ネタバレのオンパレードです。
いつもあとがきがないわたしの同人誌のあとがき兼解説パート……
【再会した煉獄さんとたんじろのシーン】
たんじろが泣いてるのは煉獄さんと再会できた嬉しさというより、
煉獄さんの手のひらの硬さから、「このひとはたったひとりで来るかもしれない鬼の襲来に備えて鍛錬していたんだ」と気づいたことで、感情が抑えられなくて涙腺が崩壊してます。
(なので握られた手を見ている)
煉獄さんがかつてと変わらずストイックに、そして孤独に戦っていたことが辛くて泣いてる設定でした。暗すぎるのでギャグ調にしてますが(笑)
【モノローグ】
はじめは煉獄さんのモノローグのつもりで描いていました。
あなたが覚えていなくても~は現世に生きる母上への想いと今生もがんばるぞという決意です。
pixivにアップしてるサンプルだと一番最初のページになってたのはその名残でした。
本編だとこの直前がたんじろうの話で、このモノローグが来るのでシンプルにたんじろうのモノローグとして読んでいただいても問題ないかなぁと思ってます。
煉獄さんもたんじろうも長男で、責任感が強くて、前向きで、死期を悟っているひとに強烈に遺るエールをもらってるところがとても似てますよね。
【誰かのモノローグ】
まぁ誰かというかカナヲなんですけど……。
最終巻がまさかあんなことになると思ってなくて……。
たぶんカナヲがふつうにたんじろのこと好きって言ったらたんじろは絶対受け入れると思うんですよ。(思うんじゃなくて原作がそうなんだよっていう大前提はさておき!)
もちろんたんじろはカナヲのこと人としても女の子としても意識しているというかかわいいし大事にしたいと思ってると思います。カナヲは最終決戦ではじぶんを救うために命を懸けて、失明する覚悟で死線をくぐった少女です。
勝手な二次創作ではありますが、そんなお互い特別な存在に想っていたふたり、つまりたんじろうがカナヲと「結ばれなかった」理由は描く必要があるんじゃないかなぁと思って1ページモノローグだけ追加しました。自己満足です。
【煉獄先生と善逸】【善逸から見たたんじろう】
これは続編で描いている青い彼岸花戦線でもちょっと触れるつもりではいるんですが、
善逸も煉獄先生も基本的には【好きな相手と結婚して家庭を築くこと】が幸せだと思っています。いやジェンダーとか多様性の話はこの際置いといてですよ……一般的にね……。
善逸から聞いたたんじろの最期に強烈な違和感を感じる煉獄先生は、この時点でたんじろが相当じぶんのことを特別に思ってることに気が付きます。じぶんを守って殉職した先輩以上の感情を抱かれていることにこれは不味いと思ってます。前世のじぶんと現世のじぶんは違うので。
そのあとのパン屋前でのたんじろうとの押し問答で、
「誰よりたんじろうの傍にいて幸せを願っていたパンピー思考の親友である善逸」が「25歳独身で仲間に看取られたたんじろうの人生が幸せに見えた」と言った真意にあとから煉獄先生は気が付きます。
これは蛇足ですが、善逸的には「それがたんじろうの幸せなら俺はそう信じる。誰にも異論は言わせない。だって俺は、ただたんじろうが、好きなひとと幸せに生きてほしかっただけだ」という心境です。実のところ本心では納得してなくても、善逸の口からたんじろうの人生を寂しいものだったとは絶対に言わないと決めていた、という設定でした。
【たんじろうとせんじゅろくん】
めちゃくちゃ仲がよかった設定です。
たぶん付き合ってるレベル。
【煉獄先生と素山先輩】
素山先輩には煉獄先生への罪悪感がとってもあります。
ひとはたくさん殺したあかざですが、素山狛治として生まれ変わってからは、殺した相手の顔と名前を憶えているのはレンゴクキョウジュロウただひとりなのでぜんぶの贖罪が煉獄先生へ向いているという裏設定でした。
青い彼岸花戦線でそのへんのことも描けたらいいなとおもってます。
あと素山先輩はひととして煉獄先生がすき。
かまどたんじろうのことは神格化してるので素山先輩のなかのたんじろの評価値がおかしい。
後編へ続く!