またまたまた皆様のご支援のおかげで念願の【裏垢男の娘第三話】アフターのオリジナル小説を作ってもらいました!!!!✨✨✨✨✨😂😂😂
はやいもので小説企画第五弾!
この場を借りてあつくあつく!!御礼申し上げますっ🙏✨
少しずつ広がるサイドストーリーが本当にうれしいのです😭
文字数7000字オーバーの作品ですので楽しんでいただけたら幸いです😊
Novel. © 2022 夜空さくら 様
illus. © 2022 イコイコ憩
「はいっ残念無念時間切れ~」
男の無慈悲な宣言が、時間切れと共に軽くイってしまった僕の頭の上から下される。
冷汗でべとべとになった顔をあげると、男はすでに席から立ち上がっていた。
「ま、待っ……! 待って……!」
思わず呼び止める。置いて行かれる恐怖に、僕も立ち上がろうとして――ガチャっ、とテーブルのポールと足枷の鎖がぶつかって大きな音を立てた。
明らかに異質な音が響き、周囲の人たちが視線を巡らせるのがわかる。
「う、あ……っ!」
気づかれたくなかった僕は、思わず身を縮ませてしまった。
その結果、余計に最悪な事態に転がり落ちていく。
立ち上がった男は、飄々とした様子で何かを言っていた。
「――じゃあね、るりくん。楽しかったよ」
お金を机の上に置き、そのまま移動し始めてしまう。
「あ……っ、待っ――」
咄嗟に声をあげかけた僕は、男とすれ違うようにして店員さんが通りかかったのを見て、その言葉を飲み込んでしまった。
店員さんは料理を運んでいる途中だったらしく、不思議そうにはしながらも、すぐに通り過ぎていってしまう。
ほっと一息吐いた時には、全てが遅かった。
男はすでに僕に背を向けて歩き始めていて、呼び止めようとしたら店内中に響き渡る声で呼びかけなければならない。
(む、むり……っ、無理だ……!)
そんな声をあげたら、間違いなく店内中の視線と興味が僕に向けられる。
そもそも、まだ僕の中に挿入されたアナルバイブは止まっていなかった。
小刻みな振動が僕の体内を震わせていて、喘ぎ声がいまにも零れそうになっている。
そんな状態で大きな声をあげようとしたら――どうなるかは明白だった。
だから僕は、男が歩き去っていくのを、ただ震えて見つめていることしかできなかった。
男の姿が見えなくなって、本当に置いていかれてしまったのだと、嫌でも理解する。
(う、うぅ……そんな……ッ)
足元が崩れ落ち、全身の血の気が引いていく感覚が僕を襲う。
咄嗟に引きかけた足は、またポールに鎖がぶつかって動かなくなる。
ガチャガチャッ、と大きな音が響いた。
「はぅ……ッ!」
こっちの状況なんて斟酌しないアナルバイブが、僕のお尻の穴を責め立てて来た。
思わずお尻に力が入ってしまい、余計に強い刺激が僕の全身に広がる。
背筋を伸ばして、体を仰け反らせると、ぐちゃりと股間から冷たい感触が走った。
さっき軽くイった時に、少し出てしまったものが、下着に染み込んで広がってしまったようだ。
ほんの僅かに、あの嫌な生臭い匂いが漂っている気がする。早く処理しないと、周りに気付かれるのは時間の問題だ。
その時の周りから向けられる視線を想像して、僕は全身を震えさせてしまった。
(はぅううっ……! んぅ……ッ)
自分で自分の体が信じられなかった。
僕の体は、こんな絶望的な状況で、人生が終わる瀬戸際だというのに――絶頂してしまっていたのだ。
プルプルと肩が震え、死ぬほど恥ずかしくて顔が赤くなるのがわかった。
背中を丸め、アナルバイブの刺激を何とか堪え、息を呼吸を整える。
(ま、まだ……まだ諦めちゃ……ダメだ……!)
