これはとある研究施設のお話 白い実験室。 三方には一面に緩衝材、一方には巨大な鏡が張られている。 その鏡には異形となった”被験者”が映っている。 頭には太い角が生え、口は裂け、皮膚はまだ一部を残して固く変化し、胴は伸び、肉体は人間らしさを残しながらもすこしずつ膨らみ続けている。着ていたであろう白衣は肥大する肉体に耐えられず、ズタズタに裂けてしまっている。 その異形は必死の形相で何度も鏡を叩いていた。その向こうにいる誰かに何かを訴えかけるように。 異形が右手で鏡を叩くたびに、その衝撃は僕の右手に来る。火照る身体に冷たいガラスが心地良い。 だから嫌でも実感してしまう。この”被験者”は、目の前の異形は自分なのだと。 鏡の向こうでは白衣を着た研究者たちがこの様子を観察しているのだろう。 彼らは外見、声の変化や脈拍、体温、床に垂れた分泌液の成分に至るまできっちりと記録しているはずだ。 そんな彼らに何を呼び掛けても、そして何度鏡を叩こうが、それが無駄な行為だということは僕自身がよく知っていた。 僕はほんの数日前まで、この分厚いマジックミラーの向こうの彼らと共に、同じことをしていたのだから。 だからこの後何をされるかもよく知っている。 この実験室に麻酔ガスを注入し、被験者が動けなくなったところで捕獲、拘束。洗脳処理を施し、軍に忠実な生物兵器にする。 死刑囚、浮浪者、敵国のスパイ……これまで何十人にも同じことをしてきた。彼らも今の自分と同じように人外の声で泣き叫んでいた。 罪悪感はある。だが帝国のためにと今まで博士や部下達と実験を続けてきた。 だからこそわからない。自分はなぜここに入れられて化け物にされているのか。 これが、これまでの報いというのならなぜ僕が。何かの間違いだ。 ああ、時間切れだ。この音はガスの―― ********************************** 今月はドラゴン系モンスターへのTFでした。 マジックミラーっていいよね。見られてるとは知らずに鏡でポーズとっちゃったりエロい事しちゃったり(まあ彼は見られてるのを知っていたけど) そもそも鏡って良い。全身見(せられ)ながらTFとかたまらない 上のssはpixivに上げたものと同一です。なやっぱり恥ずかしい 暑くなってきましたね。というかすでにだいぶ暑いですね。 今年は夏の花火やお祭りとかも自粛するところが多そうで今から結構寂しいです。お祭りには浴衣に甚平、褌……素晴らしいTFフラグがたくさん転がってるというのに! まあ何にせよ、皆様体調にはお気を付けくださいませ。 そろそろ関西けもけ(あればだけど)用の漫画に着手したいけどやる気が(
十五夜十六夜
2020-06-21 12:23:23 +0000 UTCta
2020-06-21 12:13:52 +0000 UTCta
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