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黎明のエトワール解説編(後編)


ネタバレのオンパレードです。

いつもあとがきがないわたしの同人誌のあとがき兼解説パート

前編はこっち


fanbox post: creator/2425529/post/1885816



【れんごくせんせのおべんと】


前編に載せるつもりだったんですけど忘れてました。

たんじろとお昼一緒にできなくなってお弁当の重箱が地味に半分になってるれんごくせんせい(食欲不振)のシーンです。



【れんごくさんとれんごくせんせい】


そもそも前世の記憶がある転生ものの命題として

「前世の責任をどこまで追うのか」「前世の自分(相手)は現世で同一人物なのか」

というのがあると思います。

松でもアムネシアでも転生ものだったり別の世界線ものだったりをこれまで何度か描いてきてるんですが、

わたしの基本方針的には「前世と現世は別の人間」というのがあります。

まあ~~~~~だって転生ものって魂(自我)的には同じ人間なんでしょうけど遺伝子的にはまったく同じではないわけで……。

(ここらへんは名前と外見が前世と全く同じ姿で生まれてくる二次創作パロのダブルスタンダードなところではあるんですが)



黎明のエトワールでは、奥付後に煉獄先生の心象風景というか現代版における過去回想が入るんですが、シナリオ的にはここで初めて「煉獄先生は炎柱煉獄杏寿郎の使命を引き継いでいる」ことが明かされます。


チート能力者のたんじろが先に答えに辿り着いてますがそういうシナリオ構成だったんです!



煉獄先生にとって炎柱であったことは重荷じゃなくて誇らしいことでしたし、

前世において使命を全うしてその生を終えたことに満足していました。


その自分がなぜ「前世の記憶を持って生まれたのか?」について、自分にはまだ果たさねばならない使命があるのではないか?(=まだ鬼が現代に存在しているのではないか?)という思いから、幼い頃からかつての自分と同じように鍛錬を続けていきます。

煉獄先生は自分のことを炎柱の生の延長線と思っていますが、それを記憶を持っていない相手に強要することはなかったので、宇髄先生やその他の面子と再会したときに声はかけるものの前世の話は一切しませんでした。


本文でも煉獄先生が述べてますがみつりちゃんと出会うまではほんとに前世の記憶なのかあまりにも時間が経ちすぎてちょっと揺らぎつつあります。

みつりちゃんと出会って、前世の記憶が事実なのだと確信しますがみつりちゃんの記憶の保持の仕方がああだったのでもしかしたらほんとうに不要な、何かの間違いで持って生まれた記憶だったのかもなと煉獄先生は思っています。


それでもずっと竈門少年はどうなったのか気になっていました。

もうこれは最後のネタバレですが、煉獄さんが最期に心残りに思った(興味を持った)のは「竈門少年の旅の終わり」です。

みつりちゃんの言葉に懸けているので煉獄先生が言った「俺の理由は君だった」は「君に出会うために生まれてきた」ということです。


【黎明のエトワール(星)】というタイトルには、

・煉獄さんにとっては【陽光を受けて輝く君】(たんじろ)であり、

・物語的には日の呼吸の継承者であるたんじろうの輝きに惹かれて生まれた【煉獄さんの竈門炭治郎への想い】

というふたつの意味を込めました。

そんなわけで表紙はどちらかというと後者の解釈寄りで【煉獄先生】に【炎柱の羽織】を着せています。

また煉獄先生=煉獄さんであることを本人が肯定的に捉えているという意味での笑顔でした。



煉獄先生がたんじろに「前世と現世はわけて考えろ」と言っていますがそれはあくまでたんじろのためを思って言ってるのであって自分自身は含まれてません。

でも人外に鼻が利くたんじろはそのチート技で煉獄先生の本心(自分のために言ってくれているということ)を見抜きます。

なので煉獄先生と煉獄さんぜんぶを肯定する言葉と、自分への的外れの気遣いはやめてほしい旨を伝えます。


前世でたんじろは煉獄さんが亡くなったあと、ずっと煉獄さんのことを想い続けていました。好きというか恋……みたいな……?

煉獄先生が好き!だ!!!ってたんじろが自覚したのは現代で再会してからの話です。


まーそういうわけでれんたんは両片思いというかもはやふたりとも両想いであることをぶっちゃけ知ってるオチでした。


また描き足りないことがあったら解説を追加するかもしれませんがとりあえず今日はこのへんにておしまいです。


ここまでお読みくださりありがとうございました。

続編の青い彼岸花戦線もよろしくおねがいします~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!

(Fanbox)


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