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絵を上手くなる方法について考える1/2

こんにちは!原稿やべーとか言いながら風来のシレンで99Fダンジョンやったりして自分を追いこんでるみうらっはです。追い込み作業は大切です(大嘘)。


今回は一生議論されそうな「絵を上手くなる方法」についてぼくの考えを述べたいと思います。

まず、大きく2つに分けたいと思いまして

①初心者~プロまで(商用ラインに乗る絵)

②プロ~(商用ライン以降の話)

に分化して話したいと思います。厳密に言えば商用ラインに載せる練習法と趣味で自分を高めたい人も

分化するべきではありますが、ややこしくなるので本稿では扱わないことにします。

※流行を無視した作画方法で実力が高い人は山程いる。

  過去記事の「絵描きの必要充分条件」などを参考にしていただければと。


-----------------------商用ラインに乗せるための練習方法--------------------

~前提が長いので主論だけ読みたい方は飛ばしてください~

----------------------------------前提---------------------------------

まず

自分が「商用ラインに実力が乗っているか?」という疑問から考える必要があります。

意外と曖昧な境界線ですし、自分に対して厳しいか優しいかとか性格も関わってきます。

ぼくの考えでは「SNSの上手い人と比べてクオリティに遜色がない」ラインが分かりやすいライン決めかなと思います。

この境界線は描き始めの初心者のうちならば分かりやすく見えますが、3年4年と描いてる人にとっては意外と実感しづらくなるモノです。回りくどくなりますが「3年4年と描いている」人が商用ラインに乗っているかどうか、をまず箇条書きで並べていきたいと思います。

・1万円/1日を超える仕事の案件が来ない。(具体例:キャラ立ち絵最低5万円)

・コミケの会場で200部が捌けない。(委託込みの場合。会場限定ならば300部)※1

・Twitterで流行り物(現在はオリジナルも含む)を描いた時にいいねが1000~3000止まり。※2

・近年でPIXIVのブクマ数が5000を到達したことがない。※2

※1...学生さんは除く。

※2..SNSサービスを主軸にしていない作家は除く。商業誌の印税で生活できたりプロダクトタイプ(質より量)で個人生活が成り立つ人もいるため。コミカルな漫画家等も例外的。


以上4項目に心当たりがある人は間違いなく「商用ライン」ではありません。

これから述べることは主に以上の方々が如何に上手くなるか?を主軸に意見を描いていきたいと思います。「商用ライン以上」の上達方法は2/2で述べさせて頂きたく思います。


-----------------------------------主論------------------------------------

①僕が考える「プロとアマ」の一番の違いは「仕上げの差」だと思います。

自分の絵が完成するラインが一つ違う感じです。アマチュアの完成ラインはプロの作業工程の途中と思っています。また、プロは仕上げの事を念頭に置きながら作業の先を見れるのも大きな違いでしょう。

ありがちなパターンを挙げますと

・上手い人の絵より重量を感じない(絵がスカスカしている)

・画面全体が纏まっていない(構図の問題から色相彩度の問題まで)

・色が単一的。彩度が高すぎるor黒や白が強すぎる(特に黒が強いと一気に素人臭を感じさせる)


②絵に対する意味の持たせ方も決定的な相違点と考えます。

自分のしたい事や表現したいことを、ラフや構成案の段階でどこまで練りきれてるかどうか、はプロとアマでの差は顕著だと思います。アマチュアほど「アウトプット」を重視しすぎるため「インプット」を疎かにする感じ。何を魅せたいか?何を拘りたいか?何を表現したいか?何を試したいか?絵を描く「前」、絵の描き始めの試行錯誤の時間が決定的に足りないかなと思います。


③絵の整合性に対する意識も見逃せません。特に趣味で長い人ほど「これ絵柄なんで」とつい言い訳をしてしまう傾向にあります。僕も耳が痛い話しですが、人体やパース等の基本はいつまでも懐疑的であるべきです。


以上①②③を効率よく解消するために挙げられる方法は

「参考資料を見ながら描く」です。


在り来たりな回答ですが、今日はこの「「参考資料」についても述べさせて頂きたいと思います。


------------------------------参考資料と参考作品----------------------------

商用ラインに乗ってない人が参考資料を用意せず描いてるのは論外です。

辛口極論を述べますと「上手くなる気が無い」と思われても仕方ないです。その後もプロにもほぼ成れないでしょうしSNSのフォロワーも少ない桁数でしか伸び縮みしないでしょう。

本当に上手くなりたいならばまず「参考資料」を用意するところから絶対始めて下さい。


さて、参考資料は絵を描く上での「ヒント」ですが「指標」的な使い方もできることはご存知ですか?