僕の手の中には、指枷を外すための鍵がある。
時間制限内には外せなかったけれど、これを使って両手が使えるようになれば、まだなんとかなるかもしれない。
僅かな希望になんとか縋りつき、僕は必死に手の中の鍵を使って指枷を外そうとする。
親指同士を連結しているその枷の、鍵穴の位置はさっきまでの行動でわかっていた。
(外側じゃなく、内側……指を曲げて触れられる方じゃない面にある……っ)
僕は息を荒くしながら、必死に頭を巡らせた。
鍵が本物であるという保証もないけれど、いまの僕に出来る足掻きはそれくらいしかない。
指が吊りそうになるのを我慢して、さっき弄っていた方とは反対側の面に指先を触れさせる。
すると――確かに、存在した。指先の感覚でしか見られないからはっきりとはわからないけれど、確かに鍵穴みたいな僅かな凹凸がその面にある。
(ここに、鍵さえ通してしまえ、ば……!)
そう考えて、必死に鍵をそちら側にやろうとするけれど、指の角度がかなり厳しい。
指枷がもう少しだけでも小さければ、鍵を摘まんだまま反対側に指を回せたかもしれないのに、絶妙な大きさの指枷がそれを遮ってくる。
「く、ぅ……っ!」
指だけじゃどうにもならない。
僕は少し動きが大きくなるのを覚悟の上で、肩をすくめ、肘を曲げ、手首を返して、鍵を鍵穴に差し込めるように努力し続けた。
しかしそれでもやっぱり無理な姿勢で鍵を上手く扱うのは難しく、肩にぴりっとした痛みを感じさえしてしまう。
脱臼するかもしれないという恐怖に、慌てて姿勢を元に戻す僕。中々上手くいかない。
(落ち着け……落ち着け……! くそ……っ、足さえ使えれば……っ)
足さえ拘束されていなければ、どうにか出来たかもしれないのに。
場所を変えることが出来れば、もっと上手く指枷を外すことが出来そうなのに。
「ふ……ッ、くぅ……っ!」
ブブブ、とアナルプラグが震えて、僕の集中力を乱す。
(く、そ……っ、一度、おちつ……ひっ!?)
僕は目に涙が浮かんでいるのを感じながら、元の姿勢に戻って深呼吸した。
その時、何気なく上げた目線と、遠くの席に座っている人の目線がばっちり絡んでしまった。
「ひぅ……ッ!」
慌てて目を伏せて、何事もないことを装ったけれど、その人の視線は僕の方に向いたまま、視線が突き刺さってくる。。
(気付……っ、気付かれた……!?)
心臓が痛いほど跳ね回る。緊張と恐怖で体が震えていた。
いまにも目が合ったその人が、こっちに向かって歩いてきそうな、そんな気がしてならなかった。
(大丈夫……だいじょうぶ、だいじょうぶ……! 気付かれてない……ないってば……!)
自分に言い聞かせるようにして、僕は必死にそう念じた。
それでも体は勝手に震えて、ガチャガチャと足元の鎖が音を立てる。
(とまれ……っ、とまってよ……ッ、い、嫌だ……!)
これ以上怪し気な動きをしていたら、本当にバレてしまう。
周りの人たちに、自ら異常を知らしめてしまうようなものだ。
僕はぎゅっと目を瞑り、心を落ち着かせようとするけれど、そうしたらかえって体の熱はどんどん高まってしまった。
ファミレスの至る所から視線が自分に向けられているように感じる。
そんなことはないはずだと理性ではわかっているのに、僕の体はその視線を実際に向けられていると感じてしまっていた。
(う、うぅ……! こんな、時に……!)
