めたのだった。 (あぅぅぅぅぅ!!これぇぇ!!なにぃぃ!!んあぁぁぁ!!こんなのぉ!!耐えられるわけないっいひぃぃぃぃ!!) 先ほどまで焦らされ続けて、高揚しきった私の体と頭は、その強さを増した振動…それから来る快感に耐えられるはずもなかった。 あっという間に、その快感は私を最高潮の場所へと辿り着かせる。 (いぎぃぃぃ!!んあぁぁぁぁ!!ムリィィィ!!ダメっ!!イクっ!!イクっ!!バレッ!!バレちゃうぅぅぅぅ!!イヤァァァァァァァァァァ!!ンあっ!!) ・・・そして、その襲い来る振動に、私は絶頂を迎えてしまった。 体がビクンと大きく反応してしまう…。 しかし、この動きは自らが制御できるものではない。 その動きのせいで、ぬいぐるみの中に人間が入っているとバレたとしても、私にはどうすることも出来ない動き…。 これだけ分厚いぬいぐるみに包まれていたとしても、ここまで焦らされ続け、迎えた激しい絶頂の反応では隠れる事はないだろう。 そして、私が絶頂を迎えると、陰部に仕込まれた道具の動きは止まった。 (ぁ…ぁ…イっちゃ…た…ぁ…ぁ…イかせて…もらえ…た……) そして、絶頂を迎え、飛びそうな意識の中で、着ぐるみのマスクから見える、お嬢様の様子に視線を向けた。 そこには、微笑みを浮かべながら、お茶を飲むお嬢様の姿が…そして、その視線はしっかりと私のほうを向いていた。 (ぉ…終わった…バ…バレた……) 未だ微笑みながら、座ってこちらを見続けるお嬢様の様子では、はっきりとバレたかは分からないが、あれだけ凝視されていれば、さすがにバレているのは当然だろう。 私は、中身に人間が入っているのがバレ、この後、大変な事になる事を覚悟した。 (…え…!?…あ…あれ…っ…??) 完全にバレてしまったと覚悟したのだが、お嬢さまの様子に変化が見られない。 微笑みながら私を見つめ、椅子に座ったまま、私のほうへ視線を向けているだけ。 動いてしまった私に、驚きの様子を浮かべる気配もない。 (え…う…うそ…まだ…バレて…ない??) 絶頂を迎え、かなり大きく体が反応してしまったのにも関わらず、未だバレていないというかすかな期待が生まれてくる。 その期待から、絶頂により激しく乱れた呼吸をグッと押し殺し、必死に肩が上下しないように我慢する。 (はぁ…はぁ…苦しい…苦しいけど…まだ…バレてない…みたい…私はぬいぐるみ…私はぬいぐるみ…) 自らに言い聞かせるように、物であり続ける事を心の中でうたう。 すると、お嬢さまがそんな私を見ながら、呟いた。 「ホントに…可愛らしいわ…たまらない…」 私を見つめながらお嬢さまがそう言った次の瞬間だった。 【ブウウウウウゥゥン!!】 (んあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!また来たぁぁぁぁぁ!!) 私の陰部に仕込まれた道具が、再び始動し始めたのだった。 (いやぁぁぁ!!ムリィィィ!!イったぁ!!イったばっかぁぁ!!今!!ムリィィィィ!!) 絶頂を迎えたばかりの私の体を、その道具は追撃するように責め立てる。 敏感になっている今の私の体では、その振動はすでに耐えられるものではない。 未だバレていないというならば、やはり私は動く訳にはいかない。 ぬいぐるみであり続けなければならない。 そんな敏感な状態に与えらえる刺激であっても、必死に体を動かさないように抑え込むしかないのだ。 (んあぁぁぁぁぁ!!ダメェェェェ!!こんなのぉ!!ダメなやつ!!これ!!ダメなやつぅぅぅぅ!!) 動いて散らす事の出来ない、どうしようもない快感。 抑えようとすればする程、襲い来る快感を増幅させていく。 もう既に、抑えようとしていても、手足は多少動いてしまっているだろう。 しかし、この壮絶な快感の前に、私の体も脳も限界を迎えているのだ。 それでも、私は必死に体の動きを抑えつける。 私はぬいぐるみ…。 決して、ここにいるのは人間の入った着ぐるみではない…。 そう…単なる大きなクマのぬいぐるみなのだ。 お嬢さまの目の前に置かれた、ただの可愛らしいぬいぐるみ。 動くはずのない、ぬいぐるみ。 そして、その道具が私に与える快感は、私を再び絶頂へと誘うのだった。 (いやぁぁぁぁぁぁ!!こんなのぉ!!