色々と進めています。色々と。原稿しかないだろ。原稿です。
今回はいろんなものの報告会とします。あと映画感想。
◆Skebイラストを更新しました
キュートにぐちゃぐちゃ絵を描かせていただきました!リクエストありがとうございました!
更に、支援者様限定で高画質版&差分&まとめフォルダを公開しています。

過去のSkeb記事はこちらからどうぞ!
◆商業漫画の進捗
進めています。新作を。
単行本に収録された分でかな~りやりきった感があり、次のお話をどうしようかな~と結構考えていたのですが、超楽しそうなのが浮かんできたので全然いっぱい描けそうです。
担当さんに「これはちょっと……」と言われてしまったら発表する場がないぞとヒヤヒヤしていましたが、プロットを提出したら「これで行きましょう」とお返事をいただけたので大丈夫ということになりました。
ありがとうネクロシスさん……。
次のヒロインちゃんの暫定デザインです。かわいい~(自画自賛)
お名前はデルフィンちゃんと言います。
あんまり金髪方面の明るい髪って描かないので新鮮です。
今回は一体どんなお話になるのかな!?!?
コアラ予想では18~19世紀あたりを舞台に、女の子が火傷したりするんじゃないかな~と思いますがどうなることやら……。
今まで以上に最悪なノリになると思うので(!?)ワクワクして待っててくれると嬉しいです!
◆同人活動の進捗
夏コミ申し込んじゃったからにはもう…ネ…ということで並行して進めています。
そんなわけで23P目から40P目までのネームを新たに公開しました!