アナルバイブの振動がさらに強くなった。
実はバイブの動きが激しくなったのではなく、僕が自らお尻に力を込めてしまい、アナルバイブを締め付けてしまっていたのだけど、完全に無意識だった。
見られている羞恥心と、アナルバイブの刺激が合わさって、僕の体はどんどん快感を覚えてしまう。
(なんで……ッ、僕ッ、こんな……ッ)
「うぅう……!」
歯を食い縛って唸る。否定したくても、僕の体は浅ましくもバイブを締め付けてさらに強い刺激を得ようとしてしまっていた。
人に見られる、ということ自体は、自ら行った自縛オナニー中にも考えていたことだ。
周りの人たちに見られ、侮蔑の視線や言葉を向けられながらイく妄想をしたことがないと言えば嘘になる。
背徳的な気持ちで、そんな妄想を楽しんでいたくらいだ。
だけど、実際、現実として見られてしまう状況になると――そんな妄想なんて、まるで目じゃないくらいには、僕の体は激しく燃え上がっていた。
見られてしまったら人生終わりだというのに、そんな絶望的で絶体絶命な状況でも、僕の体は感じてしまっていた。
妄想を遥かに超えた絶望感。お腹の中が冷えていくような後悔の念が身体の中で渦巻いている。
それなのに、そんな絶望感と後悔を感じていながらも、僕の体はどこまでも欲望に忠実に、激しく燃え上がっていた。
(ひぅ……ッ! やばい、やばい、やばい……! く、くる……っ、いっちゃ、う……っ!)
体の疼きの波がより激しくなり、体を捩って悶えてしまう程度には、僕の体の中で快感が渦巻いていた。
その疼きに耐えかねて、足をガニ股気味に開いてしまい、僕は本気で後悔した。
藻掻いた拍子に、スカートが少しずつ捲れあがっていってしまっていた。
普通のスカートなら、少し腰を浮かせればある程度元に戻ってくれたかもしれない。
けれど僕がいま履いているのは、タイトスカート系なので、一度捲れあがったら中々戻ってくれなかった。
(やばい……やばいやばい……! パンツ、見えちゃってるし……! こんなの、近くで見られたら一発で……!)
僕が変態だということがわかってしまう。
ずり上がったスカートの端から、履いている女性もののパンツが見えてしまっている。
パンツが見えてしまっているということは、その場所の状態も見えてしまっているということ。
こんな状況にも関わらず、はしたなく勃起している膨らみが、見えてしまっている。
興奮していることを何よりもハッキリと示すそれを見られたら、変態と見られても何も言えない。
いよいよ絶対絶命。終わりの時が近づいている。
そんな状況なのに――僕の体はその状況で、むしろさらに感じてしまっていた。
(ううぅ……! ダメ、だ……ぁっ!)
今度の絶頂の訪れは、早かった。
どんどん自分の身体が、僕の制御を離れて行っている。
(く、ぅう……ッ、だ、めっ……たえ、なきゃ……ッ)
鍵はまだ握れている。
これて指枷さえ外せれば、なんとかなる。
僅かな希望に縋り、快感の余韻に震えながら、なんとか意識を保っていた。
その時だ。
「あの……お客様? 大丈夫ですか?」
心臓が弾けたかと思った。
いつの間にやって来ていたのか、僕の座っている席のすぐ傍に店員さんが立っていた。
爆発的に加速した心臓の鼓動で、胸が破れそうだ。
「は、はひぃっ! だ、だだだ、大丈夫ですっ」
声が震える。舌が回らない。頭の血が一気に下がって、手足の先が急激に冷たくなっていく。
(見られた!? 見ら、見られた!? 見られちゃったの!?)
僕は混乱する頭で、その声をかけてきた店員を見やる。
店員さんからは、不審そうな顔はしていたけれど、嫌悪感とか、敵愾心みたいなものは感じられない。
どうやら様子のおかしい僕を純粋に心配して来てくれたようだ。僕でも不自然に震えていたり唸っていた李する人を見かけたら、まずは体調不良を考えるだろう。
相手が女装して拘束され、社会的に死にかけて絶望しながらも、性的に興奮して震えているかもなんて、普通の人は考えもしない。
(は、早く他所に行って欲し……はぅっ!?)