頭!!おかしくなるぅぅぅ!!んあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!あ゛!!) 私は先程絶頂を迎えてから直ぐに、再び絶頂を迎えてしまった。 度重なる絶頂で、意識を持っていかれそうになる。 (…ん…ぁ…ぁ…死ぬ…死んじゃ…う………) すると、お嬢さまが立ち上がり、私のほうへと歩み寄って来た。 「ホントに…健気で…可愛らしいわ…。その必死に動かないようにしている様子…なんて可愛らしいの…」 (…え…!?) 「動かずに必死に耐えている様…漏れそうになる声を我慢してる様…荒れた呼吸を必死に押し殺している様…どれをとってみても、最高に興奮するわ…」 (…え…!?…ぅ…う…そ…) バレていないと思って、必死にぬいぐるみのフリを続けていた。 しかし、今のお嬢さまの発言…それは、既にバレているという事の証明。 更に言うなら、最初からバレていたのではないかと取れる発言だ。 (ど…どういう…事…??) 「私がね…可愛らしいと言っていたのは、クマさんのぬいぐるみの事ではないですわよ」 (…え…!?…) 「私はね…責められて苦しがる【女の子】…それがたまらなく愛おしい…。更には、動かない様に…バレないように必死に頑張っている姿は最高ですわよ…【彩加さん】…」 (…え!?…そ…そんな…い…今…私の名前を…) そう…完全にバレている。 ぬいぐるみの中に人間が入っているという事どころではない。 ぬいぐるみの中身が、私だという事もバレているのだ。 (ど…どういう…事…全部…知られてる…) あまりの驚愕な事実に、理解が追いついていかない。 何故、このお嬢さまが、ぬいぐるみの中身の事を知っているのか? まるで思い当たる節が無い。 「さあ…種明かしは終わりましたわ。動かないように必死に頑張る姿も中々でしたけど、ここからは、動いても、声を出してもよろしくてよ…彩加さん…」 (な…なに…どういう…) その瞬間だった。 【ブウゥゥゥゥゥン】 「んううぅぅぅぅぅ!!」 再び私の陰部に仕込まれた道具が動作を始めたのだった。 バレてしまったという、私を抑えつける事実もなくなったせいか、その刺激に対し、嬌声が漏れ出てしまう。 「んうぅぅぅ!!うぅぅぅぅぅ!!!うぅうっ!!んぅうううぅぅ!!」 (いやぁぁぁぁ!!もうムリいぃっ!!これ以上!!イったらぁぁ!!おかしくなるぅぅぅ!!) ラバーの全頭マスクに包まれているため、私が発する事が出来るのは呻き声のみ。 言葉は発する事は出来ない。 呻き声を発しながら、体全体を悶えさせる。 もう、体を動かさないようにする必要はない。 全身を悶えさせ、その襲い来る快感に反応する。 「んううぅぅぅっ!!んうぅっ!!ううう゛!!うぅぅううぅ!!」 (あぅぅぅっ!!やめて!!お願いだから!!これ以上は!!これ以上は!!ムリィィィィ!!) 体は動かせるようになった。 声も、呻き声ではあるが、出せるようになった。 抑え込むことで、散らす事の出来ない快感が溜まり、それを増幅させていた。 その抑制が無くなったのだが、もう既に二度の壮絶な絶頂を迎えた私の体は、その抑制が関係ない位、出来上がっていたのだ。 与えらえる快感が、脳で処理できるレベルを超える。 「うん…。動き回る様もまた…なんとも可愛らしい♪もっと…もっと…気持ちよくなりたいでしょ…」 私を微笑みながら見下ろすお嬢様…その微笑みに恐怖を感じた。 「んうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」 (ムリィィィィィ!!死んじゃうゥゥゥゥゥ!!) 着ぐるみによる壮絶な暑さと、襲い来る耐えようのない快感に、私はその後も、何度も絶頂を迎えさせられた。 お嬢さまに視姦されながら、何度も…。 (…ぁ…ぁ…もう…イきたく…な…い…あた…ま…変に…なる……) 何度もイかされて、私は抜け殻になってしまっていた。 思考が朧げになり、【もうイきたくない】、それしか考えられなくなっていた。 どこか遠い所で聞こえるように、私の耳に声が聞こえて来た。 「お嬢さま、ご友人の新田様が見えられました」 「ああ…【咲(さき)】ね。