お世話になっております。
今週の一言後書きです。
【百合カプさんにいくつかの質問】
これは古のオタク文化個人サイト時代になりきり100の質問オマージュ回です。
伝わる人はあまりいませんでした。伝わる人に届いてないだけだと思うんですがね…
どこかにはいるはずだ、古のオタクが。
検索したら以下のようなサイトがありました。
私もマシュマロにいただいた質問を以下のような漫画にして同人誌に収録します。
推しカプがちょっと照れる質問に答えていくのが好き!実はそういう会話が一番大事だったりするかもしれません。
【その名前を捨てたなら】
原典の話をすると、ジュリエットが「おおロミオ、あなたはどうしてロミオなの。(中略)あなたの名前だけが憎い」とバルコニーで独り言ちていたのを聞き、すぐに「あなたが言うのならこの名を捨てましょう」と恋に浮かされた脳みそで言います。
でも二人はキャピュレットとモンタギューであるという問題は捨てられません。
ここでひろみは自分の問題を恋に浮かされた脳みそで相手に委ねてしまっています。
名前を捨てたからって問題を捨てられるでしょうか。
ある意味ジュリとひろみは最初からくっつくってことは分かり切っていたことですし、付き合うとか確認は前回までで終わらせているので、ここからはひろみ自身の問題をどうするかです。
【思いやりとプライドと】
相手に問題を委ねて八つ当たりはちょっと人間として未熟です。
自分がオリジナル学生百合を描こうとしたとき、立花ひろみを「なんでもできてカッコいいスパダリ攻め」にしたくなかったのがあります。
その人の何でもできてカッコいい所に惹かれるのは恋愛のハードルが鬼高いし理解のある彼女ちゃん(都合のいい女)感あってフェアじゃないです。
どんな人生にも波があるので、今人生の頂点レベルに極まった人でも失脚するかもしれないし、メンタルがやられるかもしれない。この後の人生を一緒に歩んでいくにあたり、実家が太くて優しくて健康で親切なジュリに頼りきりではいけないし、自分の趣味を認めて愛してくれる才能あふれる作家であるひろみを甘やかすだけではいけない。精神的に未熟な学生同士が恋人になった時どう手を取って成長するかを描くことで、相手に求めすぎず一方的に与えすぎない関係性を作り上げられるのではないかと考えました。
【泣かせた後の対応が大事】
おもちでマイルドにしましたが全然許せません立花くん。
ジュリ贔屓なわけではなく、作中だと伊緒がまずジュリのおかげで自分を省みて、ジュリが伊緒の助けで正しく自己言及して、のばらがひろみと紀平さんに助けられて乗り越えてきたので、最後は彼女の番というだけです。
彼女だけ一貫してフラットに、でも一部をのばらのせいにして自分が悪かった部分から目をそらしていました。ひざを突き合わせて「人間関係」をやると人間は成長しますが、相手を傷つけてしまいがちですね。でもそれを恐れてばかりだと大人のコミュ障になっちゃうので、立花ひろみはまだ高校生だから!今のうちに人間関係やっとこう!だから泣かせちゃったときの対応は抑えとこうな!
