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生き急いでいる者ほど、自分の実力、影響力を示そうとする。よって学区内外で問題行動を起こすのは大体は下級年だ。
これで、学区内でたむろしていた不良に関しては、大まかに更生が完了した。
「よぉ、アンタが……」
夕暮れ時。学園近くのゲームセンターの手前にて。
昨日にも一仕事終えた矢先に、そいつは現れた。また気分通りの邂逅であり……まだ俺好みの童顔のヤンキーが残っているとは思わなかった。
「……ほぉ。まだ下級年が残っていたとはなぁ?」
「下級年、だぁ?」
俺は深く考えず、その容姿を見て呟いたが、当の本人は俺のつぶやきに至極不愉快そうに舌打ちをしていた……。
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グボオオオォォォッ!!
「がぁぁっ!!」
下級年ばかり相手にしてきた、その油断があったのかもしれない。
この任務についてからはいまだ受けたことのない、鋭い一撃。腹部を貫かれるようなボディに、俺は唾液を散らす。
俺よりも一回り小柄な、だが筋肉隆々な童顔のそいつ……磯辺 カムラは、俺が最初に口にした感想を引きずっているらしく、悪い笑みで迫ってくる。
「下級年坊主どもが元気なくしてる、つーから、俺が様子を見に来てやったってのに」
グボオオオォォォッ!!
「がぁぁぁ……」
吐き捨てられた後、カムラの蹴りが俺のわき腹に突き刺さる。
「この俺が下級年に間違われるなんざ、心外だぜ……、なぁ、オイ? 俺のどこか下級年に見えるってんだ? 言ってみろやてめぇ」
「はぁ……はぁ……! へっ、んな可愛い面して何言ってんだ、クソガキ」
「ふん、死にてぇらしいな」
グボオオオォォォッ!!
ドボオオオォォォッ!!
「がぁぁっ!」
不敵な笑みを浮かべた俺の腹に、カムラは容赦なく膝蹴りを見舞った。
グボオオオォォォッ!!
ドゴオオオォォォッ!!
カムラは、後輩のカタキだと言っていた。たしかに、神原の後輩を「更生」として叩いていれば、いつか親心を出した先輩が現れるだろうと予測はしていたが。
なるほど、下級年がここいらを牛耳るのを邪魔する俺が目障りらしい。大人しそうな容姿に見えて、不良として神原の看板を重視するバリバリの武闘派のようだ。
(にしても、だ。神原の上級年が、ここまで下級年とレベルが違う存在だった、とはな……!)
「けっ! かわいい後輩坊主どもが世話になったな……あぁ?」
後輩が俺に次々犯されたことも耳にしているのだろう。元より、俺をただボコっただけで済ます気はないようだ。
打ち倒された俺はカムラに下着を掴まれ、無理やりにはぎとられる。そしてカムラも全裸になる。……ここから先の展開には俺にも想像がついた。
「オラ、散々うちの下級年ブチ犯してくれたんだろ? 俺のも味わわせてやっからよぉ?」
俺は頭を掴まれ、無理やりにカムラの勃起した性器を下から眺めるような格好を強いられた。
なるほど、生意気盛りな神原の下級年にもなめられないわけだ。その容姿に見合わない凶悪な性器が、今にも俺に牙をむかんとしている……。
「死ぬほどボコりながらな……、更生だか何だか知らねぇが、うちに喧嘩売ったヤツぁただじゃ置かねぇ」
「はぁ……はぁ……、……なるほど、上級年は外観通りの実力じゃないってことか」
「あぁ?」
急に冷静な声を出した俺を訝しんでか、カムラは小首をかしげる。
……ドゴォッ!!
「っぁ!」
俺は掴んでくるカムラの手を払い、同時にその腹に一撃見舞った。
グボオオオォォォッ!!
「がぁぁぁっ!!」
「この任務で、初めて負けそうになったな。ま、いつまでも様子見してた俺もいけねぇんだが」
カムラは腹を押さえて後退し、俺はすかさず顔面にも一撃見舞う。
これまで俺の攻撃をかわしていたカムラが連続で被弾する。動体視力がおそらくは玄人軍人級であるだろうカムラ自身も、どうして躱せなかったか不思議なのだろう。
ドボオオオォォォッ!!