デッサン教室や予備校に行った事ある人なら聞き慣れた単語ですが「参考作品=参作」を並べる事はとても大切です。

現実のデッサンで言えば

模写している物体が「参考資料」→描写のためのヒント

先人の上手い人の絵が「参考作品」→上手くなるための指標

となるわけです。レベルを一定まで上げるために使う「参作」は非常に効率的に絵を学べます。

「参考資料を見て描いてるのにうまくならない!」という方は参考資料という単語に纏められている「参考作品」を並べていない可能性が大です。


そしてここからが大切。

参考作品を用意しましたら、貴方はその絵と「同じクオリティ」になるまでその参作と向き合って下さい。


---------------------------------参考作品と戦う-------------------------------

「同じクオリティ」とは「その人の絵と並べても恥ずかしくない」レベルの事です。

自分の憧れの作家、を参作にするのがベストですが、ぶっちゃけこれ誰でもいいです。PIXIVランキングで1~3位常連の作家の作品を資料にしましょう。方向性が似てる人の方がいいっちゃいいですね。


同じクオリティに近づけるために様々な苦戦を強いられます。

・塗り方は同じはずなのに陳腐に見える

→人体やパースの理解が甘い。

・どうしても表現できない部分がある

→素材ブラシの使用や効果付け(トーンカーブ、露光量などのフィルタ/レイヤー効果など)を使用しきれていない。

・深みのようなものが出ない

→効果付けの差、画面構成や色や明暗の多さなどの差。


などなど、今の貴方に足りないものが次々と出ます。

そして貴方に体験してほしいのは、その参考作品を見ながら、精神の限界まで描いて「諦めて」投稿したときに昔の自分の絵を見て下さい。真面目に参考作品と向かい合っていれば絶対「下手」に見えます。


もちろんの事、反省会も大切です。

塗り途中で顔のバランスの崩れに気づいたとか、髪の毛の束感が無いとか、1影や光の方向や塗り方が間違えてるなど巻き戻しが面倒くさすぎる場合は「次回」その点についてラフや下書きの時に注意するべくメモを取るなりするとより効果的です。


------------------------------------量より質------------------------------------

「絵を上手くなりたくて」「プロに成りたい」方は「描きまくれば上手くなる」という考え方の見方を一度考え直す必要があります。

・締切がやばくてテキトーに描いていませんか?

・SNSの定期更新をするために何となく描いていませんか?

・安い仕事を沢山受けてしまってませんか?

・2次創作の新規キャラを熱が冷めないうちに…と急いで描いていませんか?


プロの作家さんは別に上記をやっても構いません。6割程度の流し作業で描いた絵でも最低フォロワー2000人は増えますし、描けば描くほど知名度がインフレーション的に上がっていく段階だからです。


描いても描いても、爆発的な伸びを経験成されていないならば、「量」に関しては一度度外視することが非常に大切だと思います。社会人絵描きさんやバイトで忙しい学生さんなどは特に重要だと考えます。


--------------------------------------結論-------------------------------------

描いても伸びない、人の特徴は「考えて描いていない」事に収束します。

特に義務感で描いている方や構ってちゃんで描いている方は描き始めの頃と手段と目的が逆になってしまってると言えるでしょう。


商用ラインに絵のレベルを乗せたい人は構成案から仕上げまで、参考作品と共に一度歩み直してみると良いでしょう。特に

「描き始める前のインプット」「描き始めの方向性決め」といった序盤

「完成間際の仕上げ方法の模索」「更に良い表現の探索」といった終盤

は、重ねましてアマチュアとプロの差が顕著だと思います。


1週間。真剣に一枚の「背景無しの立ち絵」と向き合ってみましょう。

顔の可愛さについて1日中四苦八苦してもいいですし、下書きを普段より丁寧に描いてもいいですね。

線画も一本一本強弱を消しゴムで調整してみましょう。線画で立体感が欠けてるなら画面構成変えてみたり人体のデッサンに大きな矛盾があるか否か見直してみるのは基礎画力に大きな影響を与えます。

背景無しの「人体のみ」の塗りでどれだけ顔や肌を美麗に塗れるかは試してみる価値があります。影から描いた方が上手くいくか、光から描いたほうが上手くいくか?別の工程を一枚の絵で複数回試してみるのもいいですね。効果フィルタレイヤーを色々弄ってみるのも大切ですし、彩度を局所的に上げたい、下げたいなどではレイヤー効果のスクリーンや焼き込みカラーなど色々試行錯誤するのも大切です…etc


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