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前回はこちら ● ガッ! ドガァッ!! グボォッ! ゴッ! バキッ! ドゴオオオォォォッ!! 「ぐぉぉぉ、ぉぉ……っ!!」 ドゴォッ!! 「がっ……」 今の自分の強さを図りたい、思いつくままに「戦い」の練習をしたい。 奴はきっと深くは考えていないのだろう。怯え、しかし逃げ場のない俺を、奴は容赦...
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脅威なのは、特に膝蹴りだった。
顎下からあてられ、意識をそがれ、腹やわき腹に突き刺さる。奴はさもムエタイ選手のように、その長い脚で器用に俺の身体を破壊してきた。
何度もえぐられた腹部が、また、奴の膝の形に歪む。恐怖のあまり、俺はもう正気を保てなかった。
「もう……膝……やめて……」
しりもちをついた俺は、涙目になって懇願していた。
……自分への言い訳として、普段の喧嘩で、しかもアプリを用いたタイマンで、俺はこれまで相手に「蹴らないでくれ」などと乞うたことなど一度もなかった。
もう恥も外聞も関係ない、一刻も早くこの勝負を終わらせなければ……俺は、コイツに壊される。もはや本能がシグナルを鳴らしていた。
「やめて……ください……!」
「やめてって……。俺がどんな技使おうが勝手でしょ」
奴は、淡々とした目で俺を見下ろす。幕引きが近くなっていることに少し驚いている様子だった。
奴は恐らく、サイコパスでも何でもない。ただ、アプリをまっとうに利用している、最近の若者。
おかしいのは俺のほうなのだろう。こんな……、自分で挑んだ勝負で年下に負け、年下に許してもらおうとするなんて、これ以上ダサい姿もない。
「……え、マジで。もう終わりっすか? 交通費もったいねぇ……」
「う……ぅぅ…………」
「そんなに俺の膝って効きます? まぁ、一応得意なんですけど」
「…………」
「わかりました。じゃあ、とりあえず脱いでもらえます? ブログのために、どっちが勝者かはっきりさせときたいんで」
「……っ……ぁぁ……」
やはり、だ。覚悟はしていた。
このアプリの利用者にとって、ネットでの勝利報告は珍しくもなんともない。
だが、この俺が、こんなに呆気なく敗者の立場になろうとは。年下に催促される屈辱をかみしめながら……、俺は、震える指先で、自分のパンツを掴んだ。
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凌辱はあっさりと、だが長く続いた。あっけなく終わった勝負、その残った時間を少しでも有効利用するように……。
ズチュ! ヌチュ! グリュッ!!
「ぐ、ぉぉ……もう、俺の、負け……っ! だから……っ!」
奴から逃げるような余力も、覚悟もない俺は、ただ喘ぎ泣き叫ぶばかりだった。
挿入後、淡々とした様子とは裏腹に、奴は手慣れたように激しく腰をたたきつけ、奥深くまでを犯しつくしてきた。
腰が砕ける。屈辱的な射精を強いられ、それを握られ、乳しぼりのように扱かれる。現実逃避する隙さえもなかった。
「たの、む……、もう、許し……!」
ビクッ! ビクッ!
俺はリングの上で、キャンバスをひっかき、懇願を続ける。手を伸ばして逃れようとしても、腰を掴まれ、手繰り寄せられ、レイプは続く。
ズチュ! ヌチュ!
「ま、た……出る……っ!!」
……ビュプッ、ビュルルルッ!!
俺はまた、絶頂を迎えた。
「もうイけない、だから許してくれ」。男として奴に完全に白旗を上げるような……そんな命乞いの言葉は、俺自身の心を仄暗く苛む。
誰に強制された勝負ではない、俺がアプリを利用し、俺もこれまで何度も相手を倒し、犯してきた。
だが、だからって……、なんで、どうして、この俺が、こんな目に……!
「ふーっ! ふーっ!
もう、イけな……っ! おかしく、なるぅ……っ!!」
「………………」
俺の限界など、奴にはさして興味はない様子だった。
「敗者を犯す」「敗者が自分に屈している」「自分以下の奴だと確定し、烙印を押す」……このアプリを使用する者の目的は、だいたい似通っているもので。数字では表現できないような原始的・本能的な勝負、そしてその勝利を求めているものばかりだ。
俺は、勝負に負けた。それを知らしめるように、奴は俺を犯し続けた……。
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