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「決戦前夜 ~アラトVSAクラスの最強ボクサー~」 5


「んぁ……っ……がぁ……ぁぁ……!」


 目蓋の裏の闇の中、隆々とした筋肉の感触と、汗で湿った肌の熱を感じる。……アラトが目を覚ますと同時に、自分はすでに宿敵によって抱かれていることに気が付いた。


 自分はかわらずリングの上にいて、キャンバスを踏む音は絶え、今度は粘着質な音が響いていた。

 うっすらと目を開くと、同時に甘い声をこぼしてしまう。アラトが息を吹き返したことにカイチはにやと笑みを深めた。



「よぉ、起きたか。全然起きねぇから、先におっぱじめてるぜ?」


「クソ……テメェ……!」


「文句はねぇよなぁ? この勝負は俺の勝ちだ。

 この学園で負けたやつは、勝ったやつに逆らえねぇ。せいぜいかわいがってやるよ、負け犬のアラトくん?」


 悪戯な笑みでアラトの性器に舌を這わせていたカイチが言う。いうまでもなく、それがこの紛争学園の暗黙の掟であり、途端にアラトは何も言えなくなってしまった。


「……っ! ……テメェ、覚えとけよ、コラァ……っ!」


「はいはい」


 アラトがぶっきらぼうに言う。カイチは鼻を鳴らすと、再びアラトの性器を口に含んだ。勝負の時とはまるで違う、その追いやられる反応を楽しむように、じっくりと責め立てていく。


「んっ……つぁ……テメェ……やめ……、んなとこ、なめんな……っぁぁっ!!」


「へっ、ずいぶんと敏感なんだな? ま、ここで試合やってりゃそれも仕方ねぇか」


 カイチが舌を這わせる度、真っ赤に勃起した性器は小刻みに震えだす。次第に先走りをあふれさせた先端を見て、カイチが嘲笑する。

 先端、あるいは全体をじわじわと責められるその感触にアラトは表情を崩し、腰をひくつかせるばかりとなった。


 因縁を培ってきた相手との勝負に負け、しかもその相手に、自分は体を捧げている。屈辱の極みだったが、それでもカイチの行為への反応を抑えることはできなかった。



「さぁて、そろそろ本番と行こうか、なぁ?」


「はぁ……はぁ……、さっさとやれや、テメェのへぼいチンポなんざ……!」


 すでに互いに全裸になっており、そうなれば、その先に向かうのは時間の問題だった。


 アラトを弄ぶような前戯を終え、カイチは自身の性器の根元を掴み、アラトの体を反転させた。自身の上に跨がせるようにアラトを移動させ、その腰の下に、自身の勃起しきった性器の先端をあてがった。


 いよいよ、その時が……、アラトがごくりと唾をのむ。カイチはアラトの秘部に生気を擦り付け、そしてゆっくりと、その肉壁をかき分けていった。



「がぁ、ぁぁぁぁ……っ、んぁぁああああああっ!!」


 ズリュ、グリュ……!



 自身の体重で自ずと吞みこむような格好になりながら、ついにアラトはカイチの怒張を受け入れた。壮絶な勝負の末、汗だくになった肌を重ねながら、カイチの性器の感触を体内で感じとる。


 自らをボコボコに破壊した逞しい体に抱かれることには目を覆いたくなるほどの嫌悪感や羞恥が付きまとったが、それと同時に、下腹部に熱がこもるのを感じた。


「へっ、なかなかいいぜ。テメェの中は、よっ!!」


「動、くなっ……っ! があぁぁっ!!」


 カイチは吐息を漏らすと、すぐに腰を突き上げるように動かし始めた。アラトの中で性器が突き上げられ、より深くへと押し広げていく。

 熱い感触に体内から潰されて、アラトは芯から崩されるような錯覚を覚えながらも、下腹部にこみあげてくる刺激に身悶え続けた。



「はっ、そういやさっき、俺のブツを馬鹿にしたよなぁ? へぼいチンポで早速よがってるテメェは一体何なんだよ、なぁ?」


「んぁっ、がぁぁ……っぁっ! や、やめ……うご、くなぁ……っ!!」


 因縁の相手が自分の上に跨ってよがり狂う痴態、そしてその体を好きに犯している実感にカイチは歯を剥いて笑うと、アラトをさらに辱めるべく言葉で責めながら、腰を絶えなく突き上げ続ける。


