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雑記 2024/1/19

今日はとても圧倒された日だったので、こっそりと私の個人的な感想を書こうと思います。



Xにて、PBWの公式アカウントより、イラストレーターを名指しで契約解除のお知らせが流れてまいりました。

これまで何かしらのトラブルは見かけてきましたが、「イラストレーター名指しでわざわざ?一体何を?」といったところではありました。今までは名指しなんてなかったので。

蓋を開けると思ったより大変なことになっていました。


そのイラストレーターさんは私も存じ上げておりましたし、お花たくさんふりかけてすごい情報量だなあ、などと思っておりました。



詳しいことは各社PBWの公式のリリースをご覧ください。


ざっくり言えば、イラストレーターさんが規約違反素材を利用していたり、多数のトレースにてイラストを納品、さらには合作相手に迷惑までかけ、各社から契約解除処分。その後ご自身のXの無責任なポストひとつで返金どころか損害賠償沙汰になるのではないか...?といった感じです。



これまでトレースだの、商用禁止素材だの、納品物転売だの、対称定規を手抜き目的に使うだの、AIでイラストレーター名乗るだの、あらゆる事件を見てまいりました。

しかし正直いって今回のことが一番やべぇ事案だったなという感想を持ちました。怖いなと感じました。


今回、そのイラストレーターさんは「今までの絵もトレスではないといえば嘘になる」といった一言が、とんでもない爆弾のスイッチだったようです。


詳しいことは某PBWの社長さんがツイキャスにてご説明してくださっておりますが、「関係者に相談もなく、明確にこれとこれがトレースだったのでごめんなさい。ではなく、今までの納品物全部がトレスかもしれないといったことが各社を巻き込む大事故に繋がった」とのことです。


おそらくご本人は契約解除されてしまい心がモヤモヤして何か言わなきゃと思ったのかもしれません。だからこその投稿だったのかもしれません。が、本当にその一言がかなりの大事件に繋がってしまいました。


その1ポストで自分にどれだけ大きな負債が?各社に多額の損失が!?お客さんにどれだけの傷が!?

これがバタフライエフェクトというものなのでしょうか、本当に見ていて恐怖を感じました。



そして、同業者としては「なんで常にトレースとか商用禁止素材使ってまでお客さんにお出ししちゃったの?」という疑問と、恐怖と、怒りのような感情を覚えました。

私自身あまりきちんと言語化ができませんが、とてもモヤモヤするのです。



この近年のAIでソシャゲ作っちゃう系の話でも何千回と言っている話なのですが、「なんでそんなものを、お金を出してくれているお客様にお出しできるの?どんなメンタルしてるの?どういう思考なの?今どんな顔してるの?絵を描くの嫌いなの?」といった気持ちが湧いています。

AIでもトレースでも、元のものと比べれば劣化物のようなものです。



ミスキーのほうでもつぶやいているので繰り返しになりますが、私は絵の仕事をするにあたり、言葉が変ですが、今でも「こわい」と感じています。

この「こわい」というのは、「緊張感」とも言います。


「え?私にお金払ってくれるんですか?...え、いいの?こ、こわい...こわい...」という気持ちがあるのです。

子供の頃から「自分は漫画家かイラストレーターになりたい」などと思いながら生きてきて、今現在そうなっていることは正直まだ夢か妄想かなにかかと思う瞬間があります。



仕事のメールではずっと手が震えて、文章は何回も書き直したり、最後の送信ボタンが10分くらい押せないことだってありますし、リクエスト受理ボタンも、納品ボタンを押すこともそこそこの時間同じ画面で私自身がフリーズします。

完成した絵も「これで大丈夫だよね?間違ってないよね?」と何百回も確認します。


これは、私自身が「お金をもらって絵を描いているプロとしての意識がない」というわけではなくて、シンプルに「ド緊張」しているがためです。私はいつもこれを「こわい」と言っています。


気にってくれなかったらどうしようとか、発注文の解釈間違っちゃってたらどうしよう...とか、いろんな気持ちで震えるんです。なぜなら「お金がかかっている」から。


1000円でも10000円でも変わらず「大丈夫だよね?指定間違ってないよね?この素材は商用利用おkだし、うん、よっしゃいったれーーーー(納品ぽちー)」

いつもこんな感じです。



実は、初めて絵でお金をもらって、これを仕事としはじめてから今年10年目らしいのです。

Skillotsの初の案件終了が2015年の7月3日なので、10年目ですね。(ということは周年でいえば9周年ですかね)

