「最近はどう?例の件は、片付いたの?」
「慶吾さんに相談してから、もう半年くらいですね。
無事、別れることができましたよ」
「あれはヤバい状態だったもんなぁ、別れて正解だよ。
でも大丈夫なの?その…元カレさん、ストーカー化したりしてない?」
「ええ何とか大丈夫です。実家に強制的に戻されたみたいで病院にも通ってるみたいです」
「そっかぁ、一段落だな」
「慶吾さんにもご迷惑をお掛けしましたね。絶対にお礼しないと…」
「そんなのいいから、気にしないで。それはそうと…少し胸のボリューム落ちた?」
「あぁ、やっぱり気づかれちゃいましたね。今回のあれやこれやで2カップくらい落ちちゃいました」
「2カップ落ちても、そのサイズだもんなあ」
「ええ、前の時が大き過ぎたので、これくらいが楽ですね。でもお仕事的には、
かなり魅力度が落ちたのかもしれません。大きかった時の方がお客さん多かったです」
「なるほどね」
「それで、あの…お礼も未だで申し訳ないんですけど…慶吾さんにお願いがあるんです」
「え?俺に? まぁ俺にできる事ならいいけど…」
「もう大きいだけの胸で喜んでもらえなくなったので、慶吾さんに、その…いろいろ仕事面というか…男性を虜にできるテクニックとか、喜んでもらう所作とか、いろいろアドバイスを貰えたらと思っているんです」
「そんなことでいいの?分かった時間を作るよ」
「えっと、実地訓練というか…私がホテル代払いますから…慶吾さんにお客さん目線で見てもらって教えてもらえればいいな、って。ダメ…ですか?」
「あぁ…そういうアドバイスか…こりゃまた責任重大だね」
「この件がお礼じゃないですからね。慶吾さんが喜んでもらえるサービスができるようになれば、私が自信付きますし、新しい常連さんも沢山作れそうです」
「うん、分かった。臨時の性指導員だね」
「はい、慶吾さん好みに…わたしを指導してください!」