前回はこちら

前回はこちら ● 「がぁぁ……ぁぁぁっ!!」 「降参かぁ? クソガキ」 幾度目かのダウン。父親の拳でイかされ、そのままボクシングトランクスを奪われたセイタは性器を振り乱しながらも勝負を続けていた。 だが、体力はもう限界で、意図しない射精がその限界にとどめを刺した。もはや父親についていくこともでき...
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「これで……とどめだ、オラァッ!!」
「がぁ……ぁぁぁ…………っ!!」
ドゴオオオォォオォォォッ!!
「……ぁぁ……がぁぁ」
ビクッ! ビクッ!
「がっはっは! まいったか、クソガキ!」
とどめの、大きく弓を引くような構えから繰り出された強烈なボディ。
よけることもできずそれが直撃したセイタは、肉体をくの字に曲げ、最後に勢い強く白濁を解き放つ。
ダイキの宣告通り、それが勝負の決着となった。流石のセイタも繰り返し強制された射精、そしてダメージに限界を迎え、大の字に転がって動けなくなる。
「ぐははははっ!!親に意見するなんざ百年早ぇ! 俺の「遊び」の邪魔はさせねぇぞ!」
「がぁぁぁ……チク、ショウ……!」
ダイキはそれを見下ろし、もはや大人気のなさを全く気にせず、盛大に勝鬨を上げる。それを見上げる立場のセイタは、複雑な感情はなく、ただ「絶対に勝つべき男」との勝負に負けたことへの悔しさから呻いた。
テンションが高じて冷めないのか、ダイキは敗北直後でグロッキー状態のセイタの肉体を担ぎ上げ、自信の屈強さを表すよう、そのぼこと盛り上がった巨大な二頭筋にひっかけてしまう……。
(クソ……、やっぱ、まだ敵わねぇか……! 親父……強ぇ……!!)
「ははははっ! いや~、久しぶりに爽快だったぜ! この俺に親子喧嘩で勝てると思うなよ、セイタ!」
父親の筋肉を支えにぶらつくだけの存在になったセイヤは、奔放にふるまう父親に対し、いまだ文句は言えても、拳では勝てない、今日はいまだそびえるその巨大な差を思い知る羽目となった。
ガチャ
「お疲れ様です、隊長」
「ソウヤ」
父親に再三、敗北の味を知ら締められている、その最中。ふと部屋のドアが開く。
セイタの教え子の軍人である青年、ソウヤだった。ソウヤはその冷静な目で、肉体を誇示するかつての上官、そしてボコボコになってうなだれているその息子の姿を見て、すぐに親子喧嘩の顛末を悟った。
「迎えに来なくていい、つったろ?」
ソウヤは元孤児で、現役時代にダイキの手によって軍に引き取られた一人。当時、後輩育成に熱心だったダイキに軍人として育成され、現在ではあらゆる業務をそつなくこなせる優秀な軍人として努めている。
それを深く恩に感じて、ダイキに育てられた軍人の中でもソウヤはとりわけダイキを強く尊敬しており、ダイキが現役を引退した今でも親以上の強い感情を抱いて付き従っている。
「大切なご子息が怪我をされたら、介抱が必要かと……」
「世話ぁかけるな。でもこいつは大丈夫だ」
ドゴッ!!
「いてぇ!」
ダイキは言うと、セイタをキャンバスに転がすように落とす。頭を打ったのかセイタは汗だくの身をよじらせて悶絶する。
「俺ぁ、現役時代はコイツよりもお前たちの方に世話を焼いちまったからな。……とはいえ、お前らがコイツとうまくやってくれてるのには感謝してる」
ダイキは言うと、リングを降りる。シャワー室に向かう気だろう。
「またコイツが挑んできたら、お前にもコイツの躾を頼んでもいいか?」
「……イエッサー」
「はぁ……はぁ……、待て、親父ぃ……っ! まだ、勝負はついてねぇぞ……っ!!」
負けっぱなしではいられない。ここまで完膚なきまでに敗北した後では、もう逆に失うものはなかった。道連れにしてでも親父を負けさせる、その一心で再戦を挑む。
セイタは立ち上がり、ロープにつかみかかって父親の背を睨みつけ、唸る。同時にソウヤの目が細くなる。
「……さっそくその機会がやってきたな」
ダイキの素知らぬ声、真意を悟ったソウヤは、嘆息交じりに服を脱ぎ始める。
「頑丈さは俺が保証する。ブチ犯してやっていいぜ」
「イエッサー」
「待て、親父っ! まだ話は終わってねぇぞ!!」
「セイタ君。隊長は忙しいんです、我慢してくれ」
「うるせぇっ!!」
ドゴォッ!!
セイタのストレスの後始末を、と、リングに入って肩を掴んだソウヤ、その腹を、セイタは怒りのままに殴りつける。
思いきりあてた拳の裏から、父親のそれと遜色ない、鋼の感触を感じる。
「…………あ」
「……父親に反抗したいばかりに、俺の怖さを忘れたらしいな」
そうして、早々に敬語を辞めたソウヤの低い声色に、セイタは一気に顔を青ざめさせる。
父親は口笛交じりに、奥に行ってしまった。リングの上には、今しがた粗相をしてしまったソウヤと、二人きり。
「ぐぐ……」
ダイキに軍人としての技術を学ぶ傍ら、秘書を務めていたソウヤは青年期よりダイキの家に寝泊まりすることも多く。セイタが幼いころに肉弾戦のイロハを叩き込んだのは、すっかりセイタの兄代わりとなっていたソウヤだった。
優しいながらも怒らせると怖い。そんな「兄」を怒らせてしまったセイタだが、普段なら平謝りに徹するものの……父から受けた屈辱ですっかり頭が沸騰してしまっていた。
「……うおおおおっ!! だったらテメェから片つけてやるぜ、ソウヤ!!」
「あ?」
グボオオオォォォッ!! ドゴオオオォォォッ!!
……セイタがようやく解放されたのは、ソウヤに叩きのめされ、何度も抱き潰され……。
泣きながら「もう犯さないでくれ」と降参した後だった。
yukibou
2021-12-08 02:34:24 +0000 UTChage
2021-12-07 22:31:34 +0000 UTCyukibou
2021-11-17 21:22:01 +0000 UTCフェイ
2021-11-17 13:48:31 +0000 UTC