ネームなので絵が超簡素で読みづらいですが是非読んでみてくださいね。
※3P目~21P目までのネームはこちら↓

本番に至るまでに50P以上ある気がしてきて恐怖しているんですが、これ大丈夫なんですか?
確かにページ数がおかしいのは分かるんです分かるんですが、低温やけどをするようにじっくりと愛情を深めていくのもコンセプトのうちではあるので、大丈夫と言い張れるようにどうにかします。任せろ。
ネームがある程度完成したらまた公開しますので、楽しみにしていただければと思います。
いやマジでトータル100Pとか行ったらどうしようかな。
流石に印刷代と本の重量への心配が強まってきた。
100P行ったとしても刷る以外の選択肢はないんですが、サークルスペース内に置ける箱の量には限りがあるので、それがドキドキです。
まあこのへんは未来の俺がどうにかするでしょう。
◆今回の4コマ
もうここに画像を直接貼るのが怖いのです。
許せねえよケンゴくん。被造物に恐怖するフランケンシュタイン博士の気持ちがよく分かる。
そんなわけでホワイトデー4コマでした。
みーちゃんへの気遣いの結果のコミュニケーションらしい。
◆映画の感想
ホラー映画界隈で話題になっていた「ロングレッグス」を観ました。
ホラーのモタクだけが集ってるのかなとか思いつつ日曜日に観に行ったらほぼ満席になっていてビックリしました。すごいぜ。
※特にネタバレはせずに触れていきますが、気になってる人は鑑賞後に読んだ方がいいかもしれませんね。
アメリカの田舎で起きる連続サツ人事件を追うという話ですが、この田舎の風景が非常に良かったですね。
家々の距離感やその心細さ、それを補うように発達した銃社会らしい緊張感などが特によいですが、もっと視覚的なところでイイ〜ってなりました。
シンメトリー、眩しくて寂しいモノクロの景色、空模様、全く落ち着かない木目、眩しくて悍ましい色彩、画面比率芸など、なんかこの辺りが非常によかった。
美術面こだわってくれてるとそれだけで嬉しいんですが、それにストーリーに没入させる機能も備わっていて素敵。
黒沢清監督の得意なやつだ!という感想も散見されてるけどまさにそれですよね。私は黒沢清監督が好きなのでニコニコしちゃいました。
ストーリーについては好み分かれるやつではあると思いますが、私はそういうの意外と好きなので全然イイ派ですね。
その根底にある悪質〜悪辣〜ってな箇所でニコニコしちゃう(最悪だ)
そして悪夢に見そうなニコラス・ケイジがさぁ…ねえ……いいキャラしてましたね!
またホラーアイコンが出来たなあという実感があります。なんぼでもあって良いのだから……。
さらに「イットフォローズ」での演技が最高だったマイカ・モンローも曇りっぱなしでマーベラス。(イットフォローズはいい映画なのでオススメです)
注意点としてはジャンプスケアが全然あるのでマジで許せん人もいるとは思います。が、まあ我慢する甲斐はあるかなと思います。
最寄りの映画館では音質にこだわり上映もしているというのを後から知ったんですが、これで音質こだわられるの嫌すぎる!!と笑っちゃいました。
この映画館、鬼?
まだ封切りしたばかりですし、気になってる人は是非どうぞ。
あとイットフォローズはいい映画なので観てね(2回目)
余談ですが、ムビチケ使って観ると鑑賞後にメインビジュアルのスマホ壁紙をプレゼントしてくれるんだけど、それが普通に嫌すぎてウワァ……てなりました(褒めてる)
「シンパシーフォーザデビル」という映画も観ました。
なんとこちらもニコラスケイジ主演。
ロングレッグス観た後にハシゴして鑑賞しました。ニコラスケイジ祭りだ。
またまたニコラスケイジがヤベェ奴をやっております。
ニコラスケイジがカージャックして主人公をとある場所まで走らせるという話なんですが、これがなかなかよかった。
発端からして一番嫌なタイミングでカージャックされるというのがとても好きですね。
実際泣きっ面に蜂とかってマジであるから、このタイミングでこうなるのは最悪な説得力を覚えます。
そして夜の車道や高速道路を走るのは単純にASMRとして面白いというか、これが視聴者的にも心地がいいので、主人公が「やめましょうよこんなこと!」となり抵抗したら停車するなどすると「何止まってんねん!!」とニコラスケイジの肩を持つ感じになり、こ、これがシンパシー…!?と面白くなりましたね(えぇ…)
暴力シーンが多いのも素敵で、一悶着ある度に主人公もニコラスケイジもセクシーになっていき視覚的にありがたかったですね。
第三者への暴力が沢山あるのも妙によくて、トイレでのやりとりとかすごく好きですね。
あと燃え燃えがあったのも嬉しいサプライズでした🔥(ごく一部の人向けお得情報)
メインビジュアルに火があるのでもしや…とワクワクしてたけど本当にあったのでサイコーです。
そしてオチなんですが、これがまた大好きなやつでした。
こういう話好きだし、こういうオチも好き。
ネタバレしないように言うと文面が変な感じになるのも好き(おかしいよ)
振り返ると、個人的にはロングレッグスよりもシンパシーフォーザデビルの方が好みだったかもしれないです。
シンパシーフォーザデビルくんはそろそろ上映終了なところが多いと思うので、映画館で観たいな〜って人はお急ぎくださいね。
それにしても今年はマジでホラーやスリラーが豊作ですね。年明けからよい映画だらけでいい年だ。
おかげさまで積んでるDVDを一向に観終える気がしませんが、ちょっとずつ観ていってはいます。
そんなわけで積みDVD崩しとして「生きてゐる小平次」という映画を観ました。
「東海道四谷怪談」や「地獄」の中川信夫監督の遺作です。
題字を天知茂が書いていたのを知っていたので、そういう理由で買ってありました。
意味の分からない視聴者層になるな。
お話自体は大正時代の戯曲が元ネタで、歌舞伎でもやる演目らしいですね。
幼馴染3人組のキャストしかおらず、カメラも動かさないソリッドな製作をしているんですが、それが三角関係を際立たせてて結構よかったです。
役者一座として移動してるシーンのところはいやちょっと無理あるな…と思ったりはしましたが。
DV夫に辟易しながらもなんだかんだついていくヒロインと、ヒロインが殴られる様子を見て「俺ならそんなことしないのに…乗り換えてよ…」と懇願する小平次と、妻を取ろうとする小平次に何だお前!?とキレ散らかしちゃうDV夫くんの愉快なパーティーの様子はなんとも言えない面白みがありましたね。
これで散り散りになったりしないのが江戸時代というシチュエーションの良さでしょうか。
「生きてゐる」という部分から察せられる通り、小平次くんは途中でしっかりDV夫くんにぶっコロされちゃうんですが、慌てて長屋に逃げ帰ってきてどうしよどうしよってしてたら、なんか部屋の隅に小平次くんがいる!?!?となり、化けて出てるのか実は生きてて復讐に来たのかなんなんだみたいなことになる辺りからのシュールな感じはかなり好み。
絵面で不気味とかそういうのはあまりなく、それどころか都度格闘が発生するのがかなり妙な感じで、本当に変な夢見てるみたいだった。
ただそれが連綿と続いていく様は3人がずっとこの関係に囚われて、ずっと縛られて、ずっと抜け出せないんだろうなと思うと悲しいやら永遠ってあるんだと感慨深くなるやらで、映画としてめっちゃ好きとかより主人公たちの在り方にはイイな…と思わせられました。
なんでこんな悲しい連鎖が続くのかといえば多分それぞれに大なり小なり罪があるからなんでしょうね。
冒頭で挙げた「地獄」でもそういうところを描写していたので、監督の好む題材や信念の部分だろうなと思うし、私も……大好き!
なんの穢れもなく生きることって人類には無理な話ですが、罪をそのままにせず、贖おうとしたりなにか行動をすることが出来るのが人類だし、それをすることが大事なんだと思うし、翻ってこの作品はそういうことなんだなあと勝手に思っています。
映画を見てすぐは正直割と変なもん観ちゃったな…な気持ちが優勢だったんですが、振り返りながら反芻してみると「いや…好きだな…」となったので嬉しいです(?)
総合的に言うと中川信夫監督ファンじゃないならそこまでオススメしようとは思わないんですが、愛せる作品でした。
まずは「東海道四谷怪談」や「亡霊怪猫屋敷」あたりを観てもらえると味が分かると思うので、気に入ったらいかがでしょうか。
特に「亡霊怪猫屋敷」の原作は橘外男先生の同名小説なんですが、こちらは青空文庫でも読めるしめちゃ面白いのでオススメです。
原作の時点でおもろいのに、映画に際しては現代パートをモノクロ、過去パートをカラーでやるという外連味しかないことをやっているし、それがちゃんと効果的である素敵な映画なので超オススメです。