2024年9月21日発売のMC☆あくしずVol.74より。
第2特集「カールお嬢様と自走臼砲」より。
ティーガーⅡ重戦車の車体をベースに改造した自走榴弾砲。21cm榴弾砲(ドイツ軍の分類では臼砲)を搭載予定だったものの、実戦配備は終戦までに間に合わなかった。
デカい。まず車体がデカい。ただでさえデカいティーガーⅡの車体を更にデカくして21cmとかいうデカい大砲を架台ごと載せようってんだから半端なくデカい。当然撃ち出す砲弾もデカいので戦闘室に何発も置いとけないから野戦運用ではデカい弾薬運搬車もセットで必要だったと言われている。
ドイツ降伏後、進駐した米英軍がグリレ21とみられる未完成状態の車体を接収している。21cm臼砲を架台と旋回用のターンテーブルごと戦闘室に載せる予定だったらしい。
「少女艦艇列伝」より。
ドイツ海軍の潜水艦、いわゆる「Uボート」の最多生産型であるⅦC型の一隻で、1941年5月に就役。8月下旬には初実戦である北大西洋での通商破壊のため、トロンハイム港から出航した。
出航から2日後の8月27日、アイスランドの南方洋上で、哨戒に当たっていた英空軍269飛行隊のロッキード・ハドソン爆撃機に発見され爆雷攻撃による損害を受ける。潜水艦での実践経験に乏しい新兵がほとんどだった乗員はパニックに陥り、反撃もままならず降伏し捕獲されてしまった。
捕獲から2日後、アイスランドまで曳航され浜辺に座礁させられたU-570は2日後に浮揚された後、軍港に移され大掛かりな修理と船体調査が行われた。その後「HMSグラフ」として英海軍で再就役し、ドイツ軍艦船への攻撃にも用いられた。
この艦の生涯を通じて、ここではとても書ききれないほどの興味深いエピソードが満載なので、詳しいことは本誌にてご一読頂きたい。