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「紛争学園」~とある昼下がりの決闘~ 8 完結

JZcommitment(https://www.pixiv.net/member.php?id=4806105)さんからのコミッションで、自分の創作設定、「紛争学園」について、一緒に考えたキャラクターを用いてイラストと物語を描かせて頂きます( *´艸`)

 今回でこのお話はひとまず完結となります( *´艸`)


 前回はこちら(https://www.pixiv.net/fanbox/creator/23459386/post/241110)



「はぁ……、はぁ……」


「はぁ……、はぁ……」


 リングの中央、散々に殴り合い、満身創痍に至るまで甚振り合い、そして犯し合った体が二つ、倒れていた。


 互いの肉体は白濁に汚れ、もう何度射精したか知れない性器は、それでも赤水の強壮効果に酔って勃起を強いられているが、もはや出すものもなく、痺れ以外の感覚は感じなかった。

 

 水っぽさを増した精液が、その先端からぽたぽたと垂れ落ちる。疲弊を忘れ感情を高ぶらせる赤水の効果よりも、二人が責めあう激しさが上回った結果だった。





「はぁ……、はぁ……! ……ケン、ゴ……立てねぇ、のかよ……? ……情け、ねぇなぁ……?」

 

「こっちの、台詞だ……ラクヤ……。俺は、まだ……っ!」


 汗で湿ったキャンバスに頬をつけ、強がりをぶつけてみても……、相手に殴りかかるどころか、指先一つすら動かせない。

 

 疲弊のあまり意識はすっかり混濁し、薄く開く唇の隙間からは熱い息ばかりがこぼれだす。相手を倒す為に全てを振り絞った結果、それ以上口を聞く余力すら残ってはいなかった。


 ……ハルを手に入れるための決闘は、双方が死力を尽くした結果、どちらに傾くこともなく終結した。


(クソ……、今日こそは……、決めるつもりで、やったってのに……)


 目元を腕で隠し、ケンゴが吐き捨てる。

 

 今日こそは、なぁなぁの小競り合いでは終わらせない、本気でハルヤを独占する為とラクヤとの決闘を覚悟していたからこそ、ラクヤに勝つため必死に鍛えてきた。

 

 同じくハルヤを好きなラクヤに対して後ろめたい感情がないわけではない。それでも、ハルヤを勝ち取りたかった。全て覚悟して、赤水まで使って、自分はこの決闘のリングに立った。

 

 

 ……だが、それは全部ラクヤも同じだったのだ。きっと、ハルヤへの思いもそうだろう。


(テメェとは、とことん張り合う運命らしいな……、クソ……っ!)


 舌打ちして、ケンゴの思考はそこまでで終わる。二人は、同時に意識を手放した。




 冒頭でもお話しましたが、ケンゴとラクヤ、二人の激突はひとまず完結となります。短いお話ではございましたが、楽しんで頂ければ幸いでした! 恋敵同士の全身全霊を尽くした死闘ということで、諍いごとはリングの上で殴り合い、犯し合って決着させる紛争学園の設定を生かした決闘になったと思います( *´艸`)


 今回コミッションを依頼してくださいました、JZcommitment(https://www.pixiv.net/member.php?id=4806105)さん、どうもありがとうございました!




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