SamuZai
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fanbox


気づくか気づかないか



こんにちは!


投稿期間が空いてしまいました。申し訳ない・・




なんだか意味深なタイトルですが、

本当に今回は大事な記事です!


これは気づくか気づかないか、という問題です。

そしてそのために何を使えばいいか、というところまで触れていきます。




は?


意味分かんないこと言ってんじゃねーよ!


と皆さん全員思ってるはずなので1から説明していきます。




まず結論


「EQのMS処理機能を使いこなそう!」



今回言いたかったのはこれ

もうバリバリ使ってるわ!って人はごめんなさい。何も得られる情報はありません。


で、実際みなさん使ってるでしょうかl

MS処理。使ってない人はマジで一度も触れたことが無いと思います。

そのくらいとっつきにくい、あまりピンと来ない機能です。


でも、サウンドデザインをとことん追求するのであれば、この機能は間違いなく使うことになるし、知っているのといないのでは雲泥の差があるとすら思っています。

MS処理とは何か

MはMid、つまり真ん中で鳴ってる音。

SはSide、つまり左右から鳴ってる音。

この2つを独立させて別々の処理ができる機能がMS処理です!


だからMidだけどこかをブーストさせたり、Sideだけどこかをカットしたりという処理が可能。


最近のDAW付属EQならだいたい付いてると思うよ。

Ableton LiveのEQ Eightにも機能あります!



MS処理、要るか?

機能の詳細を知ったところで、おそらくピンと来ないと思います

「だって普通のEQで充分だし、今までそれで良いミキシングしてきたし…。」

「Midだけ、Sideだけで弄りたいって思ったこと今まで無いし…。」



わかる。

MS処理なんて存在はずっと知ってはいるけど、特に使いたいと思ったこと無いし、

何なら作業中はだいたい存在忘れてる。


でも今日からは実践してください!


ミキシングの中に、MidとSideという概念を入れてください!!


これで絶対にレベルアップします。

僕も習得するのが遅かったんですけど、結構感動しました。



ミキシングの3つの柱、その追記


まずは以前の記事のおさらいです。

mixには3つのバランス調整が必要です。


- x軸のミックス (定位、ステレオ感)

- y軸のミックス(EQ)

- z軸のミックス(ダイナミクス)


で、この表現だとy軸のミックス(EQ)は直線的な、一本道なイメージを持たれるかもしれませんが、

それではまだ調節の余地がある部分に気づかないのです。

これではmidだけを基準にしていて、sideのバランスはmidに引っ張られているだけです、



実際には、このy軸のEQの調節する余地はx軸の幅の分だけ存在するので、

真に立体的なミックスを行うためにはmidだけでなくsideのバランスにも気を配る必要があるのです。




MS処理は知らなくても、経験豊富で耳の良い方ならこの課題にぶち当たったでしょう。

「midとsideが同じ周波数バランスでは困る!」と。

その結果、超低域はモノラルにして音をタイトにするとか、

音をレイヤーさせる時にsideだけ鳴っている音を追加するなどしていたはずです。


それらは全部MS処理によって解決可能だったんです!



試行錯誤する中で、「midとsideのEQを別に弄る」という発想が出てくるか。

また、その必要性に気づけるかどうか。

これを意識するだけで、EQの重要性がますます上がることでしょう。




MS処理の使い方

言ってしまえば、普通のEQは斧で木を横から斬りつけるようなもので

木の横幅全体に切り口が入ってしまいます。

対して、MS処理のEQは、木の真ん中と両端にそれぞれに手を加えることができるので

想像以上に複雑な周波数調整が可能となります。



ステレオ感が強いsupersawなんかは特に顕著に効果を実感できると思います。


例①: supersaw

例えばこういうsupersawを鳴らしたとして

fanbox_0510_1



普通にEQをかけた場合


fanbox_0510_2



MS処理のEQをかけた場合


fanbox_0510_3



普通のEQをかけた場合がカットされた部分が露骨にスカスカになっているのに対して、

MS処理のEQはsideのモヤモヤを解消しつつ、真ん中の太さを保っていることがわかるでしょうか。


例②:bass loop


例えばこんなVirtual Riotのループを使いたいとして

V_RIOT_bass_loop_darkness_04_150_D#

サウンドは好きだけど、

少し音がステレオ過ぎてクリアではないので、特徴はそのままに芯が通った音にしたいと考えます。

そういう時こそMS処理の出番です!


sideのEQで500-700hzのレゾナンスをカットしてあげることで、

モヤが晴れて芯の通るサウンドになりました。

この、sideの不要帯域をカットするというのがめちゃくちゃ大事!!

実はmidに引っ張られてsideで不要な帯域が出てしまっているパターンはたくさん存在するのです。

また、sideのEQで10kあたりをブーストしてあげるとワイドさを維持できます。


また、MidのEQでは一番音を前に出す800-3000hzあたりを押し出してやることで、

midがしっかりと主張されます。


調整後のサウンドはこちらです

fanbox_0510_4




このように、調節次第で自分の思い通りのサウンドに変身させることができるのがMS処理EQなのです!

みなさんも是非実践してみてください。


ではまた〜〜


気づくか気づかないか 気づくか気づかないか 気づくか気づかないか 気づくか気づかないか 気づくか気づかないか 気づくか気づかないか

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