 カイチの熱い性器に中を凌辱されては、ぎりぎりになっても対抗心をともしていたアラトも、その表情をみるみる崩していった。



「へっ、情けねぇ面しやがって。そんなに俺のがいいのかよ、オイ」


「んぁ……あぁ……っぁぁっ!!」


「オラオラっ! テメェもビンビンじゃねぇかよ、好き放題垂れ流して、振り乱しやがってよぉ?」


「っ!? ひ、ぐぅっ!!」


 ふと、カイチは激しい行為で振り乱されていたアラトの性器の先端を掴む。途端にアラトは腰を跳ねさせて反応した。


 カイチは先端を押しつぶすように握りこみ、かと思えばだらだらと垂れる先走りをその全体に伸ばすよう扱きあげていく。カイチの手によってアラトは性器をも蹂躙され始めていた。



「はっ、やらしー顔だぜ……、とりま、テメェの中に一発ぶっぱなしてやるよ」


 しばらくはアラトの性器をしごきながらその中の感触を味わっていたが、カイチもついに自身の絶頂の気配を感じ、低い声色で囁いた。

 自身の性器の感触のみで、アラトをイかせる。その屈辱を味わわせるべく、アラトの性器から手を放す。



「オラ、種付けに時間だ。テメェもいっちまえっ! アラト!!」


「ぐぁ……がぁあああああっ!!」





 ビュクッ……ビュルルルルッ!!


 アラトが悲鳴に違い喘ぎをこぼす。その直後、二人はほぼ同時に、盛大に射精した。


 アラトは天高く白濁を散らした後、性器を引くつかせ、互いの肉体を白く汚していく。カイチは首をのけぞらせて射精の余韻にひたりつつ、弛緩したアラトの体内に白濁を塗りたくるようにゆっくりと腰を動かしていた。



「はぁ……はぁ……」


「……まさか、これで終わりと思ってんじゃねぇよなぁ? まだまだこっからだぜ」


 行為がひと段落し、アラトはのぼせたようにカイチに跨ったまま肩で息をしていたが……、カイチは性器を抜く気配を見せない。


 カイチは上半身だけ起き上がると、そのままアラトを押し倒した。熱い吐息をこぼすアラトの顔がカイチの陰に包まれる。

 行為を終え、余裕を見せながらも必死さを垣間見せるカイチの凛々しい顔つきは、悔しくもアラトの欲情を煽っていった。



「テメェはバトロワでもぶちのめす予定だからよ……、二度と俺に逆らう気なんて起きねぇように……どっちが上か、その体に刻み込んでやるよ……」


「この、野郎……っ!」


 負かされた後に、犯される。それは何度経験しても慣れなることのない屈辱を伴う。


 特に、二人はこれまで対等に近い立ち位置で猛烈にいがみ合ってきた分、此度の勝者となったカイチにとっての優越は十二分だ。強者が弱者を喰う。不良の世界でも……特にこの学園ではそれが全てだ。


 眉をひそめるアラトをみて、カイチはしてやったりの笑みを浮かべると、行為の続きを迫るように静かに唇を重ねた。



つづきはこちら

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/23459386/post/512113



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Comments

so hot domination

jin

総合的な二人の実力は互角だったのですが、殴り合いはさすがに不利だったみたいです('◇')ゞ

yukibou

アラトは負けても戦い続ける分、負けはしますが経験を積んで強くなっていくはず(でも敗北するのも見たい)

具志川葛巳Kuzumin


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