※ほのかさんは永遠のこーこーせーです^^


とはいえその前でも実は小説同人誌の表紙を描いたり、ボカロの配信ジャケット絵を描いたこともあったりしたので、明確な周年がわかっていません。

なので初めて確定申告をした年分をデビュー年といえば今年が10年目といった感じみたいです。(考え方あってるか自信がない)

ちなみに青色申告のために手続き上で開業したのは2020年です。


話を戻しまして、10年目にしたっていまだに仕事は緊張しています。がちがちです。それが名前の出ない裏方でも、表に投稿できるSkebのリクエストでも。


なので、例えば「たくさん受注しておいて遊び呆けて長期遅刻を繰り返す」だとか、「トレースしまくる」だとか、そういったトラブルを見るとどうしても「どうしてそんなことするの?怖くないんですか?」「多くの人を傷つける可能性があるのに?」「職を失うかもしれないのに?」といった怒りの感情が、他人事なのに湧いてしまいます。


「ずっと待ってくれているお客さんの気持ちを考えたことがないの?」「大人がどれだけ迷惑被るか想像しないの?」「受注メールや催促メールに恐怖は感じないの?」「緊張感がないの?」って。




関係者の方々が「ああ何万の喪失だ...」「裁判になるのかな」「巻き込まれて自分にも流れ弾が」などの、予想の斜め上をいくおおごとに発展しているのを見て、本当に口は災いの元だなあと震えながら見ていました。



ただ誠意を持ってごめんなさいだけすればよかっただけの話なのに、SNS特有のふんわり表現をしたがために、あの方はどれだけの負債を抱えたのでしょうか。

会社やお客様のみならず、家族にどれだけの迷惑がかかったのでしょうか。


イラストレーターのXって、それぞれが「その人の公式アカウントなんだ」という緊張感を改めて感じました。

私も今後使い方を少し改めていくつもりです。



この失態が、たとえばこれが自分のことだったら...?

親はきっと発狂するでしょう。

そして私なら、自害する理由に十分なり得ます。

なぜならわたしは一般職ができる能力を持ち合わせていないから。

絵を描いて生きたいからです。でも絵で死にたくはないのです。



私は、自分自身能力がめちゃくちゃ高いわけでもなく、人気があるわけでもなく、有名でもなんでもなく、そしてただSNSで推しがかわいーなどとほざくだけの豚でございます。絵が古い自覚だってあります。数字なんかありません。嫌われている自覚もある。


でも、それでも自分は1つ1つの仕事やリクエストを誠実に誠実に、緊張感をもったまま大切にこなしてお届けしていこうと、改めて誓った次第です。


こわいとか緊張感といったネガティブな言葉を並べましたが、それだけ仕事に対して厳しい気持ちを持ち、お客さんがたを大切に思っているがゆえの表現ということをご理解いただけますと幸いです。

そして、もちろんですが成果物には満足していたり、自信を持ってはいます。





今回、第三者の権利を侵害する素材の利用、規約違反素材が騒がれておりますので、私が基本使っている素材集を紹介します。


上記の書籍は商用利用OKなものです。だいぶ古いですが現役です。

フォント集については商用利用可のみ選んでPCにインストールして使用しておりますが、最近はすっかりフリーフォントサイトを頼っています。

そのほかにもクリスタのアセットから無料有料問わずDLしたもの、Designcutsという海外素材サイトが定期的にやっている90%ヤケクソセールで購入したものなどいろいろあります。(各read meももちろん目を通しています)


私はまじで上記にてしつこく「こわい」と繰り返すように、本当にビビりなのでとにかく「商用利用OK」のものしかPCにインストールしません。



そして夢を壊してしまうようで大変申し訳ないのですが、手足の指で難しいポーズなどは自撮りを参考にしています。自分の体なので当然安心素材です。


そんなわけで、私へのリクエストに関してはどうかご安心いただければと思います。



今回のことは本当に自分のなかでホラーだったので、あくまで個人的な感想を書きました。


どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。


ほのか

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