お風呂上がり、自分の寮部屋に戻った風太はベットに横になる。
机の上には四、五年年前に亡くなった兄の写真が飾ってある。
風太「……」
大好きな兄の写真をしばらく見た後、風太は再度部屋の鍵が閉まっていることを確認する。
そして、自分の来ている服を全て脱いでいく。
そうすることにより、風太は全身に心地よい開放感を感じた。
そして、再び兄の写真をみて、昔の事を思い出す。
兄がオナニーしていたあの日の出来事を。
その日兄の拓斗は病院から一時的に家に帰って来ていた。
風太は兄の部屋に遊びに行こうと、拓斗の部屋のドアを開ける。
その時に拓斗は自分の性器を弄っていた。
ドアの向こうにいる兄の姿は、普段風太に向けているいつもの表情、いつもの雰囲気とはまるで違っていた。
興奮を帯び、切なげな表情で、自分の下半身にある性器を弄っていた。
時折切なげな高い声を漏らした。
それをドア越しに見た風太は手が止まる。
普段見ない兄の姿に衝撃を受けていた。
いつも優しく笑いかけてくれる兄が切なげに泣きそうになりながら、自身の性器を激しく弄っていた。
その性器は風太とは違い、大きくなっており、先っぽが全て剥けている事から蛇のような形に感じた。
その頃の風太も性器が時々大きくなる事は知っている。
そして男の子にとって自分の性器は一番恥ずかしい場所という羞恥心はあった。
そんな一番恥ずかしい性器を、兄の拓斗は綺麗な顔を歪ませ必死になって弄っている。
兄の性器は大きくなっていて、先っぽの雁の形から蛇のように見えた。
その当時の風太には生えていない陰毛も合わさって、風太を扇情的な気持ちにさせた。
その当時の風太はオナニーというのがまだわからない。
でも直感的に兄のしている行為は見てはいけないものだと感じた。
しかし、兄の普段と違う雰囲気、大きくした蛇のような性器を弄る姿に背徳感を覚えつつも魅了された。
拓斗の高い吐息が部屋にかすかに響き、時折甘えるような切なげな声が響く。
手は大きな蛇を激しく摩ったり扱いたりする。
その度に身体が小刻みに震える。
拓斗の目は徐々に潤み、更に切なげな表情になっていく。
今にも泣きそうだが、その中に恍惚な表情を浮かべている。
早くなり手の動きの速さがまるで『チンコ蛇』が激しく踊りを踊っているかのような錯覚を感じさせた。
そして、より一層拓斗の身体に力が入った瞬間、巨大な蛇から白い雫が噴き出した。
風太「はぁ…はぁ…はぁ…兄さんっ!」
風太はその時の事を思い出しながら自分の性器を扱いていた。
現在兄の拓斗と同い年になり、あの日の拓斗と同じ蛇のように成長した性器を握りしめ、激しく扱く。
風太「…あっ…ああっ…」
あの時は先っぽも見えなかった。
毛も生えていない。
勃起してもそんな大きくなかった。
しかし今はあの時見た拓斗の性器と同じくらいに成長を遂げていた。
風太はかなりの童顔であるが性器は獣のようであり、アンバランスさを感じる。
風太「んっ…んんっ…」
性器を扱く度に身体中に送り出される快感に風太は童顔を歪ます。
あの時の兄もそれと同じ快感を味わっていたんだと思うと風太の興奮はいやました。
風太「あっ…ああっ…」
あの時見た拓斗のオナニーを鮮明に脳内に再生させる。
余裕のない切なげな表情。
性器を扱く度に漏れる荒い息と高い喘ぎ。
小刻みに震える綺麗な身体。
風太「はっ…はっ…にいさっ…」
全てが風太を欲情させる。
風太の性器を刺激するスピードが徐々に激しさを増す。
それと同時にあの日見た兄のオナニーの映像も脳内で進んでいく。
風太「はぁ…はぁ…はぁ…きもちいいっ…きもちいいよっ…にいちゃんっ…にいちゃんっ…」
少し大人になって『兄さん』と呼ぶようにしていたが、いつの間にかあの頃呼んでいた『兄ちゃん』に代わる。
脳内の拓斗も現実の風太と同じように動きが激しくなっていく。
風太「はぁはぁはぁはぁ…兄ちゃんっ…かわいいっ…もっと乱れてっ!」
そんな卑猥な言葉を言いながら、いよいよフィナーレに近づいていく。
風太「はぁはぁはぁ…でるっ…でるっ…でちゃうよっ……!」
拓斗の性器から精液が放たれたあの日が再生される。
それと同時に風太も―――
風太「…でるっ…うあああああっ!」
性器から白い液体が勢いよく発射された。
*****
風太「はぁ…またやっちゃった……」
賢者モードになり、少し風太は沈む。
風太「兄さん、ごめんなさい……」
実の兄、しかも亡くなった兄を性的な対象に見ている自分に少し罪悪感を感じた。
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頑張って小説かきました(^^)v