お世話になっております。
合宿篇の一言後書きです。
【萌えは萌え、萎えは萎え】
アナロジカルシンキングといって、類推を元に戦略を立てていく考え方があるのですが、これをもとにジュリは妄想の強化をすることが出来ます。
いつかのテスト勉強会と一緒ですね。要は全く別の分野から類似性を見つけて思考実験することです。
これを会話に役立てると例えば運動に詳しい子が別の分野からジュリが知識を持ってくることでヒントを得たりします。相手の話を9聞いて1でそういう話を挟むと結構面白がられます。私は面倒なので10聞いてスルーします。
辨野がケツを叩いてくれてますね。はっきり言ってくれる友達が近くにいることは財産だぞ立花…
【夏だ! 原稿だ! 合宿だ!】
伊緒の名前のもとになったベンヴォーリオの名前の由来は「善意」です。
原典でも善意が暴走してるのでこちら原典準拠になります(力技)
3コマ目のセミの鳴き声を校正の方に突っ込まれたのがおもしろかったです。
「ミンミンゼミ」よりも「アブラゼミ」の方が濁音の響きのせいでより惨めさが出るので(アブラゼミディスではないです、語感の話)鳴き声の方を変えました。
【聞こえないから鳴ってない】
1コマ目の料理書くのが楽しかったです。そう。この1コマ目がそもそも現実逃避なんです。もう何も描きとうない!!って時に料理の絵を描くと落ち着きます。
編集さんからの電話、基本出たくないです。
【作家から作家へ】
このテのネタは作家のメッセージと思われがちですけどただの作家あるあるです。
普通のことしか言ってないですからね。普通の事が一番難しい、はっきりわかんだね。
【矜持と羞恥】
自分の漫画を読まれるのはいいけど、感想を自分から求めるのははずかしいものです。BL漫画だと18禁にならない程度のラブシーンもあったりするのでセクハラにならないだろうか…とハラハラもしてると思います。
これは実はアナロジカルシンキングとも通じていて、全くの別ジャンルからヒントを得たりするので、自分の興味のない作品も読んでみると案外発見があったりします。
最近めちゃくちゃ面白かったのは赤ちゃんの言語習得におけるアブダクション。
これは結構オタクの二次創作妄想にも似ています。
今度読んだ感想とか書こうかな…
【固い意志】
友達にうなじに気合入り過ぎやろと言われた回です。そんなつもりはないんだ。
作品を優先して無理をしてしまった作家さんが病気になって入院したりするのを目にすることがあります。だから休んでほしい。本当に。作品は好きだしいつまでも待っているからと言いたいです。ただ作家側もそんなファンばかりでないことを知っているので、今やらなきゃ見てもらえない!とかとにかく絞り出すんだ!とアツくなってしまうんですよね。多分伊緒がいなかったらひろみは熱中症とかで倒れてたと思います。というか当初の予定ではそういう展開で、ジュリに助けられるオチでした。
でも無理をして作品を完成させることや結局恋人に頼りっきりなのを美談にするのは自分が見たいものじゃないなと思い伊緒に助っ人に来てもらいました。
強いオタクが近くにいると安心感が違いますね。お前がいれば大丈夫だよ辨野。
【制作の裏側】
自分に刺さるネタを描くことにしています。正論はやめろ私に効く。
落語はたま~に聞くぐらいなんですけど桂歌丸さんの「井戸の茶碗」が特に好きです。こんな話が描けたらいいのになあ~!と感動した覚えがあります。
今はジャンプでやってる「あかね噺」もいいですよね!漫画ならではの文字の演出がとっても面白くていつか真似してみたいです。
読んでいただきありがとうございました。
中村成志
2023-08-03 11:28:40 +0000 UTC森人
2023-08-03 11:05:34 +0000 UTC