僕がそう念じるのと同時に、アナルバイブの振動が強くなった。
「んぅううっ……!」
体を固くして、震えてしまう。
あの男は、どこからともなく見ているようだ。
バレてしまえば面白い、とでも考えているのかもしれない。
「だ、だいっ、大丈夫っ、ですからっ」
僕は上ずる声を必死に抑えながら、店員さんに重ねていう。
店員さんが立っている位置からはテーブルの下の僕の様子はよく見えないらしく、不思議そうに首を傾げていた。
(だめ……っ、止めて……! 動かさないで……ッ!)
僕は姿の見えない男に対して、必死にそう懇願した。
けれどもちろん、バイブは止まらない。身体がどんなに抑えつけても、震えてしまう。
「本当に、大丈夫ですか?」
心配そうな顔で、店員さんが呼びかけて来る。彼女の気持ちはありがたかったけれど、いまはそれを味わっている余裕はない。
もう少し彼女が前に進むだけで、僕の剥き出しになった股間の状態が見えてしまう。
そうなったら、今度こそ終わりだ。
「ほんっ、とうに……大丈夫、ですから……っ!」
取り繕って笑顔を浮かべる。店員さんと話している間も、お尻に突き刺さっているバイブは全く止まってくれない。
体の中を通じて伝わってくるブブブ、というバイブの振動音が店員さんに聞こえてしまうんじゃないかと不安になった。
僕の精一杯の取り繕いが功を制したのか、店員さんは不思議そうにしながらも、他のお客さんに呼ばれて、僕の傍から離れて行った。
店員さんが離れて行ったので、僕はほっと一息吐く。
それと同時に、アナルバイブの刺激がひと際激しくなった。
「ふぎぃ……っ!」
また絶頂。もう何度目だろうか。
僕が絶頂を迎えると、バイブの刺激は急激に弱くなった。
そうなったならもう感じることはないはずなのに、小さく弱く打ち付ける波のような絶頂がうねり、僕は口から喘ぎ声を零してしまう。
(なに……これ……っ、なにも、してないのに……っ、こんな……っ)
これ以上は本当にヤバい。
一刻も早くどうにかしないと、本当に終わってしまう。
いままで感じたことのない快感の覚え方に、焦燥感を覚えた僕はなりふり構わない手段に打って出た。
いままでは指錠を外そうとしていたけれど、力を込めてそれを壊す方向に舵を切ったのだ。
手錠ならともかく、僕の親指と親指を拘束している程度の小さな枷。一応男である僕が無理矢理力を込めれば、きっと壊れてくれるはず。
完全に、自棄になった思考でしかなかった。
「ん……ッ、ンギィッ……!」
無理矢理手を捻って、前に持ってこようとした。
指錠が捩じれて壊れてくれれば。
僅かにでも親指を捕らえている輪が広がれば。
それだけで、僕は解放される。
だけど、その指錠はそんなちゃちな作りではなかった。もっと力自慢の人がやればどうかはわからないけれど、男の中でも非力な方である僕の力程度では、びくともしなかった。
「あぎッ! んぎぎぎ……ッ――んアッ!?」
変な方向に捻ってしまったのか、指錠を嵌められた指から激痛が走る。
その瞬間――僕の手は勝手に開いて、握っていた鍵を手放していた。
(ああっ!?)
後悔、先に立たず。
僕の手から滑り落ちた指錠の鍵は、椅子の上から滑り落ち、足元へと転がってしまった。
ちゃりん、と鍵が床に落ちる音が響く。
(うそ……っ、うそ、うそ嘘、嘘だッ!)
全身から冷汗が流れていく。手足の先はどこまでも詰めたく冷え込んでいくのに、体の中心は熱い。
血の気が引くという言葉の意味を肌で感じながら、僕は指錠の状態を確認してみた。
全く変わらないその姿を指先で感じ、やはりこれを外すには鍵がないとどうにもならないことを悟る。
(拾わ、ないと……! ど、どうやって……!?)
