2013年からの下書き線です、年別です。 ”デッサン力”の考え方は「観察力」で、古来西洋の「ある程度木炭デッサン出来なければ着彩をさせてもらえない」という教育があることから、昔から「色(影)は形の補足情報として観察力の上達を妨げる」というのは昔から危惧されていたと考えられます。 下書き~線画の段階はデッサン力が問われやすい作業と思います。 参考資料を見ながら形を構成する段階でありますからね。デッサン力という用語が観察力であるならばこの段階が必然的に「最も画力が分かる段階」といえます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私はペン入れ作業というのが苦手で、近年になればなるほど下書き線が線画の描線に似てきているのは見て取れます(下書き線を消しゴム等で削って形を整えてる)。 プロの漫画家さんやガチで上手い人は、ラフに近い下書き(下書き線の立体の情報が少ない段階)で上からほぼ一発描きに近い感じで「ペン入れ」をするわけです。これは経験や慣れからくる作業短縮方法ですね。 新人作家と老舗作家で一番違うのは「速度」であって、一見同じくらいの画力や密度であっても掛かってる時間は倍近く違う場合があるんですね。 これは若くて上手い絵描きが(学生という身分であるのにも関わらず)数を出せないのは、こういうところの差があるわけです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 基本的に線の色が明るいほど誤魔化しが効きやすく(明度が薄ければ薄いほど脳が勝手に補完しやすい)、年々線の色が濃くなっているのは見て取れます。 これは自分の1ストロークあたりの描線の正確さが上がっている証左かなと考えています。線の濃さ(太さじゃないよ)=自信と言ってもいいでしょう。なお、2020年のミクの下書き線は完全に頭部の構築をミスっています(線画段階で修正した)。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 7年も描いていれば、不器用でも上手くなれます!ので絵を描いてて1年~2年の人の励ましになればと思います。 ※絵の「歴」は最低でも月1枚完成作品を描いているか、下書きや模写などの練習を月に数枚やってるかだと考えています。僕は最高で半年くらい空けています。 ※他の雑記にも書きましたが、考えて書かなければ上手くはなれません。 →分かりやすいのは「描写スピード」です。受験デッサンの話ではありますが、上手い人ほどキャンバスで描いてる時間より対象物体を「観察」しています。12時間のデッサンでしたら、下手な人が10時間キャンバスを見ているとしたら上手い人は4~6時間しかキャンバスを見ていません。 →この事から、あらゆる手段を使って上手い人の絵をよく観察するのが「考える」ことと言えます。 上手い人の絵の顔のバランス比を取ってみたり線をトレースしてみたり。もちろん考えなしにトレスしたって上手くはなれないと思います。 →日に描く枚数×絵のことを考えてる時間×才能(×1~3)=上達速度 という式でいいかなと個人的に思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ご参考になれば幸いです。