「こっからは手加減なしでやってやるよ」
「……テメェっ!!」
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「はぁ……はぁ……っがぁ……」
バタッ……
全裸での殴り合いの末、カムラがついに倒れ伏す。
「学生のくせにここまでできるとはな、やっぱ神原はレベルが高くて嫌になるな」
「……クソ、嫌みなヤツだぜ……実力、隠してやがって……!」
もとより、様子見に徹していた俺だったが、一歩間違えれば敗北していたかもしれない。カムラはその控えめなリーチや体格をカバーするだけの腕力と動体視力を駆使して、弱肉強食の不良の世界を生き抜いてきたタイプなのだろう。
だが、さすがの俺も、学生相手にはまだまだ負けてはいれらない。俺はカムラの身体を担ぎ上げる。
「これでもプロの傭兵なんでな。学生相手にムキになるのはNGだ」
「クソ! 俺も二の舞か……」
悔しげに顔をゆがませているカムラの身体を抱き寄せ、その胸の朱色の突起に舌を這わせる。カムラはぞくと体を震わせたが、無駄に抵抗はしない様子だ。
背丈の割に筋肉がついている分、腰は少し細い。俺は汗ばんだその腰を撫でるようにしてそっと抱き寄せた。
「ほぉ? 上級年ともなると潔いな」
「うるせぇ、喧嘩の引き際くらい心得てんだよ……!」
ズリュ……グリュッ!!
「がぁぁぁ……、んあぁぁぁああああああっ!!」
これだけ愛らしい顔つきをしていたなら、嫌がる抵抗もそれならそれで思っていたが。俺は少し惜しく思いつつ、秘部に指を突き入れる。
あれだけ雄々しく戦ったカムラが、その途端に表情を一変させて唸り始める。腕や足の筋肉が引き締まり、触れると敏感にひくついた。
「さっきもいったが、俺が今までやった奴の中がお前が一番強いな」
「んがぁっ! ぐぁぁ……っ!!」
カムラの胴を背後から抱きしめる形で、性器を挿入する。揺蕩う熱気の中、汗に濡れたカムラの身体は官能的で、俺は腰を擦り付け、突き上げ続けた。
ヌチュ、クリュ、ズリュ!
「がぁぁぁ……んぁぁああああああっ!!」
ビクッ! ビクッ!
「が、それでも所詮はガキの喧嘩ごっこの範疇だぜ」
「はぁ……はぁ……っ!! がぁぁ……んぁぁああああああっ!」
「テメェらはもう少し、大人がいなきゃ何もできないってことを理解したほうがいいかもなぁ?」
ヌチュ、クリュ……ッ!!
……ビュクッ……ビュルルルルルルッ!!
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最後に、あれほどの上物を食べられるとは思わなかった。てっきり盛りの付いたごつくて男臭い不良ばかりの調教が続くと思っていたから……。まぁ、どいつもこいつも、生意気な男前ぞろいではあったが。
こうして多数の神原学園生徒と体をぶつけあいながら、任務の期間が終了。俺は今回の任務の成果を示したレポートを学園側に提出した、その帰路についていた。
まとまった金が入ったし、俺はまたしばらく休暇を堪能する予定だ。何時までもここをぶらついていると神原の不良たちの報復に延々と対応しなければならないし。
「また、こんな依頼が巡ってきたらいいけどな」
幾人かの生徒は、俺に負かされたのちに再戦を熱望した。いかに軍立の学園とはいえ、現役の傭兵が自分たちの学区を訪れることなど滅多にないからだろう。
神原の未来ある不良どもは、今にも俺を探して血眼になっているかもしれない。それはそれとして、俺はどこに旅行に行こうか、船旅もいいか、と考えを巡らせていた。
【●月●日 またここに来れることを期待して。更生日誌 終了】
yukibou
2021-08-19 14:46:51 +0000 UTCフェイ
2021-08-19 14:43:05 +0000 UTC