僕は必死に頭を働かせる。机の下にどうやったら潜り込めるか、体を捻って、捩って、四苦八苦して藻掻く。
だけど足が机の脚に拘束されているから、自然に潜り込むのは不可能だった。
足元に何か落としたとして、普通ならちょっと屈んで腕を伸ばせばいいだけだ。
いまの僕にはたったそれだけのことが、自由に出来ない。
僕は必死に体を捩じり、腕を伸ばして足元の鍵を拾おうとして、でも出来なかった。
(やだ……いやだ……おわり、たくない……っ)
どうにもできない状況を実感すると共に、僕の心に絶望が迫ってくる。泣きたくなるような焦燥感が僕の心を焦がす。
ざわざわ、と周囲が明確に騒ぎ始めた。
奇妙な体勢でもぞもぞしている人がいたら、誰だって気にするし、何をしているか見るだろう。
すでに周囲の席のお客さんたちは、僕が何かおかしなことをしていることに気付いていた。
ほど近い席の人が、僕の方を見てから、店員さんを呼んで僕の方を指差す。明らかに、僕のことを口にしている。
(あ、ああ……やめ、て……! 来ないで……ッ)
破滅を告げる足音が近づいて来る。必死に這い上がってなんとか体裁を取り繕おうとしたけれど、しゃがみ込もうとした際にスカートが完全に捲れあがってしまっていて、パンツ丸出しになっていた。
もう誤魔化せない。もっこりとした膨らみも、その内側から滲むシミも、隠せない。
さらにそのタイミングで――弱くなっていたアナルバイブの振動が再び激しくなった。
体の中心から全身を貫く衝撃が、僕を悶えさせる。
「フギィッ!」
視界が真っ白だ。意識が朦朧として、何も聞こえなくなる。
目の前にやって来た店員さんの顔もよく見えない。
絹を裂くような、店員さんの悲鳴が聞こえたような気がした。
聞こえているはずなのに、よくわからない。
僕の頭の中はぐちゃぐちゃにかき混ぜられていて、思考が纏まらない。
店員さんが足を縺れさせながらバックヤードの方へと走っていく。
見られた。見つかった。
知られて、しまった。
「ふぐぅ……ッ!」
また激しい絶頂が訪れ、僕は股間に生暖かい感触を覚えた。
あの生臭い独特な臭いが漂い始めている。
もはや言い逃れも何も出来ない。
さっき逃げていった店員さんが、明らかに偉い人っぽい、男の人を連れて再びホールに出て来る。
その人は物凄い剣幕でこっちに向かって来ていた。
騒ぎに気付いたお客さんたちが、僕の方を見て何やら囁いている。
どこかから「警察」という単語が聞こえた。
きっと警察を誰かが呼んだのだろう。
何のためか。そんなのは、考えるまでもない。
子供いるファミレスで、惨めに何度も、何度も絶頂する変態を突き出すためだ。
周りから携帯のカメラのシャッター音らしき音が聞こえてくる。
ファミレスに変態がいたとSNSで呟くのだろう。もしかしたら、僕の学校の生徒もそれを見るかもしれない。
僕は二度と消えない変態の烙印を押されてしまうのだ。
僕にまともに声をかけてくれる人はいなくなり、二度と表を歩けなくなるかもしれない。
社会的に、僕は死ぬ。
(ああ……なのに……)
僕は不思議だった。
この先の人生は真っ暗で。
未来に絶望しか感じていないのに。
僕の体は、それでもやっぱり興奮して。
今までで一番激しく、絶頂してしまっていたのだから。
「ンぅ、はぅ、ああ、ああああっ……ッ!」
もう声を聞かれても構わない。
そんなことで僕の終わった人生は変わらない。
僕は侮蔑や好奇など、様々な視線が自分に向けられていることを感じながら――最大最高の絶頂に、身を震わせるのだった。
絶頂の渦の中で震えながら、僕は遠くから近づいて来るパトカーのサイレンの音を聞いた。
おわり
キョウ
2022-08-25 13:23:46 +0000 UTC