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前回はこちら ● 「はぁ……はぁ……!」 ドゴ……ゴ……! カナメは必死に拳を握り、突き出す。 ゴウスケはもはや拳を身構えもせず、ただそれを体で受け止める。無論、満身創痍のカナメがかろうじて繰り出す拳は、ゴウスケの鋼の肉体に響かず、表面を叩くばかり。 「オラ、言ったろうが。そんな調子で、ここで何回も試合が...
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ギシッ……ミシッ……!
「オラァッ!! どうした!?
威勢良くリベンジしかけてきた割にゃ、こんなもんで終わりかよ?」
「う、ぐぐ……がぁぁぁ……ぁぁ……!!」
ビクッ! ビクッ!
ゴウスケ自身、カナメが自分に挑んでくること自体には悪い気はしていなかった。
だが、やはりここで選手として登用するというのは、黙認できない……、ゲストとして自分が管理できるマッチングならともかくとして、一人の格闘家として扱うには……、やはり、カナメにはまだ早すぎる。
「やっぱ、テメェがここに登録すんのは、十年早ぇようだな、なぁ!?」
「がぁぁぁ……ぁぁぁぁっ!」
ミシッ! ギシッ!!
腿の筋肉群に締め上げられ、性器をひくつかせるカナメを見て、ゴウスケは一瞬表情を緩めつつも、すぐに容赦を捨てる。
だから、何度だって力の差を思い知らせて、諦めさせる。……ここを、ガキの面倒を見るようなあまっちょろい場所にしてはならないのだから。
不器用で乱暴者のゴウスケなりの、カナメの可愛がり方で……、諦めの悪いカナメを諦めさせる方法は、これ以外には思いつかなかった。
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前回はこちら ● 自分が負けるなんて万が一にも思っていない。それでも、力で我を通すという手段とチャンスをカナメに示したのは……、ゴウスケ自身が好んでいる血気盛んな生き方が影響しているのかもしれない。 「いい加減、諦めたらどうだ? 俺相手に、お前が力で意地を通すなんざ不可能だっつってんだよ……!」 ...
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