いいわ、通してちょうだい」 「承知いたしました」 (…に…新田…さ…咲…お…お姉ちゃん…) イきすぎて、思考が朧げになっている私には、その会話が断片的な情報として入ってくる。 【ガチャ】 「あっ…彩加!!やっぱりここだったのね!!」 お姉ちゃんの声が遠くで聞こえている気がする。 するとお姉ちゃんの声が、少し近くから聞こえて来た。 「ちょっと!!彩加!!大丈夫!!無事なの!?」 「ぅ…ぅぅ………」 お姉ちゃんの言葉に、最大限に答えたつもりだが、小さな呻き声しか出ない。 「やばいわね。彩加!すぐに出してあげるからね!!」 【ジーーーーーーー】 そう言って、お姉ちゃんは着ぐるみの背中のファスナーを降ろしてくれた。 そして、着ぐるみの中に手を突っ込んだお姉ちゃんは、私の体をしっかりと掴み、一気に、着ぐるみの中から、私を引っ張り出した。 【グチャ…】 着ぐるみの中から引っ張り出され、床に倒れ込む私。 しかし、水分を通さないタイツのせいで、私から溢れ出た汗は、全てタイツの中に溜まっている。 そのため、床を濡らす事はないので、濡れたような音は、タイツの中で私の汗が鳴らした音なのだ。 もう動く気力すらない私は、力なく床に転がる。 「ちょっと!!彩加!!無事なの!?」 そう言いながら、お姉ちゃんは私に被せていた全頭マスクを剥ぎ取った。 【パサッ】 全頭マスクが剥ぎ取られ、私の素顔が露呈した。 しかし、私の目の焦点は合っておらず、半開きの口も閉じる事は無かった。 「あら?彩加さん、なんて良い顔をしてらっしゃるのかしら…たまらないわ…」 「ちょっと【美玲(みれい)】!!あなた、何てことするのよ!!泥棒まがいの事までして!」 お姉ちゃんがお嬢さまに食ってかかった。 「しょうがないでしょ…。咲が何回お願いしても、そのクマさんを貸してくれないからですわ…」 「貸すわけないでしょ!!妹が中に入っているのよ!それにあなたに貸し出せば、こうなることぐらい想像がつくわよ!」 「まあ…私は充分に楽しめましたし、最後に、彩加さんの良いお顔も見れたので、大満足ですわ」 「ったく…あなたの性癖も困ったものね!」 「とても良かったですわ…。それでは、また彩加さんとクマさん…うちに遊びに来てね」 「来るわけ無いでしょ!!彩加がこんなにされてるんだから…。もう帰るわよ、帰る!」 そう言って、力ない私をクマの着ぐるみと共に台車に乗せたお姉ちゃんは、美玲さんの部屋から出て行った。 とにかく思考が定かでない私は、はっきりと理解は出来ていないが、おおよそ、自分がお姉ちゃんの手により助けられ、もう、イかせられる事は無い事だけは分かった。 「ったく…美玲のやつ…。どれだけ責められれば、こんな状態になるの…」 台車に乗せられた私の様子を見ながら、お姉ちゃんがそう言った。 そうして、私は無事、家に帰る事が出来たのだった。 ・・・ 後日、聞いた話だが、私を攫った美玲さんは、お姉ちゃんの友人らしく、どSの性癖、しかもレズらしい。 そして、お姉ちゃんの店頭に、ぬいぐるみに閉じ込められた私がいる事を知り、何度も、お姉ちゃんに貸してほしいと打診していた。 しかし、美玲の事だから、めちゃくちゃにされる事が分かってるので、断り続けていたところ、美玲さんが強行手段に出た。 ぬいぐるみが盗まれた事に気が付いたお姉ちゃんは、すぐにピンと来て、美玲さんの自宅にむかって、私を助けたらしい。 充分に窃盗?誘拐?事件になる話だが、美玲さんが、お姉ちゃんの友人という事もあり、きつく美玲さんにお叱りを入れた事で、話は収まった。 何故、お姉ちゃんが持っているリモコンでしか動かない、私の中のローターが美鈴さんの手により動かされたかは、結局分からずじまい。 とにかく、私は一方的にされるがまま、大変な経験をしたのだった。 ・・・ そして、今日も私はクマのぬいぐるみの中身として、店頭に放置されている。 【ブゥゥゥゥン…】 (んぅぅぅぅぅぅぅ!!) あの日の事件以来、少しだけ、陰部を責める道具の振動を強くしてもらったのだった。 ---------------------------END------------------------------------------

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