yukibouです、いつもお世話になっております!
2022年初めの更新は、紛争学園のカツヤとイツキのタイマンの話となってます( *´艸`)
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神原軍立学園 郊外 とある貸しリング
「くははっ! 必死だなぁ、カツヤぁっ!!」
「はぁ……はぁ……ぐぁっ! がぁあっ!!」
ドゴォッ!! バシッ!! グボオオオォォォッ!!
番長気質であり熱血漢で知られる、神原軍立学園の上級年、萩谷(はぎたに)カツヤは、今宵、呼び出しをもらった自身の因縁のライバルと、リングの上で猛然と打ち合っていた。
血走った眼で睨む相手は、神原とは違う学生の青年、小隈(おぐま)イツキ。
カツヤにとってイツキは、過去のとある因縁から今でも不良として好敵手となっており、今でも定期的に喧嘩を挑みあう間柄となっている。
「はははは、カツヤぁっ!! どうした、その程度か。あぁ!?」
「ぐ、ぅっ!!」
グボオオオォォォッ!! ドゴォッ!!
過去、イツキはカツヤに対し強烈な敵意をもって己を鍛え上げた。
そして現在、カツヤにとって決して認められない事実として、喧嘩の実力はイツキのほうが一歩上回っており……。
「生憎だが、俺ぁもうテメェをヤる口になってんだよ!」
色黒の肌が、太く隆起した筋肉に押し上げられている。並みの不良なら、凄まれただけで裸足で逃げ出してしまいそうなほどの肉体美。それら全てが今、好敵手であるカツヤを潰す為だけに脈動していた。
鍛え方なら決して自分も負けていない、カツヤはそう信じて、懸命にイツキの猛攻に噛みつくよう、拳を振り続ける。
「さっさとぶち込ませろよ……、プライドなんざ忘れちまうくらい、気持ちよくイかせてやっからよぉ。いつもみたいになぁ!?」
「はぁ……はぁ……!
調子に乗るなよ、イツキぃっ!!」
自分と同じほどの巨漢であるイツキ。その拳は相変わらず重く、鋭い。
カツヤはねじれる勢いのストレートを受け切って尚、首を振るって奮い立つも、しかしイツキの猛攻を止められずにいた。
「はっ! 効かねぇな!」
グボオオオォォォッ!!
「か、は…………っ!!」
カツヤの反撃を軽くいなし、金髪をなびかせるイツキのアッパーが炸裂する。
そして……、カツヤはその一撃の勢いのまま、ついにダウンを喫した。
互いの肉体とプライドを潰しあう本気の喧嘩に、半端なインターバルなどなく。イツキはすかさず、倒れたカツヤの体の上に飛び乗るよう跨っていった。
「俺とテメェはライバルでも、対等の男じゃねぇんだよ!」
グボオオオォォォッ!! ドゴォッ!!
「がぁぁ……っ!!」
圧倒的な優位そのもののマウントポジションから、不敵な笑みを引き、容赦なくカツヤに拳を落としていく。
この日のために特別仕上げた肉体が拳で圧し潰されるたび、カツヤが苦しげな顔で呻く。と、イツキはさらにヒートアップして全身に力を漲らせ、拳の間隔を狭めていく。
「どっちが強ぇか、まだわかんねぇらしいな、あぁ!?」
グボオオオォォォッ!! ドゴオオオォォォッ!!
「ごあっ! ぐぉおっっ!」
グボオオオォォォッ!! ドゴオオオォォォッ!!
バキッ、ベキッ!!
グボォッ! バキッ! ドガァッ!! ガッ! ゴッ!
深く溝が彫り込まれた腹筋がつぶれ、筋をいくつも走らせる胸にもその拳が突き刺さる。
カツヤの肉体が破壊され、呻きが上がるたび、イツキの拳の勢いと興奮気味な笑みは強くなっていった。
「覚悟しろや、カツヤァ……っ!! 所詮テメェは! この俺には敵わねぇんだよっ!!」
ドガァッ!! ゴッ! グボォッ! ガッ! バキッ!
次回はこちら

前回はこちら ● マウントポジションを奪われたカツヤは、因縁の好敵手に屈せずに闘争心を燃やしながらも、半ば絶望しかけていた。 イツキは強い、それを十二分に理解しているカツヤは、この圧倒的不利な状態から巻き返すことの難しさを思い知っている。 「オラァッ!! この程度か、テメェ!」 グボオオオォォ...
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2022-01-02 04:21:17 +0000 UTCkaito
2022-01-02 03:18:37 +0000 UTC