SamuZai
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メロディアプローチ①

こんにちは!


前回の記事でたくさんの記事のリクエストを頂いたので

これから先はそれらのリクエスト記事を挟みながら進めていこうと思います!


今回はこちらのリクエスト↓


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ハマるメロディラインを思いつくためのアプローチ等(ドミソから始める?オクターブ飛ばす?鍵盤やギターの手癖?など)

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メロディラインのアプローチについて。

メロディを作るときに考えていることを言語化するのは技術的な内容よりかなり難しいですが、頑張って文章にしていきたいと思います。

数回の記事に分けて書いていきます!


2方向から考える

具体的なアプローチについて書く前に、メロディだけでなく楽曲制作全般にも言える制作プロセスについて言及したいと思います。


例えば、あなたがこれまでにない衝撃を受けた、とんでもなく好きになった映画があったとします。

その映画について皆が絶賛しているコメントを見たいので評論サイトに行ってみると、意外にも賛否両論だったという経験はありませんか?

映画だけでなく、Steamのようなゲームプラットフォームのレビューにも言えます。


自分はこんなに素晴らしいと思ったのに、否定意見を書いている人はボロクソに貶したりして、ショックをうけたことはありませんか。


たくさんの人の目に留まるメディア作品において、それまでの常識を覆すような、強烈な印象を残す作品というのは、賛否両論の作品がとても多いんです。




その原因をたどると、制作者/ディレクターの並々ならぬこだわりが起因しています。

「俺はこれがやりたいんだ!こういう作品を人々に見せたいんだ!」という確固たるビジョンがあって、それを大衆向けにマイルドにすることなく純度100%で完成させたような作品というのは、嗜好が同じ人は強烈に感動する一方で、拒絶反応を起こすほど嫌いになる人も出てくるのです。


あくまで個人の美学のみに従って、観客に配慮しない制作者の純度の高いクリエイティブが強くなればなるほど、鑑賞する人の好き/嫌いが激しくなり、しばしば「信者vsアンチ」が生まれることになります。



一方で、業界トップ会社の作品は真逆で、想定されるすべての対象顧客と世情に入念に配慮して制作されます。

倫理、表現、年齢層、人種、ポリティカル・コレクトネス、すべてに配慮して誰一人不快な思いをしないように丁寧に制作されます。


ディズニー映画を完全初見で観にいって「自分には全然合わない、嫌いな作品」だと思うことはまずないでしょう。

大抵は結構面白かった、もしくはそこそこ面白かったかのどちらかです。

ほぼすべての人がそれなりに満足して映画館を出ているのは、エンターテインメントとしてあらゆる配慮客観的な面白さを追求しているからです。



・・・。

前置きが長くなりましたが、ここでメロディの話に戻ります。

そのあなたが作ったメロディは、独りよがりなメロディですか?それとも皆が良いと思うように作られた聞き流せるメロディですか?


どちらが良い悪いという話ではありません。また、0か100ではなく、正確に言えば割合があると思います。

どちらにも想定されるメリットとデメリットがあるということです!



まあ、独りよがりという言い方は少し語弊がありました。「個性の強い強烈なメロディ」といったほうが良いでしょう。

独特すぎるメロディだったり、過剰にキャッチーだったり、強烈な哀愁を誘うようなメロディは、DJで使う場合は時と場所を選ぶ必要があります。


例えばゲームのラスボスBGMのような、強烈なメロディがクラブ内で鳴り響いた時、フロア全体に緊張感が走ります。その場の全員がそのメロディをつい追ってしまい、一瞬だけ全視線がDJに注がれます。

いわゆる音ゲー系の曲もこの傾向が多く見られます。

そのメロディよって熱狂する観客もいれば、ムードに合わない/ダサいと感じてサッと引いてしまう観客も出てきます。

社交の場という側面が強いクラブの場では、強烈すぎるメロディは両刃の剣なんです。


一方、"Rave"というサウンドスタイルが今も昔も流行り続けていたり、最近ではUKgarageといったUKダンスミュージックが勢力を拡大していますが、

これらの音楽はメロディがいい意味で心を揺さぶられることのない軽快に聞き流せる曲が多く、フロアの空気感を並行に保ちサウンドとリズムで踊らせ続けることができます。

印象的な音はあっても、メロディは極力シンプルに削ぎ落とされ余計なことを思考させることがないのでダンスミュージックとして非常に汎用性が高いです。




個人的な結論を言うと、最初は客観的に受け入れられるようなメロディを強く意識して曲を作るほうが良いと思います。

大丈夫です、そう意識していても、曲を作り続ければ絶対に個性は滲み出ていきます

むしろ、最初から自分の好きなメロディを作ることだけに集中してしまうと、個性が滲み出すぎてついつい強烈な、場合によっては独りよがりなサウンドになりすぎてしまう可能性が高いです。

もちろんそれも人の自由ですが、間違いなく他の人がDJで使いづらくなってしまうでしょう。



対策

とはいえ、自分で曲を作っているとつい客観的な視点を忘れがちです。

以下に挙げた方法で自分のメロディを客観的に評価してみましょう。


1. 2-3日置いて聞き直す

何日間か作ったメロディを聴かずに過ごし、2-3日経ったら完全にフラットな状態でもう一度聴いてみましょう。作った時には良いと思っていても、聞き直すと全く違う感想になることが多いです。そして、間違いなく聞き直した時の感想が観客と同じ、正しい感想です。


メロディやコード進行を作り直したら、また時間を置いてもう一度聞き直してみましょう。これを繰り返して、客観的な視点から聴いて良いと思えるまでブラッシュアップしていきます。


2. 知り合いに聴かせてみる

これも単純ですがとても参考になります。できれば同じ作曲している知り合いが良いと思います。

メロディやコード進行について、容赦なく添削してもらいましょう。自分が思いもつかなかったような指摘が入ると思います。



というわけで今回は以上です!

ではまた〜〜




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