伊緒ちゃんの発言は直近ハマった治安悪めの作品に影響を受けてるだけです。
のばらはもうめちゃくちゃ失望してる。過去の事があるのでひろみのダメなところを一番理解してるのは彼女かもしれません。
【形から入るタイプ】
浅草周辺に実家がある辨野君。実際正月休みを利用して早朝浅草に取材に行ったときは平屋は見当たらなかったです。どこにあるの?辨野家。ちなみに汐さんの実家です。
学生時代演劇部に遊びに行った時模造刀を触らせてもらったことがあるんですが結構重かったのを覚えています。
あれを振り回して殺陣が出来る役者さんはすごいですね。
辨野のお母さんのPNはマキューシオです。
原典の面倒見の良さとプライドが高く頭に血が上りやすい所が危うい人物ですが、作中で一番年上のキャラとして出すことで面倒見の良さを生かせると思いました。
気性の荒い部分ももしかしたらあるのかもしれません。
【激アツイベント】
のばらは家族が面倒見がいいので彼女自身も受け継いでいます。
デフォルメにすることで絵をすっきり見せてるんですけど、デフォルメのキャラを等身高いキャラがシメるのってハイスクール!奇面組みたいですね。久々に読みたい。
推しカプの実家訪問シチュだ!!とテンションだけ上がる西園寺、病みパートが少なくて助かる。
【娘の彼女】
家族への紹介ってつい友達だよ~と濁しがちになりますが、伊緒は母親に紹介するだろうな、と思いました。
【過ちを繰り返しながら】
伊緒とのばらの違いと、ジュリもひろみとのコミュニケーション不足を嘆く回。
■以下はカミングアウトについての私見とどうしてこの回を描いたかです。
この回を描くにあたり、エッセイや動画配信などで、当事者の方の「家族へカミングアウト・同性の恋人を紹介した」体験談を参照しました。耳をふさぎたくなる辛いものもあれば、あっさり受け入れたようで真に受け取っていなかったりとか、相手をかなり悩ませてしまったとか人それぞれでした。
その中で、何人かの発信者の方が「カミングアウトしたいと思った時の自分の精神状態が切羽詰まっていて限界だった」「何も知らない相手にいきなり予想だにしないことを告白して、自分を受け入れてくれないことを責める様な事を言ってしまった」と仰っていて、親子であろうと人と人のコミュニケーションだな…と痛感しました。
自分が親であれば子供の事は受け入れたいと思いますが、いきなり子供に
・自分が思いつきもしない概念の話を
・精神的に追い詰められた状態の子供から
・自分の今までの行動言動を攻撃的に非難された
という状況を想像して、全世界の親は子供の事なんだから何でも受け入れるべき!と言うのは、親という存在に期待しすぎなのかな、と感じます。親とはいえ一人の人間ですし、優しく柔軟な人もいれば子供につらく当たってしまう人もいますよね。
じゃあ逆に、
・相手が既知の概念か
・落ち着いて話が出来る状態で
・相手も自分も責めずに相談できる関係性か
超ざっくりですが上の状態になっていることが大事ではないか?と考え、アニメのコラボカフェに母娘で行くぐらい仲良しの伊緒なら円満なカミングアウトをできるんじゃないか?と話を構築しました。
伊緒は母親のBL本を読んでオタクになり、可愛ければ性別とかどうでもいい!と振り切った女の子です。(多分後半は口に出して言ってなかったと思いますが)
のばらが親に言うことに抵抗感があることを知っているので、自分の親にまず認めてもらえたらいい体験になるんじゃないか、と思った伊緒はまず親にカミングアウトする…という流れにしました。
のばらはとにかく相手を傷つけたくないからと親にも気を遣ってしまい自分の感情に罪悪感がある子なので、親世代の誰かにも認めてもらえると安心感があるかなと思ったからです。
カミングアウトをすることがすべてじゃない、という当事者の方の意見もよく見ます。私もそう思います。親に認めてほしいなんて全く思ってない人もいるし、言う事で親が悩んでしまうのが耐えられない人もいます。
なので家族に正直に打ち明けることだけを美談にしないよう今後の連載では他の向き合い方をする人物も描きました。連載派の方はお待ちください。
単行本には伊緒が母親にカミングアウトしたエピソードを収録していますので、よかったら読んでみてください。
個人的な考えですが、別に認めようが認めまいがその感情は実際あるので、誰に拒否されようがただの一意見です。家族全員が否定しようと一人ひとりの意見でしかないです。平等な人間同士の感情なので、犯罪を犯していない限り間違っているとかそういう尺度を当てはめる方がナンセンスだと思います。
もしも辛くなったらひとまず逃げて、ゆっくりお水飲んで、余裕があったらご飯を食べて、好きなエンタメに触れたり好きな人や友達や推しに時間を使って安心できるところでぐっすり寝て、自分の人生に楽しいことを増やしてほしいと願っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
紺
2023-07-10 11:41:59 +0000 UTC883
2023-07-09 04:34:50 +0000 UTC紺
2023-07-08 13:05:55 +0000 UTC紺
2023-07-08 13:02:27 +0000 UTC紺
2023-07-08 12:58:28 +0000 UTC紺
2023-07-08 12:56:57 +0000 UTC紺
2023-07-08 12:55:37 +0000 UTCしまゐ あきみ
2023-07-07 14:46:21 +0000 UTC頼霧 来須
2023-07-07 14:01:03 +0000 UTC中村成志
2023-07-07 13:21:37 +0000 UTCせな
2023-07-07 09:34:11 +0000 UTC箱崎ハル子(たーにゃ)
2023-07-07 09:26:33 +0000 UTC